前田浩二
開幕直後はベンチ入りしていたものの、左足首三角靭帯損傷による出遅れもあって、結局FC東京での出場はなかった。
中山雅史と柳沢敦はシュートすら撃たせてもらえず、河錫舟に豪快なミドルシュートを沈められて0−1で敗戦。
この試合結果を受けて、マスコミ各社はこぞってトルシエ監督解任と報じたが、本当に解任されてしまうのだろうか。
韓国戦に限っていえば、なぜアジアクラブ選手権の疲労が残る中山雅史と、Jリーグで今季まだ無得点の柳沢敦を先発で起用したのか、
一連の報道と協会の姿勢には、正直うんざりしている。
FC東京の前田浩二が、アビスパ福岡に移籍することになりました。
「アビスパ福岡から声をかけていただき、お世話になる決意をしました。
今後は吸収のサッカーの発展に寄与できるよう、精一杯頑張ります」
フリューゲルスが消滅したときも、ジュビロを退団するときも、声をかけてくれた古巣アビスパ。そして、FC東京へ移籍してからも──
決して上手い選手ではないかもしれない。若手を育てていくというアビスパの方針にも逆行するかもしれない。
それでも、彼のリーダーシップ、精神力の強さ、そして最終ラインから出される声は、必ずやアビスパにとってプラスになると思うので、
18日、26日の韓国戦に挑む日本代表22人が発表されました。
フリューゲルスに在籍していた選手では、楢崎正剛、三浦淳宏が選ばれました。
楢崎正剛はフル出場、三浦淳宏は87分から途中出場した。
日本サッカー協会の方針は、ベンゲル監督招聘でほぼ固まっているようだが、彼にはまだアーセナルとの契約が残っている。
にもかかわらず、まず解任ありきで話が進められているため、後任の監督には最低でも二年間日本代表を任せるとの前提をあっさり覆して、
おいおい…… 日本人監督では世界を相手に戦うことはできないんじゃなかったのか? だからトルシエ監督を呼んだんじゃなかったのか?
そもそも、つなぎであっても日本代表を任せられる監督が、はたして日本人指導者の中にいるのだろうか。
山本昌邦コーチ?(う〜ん) 西野朗監督?(苦笑) 岡田武史監督?(失笑) 釜本邦茂強化推進本部長?(爆笑)
しかし二年間を通して考えてみると、ユース・オリンピック世代の躍進も含めて、日本代表は確実に上昇気流に乗っていると思われる。
そもそもトルシエ監督の任期は、10月のアジアカップまで残っているはずである。
どうぜ今年中にベンゲル監督が就任することはないのだから、それまでトルシエ監督が指揮を執ることに、なんの不都合があろうか。
少なくとも、シドニー五輪とアジアカップを暫定監督に任せるよりは、その方がはるかに建設的だと思うが。
「もうどうにでもしてくれ。2002年ワールドカップで、予選リーグで敗退した最初の開催国にでもなるがいいさ!」
その時、私はイングランド代表を応援しているだろうし、トルシエ監督もどこかの国を率いて決勝トーナメントに残っていることだろうよ。