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1 水
午前8時起床
 鯛・雑煮・おせち
夕食
 ごはん・すまし・たらこ
 酢もの・おせち
除夜の鐘をラジオでききながらねむったので、早く目がさめ、腰痛も全快。
午後から有働夫妻御来訪。麻雀して泊られる。午前2時就寝。
2 木
午前10時起床
 雑煮
夕食(夜)
 すし、など

(沐浴)
正午、入れかわりに高校生高橋君来訪。りんご頂く。

夜、石塚医師招いて酒宴午前1時まで。午前3時臥床。石黒飴、ジンをおみやげに頂く。
3 金
午前10時起床
 ごはん みそ汁 卵
夕食
 さしみ(すずき)
 生たらこ、白菜清汁

 午後10時就寝(沐浴)
午後2時ころ吉祥寺まで出て、ハガキ印刷たのむ。
帰途みかん・魚など買う。
夕方より風がつよく冷えこむ。便秘のため苦しむ。
夜、通便したが腰が冷えて湯タンポ入れてもらう。
4 土
午前10時起床
 雑煮
夕食
 ふーようはい、汁、つけもの
午後2時ごろ永松夫妻来訪。フランスケーキ頂く。
麻雀して、夜9時御帰宅。
新年の感想・記録など
いかにも元旦らしい一日の朝。明るくまだうすぐもりのあたたかいお正月であった。あたりが閑静なのと、二人の気持がいかにも平安でおちついているので、のんびりした感じ。来年からはこんなにしづかではあるまいと思いながらも、いささかアンニュイを覚える。
”幸福の飽満”しかし、そこには少しのすきまもなく、お互の信頼と愛のちみつなゆたかさにみちているのだ。

心のうちがわで何かが形をなしていく時代。私たちの分身がこの世に現われて、私たちの希望のバトンを受けとめてくれる年。
5 日
快晴
午前9時起床
 チャーハン
 ベーコン餅と白菜いため
朝から義昭氏、有働氏宅にゆく。
洗濯、掃除、プレス、カバーかけ予定通りにいく。私の仕事はじめ。
疲れて早めに就床。
6 月
朝 雑煮
夕食
誰も来訪客なし
入浴して、ゆっくり二人で膳を囲み早く就床。
子供の名前など考える。
毅之(タカシ) 与志雄 由記
7 火

夕食
 すきやき、おせち、月見
 ジンフィーズ
午後8時ころ勝又夫妻到着
盗難のため予定より早く帰北の途中とのこと。
アップルパイ頂く。
8 水

朝食
 豆腐みそ汁
 卵(目玉・生)
夕食
 ビフテキ・スープ
義昭氏初出勤
勝又氏外出
勝又夫人とデイヴィ・クロケットを見る。歩るいて帰る。
9 木
朝食
 大根わかめみそ汁
 ほーれん草ごま和え
夕食
 のこり

夜、義昭氏空腹のためすし
英昭朝早く来る
午後2時勝又夫妻帰北。
午後3時義昭氏出る。
午後4時半英昭帰る。
風邪ぎみでうっとうしいので夜石塚医にいって休む。

義父上、玄関先まで。
10 金

強風
少し冷
朝食 酒粕汁(大根)
 卵
夕食
 すきやきのこり
昨夜ねむれなかったせいか、風邪がさっぱりよくならない。
一日中日向で眠ったり、
十二月家計の整理などする。
漠大な支出におどろく。
まだまだ私はやりくり下手である。反省すべし。
下腹部少しいたむ。便秘ぎみ。
11 土
夕食
 フーヨーハイ
 そば
午前有働夫人来訪
午後5時ころ有働氏見える。
おそくまで麻雀。
12 日
朝 粕汁・目玉
 ホーレン草
夕食
 チャーハン
有働氏・義昭氏 永松氏宅へゆく。
午後から中村夫妻を招いて、有働夫人と四人麻雀。
中村氏よりイチゴいただく。
13 月
今日、職員会議で全日制にうつることを公表された由。
彼の立場をおもい気にかかる。
14 火

午前11時起床

夜 ■ーロー、サラダ
 さしみ、かき酢、うに
 茶わんむし
 一級酒・トリス
結城先生お招待する。
パウンドケーキいただく。
夜大保・有働氏来て麻雀。
大保氏よりリンゴ頂く。
風邪ひどく、せきが出るので、石塚医にゆく。

大保氏泊らる。
15 水

午前10時起床
とーふ汁
夕、昨日ののこり
午後から大保氏と義昭氏二人で永松氏宅にゆき夜半帰宅。
洗濯、掃除する。
風邪大分よくなる。
少し下腹部圧迫感じて早くやすむ。
16 木
午前9時起床
午後つれ立って吉祥寺で買物。
浅の医院にゆく。順調の由。
17 金
18 土
19 日
母上京。
午後ヨリ出テ小川先生ヲ訪ネタガ不在。
<そごう>により、のみやでテレビをみて銀座を歩るき東京駅にゆく。母は元気でよかった。
20 月
一日家にいて片づける。
21 火
午後より、三人で本願寺に参り、歌舞伎一幕をみ、(夕食後)芸術座で”風雪三十三年の夢”をみる。森繁、乙羽信子主演。
22 水
こたつを六疊より北4.5疊に移す。おちついてよい。
午後市役所に住民票をとりにゆくが少しもこたえない。
23 木
吉祥寺に買物に出る。
ふとん綿、ベビーふとん地を買ってもらう。(5,500円也)
24 金
朝10時ころ大塚七郎氏来訪。
久しぶりにはなす、やすしちゃんおなかこわしている由。
正午近く、木白先生見えられる。
菓物カンヅメ頂く。
すし、酒などとりよせて出す。
25 土
母一人本所にゆき泊る。
義昭氏早く帰ってやすむ。
26 日
義昭氏午前中より 大保氏宅にゆく。(一泊)
夕方から雪まじりの嵐ふき出す。
27 月
朝、義昭氏帰る。朝風呂に入る。
このころより下腹部少しさがったような感じで、胎動も殆どなくなる。
痛みなし。
28 火
澁谷東横まで出て 母のウール地など買う。
ベビーダンス買ってもらう。
29 水
母と西荻窪寿々屋にて私の羽織り生地みる。
義父に一しょにいってもらう。
30 木
石塚先生母上逝去。
香典もっていく。寒風吹き一日こたつでくらす。

夜半、体が冷えてあまりよくねむれない。
31 金
異常なし。近づいてはいるようだが陣痛様のいたみもなく、何となくまちどほしい。