f 
 e 
  a.b.c.d. 
世界史ノート 第10章2節

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2.ヨーロッパ諸国の海外進出                      p.196〜

ア.アジア市場の攻防

 ポルトガル    1498年 インド航路開拓 → 東回りでアジア市場に進出。
  1509年 ▲a ディウ沖の海戦 でマムルーク朝のエジプト海軍を破る。
  1510年 インド総督アルブケルケがb ゴア 占領。東南アジアへの進出をめざす。
         ムスリム商人とc 香辛料貿易 で競合。スリランカを支配。
   →1511年 d マラッカ王国 を滅ぼす。→e モルッカ諸島 (香料諸島)に進出。
  1517年 明とf 広州 で通商開始 → 57年 g マカオ に居住権を得る。
  1543年 h 種子島  に漂着、1550年からi 平戸 で日本との通商始まる。
    通商の利益を王室が独占、国内産業の発展につながらず、衰退する。
 スペイン     西回りで新大陸から太平洋に進出(マゼランをモルッカに派遣)。
    1521年 マゼラン、a フィリピン 到着。彼の死後、艦隊がb モルッカ諸島 に到達。
   →1529年 サラゴサ条約でb モルッカ諸島 領有権をポルトガルに譲渡。
  1571年 フェリペ2世の時a フィリピン を領有 c マニラ を拠点とする。
   → メキシコの▲d アカプルコ との間の▲e ガレオン船 による貿易を展開。
 オランダ     1581年 スペインから独立宣言、海外に進出開始。
   1602年 a 東インド会社 設立。拠点b バタヴィア 。→ポルトガル勢力を駆逐。
  1609年 c 日本 とも交易を開始。→1639年 鎖国後も長崎出島で交易を継続。
  1623年 d アンボイナ事件 起きる。e モルッカ諸島 でイギリスと衝突。
   →インドネシアからイギリス勢力を閉め出す。→▲f オランダ領東インド の形成。
   1624年 明末の混乱に乗じg 台湾 を占領。→61年 鄭成功に奪還される。
  1652年 アフリカにh ケープ植民地  建設 → 入植者をブーア人という。
 イギリス      テューダー朝・ステュワート朝からイギリス革命期にかけて。
  1600年 a 東インド会社  設立 → 1623年以降、b インド経営 に力入れる。
   拠点c マドラス 、d ボンベイ 、e カルカッタ →ムガール帝国の内紛に乗じる。
  → 17世紀後半のf 英蘭戦争  に勝ち、世界貿易の覇権を握る。
 フランス      ブルボン朝の絶対王政のもとで盛んに海外進出。
   1664年 a コルベール の重商主義政策 b 東インド会社 を再建 →インドに進出
      拠点c ポンディシェリ 、d シャンデルナゴル   →イギリスと対抗。
  1744年から3次にわたり、イギリスと▲e カーナティック戦争 を展開。  
   →インド総督f デュプレクス のもとで、イギリス勢力を一時圧倒する。
 英仏の植民地争奪     18世紀英仏の対立は▲a 第2次英仏百年戦争 といわれ、
   西ヨーロッパの国家対立の基軸となる。→ 大陸での絶対主義諸国の抗争と連動。
  1744〜63年 カーナティック戦争 南インドにおける英仏の対立。
  1756〜63年  b 七年戦争  と北米でのc フレンチ=インディアン戦争 と並行し、
    1757年 d プラッシーの戦い が起こる。イギリス東インド会社傭兵軍を率いる
    e クライヴ が、フランスとインドのベンガル地方土豪連合軍に勝利する。
イギリスのインド支配の確立。→ イギリス「第一帝国」の形成。
 

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イ.アメリカにおける植民地争奪

 スペイン   ポルトガル領a ブラジル  を除きメリカ大陸ほぼ全体を支配。
 16世紀 エンコミエンダ制の強行 → インディオ人口の減少 → 
  西アフリカからb 黒人奴隷 を労働力として鉱山経営。→ 金銀を独占し繁栄。
 17世紀 メキシコでの▲c アシエンダ制 による大農場経営を進める。
 オランダ   1621年a 西インド会社 設立。アフリカ西岸とアメリカの通商。
 北アメリカにニューネーデルラント植民地を領有、b ニューアムステルダム  建設。
  → 1664年 英蘭戦争に敗れ、イギリス領となり、c ニューヨーク  と改称。
 フランス   1534〜42年 カルティエ、フランソワ1世の命令で北米を探検。 
  セントローレンス川流域を占有して、1535年 a カナダ と命名。 
 1608年 シャンプラン、b ケベック  建設。毛皮取引所設置。
 1682年 ラ=サール、ミシシッピ川流域探検、ルイ14世に献げc ルイジアナ と命名。
 1697年 中米カリブ海のハイチをスペインから獲得。
 イギリス   1607年 a ヴァージニア  に植民地建設(ローリー)。
 1620年 b ピューリタン (ピリグリム=ファーザーズ) メイフラワー号で移住
   → c ニューイングランド植民地 を形成(新教徒の移住が多くなる。)
  18世紀前半まで北米大陸東岸にd 13の植民地  を建設。
   →先住民e インディアン  と融合せず、居住地を圧迫。
 1655年 中米カリブ海では、スペイン領のジャマイカを占領。
 アメリカ大陸での英仏の対立       
 18世紀 英仏は、ヨーロッパ本土での対立と同時に、アメリカ植民地でも争う。
  ┌────────┬────────────┬────────────────┬───┐
  │  年  代  │ ヨーロッパでの戦争  │ アメリカ植民地での英仏抗争  │結果 │
  ├────────┼────────────┼────────────────┼───┤
  │1701〜13年│a スペイン継承戦争  │b アン女王戦争        │※  │
  ├────────┼────────────┼────────────────┼───┤
  │1740〜48年│c オーストリア継承戦争│d ジョージ王戦争       │※※ │
  ├────────┼────────────┼────────────────┼───┤
  │1756〜63年│e 七年戦争      │f フレンチ=インディアン戦争 │※※※│
  └────────┴────────────┴────────────────┴───┘
  結果 ※ イギリス、1713年 g ユトレヒト条約 で北米その他に領土を獲得
     ※※ イギリス、フランスをヨーロッパに足止めするためマリア=テレジアを支援 
     ※※※ イギリスの勝利 1763年 h パリ条約  締結。並行して、インドでは
      i プラッシーの戦い で、イギリスがフランスに勝利。
  j ユトレヒト条約 :イギリスは、スペインからジブラルタル・ミノルカ島、フランス
   からニューファンドランド・アカディア・ハドソン湾地方を獲得。アシエントも獲得。
  k パリ条約 の内容:イギリスは、m カナダ ・ミシシッピ以東のn ルイジアナ ・
   フロリダ・西インド諸島の一部およびセネガルを獲得。フランス:ミシシッピ以西の
   n ルイジアナ をスペインに譲渡し、北米での領土全て失う。
※イギリスは、北米植民地への支配を強化。植民地側からo アメリカ独立革命 起こる。
 フランスは、侵略戦争と植民地戦争が国家財政を破綻させp フランス革命 が勃発。
 

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ウ.三角貿易

1. 黒人奴隷貿易  10世紀 インド洋貿易圏でムスリム商人による黒人奴隷貿易が展開。
 15世紀 ポルトガルの西アフリカ探検。西欧諸国による大西洋ルートによる黒人奴隷貿易始まる。
 16世紀 a 西インド諸島 、中南米地域のスペイン植民地でのb インディオ  の酷使
  →その人口の激減 →大陸での労働力不足 →c アフリカの黒人 の輸入さらに増加。
  黒人奴隷の供給地 アフリカ西海岸のd ギニア地方 (現ギニア〜カメルーン)
  → スペインは、黒人奴隷供給契約(▲e アシエント )を、外国商人と結ぶ。
 17世紀 スペイン入植者によるサトウキビ・タバコ・綿花などのf プランテーション  
   経営の拡大。→ 19世紀までにおよそ1000万人の黒人奴隷が運ばれたと推定される。
2. 三角貿易   の展開  17世紀 大西洋上で次のような貿易が展開される。
 
 
 a. 砂糖    b. 綿花   c. タバコ   d. コーヒー  
 e. 黒人奴隷   f. 武器・雑貨  
3.イギリスの繁栄
 1713年 ユトレヒト条約で、スペインからa アシエント (奴隷供給契約)を認められる。
  → イギリス、b 黒人奴隷貿易 で大きな利益を得る。c リヴァプール 、ブリストルが繁栄。
  → イギリスの資本蓄積 →  d 産業革命  の一条件となる。
  →アフリカのe 労働力の損失  →アフリカの荒廃。
 

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 地図 17世紀半ばの植民地(作成中)

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