一月 睦月

私(あき)の初釜を紹介
2002年(午年)1月14日(成人の日)

−当日の流れ−

当日は晴天に恵まれ、Y先生のお宅の門から玄関、露地に至るまで打ち水がされており、とても清清しい厳粛な雰囲気です。

白湯(この日は、薄い昆布茶)で軽く口を湿らせた後、露地草履に履き替え、たばこ盆の用意と円座の敷いてある外腰掛に座って待っていると、亭主が「つくばい」付近に水を打ちます。その音が迎えの合図となり、個々に「つくばい」で手と口を清めた後、席入りします。
畳一畳6歩で歩き、釜・棚・床の間の掛け物、花(結び柳の写真あり)などを拝見した後、亭主と正客が挨拶を交わし、炭とりにて「初炭の点前」です。

続いてお食事(租飯と言うようです)で、一品一品がY先生のお気持ちが溢れるお料理を美味しく頂戴しました。(下方に写真あり)

中立ち(なかだち)も済み、主菓子(お饅頭)を頂いてから、「濃茶点前」の拝見と島台重ね茶碗(茶碗の中が金・銀で塗られた赤楽茶碗)で濃茶をいただいて、その後、干菓子で薄茶を頂戴して、茶事は和やかに楽しく無事終わりました。

今回の一連の流れを読んでいただいて、お気づきかと思いますが、私(あき)の先生宅で行われました初釜の茶事は、濃茶と租飯の順番が前後したり、あるいは、後炭をせずに薄茶をいただくというように、あくまでも臨機応変に行われております。昨年、ご紹介したページと若干異なるようでも、初釜という心躍る茶事に変わりはないのでご了承くださいませ。
茶事の空気が少しでも伝わりましたら幸いです。下の写真もご覧くださいね。







結び柳

旧年と新年を無事に結んでゆくという意味の結び柳です。







紹鴎棚(大棚)

濃茶器が置かれている下の地袋の中には
向かって右側に「水指(みずさし)」が
向かって左側には「柄尺、蓋置き」が入っています。

棚物は、畳半畳ほどの大きさであれば「大棚」と呼び
写真の紹鴎棚のほかには、台子類、袋棚などがあります。
また小棚(さらに半分ほどの大きさの棚)も多々あります。

ほとんどの棚は
特に季節に関係なく使えますが
風炉がのせられない紹鴎棚、袋棚などは
自然と炉の時期となります。







ブリブリ香合

写真では反対側になりますが
紐を付けられるようになっていて
その昔には遊戯玩具として使われ、
音がブリブリと鳴ることから
ブリブリ香合と名付けられたも言われているようです。







Y先先生の手料理

春らしい香り、素材、盛り付けの
美味しいお料理の品々

以上 2001.1.24 UP

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