空談寸評特別篇
――押井作品あれこれ――
へーげる奥田
いままで私は、押井作品に対してできるだけ客観的な立場からアプローチするよう意識して意見を述べてきた。印象批評だけに依拠してワルグチばっかり言うお方がたいへん多くいらっしゃったためでもある。 しかしここ数年、少々別のアプローチをとってみたくなってきた。『押井論』での試みはある程度成果をあげることができたようだし、またいかに客観的になろうとしても主観を中心に語るしかないのが人間というものだ。ならばいっそ、思い切り主観的に語ることもまた有益なのではあるまいか。ここは、自身の主観をもってなす行動主義的な方法をとってみても面白いかもしれん――ただの言い訳で、お気軽な評が書きたかっただけかもしれないが、とりあえずいかがか。 |
1984 |
劇場用アニメ |
1984 |
コミックス原作 |
1985 |
オリジナルビデオアニメ |
1987 |
実写映画 |
1987 |
オリジナルビデオアニメ |
1988 |
オリジナルビデオアニメ |
1988 |
コミックス原作 |
1988 |
劇場用アニメ |
1989 |
オリジナルビデオアニメ |
1990 |
ファミコン用ゲーム |
1991 |
実写映画 |
1991 |
実写映画 |
1993 |
劇場用アニメ |
1995 |
劇場用アニメ |
【おわりに】 一応ひととおり押井作品について触れてみたのだが、当然お気づきのことと思うが触れていない作品もある。率直に言って時間がなかったのと、めんどうくさかったのだ。ただ特に小説や文章原稿に触れられなかったのは少々心残りなので、いずれどこかでふれてみたいなどと思っている。 まあそんなところで。 (1999/12) |