香は匂いが大切なので蓋がぴったり合う入れ物を言い、唐物・和物があります。(塗物・焼物・木・竹・貝 その他)
・炉用(原則的に*1焼物と風呂用(原則的に*2塗物に区別されます。
| *1焼物の一例 |
*2塗物の一例 |
| 志野、織部、仁清、乾山、楽 等 |
唐物 |
堆朱(ついしゅ)、青貝(あおがい)、存星(ぞんせい)、独楽(こま)、等 |
| 和物 |
蒔絵、鎌倉彫 等 |
☆香合の価値を評価した「形物香合番付」があります。
安政2年に完成し、以後、香合判定の基準になっています
「交趾大亀(こうちおおがめ)」と「染付辻堂(そめつけつじどう)」
(資料:茶道具のそろえかたより)
Q1.なぜ炉には焼物なの?
A.香が*3練り香なので漆器類を傷めやすい為、焼物の香合が使われることが多いようです。
(例外あり)
*3練り香とは…香木の粉と灰と蜂蜜を混ぜ合わせ丸めた物。艶やがある。
Q2.なぜ風炉には塗物なの?
A.香に*4香木片を用いるためです。(例外あり)
*4香木片の種類…沈香(じんこう)、白檀(びゃくだん)その他

Q3.香合の中に、香はたくさん入れておくの?
A.香合の中には必ず3個入れておきます。この内、2個は炭の近くに落しいれ、香りがよく薫じるようにしましょう。残り1個はそのまま拝見に回します。
Q4.香合の拝見ってどこから見るの?
A.拝見の番が回ってきたら、両手を畳について、
1.香合の全体を軽く拝見
2.蓋を取り、蓋の外側・内側を拝見し蓋は香合の右横に置きましょう
3.香合の中の香を落さぬよう右手で押さえながら香合の裏側も拝見
4.蓋をもとに戻し亭主に返します。
Q5.香合の形や大きさって決まってるの?
A.いろいろな形や大きさがあります。
絵付けされた物はもちろんのこと、干支12支の形、鶴亀、野菜の形、七福神、貝(ハマグリで自宅でも手軽に作れます)…等々。
殆んどが手の平に収まる大きさですが、おめでたい時に用いられるブリブリ香合のように、とても大きな物もあります。
2001.7.19記載
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