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全体ワークショップ(2001/8/7- )
全員が集まって、導入・中間・まとめの各段階で学習や意見交換を行っています。



導入第1回ワークショップ 2001/8/7(火)14:00-
 一般公募で集まった30名の初顔合わせ。市役所の事業説明の後で、全体コーディネーターである(財)さわやか福祉財団の木原勇さんの音頭により、自己紹介が行われました。ひとり2分という制限時間の中で、みんなが地域福祉やボランティア、地域づくりへの熱意を語ります。結構すごい。なんで、この狭い地域に、これだけ熱心な人がいるんだろう。
 木原さんからは、ワークショップの開始にあたってのお話がありました。話し合いはどのように展開していってもよいと言う。市役所の人も、何をやってもよいし何をしなければならないというものではないと、言っていました。じゃあ、何をやればよいのだろうか? でも、ひとりのお年寄りが始めた「街角のケースワーカー」の事例などを聞くと、私たちにも何かできるかもしれない。ちょっぴり、次回からのワークショップに期待が膨らみました。

→自己紹介の様子の詳細と写真はこちら
→木原さんの話の全文は市役所のホームページのこちら

導入第2回ワークショップ 2001/8/28(火)14:00-
 今日は指定席です。4つのグループに分かれましたが、周りは知らない人ばかり。木原さんのほかに、さわやか福祉財団からは松宮さんという京都弁の女性がいらっしゃっています。
 「助け合いゲーム」だそうです。シンポジウムで堀田さんから紹介があった「地域通貨」を実際に体験するゲームですって。でも、単なるゲームかと馬鹿にしていたのですが、つい夢中になってしまいました。
 まずトランプのようなカードが配られました。「食事作り」「モーニングコール」「話し相手」「ゴミ捨て」「裁縫」「包丁磨ぎ」「車での送迎」などと書かれています。50種類ほどあるでしょうか。まず、この中から、自分がしてもらいたいものを5枚選べという。私は、一人暮らしだから、「着物の着付け」「マッサージ」「部屋の模様替えの手伝い」「宅配便などの受け取り」「日曜大工」を選びました。結構あるものです。
 「グループ内においてサービスの交渉をしてください」ですって。隣のおばさんから、早速、声がかかります。「あなた、ワープロできるでしょう。」「ええ、ワープロなら。あのう、着付けができないで困っているのですけど代わりにお願いできないかしら」「それなら、お安い御用よ。着物はどんなやつ?」。こうして、会話が進むうちに、次々にカードが交換されていきます。終ってみたら、「ワープロ作成」3枚、「パソコンの指導」、「菓子・ケーキづくり」、「ペットの預かり」、「スポーツの指導」と7枚も集まってしまいました。私にも、できることがこんなにあるんだなあ。自分の住んでいるマンションでも、こういうやりとりができると、素敵だと思いました。怖そうに見えたおばさんたちも、意外にやさしそうな方ばっかりだったし、次回が楽しみです。
 

→ゲームの様子の詳細と写真はこちら
→「助け合いゲーム」については、さわやか福祉財団のホームページのこちら
→堀田さんのシンポジウムでの講演全文は市役所のホームページのこちら

導入第3回ワークショップ 2001/9/25(火)14:00-
 同時多発テロの起きた9月11日は平塚は台風のため、予定されていた日程が順延され、1ヶ月ぶりとなりました。前回のワークショップのあと、「生活者の観点から花水の課題は何か」を書いて返送するようにとこんな手紙をもらい、悩んだ末に投函したら、しばらくたってその一覧表が送られてきました。みんなから課題がいっぱい出ています。
 席は今日も指定席でした。前回と違って3グループに分かれています。机の上には、タックシールと模造紙とマジックが用意されています。まず、各自で「花水の課題」をタックシール1枚に1つ書くように言われます。周りの人は、5枚くらい書いていましたが、私は3枚。ボランティアに興味があったので、その関係の課題を書きました。
 みんなで、タックシールを説明しながら、模造紙に貼っていきます。似たもの同士を、隣に置きます。びっくりしたのは、いろんな課題が出たことです。「交通が線路で分断されているので、病院に行くのに不便」という課題などは、なるほどと思いましたが、私には思いつきませんでしたね。自治会の役員の高齢化というのも、はじめて聞く話しでした。また、障害者施設で働くメンバーから、ボランティアは一方通行ではない、障害者がボランティアをやることもできるという話しを聞き、新鮮でした。私たちのグループでは、わいわい議論をして「情報」「ボランティア・助け合い」「子供・教育」「高齢者」「自治会・高齢化」「交通」の6つの課題にまとめました。その後、各グループから、発表がありました。みなさん、話術がたくみです。どのグループとも同じような課題が見えているのだと思いました。
 木原さんからは、「住民流の街づくりは、生活している目線で行うのが大切。今日は、そういう意見がたくさん出た。今日は、3つの課題に集約し、アンケートで希望を募る予定だったが、意見が多すぎて3つには分けられない。したがって、次回、さらに深めて、解決の切り口を考えていきたい」とまとめられました。

→グループの発表の詳細と写真はこちら
→花水の課題事前アンケート結果はこちら

導入第4回ワークショップ 2001/10/2(火)14:00-
 冒頭、今後の調査等で身分を証明できるようにと、「グループ員証」が配られました。市長の印が入っていて、緊張します。木原さんからは、昨日(10/1付け)の神奈川新聞に載った堀田さんの記事が紹介されました。このワークショップのことも、「住民の知恵が討議の中から出されようとしている」と書かれています。
 グループは、前回と同じメンバーです。木原さんから、「前回グループごとに整理した花水の課題について、さらに話し合い、順位付けして3点の課題にまとめて新しい模造紙に書いてほしい。」と言われます。グループで話し合い、私たちは、「情報」「大人と子供の交流」「ボランティアの受け手と担い手」とまとめました。そして、発表。前回より増して、グループ間で同じことを考えていることが良くわかりました。木原さんが、発表を4つの課題に整理してくれて、この指とまれ方式で「交流」「情報」「環境」「人」で、チーム分けをしました。このチームで、今後チーム活動をするわけです。新しいチームに名前を付けようということみんなで考えたら、「華」「クロス」「らぶ」となりました。ユニークですね。みんなで大笑いです。これからの日程は、みんなで決めて、ということなので、チームで話し合って2週間後に行うことになりました。4回のワークショップでいろいろ席が変わったので、新しいチームに知っている顔が何人もいます。仲良く活動が出来そうで、よかった。

→グループの発表の詳細と写真はこちら

中間ワークショップ 2001/12/4(火)14:00-
 チームに分かれて活動を始めて1ヵ月半。久しぶりの全体会です。この間、5回チームで集まったので、だいたいの方向性を発表することが出来ました。どのチームも順調に進んでいるようですが、正直言って、自分たちのチームの打ち合わせに早く入りたかったというのが本音でした。

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まとめのワークショップ第1回 2002/3/26(火)14:00-
 12月からの3ヶ月間は、あれよあれよと言う間に、FMナパサに出演するわ、地区報告会で大勢の前で報告するわと、あっという間に過ぎ去りました。忙しかったけど、充実した日々でした。みんな頑張ったよね。で、もう3月も末となり、最初のスケジュールだともうこの活動も終わりとなるので、残念と思っていたら、次に続けるためのワークショップということで、どのチームも路半ばなので、来年度に向けての抱負を語る会となりました。と同時に、チーム間の連携やら、新しいメンバーの入り方やら、課題も見えてきました。

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まとめのワークショップ第2回 2002/4/16(火)14:00-
 

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花水ワークショップ