第1章 オリエントと地中海世界
3 ローマ世界
Text p.46
前1000年頃
古代イタリア人(インド=ヨーロッパ語族) イタリア半島に定住。
その一派 a
ラテン人 が都市国家b
ローマ を建設。
※神話では、前753年にロムルスがc
ティベル川 の河畔に建国したという。
Text p.47
ギリシア文化の影響を受けながら、貴族と平民の階層分化が進む。
▼
▼
前5世紀初め、a
平民会 (平民だけで構成)とb
護民官 (平民出身者が就任)を設置。
前451年 c
十二表法 制定=ローマの最初の成文法。
慣習法を成文化し、全市民に公開された。それによって、平民の地位の向上につながった。
= ▲d
市民法 の適用を受ける市民(市民権)の成立。
前445年
カヌレイウス法 貴族と平民の通婚が認められる。
前443年
戸口監察官(ケンソル)が置かれる。
前367年 e
リキニウス・セクステウス法 :護民官の二人が提案し制定される。
▼
▼
Text p.48
ローマの領土拡大 小都市国家であったローマが地中海世界を支配するまで
a
半島統一戦争 前4〜3世紀 身分抗争の時期、ローマのイタリア半島統一進む。
前387年 ケルト人にローマを占領されるが撤退する。
前338年 ラティウム諸都市(ローマ周辺のラテン人の都市)を制圧。
前340年〜前290年 ▲a
サムニウム人 (半島中部〜東南部の部族)を制圧。
前280年〜前275年 半島南部のギリシア人都市と、エペイロス王
ピュロスを破る。
前272年 ▲b
タレントゥム を攻略、イタリア半島を統一を終える。
・全領土にローマに通じる軍道を建設 例 d
アッピア街道 など。
・イタリア半島支配の特徴=e
「分割統治」 :
征服した都市に対し、次の三段階の異なった権利を認める、個別の条約を結んだ。
=▲f
植民市 :市民はローマ市民権を持ち、ローマと対等な自治が認められた都市。
g
自治市 :上層市民はローマ市民権を持ち、一部の自治が認められた。
h
同盟市 :市民権も、自治権も認められず、ローマに従属した都市。
▼
▼
前214〜前148年 a
マケドニア戦争 でギリシアを征服。
さらに小アジア・シリア・パレスチナなどを次々に征服。
・b
属州の拡大 :有力な元老院議員は総督となって私腹を肥やす。
属州のc
徴税請負人 となった新興のd
騎士 (エクイテス)階層が莫大な富を築く。
▼
Text p.49
▼
・貧富の対立の激化 → 有力者が没落した市民を私兵として抱え勢力を争う。
a
閥族派 :(オプティマテス) 元老院に拠点を置く、保守的な貴族層。
b
平民派 :(ポプラレス) 平民会に拠点を置き、平民の支持を基礎とする新貴族。
▼
前133年 護民官ティベリウス=グラックス(兄)
前123年 護民官ガイウス=グラックス(弟) 改革の再現を目指す。
→ 反対派に追求され、自殺。
→ 前1世紀の「c
内乱の1世紀 」に突入。
▼
b
内乱の1世紀 前1世紀、ローマは有力者の対立、内乱が相次ぐ。
・平民派のa
マリウス 前107年〜前86年の間、7回コンスルとなる
前111〜前105年 ▲b
ユグルタ戦争 北アフリカのヌミディア王の反乱を鎮圧。
→ 兵制改革を実施:無産市民を志願兵として採用しc
職業軍人制 とする。
前91〜88年 ▲e
同盟市戦争 同盟市がローマ市民権を要求した反乱を鎮圧。
→ イタリア半島の全自由民にf
ローマ市民権 が認められる。
・閥族派のd
スラ マリウスと共に同盟市戦争を平定。
前88年 コンスルとなりローマを制圧し、平民派を弾圧。マリウスはアフリカに逃亡。
前88〜63年 ▲g
ミトリダテスの反乱 小アジアのポントス王の反乱。
ポンペイウスとともに鎮定にあたる。その間、ローマは平民派が権力を回復。
前82年 ローマに戻り独裁官として実権を握り、平民派を追放。
▼
中部イタリアの剣奴の反乱に始まり、全ローマのa
奴隷反乱 に拡大。
→ 反乱軍は一時ローマを脅かす。
→ クラッスス、ポンペイウスなど有力者が率いるのローマ軍に鎮圧される。
▼
Text p.50
軍事力を背景とした有力者3名による、元老院を無視した談合政治。
a
ポンペイウス :閥族派。ミトリダテスの反乱、スパルタクスの反乱を鎮圧。
b
クラッスス :富豪。スパルタクスの反乱を鎮圧。
c
カエサル :平民派。
ガリア(現在のフランス)を征服=d
ガリア遠征 (前58〜51)。
前53年 クラッスス、パルティアとの戦いで戦死。
→ カエサルとポンペイウスの対立激化。
前49年 カエサル、ローマに戻り、ポンペイウスはエジプトに逃れる。
→ カエサル、エジプト遠征。(アレクサンドリア図書館など焼失)
▼
E
カエサルの独裁 小アジア、アフリカ、イスパニアに転戦しいずれも勝利する。
前46年 ローマに戻り、権力を掌握(天下統一)。10年間のa
独裁官 となる。
→ 貧民や退役兵に土地を分配し人気を高める。
前45年 元老院からb
インペラトル の称号を贈られる。ついで終身独裁官となる。
前44年 元老院派(共和派)のc
ブルートゥス に殺害される。
▼
前43年 a
アントニウス (部将)、b
レピドゥス (部将)、c
オクタビアヌス (養子)
三者の協力成立。共和派のd
キケロ 、追放され後にアントニヌスに殺害される。
前36年 レピドゥス失脚し、アントニヌスとオクタヴィアヌスの対立激化。
前者はエジプトの女王e
クレオバトラ と結ぶ。
前31年 f
アクティウムの海戦 :オクタヴィアヌス軍がアントニウスとエジプトの
連合軍を破る。翌年、アレクサンドリア陥落しg
プトレマイオス朝 エジプト滅亡する。
→ エジプトがローマの属州となり、ローマ領が全地中海に及ぶ。
= 「内乱の1世紀」の終わり。
▼
前27年 初代皇帝a
アウグストゥス の帝政始まる。
b
ローマ皇帝 は「市民の中の第一人者」として最高司令官・執政官・護民官を兼任する。
= c
元首政(ブリンキパートゥス) という。
意味: 元老院などの共和政の制度を残した上に、皇帝が実質的な権力を握る体制。
→ 元老院は重要な国家機関として存続し、皇帝の諮問機関としてなお存続する。
Text p.51
・1世紀から2世紀の200年間、ローマ帝国のもとで地中海世界の平和と繁栄が実現される。
=d
”ローマの平和” Pax Romana と呼ばれる。
・1世紀のローマ
キリスト教の成立と布教(後出) → ▲e
ネロ 帝によるキリスト教の弾圧。
79年 ヴェスヴィオス火山の爆発で▲f
ポンペイ 埋没する。 → 1860年発掘。
▼
b
五賢帝時代 96 〜180年=ローマ帝国の全盛期
・ローマの都市文化の拡大:
ロンドニューム →現在のf
ロンドン 、
ルテチア →現在のg
パリ
ウィンドボナ →現在のh
ヴィーン などが建設される
▼
市民権はイタリア本土のローマ人だけに認められていて、ついで属州の上層市民に与えられる
ようになったが、下層民は市民権は認められず重税が課せられていた。
→ 次第に属州の経済力が強まり、下層民も市民権を要求するようになった。
212年 a
カラカラ帝 、帝国領内の全自由民にローマ市民権を与える。
(
アントニヌス勅令という) → b
万民法 の成立(後出)
▼
・a
季節風貿易 によって中国、東南アジア、インドと交易が盛んになる。
→ 東方から絹や香料がもたらされる。
ギリシア人商人の活動『b
エリュトゥラー海案内記 』で知られる。
中国のc
後漢 時代
大秦王安敦の使節が洛陽に来た、と記録されている。
インドのd
クシャーナ朝 との交易。大量のローマ金貨がインドで出土。
・e
シルクロード を経て、陸上で東方と交易。 → 第7章参照
▼
Text p.52
a
軍人皇帝時代 235〜284年(3世紀) ローマ帝国の衰退期
・属州の軍団が独自に皇帝を擁立、50年間に26人の皇帝が入れ替わる。
背景 北の a
ゲルマン人 、東のb
ササン朝ペルシア などのローマ領への侵入
→ 軍隊の力が増す →皇帝の統率力が衰える → 軍人出身の皇帝が乱立。
260年
ヴァレリアヌス帝、ササン朝のシャープール1世と戦い敗れる(
エデッサの戦い)。
→ 272年にはシリアの隊商都市
パルミラを滅ぼす。
▼
a
内乱と異民族の侵入 → 軍事力の増強 → 帝国の財政圧迫 → b
都市への重税
有力(富裕)な上層市民は都市を離れ、農村で大所領を経営。
貧しい下層市民は都市を離れ、富裕者の大所領に流れ込んで、小作人となる。
征服戦争終わり、奴隷の供給も減少し、抵抗も続いたので、c
解放奴隷 が増加。
d
コロナトゥス制 :奴隷制経営による大土地経営(ラティフンディウム)に
代わって出現した、小作人(e
コロヌス )を使って所領を経営する制度。
▼
▼
帝国の統一を再現し、官僚制度を確立。 = 専制君主政の確立。
・313年 a
キリスト教を公認 (ミラノ勅令 後述)
・b
コロヌス の移動を禁止→税収の確保。職業選択の自由を制限→身分制秩序の強化。
→ ギリシア時代からの市民の「自由」が奪われる。
・▲d
ソリドゥス金貨 を発行し、地中海世界の基軸通貨とする。
・330年 都をe
ビザンティウム に移し、f
コンスタンティノープル と改称。
Text p.53
4世紀末の状況 ローマ帝国の重税政策 → 属州の反乱
375年 g
ゲルマン人の大移動 開始。さらにササン朝ペルシアの侵攻が激化する。
→ 帝国の混乱、分裂進む。
▼
▼
前1世紀末のa
パレスチナ b
ヘロデ王 がアウグスティヌスの承認を得てユダヤ王となる。
→ その死後ローマの属州になる。
→ 被征服民族としてのc
ユダヤ人 の不満 → ユダヤ教の救世主待望感が強まる。
従来のユダヤ教の形骸化 → 三派に分かれる。
d
パリサイ派 :律法の厳格な遵守と形式的な儀礼を重視。
サドカイ派:イェルサレム神殿の祭司を中心とし政治に妥協的。
エッセネ派:パリサイ、サドカイ両派を批判、禁欲的な宗教運動を展開。
→ この派に属するクムラン教団の文書類が発見されている(
死海文書)。
預言者の活動:バプテスマのヨハネなどが終末が迫っている事を人々に説き、悔い改め
をつよく求める。悔い改めた人に洗礼を与えた。
▼
前4年頃、ユダヤ北部の小村ナザレの大工ヨセフと妻マリアの間に生まれる。
バプテスマのヨハネから洗礼を受け、自らを神の子として自覚し、人々に神の言葉(福音)
を伝えるため伝道を開始。
イエスの伝道 「a
神の国 は近づいた。悔い改めてb
福音 を信ぜよ。」と説く。
= a
神の国 の到来と、その到来を完成させるc
最後の審判 を約束した。
→ 伝統的ユダヤ教の腐敗と形式化をきびしく批判。d
パリサイ派 などの反発を受け、
ローマへの反逆者として訴えられる。
30年 ローマ総督
ピラトによってゴルゴダの丘でe
十字架 にかけられる。
→ 三日後にf
「復活」 したと信じた人々がイエスこそg
救世主(メシア) であるとして
h
キリスト と言われるようになる。
= へブライ語の膏(あぶら)をそそがれしものを意味するメシアにあたるギリシア語。
▼
a
神の絶対愛 :ユダヤ教では、神を恐ろしい裁きの神としてとらえていたが、イエスは
民族や貧富の差をこえた、無差別で平等な愛を人々に及ぼす「愛の神」を説いた。
神の愛(b
アガペー )にならい、人々にc
隣人愛 を説いた。
・主なイエスの言葉(『新約聖書』に伝えられている)
「心をつくし、精神をつくし、思いをつくして主なるあなたの神を愛せよ。」
「自分を愛するようにあなたの隣り人を愛せよ。」「汝の敵を愛し迫害する者のために祈れ。」など
・原始キリスト教団の成立 イエスの弟子たちによる教団の形成
→ パレスチナのユダヤ人に次第に広がったが、当初はユダヤ教の一派ととらえられていた。
▼
b
ペテロ イエスの復活の証人として、熱心に伝道に努め、エルサレム教会をつくり、
ローマに伝道してローマ教会の基礎をつくる。→ 教団組織(教会)の成立。
c
パウロ ローマ市民権をもつギリシア人でユダヤ教徒であったがキリスト教に改宗。
イエスの死を神の子が人間の原罪をあがなったものとし救世主として位置づけた。
神の愛はd
異邦人 (ユダヤ人以外の民族)にもおよぶとしてた。
その意義: イエスの教えは民族宗教をを越えた、普遍的なe
世界宗教 に高められた。
Text p.54
→ 小アジアのギリシア人、エジプトなどに広がり、次第にローマ領内に浸透。
4世紀末 e
「新約聖書」 の成立 ギリシア語の共通語
コイネーで記される。
四福音書(イエスの言行)、使徒行伝、使徒の書簡などからなる。
▼
→ 伝統的多神教を信仰するローマ市民と保守的なユダヤ教徒から憎悪される。
64年 ローマ皇帝a
ネロ帝 、ローマの大火を理由に弾圧する。
ローマ皇帝に対するb
皇帝崇拝 が導入されると、迫害が強まる。
→ 多数の信者がc
殉教 する。→d
力タコンべ (地下の墓所)で信仰を守る。
→ 各地にe
教会 (エクレシア)が建設され、f
教父 による理論化進む。
3世紀 皇帝g
ディオクレティヌス帝 の専制君主政のもとで最後の迫害を受ける。
▼
313年 a
コンスタンティヌス帝 、b
ミラノ勅令 を制定しで公認。
→ 帝国の西半分で公認される。
324年 帝国の統一 → キリスト教、全ローマ帝国領で公認される。
→ キリスト教徒増大 → 教義の分裂が始まり、統一の必要がでてくる。
325年 a
コンスタンティヌス帝 、c
ニケーア公会議 を開催。
→ 教義の統一のため小アジアの都市で開催した。
エウセビオスが宗教顧問となる。
Text p.55
▼
4世紀後半 a
ユリアヌス帝 (背教者) 伝統宗教への回帰をくわだてるも失敗。
392年 b
テオドシウス帝 キリスト教を国教にし、他の宗教を厳禁する。
→ ローマ教会を中心に教会の組織化進む。
▼
・ローマ帝国の東西分裂(395年)の混乱 → 教会を主体とした信仰の自立が求められる。
5世紀 西口ーマの
教父a
アウグスティヌス 『b
神の国 』、『告白録』などを著す。
→ 神の愛による救済の普遍性を説く(後出) → 中世キリスト教神学の基礎となる。
431年 c
エフェソス公会議 :d
ネストリウス派 を異端とする。
→ 東方のササン朝をへて中国に伝わり、e
景教 となる。
451年 f
カルケドン公会議 :三位一体説を正統と確定し、g
単性説 を異端とする。
→ エジプト(
コプト教会)、エチオピア、シリア、アルメニアなど東方に伝わる。
▼
476年 西ローマ帝国滅亡 → 教会も東西分裂
ローマ=カトリック教会は世俗から独立した権威を築き、東方教会は皇帝教皇主義をとる。(後出)
Text p.56
ヘレニズム思想の影響で、帝国内のあらゆる民族に適用されるb
万民法 となった。
→ 6世紀後半 東ローマ帝国ユスティニアヌス帝がc
『ローマ法大全』 を編集。
・暦法:カエサルが太陽暦を採用(d
ユリウス暦 )
→ 1582年にe
グレゴリウス暦 に改訂されるまで使用される。
・文字:ラテン語のアルファベットを考案=f
ローマ字 →帝国内に普及。
3.文芸・学問の分野
・文学 ローマ人の文学=a
ラテン文学 ← ギリシア文学の影響を超えられず。
b
ヴェルギリウス 『c
アエネイス 』ローマの建国叙事詩。
d
ホラティウス 『叙情詩集』
オヴィディウス 『変身』
カエサル 『e
ガリア戦記 』 遠征時のゲルマン人社会での見聞録。
f
キケロ 共和政末期にギリシア思想をひるめる。政治家・弁論家・文章家としても有名。
『国家論』、『義務論』、『友情について』など、ラテン語の名文とされている。
Text p.57
・歴史 a
リヴィウス 『ローマ史(建国史)』 オクタヴィアヌスの友人。
b
タキトゥス 『c
ゲルマニア 』 ゲルマンの見聞録 他に『年代記』
d
ボリビオス ギリシア人。マケドニア戦争で捕虜となり、第3次ポエニ戦争に従事。
→ 『ローマ史』でe
政体循環史観 を述べローマの強さを混合政体に求める。
f
プルタルコス(プルターク) 『対比列伝』 ギリシア・ローマの英雄の伝記。
g
ストラボン 『地理誌』
・哲学 a
ストア派 哲学が隆盛 普遍的な理性のあり方を重視する。
b
セネカ ネロの師であったが処刑される。『幸福論』など道徳哲学を説く。
c
エピクテトス 奴隷出身のギリシア人で、ストア派哲学を大成。
d
マルクス=アウレリウス=アントニヌス帝 哲人皇帝
『自省録』を著す。
→ 中世のスコラ哲学に影響する。
▲e
新プラトン主義 イデア論とオリエント的な神秘思想が結びつく。
プロティノス ギリシアのプラトン哲学を復興。
→ アウグスティヌスの教父哲学に影響を与える。
・自然科学 自然科学者の多くはローマに征服されたギリシア人であった。
a
プリニウス 『博物誌』 全2万項目に及ぶ大理科全書。ポンペイで遭難。
b
プトレマイオス (トレミー) 地球中心の天動説
▲c
ガレノス ギリシア人。マルクス=アウレリウス=アントニヌス帝の侍医。
→ 解剖学を創始。
・宗教 はじめはギリシアと同じく、多神教であった。(ローマ神話)
帝政期にはa
ミトラ教 やb
マニ教 などの東方の神秘的宗教が流行。
→ c
皇帝崇拝 に取り入れられる。
帝政後期、キリスト教が公認され、さらに国教となる。
帝政末期d
エウセビオス 、e
アウグスティヌス ら教父による正統教義の確立。
→ 後のキリスト教神学の基礎となる。
まとめ ローマの文芸、学問の分野の特徴を言い表すホラティウスの言葉
「征服されたギリシアが、野蛮な征服者(ローマ)をとりこにした」
