右図を参照してください。
お茶の種類は上林(かんばやし)・竹田(たけだ)・客(きゃく)の3種です。この3種の器に、その日亭主が用意した3種類の異なる濃茶が、それぞれ入っています。
1.初めに、基本となる上林・竹田の濃茶をいただきます。じっくり味わい、舌に記憶します。
次は、いよいよお遊びの始まりです。
2.蓋の裏に書かれた上林・竹田・客。
これらが、どういう順番で点てられるのかは、実際に濃茶を点てる亭主しか知り得ません。
お客様は、基本の2種の濃茶を一度、口にしているので記憶を辿ります。
また、客(きゃく)と言う濃茶は、全く初めて口にする濃茶ですので、ここで迷いが生じるわけです。
はたして、今、口にしている濃茶は、『上林』なのか、『竹田』なのか、はたまた『客』なのか……?
互いの味覚を、楽しく競い合うわけです。
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