3Dプリンター風刺

2015年度
1月〜3月
4月〜5月
6月〜8月
9月〜12月

2017年度
2016年度
2014年度
2013年度

目次

2015/03 2015/02 2015/01
有益情報ロスト
造形品質維持には
まとめのシーズン
フィラメントへの油膜効果
PEEK素材
協力依頼
超高速光造形?
比較をするベース
MEM(溶融物押出製造法)
策士策に溺れる
ノズルの小径化加工
Apple Watch
ファイナル?
『○○化』
木を見て森を見ず
パンドラの箱?
ピーターパン症候群
長時間造形の影響
妙な静けさ
多重異形口径対応
道内初?
礼儀は重んじているつもり
旭川にもこんな所ができている
久々に『クシャミ』ネタ
旭川で開催?
CubeXの暫定対策の改善
CubeItMod
Raspberry Pi 2
KISSlicer解説本
水平化の本領
BFB一族の一員?
三大要素
こんな造形方式
FDM(FFF)方式の可能性
過去との決別
節約
新素材
水素社会は本当に訪れるのか?
C170改良計画
いまさら
SCOOVOユーザー達
3Dプリンターを選ぶ基準?
あらためて
ビルドエリア利用率
CubeXのヘッド1復活
電子ブロック
今年のトレンド
ネクストわーるど
ちょっと遅めの『あけおめ』

次へ


有益情報ロスト

(2015/03/31)
 有益な情報を提供していたサイトが沈黙してしまった。情報までクローズしてしまった。
 せっかく色々な装置の情報源として比較を行う上で役立っていたのだろうに、残念である。当方のサイト内もリンク切れ扱いになってしまう。

 まあ、何処かではネタバラシ的な作業がされ始めたようだからそちらを見ていくとしてだが、情報をクローズすることもないだろうなと思うのでした。(何か、別の圧力があったのかな?)

 まあ、一時期よりも情報がまったくといっていいほど更新されなくなっている所もあるから、地道に更新しているのは稀だって事だね。
 小生もネタが切れないように情報収集に明け暮れているけど、結構大変かな?

 そういえば明日はエイプリルフール。どんなデマが飛びかうやら。それより、何か1年暦が進んでるところがあるんだが...、何暦だ!?

目次へ


造形品質維持には

(2015/03/28)
 比較的造形品質が良いとされるFDM方式の装置は、概ねダイレクト仕様のエクストルーダーだね。ボーデン仕様のものでも良いとされるものがあるかもしれないが、あまり目にしない。
 ダイレクトだとどうしてもヘッドが重くなって動作が遅くなるとか、構造を支えるのに頑強に作られているとかが関係しているのかな?

 なかには、フニャフニャでメタメタな装置もあるけどね。

 そういえば、何時届くかわからなけど、FABtotumはボーデン仕様なんだよね。ちょっと造形品質には不安がある。

(2015/03/30)
 あと、少々溶融温度が高めのABSを使用していることや、Gコード生成が専用ソフトで行われているってところかな。つまり三要素

目次へ


まとめのシーズン

(2015/03/27)
 季節的なものなのか、なんかまとめで一区切りを行っている所を見かけるようになった。とりあえずご苦労様。
 まあ、新しい出発の為にも、区切りは必要だね。
 小生みたいにダラダラやっている立場からすると、区切りが付けられるほど計画的に出来る人が羨ましい。

 季節も平年以上に暖かくなっているから、ちょっとやる気が沸いてくるね。

 そういえば、とうとう母屋の屋根雪落しはしなくて済んだ。物置小屋の方も雪落しする必要はなかったかもしれないが、これは倒壊対策だから致し方ない。
 四月早々には夏タイヤに交換だね。バイクも出して整備しとこっと。温泉はまだ早いかな?でも、十勝岳は噴火の兆しがあるみたい。

 なんか、検索の順位が激変しているんだけど、また情報操作が始まったのかな?

 ところで、色々時間が経つと目的が変わってきてしまっている可能性があるので、私もリフレッシュしてみようっと。

敵は本能寺にあり

(2015/03/29)
 とりあえず、4月を待たずに本日タイヤ交換。ここ数日の温かさは何なんだろう?洗車は後日雨が降る予定なので、お預け。バイクはエンジンかかるか確認しとこっと。

目次へ


フィラメントへの油膜効果

(2015/03/25)
 通常のPLAの樹脂だと、オールメタル製のE3Dホットエンドではさほど問題にならないんだけど、透明のPLAのもので非常に粘りがあるフィラメントの場合は、ちょっと厄介な事がある。
 通常の押し出し時は問題がないのだが、リトラクトで戻してから再度押し出す場合に、どうもバレル内に張り付く傾向にあるのである。最悪は張り付いて変形した状態で固まってしまう為、バレル内で詰まってしまう現象があり吐出しが滞る為、造形が継続できない状態に陥る。

 そこで、リトラクトの調整をいちいちやり直すのは面倒なので、サラダ油をフィラメントに塗布出来る様にフィラメントクリーナーに染み込ませてみた。
 劇的な変化ではないが、詰りが発生せずに造形が可能になる。

 まあ、リトラクト時に詰りが発生しやすいフィラメントには、この様な手もあるということだね。

目次へ


PEEK素材

(2015/03/23)
 PEEK(Poly ether ether ketone)素材をFDM方式造形材料にするようだけど、溶融温度が343℃以上必要なようなので、一般の造形装置のホットエンドでは無理な範囲。また、この温度までになると本当に火災を心配したくなる温度。
 確か400℃まで対応したホットエンドを持つ装置があったけど、それは確か水冷式を採用していたね。
 まあ、この材料での造形を必要とするパーツの要求があるところにとっては、それに見合った環境と装置があるのだろうが、一般家庭に入り込んだ場合は安全対策が重要になるだろうね。

目次へ


協力依頼

(2015/03/21)
 海外からとあるスライサーのバージョン展開への準備として、関連する変換ソフトのテスターとしての協力依頼が来てしまった。
 とかいっても、具体的に何をどのようにテストするのか判らないんだけどね。流石に語学力が無いから、チンプンカンプンで申し訳ないんだけど。
 どうせなら本体のスライサーへの機能追加をリクエストしたい位なんだけどね。

 まあ、小生の能力で賄える範囲なのかどうかは判らないけど、なんらかの手助けになるのなら協力は惜しまないが、期待に即するかは不明だよ〜。

(2015/03/22)
 なんか内輪もめでもしてるのかな?あえて酷い造形サンプルが紹介されるのは、実際はその程度ってこと?それとも品質維持できないってこと?

 話は戻して、
 KISSlicerも開発が地道に行われているんだね。現状はバージョンが1.5beta2.20まで進んでいるんだね。
 なんか、コントロール部分が込み合ってきて、パッと見ゴチャゴチャして、該当機能が何処にいってしまったのか認識するのに苦労する。
 新機能も追加されているようだが、実際に弄ってみないとどんな変化が得られるか確認が必要だね。
 まあリリース時点では、もう少しすっきりするだろうから、期待しよう。

KISSlicer解説本

(2015/03/23)
 とりあえず、先ず1件改善案だせた。

 ついでに、次回バージョンへのリクエストも伝えた。

(2015/03/24)
 あと、KISSlicerの潜在的なスライス時のバグぽい(造形対象外の軌跡)のも伝えた。また、操作パネルの整合性の点も伝えてみた。どうなることやら。

(2015/03/26)
 KISSliceer開発チームは、かなり頑ななようだ。

目次へ


超高速光造形?

(2015/03/18)
 レジンを使用した光造形において、造形条件にプラスαして制御をすることで、より安定して高速に造形出来る方式が出てきそうである。
 個人的には眉唾的な感じがしてならないのだがね。

 造形に関しては、まだまだ発展途上にあるのだから、画期的なものが出現してもおかしくはないのだが、本当に実用化されるかは不透明な部分が有り過ぎる。

 そういえば、低価格のSLAのモデル(ノーベル)がアマゾンに登場しているね。既に20万円を切っている。

 今回のこの方法って、レジン内にマイクロバブルを発生させて、実際に硬化に利用するレジンを気泡分少なくする事で時間を節約しているのかな?それとも、酸素が加わる事での硬化時間の短縮化が図れるという方法なのかな?(2015/09/28:酸素[活性酸素?]とレジン内の水素分子とが結合して水が出来上がることを利用して、分離しやすくなるのではないか?寒天実験で水分が剥離に有効であるレポートを見かけた。因みに、寒天を勧めたのは小生。)
 どちらにしても、レジンの劣化が気になる。

(2015/03/19)
 なにやら酸素膜がレジンの硬化を阻止するらしいのだが、そんなに安定して酸素膜が生成出来るのかね?また、造形のピッチに合わせたレジンの浸透が適切に出来るのかね?最速のサンプルは先細りの造形物位しかないような状況だが、先太りの物だとどうなんだろうね。(2015/08/03 個々の造形断面が小さいので、硬化前に造形する層への十分なレジンの浸透時間があるのだろうけど。)
 常圧では不十分だと思うから、酸素を送る専用のボンベやポンプが必要に思われるが、レジントレイを含め密閉処置が大変そうだ。

 ノーベル購入者のサンプルが挙がっていたのを拝見したが、品質悪いね。もうすこししっかり出来る物と想定していたのだが。

あらためて
あなたにとっての『道具』になっていますか?

(2015/03/20)
 レジントレイに造形物が固着するのを防止する方法として、常に超音波等で微小振動させて剥離状態を常に誘発する方法はダメかな。発熱するから無理か?

(2015/03/25)
 なにやら漬け込み式でも超高速造形を行う装置があるようだ。漬け込み式は、引き上げ式と違い剥がし動作は不要だが、液面管理が大変そうだし、レジンタンクに大量のレジンを供給しておく必要があるなど、課題や難点もあるようだけどね。

(2015/04/03)
 どこもかしこもSLAに関しては、造形スピード競争に入ってしまったようだ。でも、コスト的にどうなのかと勘ぐってしまう。造形スピードに左右されてダメージが出る部分があるような気がするが、その辺はシークレットってところだね。
 得るものに合わせて、総合作用的によりコストアップに繋がることがなければよいのだが。
 何にせよ、利用する側が納得する範囲でのトレードオフであって欲しいものである。

目次へ


比較をするベース

(2015/03/15)
 何か同一造形物(テストパターン?)に対して同一装置での出来の『比べっこ』をやっているみたい。
 造形レベルの良し悪しだけなら色々と工夫があるだろうが、装置の状態把握として行われているのなら、せめて使用するフィラメントを統一しスライス条件も同じにして行うべきだろう。
 そして、個々の追い込みを行った結果を出すべきだろう。

 造形に関しては、装置・フィラメント・Gコード三要素が大きく関わりがあるのだから、ベースはしっかり抑えるべきだ。

 但し、造形に関係するもので同一にし難いのは、環境かな。(温度と湿度くらいは明記するとかね。)

百聞は一見に如かず2

(2015/03/17)
 ちなみに、当方の好みのスライス設定では、CubeXやC170ともノーマルノズル径でPLAの造形では、ブリッジの7から9のみがまったくダメで旨く造形できない。空冷が不完全だからかな〜。
 ブリッジの特訓が必要かも。でも、サポート付けるのが当たり前の範囲だから、あえて追い込む必要はない様な気がしてる。(負け惜しみになるかな?)

目次へ


MEM(溶融物押出製造法)

(2015/03/14)
 また、造形方式の呼称が増えたようだ。やっている事は同じなのに、何故増える?

(2015/03/15)
 適切な表現が出来ていない為なのか?

 MEM : Melted Extrusion Manufacturing
 FDM : Fused Deposition Modeling
 FFF : Fused Filament Fabrication

目次へ


策士策に溺れる

(2015/03/13)
 初心者には有りがちなんだけど、色々な所を弄ったり、良いと思われる事を次から次へと加える事で、本来抑えるべき事柄を見失っている状況がみられる。
 で、それが導入当初の事柄ならわかるのだが、ある程度の経験時間が過ぎても落ち着けない状況が見られるのは、いかがなものか。

 基本を整えてこそ次があるので、初心に戻って見直すべきだろう。

(2015/03/20)
 ほとんど意識をしなくても、何の不具合もなく造形出来ることが、初心者や造形(原型)師には重要なのだろうね。
 だから、某メーカーの売り文句である『かんたん』というフレーズに騙されてしまう被害者が出たのであろう。また、『調整すれば』というのも、実際の所、敬遠する材料になっているのかもしれない。更には、『改造すれば』というと、見向きもされなくなるのだろう。

 『価値ある物』にすることに、時間や経験を要し苦労するという事が受け入れられない時代になったのだな。

目次へ


ノズルの小径化加工

(2015/03/12)
 以前、CubeX用の小径ノズルを自作(加工)しようとしていた件は、予備のノズルが届く前に該当加工済みのホットエンド(E3D V6)が発見できて購入した事でお預け状態だった。また、更に小径のホットエンド(Merlin)を手に入れたので、一応満足してしまっている。Merlinについては追加注文したいくらい。

 そこで、再び自作を試みようと思うのだが、失敗する可能性もあるので、C170のノズルで実施してみようと思うのである。
 構造も既に判っているし、失敗しても致命的な損失はなさそうなので、旨くいけばC170用の小径ノズルが手に入るわけである。
 多分、旨く行かない可能性の方が高いが、一応挑戦してみようと思うのである。

 旨くいったら、CubeX用のホットエンドにも適用してみよう。

 そういえば、何故C170を購入しているかというと、CubeXは動作をコントロールする事が外部から出来なくて、造形結果でしか確認のしようがないところあったので、どうしても外部からの制御が出来るものと結果を可視化する術が必要だったんだよね。
 その点では、C170は十分に役立っている。

(2015/03/14)
 お験し加工状況

一回目  一応、それなりに出来た。
 ノズルの孔も樹脂を融かすことで貫通。

 但し、ノズルの先端部分と樹脂の間に空洞ができてしまっていて、樹脂の厚みが薄くなり、押し出し圧力に耐え切れずに先端が破損してしまい、目論み失敗。
二回目  再度、樹脂の肉厚管理を変えて挑戦。

 押し出し圧力にどれだけ耐えられるかは、テストしてみて確認予定。

(2015/03/16)
 手で押すくらいなら破損しなかったけど、実際のエクストルーダーでの押し出しでは、やっぱり樹脂じゃ押し出し圧力に耐えられなくて破損する。目論みは結局のところ失敗である。
 こんな簡単な方法でノズル径が絞れるなら、多分多くの人がやっているよね。残念でした。三回目はなし。

 よって、ノズルは金属系で仕上げたものが必要だ!!

 結局、このように圧力に耐え切れず、破壊してしまう。(2015/03/17)

目次へ


Apple Watch

(2015/03/10)
 これのストラップ(バンド)の3Dプリンター造形バリエーションが出そうだね。フィラメントはフレキシブルを用いれば、わりとフィット感の良いものが出来そう。
 iPhoneとかのケースの造形物が流行ったように、より個性的なものが出現するんだろうね。
http://www.thingiverse.com/thing:486608
http://www.thingiverse.com/thing:467441

目次へ


ファイナル?

(2015/03/06)
 『メンタリスト』のシーズン7が出るんだね。ファイナルシーズンらしいけど、シーズン6で終わっていたのかと思ってた。
 はてさて、どんな内容なのかな?日本向けWikiにもそれらしい情報が無いのは、イレギュラーなのかな?

Mentalist

目次へ


『○○化』

(2015/03/04)
 頭がカチカチの爺の小生にとっては、『擬人化』や『キャラクター化』されることに非常に違和感を感じてしまうのだが、それだけ一般に浸透し始めたという事なのか?はたまた別な不満がそうさせているのか。
 話のネタにはなるのだろうが、展開の不適切さに老婆心ながら心配になってしまうものだ。(余計な事なのだろうが、『ガキ化』するのが気に入らないね。)

ピーターパン症候群

 道具の範疇を越える事はある種、成熟への道のりの過程でもあるのかもしれないが、道具は道具の範疇で成熟してもらいたいものだ。

(2015/03/05)
 こんなのを『はんかくさい』(北海道の方言)といってしまう小生は、やっぱりカチカチ頭!?

目次へ


木を見て森を見ず

(2015/03/02)
 個々の物事を語るのは良いが、あまりにも注目している部分が抽象過ぎて、総合的な部分を見失っているような状況がある。
 個別的には云われる通りなのだろうが、それを総合的に補間するような仕組みをもって保証されているシステムもあるのだ。
 ましてや、正しい位置の情報を読み出したり、書き込んだり、消去したりするシステム系には、位置を特定する仕組みが組み込まれているのが一般で、誤った位置から適正な位置に移動させる仕組みを備えているものである。(備えていない頃があるとしたら、誤った情報で処理されていた可能性もあるのだろう。)

 3Dプリンターでは、ステッピングモーターのトルク不足や発熱などでの磁力低下により脱調が発生する事がある。
 この場合、本来のステップで動かして位置決めしているはずのものが異なる位置に移動してしまい、その後の造形で位置がズレて行われる現象がある。また、とんでもない位置へ吹っ飛んでいく事もあるだろう。
 造形時間の都合がつくようなら、層をチェンジする度に、X/Y原点へ戻って位置決めするのが良いのかもしれないが...。この場合でも、位置ズレ発生時の造形ミスは防げないのだが。

 制御対象が非常に軽く慣性力が小さいものの場合は、それを上回る摩擦(保持)力を有した駆動系によって制御出来るものだが、制御対象が重量級になると色々と対策を施す事が重要になる事は云うまでもないことだろう。
 で、それに見合うものが利用されている筈だ。

目次へ


パンドラの箱?

(2015/02/27)
 CubeXでφ0.2mmのノズルでの造形なのだが、PLA樹脂を使用しているのだけれど、造形結果がABS並にディテールの表現やオーバーハングの緩和、サポートの除去のし易さなど、非常に良好なのである。(多分、現状はPLAで十分そうだ。)
 どうやらパンドラの箱をあけてみたら、実はパラダイスだったような状況だ。
 こうも異なる造形結果が得られるとは思いもよらなかったのだが、現状は抜群の組み合わせである。何故、この様な段階を勧めないのだろうかね。

 さて、FDM方式での造形としてはある程度の改善の兆しが見えてきたので、ようやくスタートラインに立てるのではないかと思っているが、先人達には『まだまだ修行が足りん。』と言われる状況なのだろうがね。

 まあ、今後も色々と挑戦していこう思うのである。探求は続くのでした。

目次へ


ピーターパン症候群

(2015/02/27)
 ちょっと小耳にする内容として、よく『子供が大人になりたくない。』と云うような事を聞くことがある。所謂、大人の世界に足を踏み入れる事を拒絶することであるのだが。また、大人が発言する、『子供が大人になりたくなくなるだろう。』という事も聞くことがある。ちょっと違うだろう。

 自然の成り行きで身体的には大人になるのが当たり前なので、引き返すことや永遠の現状維持などはできないのである。
 で、肝心の大人としての成長具合なのだが、どうも精神的には子供同然の思考能力であり、本来の大人として確立すべき状況には至らない存在が多くを占めるのであろう。つまり、見た目は大人でも中味が子供であり、やっている事が子供じみているのである。

 多くの事柄はむしろ、子供じみたわがまま放題の駄々っ子の大人が起す問題なのだろう。実は、『子供が大人になる』と云う事がどのような事であるかを示しきれていないと云う事なのである。
 もっと大人になるべきなのだ。(小生も人の事は言えないが。)
 だけど、子供のような夢を追い続けたくもなるものだ。

目次へ


長時間造形の影響

(2015/02/26)
 CubeXでφ0.2mmのノズル使用での長時間造形に挑戦しているんだけど、多分44時間位かかってしまう物。あと8時間位で造形が完了する予定だけど、旨く造形出来ているかというと残念な所がある。
 吐出し量が微妙な為、フィラメントの供給の不具合によるものであろうけど、朝方を迎えるところ2箇所付近の吐出しが非常に悪く、隙間が出来てしまっている。
 流石に24時間暖房を利かしているとはいえ、朝方の気温低下と共に室温も下がるので影響が出てしまっているようだ。また、このところの気温の上昇傾向から昼間は暖房を切るようにしているので、その間の室温変動による影響もみられる。
 更に、リールの中心付近に近づいているので、巻き癖がきつい影響もありそうだ。それに、造形に使用しているPLAのフィラメントが硬くなっているのも関係がありそうだ。(カートリッジを使用していないので、装置外部からの供給であり、オープンリールであるため外気の影響を受けやすいのか?)

 なににせよ、使用する環境に強く影響がある事は確かである。

 あと、何やらフィラメントに妙にストレスが掛かっているようで、供給のパスを少々変更して、よりストレスの掛からない状態にしてみた。
 一応、旨く供給が出来てるみたい。

目次へ


妙な静けさ

(2015/02/25)
 なんか3Dプリンター界隈が静かだ。何かあったのだろうか?それとも大発表の前触れか?

(2015/03/11)
 ここんところ、造形初心者の『ぬる〜い』レポートばかりが蔓延っているから、こっちまで『ぬる〜く』なってしまう。
 厳しい指摘も身内にはやさしいのね。
 それにしても、静かだ。

 そういえば、某メーカーのサイトに導入インタビュー記事が連載?される模様。

目次へ


多重異形口径対応

(2015/02/25)
 CubeXは購入当初から3ヘッド仕様のTrioを導入しているだけど、なんだかんだで現状はシングルノズルとして、造形外のヘッドは少々上昇させて造形に邪魔にならないような処置をおこなって利用している。

 で、再び多色造形に再挑戦でもしてみようかなと思うのだが、現状の取り付けのノズルは全て口径が異なる物を取り付けているんで、多重ヘッド対応のスライサーでも、複数口径対応にはなっている物が少ないんだよね。(Slic3rは対応しているね。)

 実際にCubeXで利用するには、KIISlicerかCuraになるんだけど、その両方とも異なるノズル口径で一度にスライスしてGコードを生成する事は出来ないので、何か後処理で工夫する必要がありそうだ。

 とりあえず、なんか手立てを考えようと思うのだが、面倒そうだね。

案その一
 口径を変えたGコードをそれぞれ作って、それぞれのヘッドチェンジする部分を該当する口径に合うファイルの部分と入れ替えるのが最も簡単な方法かな?
 なんか簡単なスクリプトを考えよう。

 やっぱりヘッドの高さを揃えると、無用な造形物へのヘッド干渉が出て破壊する現象がありそうだから、ノズルの個別回避処理が確立するまで封印だね。
 干渉しない小さな造形ならいけそうだけどね。

目次へ


道内初?

(2015/02/23)
 なんか道内初を謳う、造形会社の新聞広告を見てしまった。
 詳細は調べていないけど、札幌のようで、データを渡し修正等をおこなって造形物を出力する造形代行サービスのようだ。

 小生は旭川で以前からやっているんだけどな〜。FDM(FFF)方式の単色オンリーで、あまり需要がないので目立ちませんが。

目次へ


礼儀は重んじているつもり

(2015/02/20)
 一応、購入した個人サイトには、礼儀として簡単な報告を送っている。
 今回も、CubeX用に新たなホットエンド(Merlin)を入手したのだが、意外と相性が良かったのか元々のCubeXのポテンシャルが高かったのか、随分と期待以上の造形物が得られた。
 購入元の方も感激したようで、サイトに紹介してもらえた

 小生は、最初のCubeXの印象として何か物足りなさ(能力が発揮できていない)を感じていたが、それがコード生成やノズル径に由来するものであることが明確になったと思うのだ。

目次へ


旭川にもこんな所ができている

(2015/02/18)
 ものづくりの場として、こんなのが旭川にもあったんだね。しらなんだ。但し、遊び感覚で利用できる場所じゃないんだね〜。
 (事前の海外製の3Dプリンターって、もしかして武藤つながりでCubeX?)

(2015/02/20)
 旭川に3Dプリンター関連でメジャーな人物でも来ているのかな?

目次へ


久々に『クシャミ』ネタ

(2015/02/16)
 本日、A.M.10:05頃、クシャミが出る。
 以前にもあれこれ書いているけど、噂されると『クシャミ』が出やすい体質なのだ。(根拠はないけどね。)
 下の書き込みも、それらしいクシャミのタイミングがあった後で探してみたら、案の定である。

 ところで、とある番組で環境をベースにして共感する様な脳の仕組みがあるのではないかというものがあった。メトロノームを揺れる台の上に複数置いて、バラバラに動かしたメトロノームが最終的に同一のタイミングで振れる現象を元に解説されていたのだが。
 詳しい事はさておき、この場合のメトロノームの振幅は全て同じにしていないとこの現象は再現できない。つまり、同一の振幅がある場合は、何らかの伝達場があるとタイミングを合わせようとする働きがあるということである。(効率良く最小限の動作で済むよう、最もエネルギー消費が少なくなるように収束するような現象。)

 で、小生の考え方からすると、脳(?)に共通の部位が存在すれば、何らかの伝達場によって意思が通じ合う可能性があるということになるのだろう。
 こんな事は多分、理論的には証明出来ていなくても、昔から経験で認識している事であり、不思議や偶然で片付けられてきた事なのである。
 だが、説明出来ないからといって、無いとは言い難い能力だと思うのだ。

 何か、郵便屋さんが海外からの郵送物関連で噂していたのか、問い合わせ側での噂かも。ようやくフランスからの郵送物が届いた。
 今回は、前回と異なるホットエンドを注文した。Merlinのホットエンドを利用したもの。ノズル部分があまりにも肉薄のもので、下手をすると折ってしまいそう。
 割引や多大なサービスもして頂けた。とりあえず、Hugues氏には感謝である。(もう少し、問い合わせのメールを出すのを待つべきだった。謝辞。)
 簡単な品質チェックをしたが、問題なし。

 P.M.1:39頃、クシャミが出る。誰が噂しているのだ?

(2015/02/18)
 A.M.10:34頃、どうも怨念が送られている様だ。頭の左側頭部上部に違和感あり。

(2015/02/24)
 A.M.8:13頃、クシャミが出る。誰が噂しているのだ?

目次へ


旭川で開催?

(2015/02/10)
 なにやら、地元で『atom 3Dプリンター 組み立てワークショップ』が開催されるような話がある。こんな田舎で?
 真偽のほどは定かでないので何だが、詐欺っぽい感じがするけど大丈夫かな?
 本当だったら、見学しに行きたいけど部外者立ち入り禁止かな?

(2015/02/12)
 何か、突っ込まれているようだね。
 こんなとこ見ているんだね〜。
 一応、事前に主催者らしき所に問い合わせメールしたけど、返事は未だにこないんだよな〜。見当違いのとこにメールしたかな?
 内容的には、見学可能か、有料かの問い合わせ。

(2015/02/19)
 結局、メールの返信は得られなかったね。なんか残念。

目次へ


CubeXの暫定対策の改善

(2015/02/07)
 CubeXの暫定対策なんだけど、当初の方法だと吐出し量が増える造形ではより厳密にチェックが掛かるらしく、そのままだとエラーが頻発する状況があった。
 そこで、より適切な擬似信号を返してやる必要から再度検出信号を観察すると、どうやらビットの並びの意味を理解する事が出来た。
 一応、ヘッド毎に割り当てられているビットがあるようで、そのビットに合わせてH/Lすることで検出を表していたのである。
 で、大雑把に云うと、8bit全体を単にH/Lする事で、該当するヘッドも含めて検出されるようなので、より単純なパターンで対処出来るようだ。
 更に、応答性を良くするため、より厳密にタイミングを合わせられるように改良も行った。
 これで、多分該当問題は克服できたように思うが、所詮暫定対策なので、早いと恒久対策としての基板が届く事を祈るのみである。

 今回の問題克服には流石に専用の道具(ロジアナ)が必要で、たまたま手持ちがあったからよかったものの、普通は所有していないよね。
 随分昔に購入してあったものなのだが、久々に使用してみたのだが、道具は使いようだね。まあ、あまり高周波には対応していないので、今回のケースくらいが限界なんだけどね。
 で、より高周波用のデジタルオシロもあるのだが、観測範囲が狭いのが難点。

 そういえば、オシロの使い方なんかは教わる機会がなかったから、会社で設計の職場に異動した時には全然使えなくて笑いものにされたものだった。
 流石に基本だろうという部分もままならなかった。でも、必要な事はなるようになるものなんだよね。

 あと、少々信じられなかった事だけど、設計に関係する規格というものが周知されていない状況で製品が展開されていた事には驚かされたものだった。
 その為、規格書(ブルーブック)を読み込み理解し、製品に展開する作業も担う必要があったものである。異動したての知識のない者がやる事ではないと思ったが、何故かそういう宿命にあったのだ。

CubeXのヘッド1復活

(2015/03/19)
 ようやく本家から基板を送った旨のメールが届く。基板交換で復活出来るかな?だけど、この注文以前のカートリッジ2個がまだ届かないんだけどな〜。

(2015/03/23)
 本日、該当基板が届く。以前あった半田ボールも見られず、綺麗に洗浄されている。早速取り付けて動作確認しなければ。

 動作させたが、症状がより悪くなっている。改善されなかった。つまり、ソフト的に情報を出さないような命令が送られている可能性が高い。
 暫定対策は、継続しなければならい!!

 なんかプログラムが焼かれていない感じ。全てのヘッドが無反応。基板にチェックされた痕跡が無いから、本当に基板だけ送ってきた感じだ。
 おかしいだろう!!

目次へ


CubeItMod

(2015/02/03)
 とある方のCubeXの利用改善としての作業として、CubeItModという変換ソフトを利用してみた。CubeItMod491_SafeMode2というもの。
 なにやら、前バージョンではGコード生成時には移動速度定義に不具合があり、場所により10倍近い速度で造形する部分があったようで、動作の不安定さがあったようだ。
 とりあえず新バージョンでは初めて造形するのだが、問題は今の所ない感じ。非常に安定している。
 スライスの定義はほぼ提供通りの値を使用しているので、今後は定義の追い込みも必要になりそうだが、それほど弄る必要もない感じである。(かなり太めに造形される上、余分な吐出しも見られるので、その辺は弄る必要はありそうである。)

 左が今回CubeItModを利用して造形したもの。
 右がSCOOVO C170で造形たいもの。
 サイズは50%だが、CubeItModの造形物の方が太り気味で造形されている。
 KISSlicerの定義は提供されたものをほぼ利用したが、好みに応じた調整は必要なようだ。

 ただし、この変換ソフトを利用する場合、KISSlicerのメニューの定義を専用の物に置き換える必要があり、同一PCの同一ユーザーで利用する場合は、本来のKISSlicerでの処理で不具合が出るので、使用時には必ず置き換え処理が必要になる。何かカラクリを作っておかないと、ミスしそうだ。

目次へ


Raspberry Pi 2

(2015/02/03)
 どうやらRasPi 2 model Bとして6倍速の物が出る。そして、Windows 10が開発者/メーカーズに無償提供されるらしい。
 ARMベース(BCM2863)のPiだけど、Win10がタイムリーに出るなら購入して操作の確認くらいには利用できるかもね。ただ、ARMベース向けのアプリが揃うかは不明。
 なにより、速度が上がりメモリー(1GB)も強化されるのだからありがたい事である。値段もそんなに変わらないしね。(消費電力は増えるのね。周辺機器への電源供給能力はその分下がる?)

 なんだかんだで、MSも強かだね。

 ところで、これ位になると3Dプリンターに用いる制御ボードとして活用できるかな?やっぱり必要なポートが不足しているのかな?

 一応、Win10は確認のみで、通常利用時はLinuxを活用する予定だけど、そろそろリアルタイムOSへシフトしたいね。

(2015/02/10)
 なんか、ストロボやレーザーなんかの強い光を基板の特定部品にあてると、動作不良が起きてしまう不具合がある模様。
 破壊まではいかないにしても、動作を狂わす光電効果がみられるのはよろしくないよね。

(2015/06/17)
 なんか色々と調べてみてるんだけど、RasPiにWin10を動作させるには、インストール元のWin10が動作するPCが別途必要なようだ。面倒だし、余計なWin10マシンを作成しておくのは厄介だね。なんかガッカリ。SDカードにイメージが簡単に作成出来て動作すればよいのだがね。
 で、RasPi上でのWin10はどうも小生には使い物にならない感じがする。

(2015/06/19)
 なんかWin10なくても、インストールできる紹介記事(MS先)をみつけた。でも、???やっぱり、ダメじゃん。単独では何も出来ないのね?

目次へ


KISSlicer解説本

(2015/02/02)
 ほぼフリーであるスライサーの解説本が有料で発売されているようだ。
 結構、実際の造形物を用いて解説しているようである。
 小生も不完全ながら定義のあれこれを理解したタイミングで更新しているけど、より的確に解説されているのだろうね。

 苦労しただけの対価は得たいだろうけど、欲張らないでね。

 とかいいながら、購入したのでした。図解KISSlicer、750円です。

KISSlicer

目次へ


水平化の本領

(2015/02/01)
 未確認なんだけど、超格安のFDM(FFF)方式の造形装置で、プラットフォームの方の水平化を行う物が出現するようだね。
 もともと構造が特異だから比較的容易に実現出来るようだけど、アイディアは頂きたいね。
 このように、プラットフォーム側の水平化が保たれる装置だと、造形時に不要な補正がかからないから、動作が安定する筈。

 ただ装置自体がチープだから、どれだけ水平の維持が保てるかは不明なところがある。

目次へ


BFB一族の一員?

(2015/02/01)
 CubeX使いとしては、BFB一族の一員なのかもしれないけど、その中でも小生は異端児であるのだろうね。てっいうか、購入してかなり経った後から気づいたんだけどね。

 まあ、こんな呼ばれ方されているんだと言う事は、BFB一族とやらも異端な存在なんだろうね。でも、Curaがサポートしたということはそこそこ力がある存在なのかな?

Cura V14.06

 一応、小生も危なくノズルを折るところでした。

ノズルが折れる?

目次へ


三大要素

(2015/02/01)
 語呂がいいのと奇数好きなので、よく三つの代表的な要素を出してしまう癖があるのだが、3Dプリンターに関わる三大要素は、装置(道具)・材料・設計図(制御データー)であるだろう。
 無論、大前提として地上で使うことと安定した設置場所であるなど暗黙の条件があるが。
 で、FDM(FFF)方式で云えば、3Dプリンター(造形装置)、フィラメント/ペレット、Gコードである。

 この中で、Gコード生成に使用されるのがスライサーやフロントエンドであり、このデーター作成に使用するのが一般に3Dの形状データーを表したSTLファイルになるのだ。
 このSTLファイルそのものは本来造形を行うという目的で出来上がった訳ではないので、色々と造形を行う上では不具合を持っているが、3Dデーターの伝達としての共通フォーマットとしてメジャーであったものなのだ。
 よって、より高度なGコードを生成するならば、スライサーの能力を上げる事や元になる3Dデーターのファイル構造も変えて行く必要が出てくるのである。

 過去にもポツリポツリと書いているから、いまさらだけどね。なんか再浮上させとかないと、如何わしいものが闊歩する。

 たまに過去に書いたものを読み返しておかないと、頭悪いから同じような事を書いてしまうので気をつけなければ。

フィラメントの重要性 / 造形品質を決めるもの
あらためて

 そういえば、何だかんだでこの三大要素を全てまかなっている所は強かだよね。

目次へ


こんな造形方式

(2015/01/29)
 既に同一のプロセスで造形が行われる装置があるかもしれないが、次のような分業により造形を進める装置が出来ないかと考えている。

1. フィルム状の物の上に、インクジェットかその他のノズル等で、一層分(厚みを持つ)を描く。フィルムには染み込まずに表面に留めておくのだ。また、この段階では造形したものは硬化しておらず、次の処理で硬化する様な状態に留めるのである。

2. 次に、この一層分の造形物をスライドして、上下に動くプラットフォームを降下させて一層分の部分に密着させてから、下方から直前の造形物を硬化させるまたは貼り付かせる処理を施した後、フィルムを剥がしならがプラットフォームを上昇させるのだ。造形物はプラットフォーム側に積層されていく。

以上を交互に行うか連続して行うかはあるが、この様にして造形を進めるのである。

 この方式のメリットは、2Dのプリント技術が利用できる事、フルカラー化が容易く実現できる事、造形に必要な最小限の樹脂で済む事、樹脂を硬化させるのに十分な処理工程が組める事などが上げられる。

 但し、二工程分の造形装置領域がある為、装置が大型がするディメリットがある。(コンパクトに一領域で済ます事も可能だろうが。)

 どこかの一括造形って、こんなプロセスかな?

 この方式は、昔マルチマウンター(一括装着機)でやっていたような発想だね。

非ノイマン型コンピューター

(2015/01/31)
 一応、フィルムに一層分の樹脂を塗りつけ、造形対象部分のみを硬化させて、その硬化部分を張り合わせていく積層方法の紹介記事があった。
 この場合、造形対象外の樹脂を取り除く処理が必要になる上、取り除いた樹脂が劣化(再利用に限界)する恐れがあるだろう。

目次へ


FDM(FFF)方式の可能性

(2015/01/24)
 意外なんだけど、FDM系で結構ノズル径が豊富なホットエンドを使用していると思われるが、わりと小径ノズル(φ0.25mm以下)での比較サンプルが少ないような気がする。(概ねφ0.4mmというところか。)
 明らかに小径ノズルを使用する方が造形物のディテールの再現性が高いと思われるが、やはり径が細る分の造形時間増加やその他の制約等があるからなのかね。(交換するのが面倒だとか。)

 FDM(FFF)方式は手作り感があって良いのだが、この方式もそろそろステップアップする頃合だろう。

 まあ、ノズルを絞るとそれだけ押し出し量も減るから、より厳密に制御する為にもエクストルーダの押し出し精度が更に問われる事になる。
 これを安易に解決する方法は、フィラメント径を細くする事だが、押し出し損ねや折れやすくなるなどの問題も秘めている。

(2015/02/18)
 意外と小径ノズルでの造形がすんなり出来たので、拍子抜けしてしまっているが、気を抜いたら問題が起きるのだろうね。
 まあ、ある程度造形経験があるから、スムーズに移行出来たのかもしれないけどね。

 初心者で小径ノズル(φ0.2mm)に挑戦している所をみると、そもそも吐出しが出来ない状況があるようで、意外と苦労するものだったんだね。

 今回入手したMerlinのホットエンドは、φ0.2mm、φ0.3mm、φ0.5mmのノズルが付属しているんだけど、このノズルの構造では多分折る事がありそうだ。気をつけておこう。

(2015/02/22)
 結構、造形しているけど、特に問題なく動作している。つまりも今の所発生することはなさそうだ。
 一応、φ0.2mmのノズルはFDM(FFF)方式では最小サイズだとは思うけど、もう少し絞った物でもいけそうな気がしているが、どうなんだろうね。
 造形サイズが小さくても、そこそこの造形物がえられるから、意外とフィラメントの節約にはなるかも。でも造形時間がかかるのは如何なものかな。
 これ位のノズルで造形出来るとすると、造形装置としてかなり利用価値があがる。

目次へ


過去との決別

(2015/01/23)
 某新OSへの切替えを促進する為なのか、無償化(アップグレードに対して期限付き)で提供が行われるようである。
 如何に過去との決別を図るかの決断なのだろう。相当のロスがあるのだろうね。

 何処かの3Dプリンターメーカーも過去との決別を図りたいのだろうが、当分は汚点が付きまとうね。
 パターン的には、今年あたり整理がついて撤退宣言が出るくらいかな?

(2015/03/10)
 某新OS(Win10)だけど、多分これも倒けるね。どうも、インパクトが薄いし、本当に需要を促す画期的な部分が見当たらない。
 話によると、サポート切れの世代の古いOSの売れ行きが良いという記事を見かけた。
 まあ、利用する側の目的に即しているものが選ばれるのは世の常として、置き換え促進目的のウイルス拡散だけはやめて欲しいものだ。
 何れにせよ、セキュアな状況は一時的で、イタチゴッコは変わらないし、そんな事で事態が変わってしまうような社会造りが根本的に誤っているのであるが、それで生かされているのも事実なんだよな〜。

(2015/03/12)
 SCOOVOに関しては、相変わらず不具合や問題有りのネタが尽きないようだね。
 流石にX9以降のモデルに関しては手元に無いので小生には口が出せないけど、本当にダメな物しか提供出来ていないようだ。
 そろそろ社会的制裁が下る時期ではないのかね、よくわからんが。でも、ユーザーへの救済はないよ。

目次へ


節約

(2015/01/23)
 何やら家庭の分(配)電盤に取り付ける事で節電に寄与する『アイボ』のA.I.技術がテストされているようだ。
 『AIBO』に関しては初期(ERS-110、最初の予約注文出来た)から最終シリーズ(ERS-7)まで購入してしまっているアホ(何体持っているんだろうか?)なのだが、人工知能を感じさせる部分は見受けられなかった。(人工知能の専門ではないが、当時以前から興味はあったのよ。コンピューターに仕事をとって替わって欲しかったから。)
 まあ、単に供給されるがまま消費するがままの状況改善に役立つようにはなるだろうけど、ライフスタイルのパターン化が如何に適合できるか次第だね。アップデートする機能が付きそうだから、単一頭脳よりもネットワーク利用での情報吸い上げと調整が可能になるだろうけど。

 で、FDM方式の造形では、造形品質と共に時間とフィラメントの節約というか効率が次の重要なテーマになっていると思うので、画期的なソフトが出てくると良いと思うのである。

 それにしても、猛烈に造形を継続してアップしている方がいるが、なにかに取り付かれたのかな?なんか荒れている?

目次へ


新素材

(2015/01/21)
 各社から色々と新たなFDM向け素材がリリースし始めている。
 扱いもPLAやABSといった一般的な溶融温度付近での使用が出来て、より特徴ある造形を楽しめる様だ。
 しかし、なかなか安くはない様なので、もう少しコストダウンを望みたい所である。お試し用の数メートルのお徳パックなんか出してもらえるとありがたいのだがね。

 FDM(FFF)方式はこの様な素材のバリエーション展開が期待できるので、今後も面白い素材が出てくることだろう。

 この様な素材単品を利用する範囲では面白くないので、2ヘッド以上の造形装置の需要も伸びる可能性があるが、ヘッド構造にも十分な考慮が必要だろう。

目次へ


水素社会は本当に訪れるのか?

(2015/01/19)
 水素は保管が難しいようだね。出来るだけ使用直前までは化合物の状態で分子構造を大きめにして捕獲(貯蔵や運搬に用いる)しておく事が望まれるようだ。何処かにも書いてあるけど、水素は宇宙へ逃げていくから大量消費には十分な考慮が必要になるのだろう。その他にも、地上に留めて置けない物質や温室効果の様に覆い被さるようなものもあるので、我々はそれらを熟知して使用していかなければならない。

 今はさほど問題にはなっていないが、一般家庭に入り込んできた3Dプリンターにより家庭内工場が実現すると記載されたものもあるが、個々の家庭に分散する事で工場なのでの集中管理で回収や安全を保っていたものが無防備になる為、思わぬ問題が持ち上がる事も今後は考慮しておかねばならないであろう。

 こういったメリット・ディメリットは必ず存在するし、それが将来どのような影響をもたらすかも常に考えていかねばならない。

目次へ


C170改良計画

(2015/01/16)
 CubeXの諸問題もほぼ解決出来たので一息ついている。

 さて、今度はC170への挑戦を再開しなけいればならない。
 先ずは、ホットエンドの入れ替えの為の取り付けプレート設計を始めなければならない。
 とりあえずボーデン仕様のJ-Headを入手しているので、これを取り付けてボーデン化を図ってみよう。

 それが安定すれば、次はエクストルーダの解像度アップの為の減速機構を取り入れよう。

 最終的には、減速機構を取り入れたダイレクト仕様にする事ができれば御の字である。

 で、取り外したりするだけにして、直ぐに元に戻せるようにしておかなければ...。

(2015/02/14)
 ちょろちょろと準備はしている。

 中華の継ぎ手が6mm用だったので、継ぎ手を4mmのものに変更するのと、事前のアルミブロックではそもそもセンターがずれていたので、修正を兼ねてパーツ造形してみた。  http://www.thingiverse.com/thing:678833を造形してみて、適当に組み上げてみた。
 パーツに合わせた固定ネジが必要なのと、ガタがあるのでその対策が必要であり、スムーズに回転させる為には、まだ構造上に工夫が必要なようだ。
(2015/02/18)
 ドライブギヤのM8ボルトを購入したんだけど、全然合わない。
 熱して、融かしながら圧入するのかな?ちょっと困った。
 上記の仮組み立てでは、異なるボルトだったので、少々ユルユルだったから固定するのに何か詰め物でも必要だと思っていたのだがね。

目次へ


いまさら

(2015/01/16)
 なにやら、PLAに比べてABSは10倍有害物質を溶融時に放出するそうである。(最近、また持上げられていた。)
 で、対策には換気や装置の密閉(飛散防止)化が重要だという事だ。

 小生は以前から指摘はしていたけど、いまさらの様なきがするが、対策を怠らないようにすべきだろう。
 それにしても、注意はしていてもだいぶ体内には蓄積しているんだろうな〜。脳まで到達するのか。PM2.5と同じ様なものか。

(2015/11/10)
 なんか、レジンもヤバイ感じだね。
 造形物の毒性は、溶け出す環境があると、より顕著に現れるね。
 体内に蓄積していく状況が続くような環境では悪影響が出るのは当たり前で、代謝を促進するためにも環境の変化が必要だ。

目次へ


SCOOVOユーザー達

(2015/01/15)
 なんか徐々にだけど実力を付け始めているユーザーが現れてきているね。
 なんでもそうだけど、諦めずに試行錯誤していると、光明が差す事もあるのだろう。ダメな事もあるけどね。

 装置やフィラメント、スライスソフト及びサポート体制の悪さは評判通りとして、そんなのなんのそのと前向きに進めるだけの度量も必要なのだろう。
 結局の所、謳い文句とは全く異なっていて、最初の導入装置としてはハードルが高すぎたのだろうね。

 小生もCubeX&SCOOVOユーザーとして負けてはいられない。

目次へ


3Dプリンターを選ぶ基準?

(2015/01/14)
 色々な書き込みを見ていると、3Dプリンターを選ぶ基準の第一が価格の安さの様である。違うだろう、デザインだよ、デザイン。(造形装置を選ぶ要素
 とか言っても『安かろう、悪かろう』の状況なので、もう少し視野を広げて選ぶ基準を模索した方が良いだろう。多分、使い物になるのはそれ相応の値段がするものだ。

 で、この使い物になると云う所があまり表に出てこないので、これはその装置の評判を確認するしか術がないのが実情だろう。この評判も適切であるかは定かではないが。

 より、総合的な情報開示を行ってもらいたいものなのだが、なかなかそれだけの実力があるメーカーは存在しない様である。

(2015/01/15)
 どういう力が加わっているかわからないんだけど、ここの評価で相変わらずCubeXが上位に居座っている。何故だろう。

 あと、デルタが今年の低価格の主流になるような書き込みも見かけたが、価格が低くなると支持稼働部の強度不足ですぐに交換が必要になる可能性と、制御装置の処理速度もそれほど高速な物が載らない可能性から、造形動作が遅いかぎこちなくなることもあるので、厳密に吟味する必要があるだろう。

目次へ


あらためて

(2015/01/14)
 何か結構見ている方々がいる様で、薄々は感じていたけど、書き込み直後に『クシャミ』がでる事は相変わらずあるのだ。
 で、書いておかないと忘れられるかもしれないので決め台詞として、『ここは、私のストレスのはけ口である。けして、褒められるような状況ではないのであしからず。』という事で、戯言だと思って欲しい。たまに、怨念を送ってくる事もあるので、そのときは気分が優れない時もあったりするけどね。

 海外では『風刺画』というペンの力を誇示するデモまで起きているが、これもペンが凶器(狂気)に化けているし、集団心理ほど危険極まりないものはないので、過剰な反応はいかがなものかと思う所がある。

 小生も、風刺を掲げている以上、それに即した書き込みが出来れば良いのだが、なにせ文作がないので旨い様には表現出来ていないが、書きたい時に残していこうと思うのである。

 そういえば、『パワーユーザー』というお飾りをつけて紹介していただいた事もあったけど、それに即したものになっているかな〜。
 でも、自分は自分でいたいので、持上げられても期待には即せないので、現状維持でのローカルな探求で行くのでした〜。

 あと、よくわからないんだけど、自分の守備範囲外は無視して、なんでもゼロ(無し)みたいな解釈をする様な表現は頂けないね。知らないだけなのかわざとなのか探りを入れたくなる衝動に駆られる。
 より広範囲から微細な特徴を探り出す時代だから、何が現れるか判らない様な気がする。気がするだけ〜。

 個人的には、出来るだけ色々なサイトを見て回っているけど、日本語圏ではあまり有益な情報が得られないのが残念でならない。また、個人の趣向もあるから見逃している所もあるだろうけど、こんな書き込みをする珍しい輩がいるのだと解釈してほしいものだ。

目次へ


ビルドエリア利用率

(2015/01/12)
 午前中は、物置に利用している空家の屋根雪下ろしで一苦労。母屋はもう少し先になるが、今年は落とさなくても良いかな...。

 ところで、造形装置のサイズとビルドエリアサイズの比率で優位さを強調している装置があるけど、あれって造形中のデットスペースの存在を無視している様だね。筐体外にベッドが飛び出るから、その分も換算しないといけないと思う。それだと、筐体を持たないものが最も優位になる筈。

 コンパクトで造形エリアの広い装置の要求が高まっているのだろうが、よく調べないと設置スペースが足りない事もあるかも。  

目次へ


CubeXのヘッド1復活

(2015/01/09)
 本日、実際にCubeXへのヘッド1動作不良問題の暫定対策の確認を行った。
 結果は良好で、問題なく動作するようになった。
 これで、ヘッド1での造形が可能になり、造形エリヤを存分に利用出来る様になる。良かった良かった。

 それにしても、恒久対策として本家に該当基板の発注をしているんだけど、一向に手続きされないから、また、意地悪されているようである。

擬似信号

(2015/01/10)
 何か評判が悪い装置のようだけど、色々とトライできるキャパがあるから、そんなに悪い装置ではない様な気がするが、サポート能力が低い若しくは無いのは云えるかも知れないね。(小生が語学堪能なら問題ないのかも。)

 最初に導入した装置だから愛着があるのかもしれないが、使いこなしには少々手を焼く。

目次へ


電子ブロック

(2015/01/07)
 ちょっとサイズが大きい様だが、MESHという電子ブロックのクラウドファンディングを開始しているようである。
 3Dプリンターだけでは形の再現に留まるが、この様なパーツが利用出来るとなると、より実用的な活用範囲が広がるかもしれない。 

目次へ


今年のトレンド

(2015/01/07)
 Amazonでレジンの販売がされ始めた。いよいよ本年は光造形にシフトし始める事になりそうである。
 低価格のSLAモデルも登場する様なので、拍車がかかるかもしれない。でも、材料代が掛かりそうだし、メンテナンス用の交換部品も高価なので、普及には未だ時間が掛かりそうな気がする。

 その他にも、低価格のフルカラー化の装置も出始める兆しがある。フィラメント系かレジン系かは定かでないが、面白くなりそうだ。

(2015/02/10)
 一応、低価格物としての発表があった模様。起爆剤になるかな?はたまた、中毒症状の患者が増えるか?

目次へ


ネクストわーるど

(2015/01/06)
 なんか久々に視てしまったんだけど、非常に悪意を感じる番組構成の様な感じがしてならない。『テクノロジー=悪』が際立っている様な感じだ。
 タイトル(デザインが古)からして、別世界をイメージしているのであろうが、所謂、資本主義や経済優先的な貪欲さを協調していている雰囲気がある。
 中味自体は、かなり古い定番のSFネタを映像化した様な感じだが、より現実になりつつある事を示しているのだろう。多分、ほとんどは絵空事だけど、未来は不確定?30年後までの間に、何が起こるか予測は不可能?

(2015/01/08)
 過去の遺物に、現代では考えられない高度なテクノロジーが使用されている可能性を示唆する状況があるけど、結局の所、それらを伝授する前に滅びたか、滅ぼされたかで失われているのが殆どなんだね。宗教絡みもあるようだし勢力の差や野蛮な武力によるものもあるようだ。また、天変地異などで失われる文明もあったであろう。
 伝授できる術を世襲等に頼っていた時代には、色々と途絶えた術があるのだろうね。

(2015/01/26)
 体験としての擬似の高度化と記憶からの人格再現などを伝えているようだったが、限りある人生の中でほぼ実時間を必要とする体験がどれ位出来るのか(本なら速読という時間短縮という手があるが)と、亡霊を蘇らせる事(高度な擬似人格?)での本来の自立心にどれほど影響が出るのか。また、偉人の悪意の部分も体験できるとしたら人間不信に陥る可能性もあるかも。

 質量がエネルギーに変わるように、時間が何かに変わるとしたら何が起きるのかな?

(2015/02/09)
 一応、最後の章まで見てしまったのだが、他の惑星(火星)への移住となると、問題解決能力よりも永続的な物資の供給能力が重要だろうね。
 設備のメンテナンスも含めて、どれだけ自動化が達成出来るかが鍵だろう。
 そもそも閉鎖された環境で、どれだけまともな精神状態でいられるのか、またはどれだけ誤魔化せるのか。
 そこまで考えると、脳の特定部位の抑制による適応強化人間が必要な気がしてきた。つまり火星人化が必要だという事だろう。

 そういえば、建造物の造形に3Dプリンター(ロボット)を活用して、自動で建造していくシステム構想があるようだね。
 開始ボタンを押したら、あとは出来上がるまで待つだけ。

目次へ


ちょっと遅めの『あけおめ』

(2015/01/05)
 冬場の北海道は、室内温度が全国で一番高いようで、平均21℃を超えているとの事。小生の自宅もよほど気温が低くならない限り、大体21℃前後で24時間安定しているので、造形には冬場の方が向いているかも。更に湿度もかなり低くなるので、フィラメントは常に乾燥状態?
 今年は、いつもより加湿が間に合っていないみたいで、40%以上をキープ出来ていない。インフル対策でもう少し湿度を上げたいんだけどね。

 結局、昨年迄にはFABtotumは届かなかったし、今年も何時になるのか音沙汰ないので、本当に届くのかな?本家のサイトは徐々に充実し始めているけど、なんとなくペースが遅いような気がしている。

 年初から、思い通りに行かなくて吼えているようだけど、意味があるのかな?

 小生は久々のマイコンプログラムで、オシロやらロジアナなんかを総動員して昔を懐かしんでいるのでした。

目次へ


前へ


戻る