垣根越しの茶の湯 茶杓のページ
茶杓とは

・抹茶をすくい取る匙のこと
・竹、象牙、木、金属、塗り物などがあります


銘とは

名前です。
もともと茶杓は筒に納められています。
この筒に銘が記されている場合が殆んどですが、亭主がその茶会の雰囲気や季節感にあったものを銘として付け、お客様から「このお茶杓のご銘は何かございますか?」と尋ねられた場合に答えます。

[ここで豆知識]

千利休の作られた茶杓で、銘が「泪(なみだ)」という茶杓があるそうです。
弟子の古田織部は、師の位牌として茶杓を入れる筒を拝したと言われているようです。悲しみの銘ですね。


[銘の一例]
1月 松風、鏡餅、松の緑、初音、福の神…等
2月 こぼれ梅、飛梅、さわらび、鶯の宿…等
4月 若葉、春霞、隅田川、花筏(はないかだ)、花衣、…
5月 つつじ、青葉、五月晴れ、薫風、若草、…
6月 苔苔清水(こけしみず)、せせらぎ、花菖蒲、さざ波…
7月 清涼、蝉、風鈴、荒磯、蝉しぐれ、…
8月 清涼、夏木立、撫子、蝉しぐれ、夏の空…
9月 菊の香、虫の音、鈴虫、月の雫、萩の里…
10月 秋色、かちぐり、赤とんぼ、女郎花(おみなえし)…
11月 木枯、落葉、小倉山、霜柱、むら雀…
12月 冬木立、冬ごもり、水鳥、師走、無事…



茶杓の形
(流儀によって異なる場合も多いようです)


           

真(しん)の茶杓 一般の茶会で用いられる
無節(むふし)
文字通り、節がない茶杓
止節(とめぶし)
節に当る部分を、切止に残した茶杓


  切止の種類

 
    

    
   
中節(なかぶし)
上記の絵が中節の茶杓
 

2001.6.19記載分
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* 目 次 *

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[長月(9月)][神無月(10月)][霜月(11月)][師走(12月)]

[増上寺献茶式][乃木神社献茶式][2002年私の初釜][2002.3利休忌]
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