≪黒文字≫
クスノキ科の黒文字の古木から採取した枝を削って作ります。
真っ直ぐで節目のとおった枝を揃えることは難儀なことなので、大切に使いましょう。お茶会で黒文字が出されましたら、黒文字の裏側に覚書を記しておくと、後々、茶会の様子を思い出されるのに役立つことと思います。
また、茶花としても可愛い花を愛でることができるようです。
≪黒文字の用途いろいろ≫
●主菓子をいただくとき
茶事(ちゃじ)の時は、縁高の菓子器に添えられていますので、その黒文字を使っていただく。
銘々皿、銘々盆のときは、菓子楊枝として用いる。
●菓子を取り分けるとき
菓子箸として用いる。
≪菓子≫
干菓子(ひがし)は、直接手でいただけます。
主菓子(おもがし)は、黒文字を使っていただく事が多いですね。
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≪菓子のQ&A≫
Q1 主菓子(おもがし)・干菓子(ひがし)の違いは?
主菓子は黒文字で頂く生菓子がつかわれ、干菓子は手で直接頂けます。正式な茶事の場合、主菓子は濃茶のとき、干菓子は薄茶のときに出されます。薄茶だけの茶会では主菓子と干菓子の両方が出されることもありますよ。
Q2 主菓子は菓子器のどこから取り始めるの?
菓子器には縁高・銘々皿・菓子鉢等種類があり、用途を使い分けています。菓子鉢のように
人数分が同じ器に入っている場合は、右手前から正客が取り、次客が時計周りに取ります。菓子が最後にひとつだけ菓子鉢に残る場合は、器の中央に位置を置き換えましょう。
Q3 いつ食べ始めたらいいの?
正客とのご挨拶が済んだら、菓子を取り頂戴しましょう。
濃茶の場合、濃茶のお点前を拝見することが主目的となりますので、お点前の始まる前に、正客の合図(たとえば、「皆様ご一緒に…」の声)により、同時に頂きましょう。
Q4 どうしても、その場で食べないといけないの?
お菓子を頂く理由は、後に頂くお茶をより美味しく頂戴するためのものです。
でも、体調が悪かったり、お医者さまから甘いもののストップがかけられていたら、
懐紙に包んで持ち帰ることも出来ますが、主菓子などは傷みやすいので注意してね。
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