2006年度 6B 世界史演習
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テーマ1 西アジアの歴史<イスラーム以前>を知る その4

解法W 西アジア(イスラーム以前)の文化

 オリエント文明の概要 

@メソポタミアの文化の特徴
1a 多神教 

2c 楔形文字 
3.神話
4.法律
5.生活 :
4.実用的学問:
民族ごとに最高神をまつる。b ジッグラト (聖塔)の建設。
   著名な都市の守護神の例、バビロンのマルドゥク神など。
シュメール人が創造。オリエントの公用文字として前1世紀まで使用。
 ギルガメッシュ叙事詩  :旧約聖書説話の原型となる。
シュメール法典を集大成したe ハンムラビ法典 :復讐法の規定などが重要。
 彩文土器 、g 日乾し煉瓦 の建物 、h 青銅器 の使用。
治水の必要から天文・暦法・数学が発達。
 i 六十進法 ・j 太陰暦  の使用(1週7日制などが始まる)。
Aエジプト文明の特徴
1.信仰

  ※宗教改革

2.習俗


3.象形文字


    ※解読
4.実用的学問 
 太陽神ラー  を最高神とする多神教。 → 新王国時代に体系化される。
  → 首都テーべの神アモンの信仰と結びつき、b アモン=ラー 信仰となる
 アメンホテップ4世 の宗教改革、一神教c アトン神 への信仰。
 → e アマルナ美術 (ネフェルティティの肖像など)が生まれる。
霊魂不滅と死後の世界(f オシリス神 が支配する)を信じg ミイラ を造り、
  h 「死者の書」 を墓に副葬する。 → i パピルス に象形文字で記載。
  ツタンカーメン王の王墓が有名。
・j 神聖文字(ヒエログリフ) =碑文、墓室・石棺に刻まれた象形文字
・k 神官文字(ヒエラティック) = 神聖文字を簡略化したもの
・l 民用文字(デモティック) = さらに簡略化した文字
 フランスのm シャンポリオン が、n ロゼッタ=ストーン を利用し解読。
灌漑農業に必要なo 測地術 から天文学・幾何学などが発達。
 p 太陽暦 が用いられる = ローマのユリウス暦のもとになる。
Bペルシア(イラン)の文化
1a 楔形文字 

    ※解読

2.信仰




 その他の宗教


4.美術工芸
5.イラン文化の
 伝播
 
シュメール人以来の文字が表音化してペルシア文字を作る。   
 → 公用語は、ペルシア語・エラム語・アッシリア語の三つが用いられた。  
 グローテフェント:ドイツ人 ペルセポリス出士の碑文の研究     
 b ローリンソン :イギリス人 c べヒストゥーン碑文 を解読。  
 ゾロアスター教  :アケメネス朝の前7世紀にゾロアスターが創始。   
 世界を光の神e アフラ=マズダ と闇の神f アーリマン の対立と見て、   
  g 最後の審判 を説く。ユダヤ教・キリスト教にも影響。
     ササン朝ペルシアで国教とされる。聖典h 「アヴェスター」 の編纂。
 →中国(北魏ごろ)にも伝わりi ケン教(拝火教) といわれる。   
・j ミトラ教  :インド・イラン起源の神秘教団 → ローマ世界に広がる。  
・k マニ教 :3世紀ごろマニがゾロアスター教にキリスト教、仏教を融和させる。偶像否定。    
  ササン朝では異端として禁止される。→ 北アフリカ、唐に伝えられる。(摩尼教)  
 ササン朝美術 :銀器・ガラス器・毛繊物・彩釉陶器など、工芸技術が発達。  
西アジアでは、次のm イスラーム文化 (イラン・イスラーム文化)に受け継がれる。  
東方:「絹の道」を通り日本にも影響を与える。(8世紀 飛鳥・奈良時代)     
 n 法隆寺 の獅子狩文錦  o 正倉院 の収蔵物(漆胡瓶・白瑠璃碗など)