a ガズナ朝 10世紀末 アフガニスタンのトルコ系王朝。マフムードが北インドに侵入。
b ゴール朝 12世紀後半 イラン系。北インドも支配。
→民衆にイスラーム教を強制し、ヒンドゥー教の寺院や神像を破壊。
ヒンドゥー教徒(c ラージプート という)は分裂していたため、対抗できず。
a 奴隷王朝 1206年 ゴール朝の将軍b アイバク (奴隷出身)がデリーに自立。
インド最初のイスラーム王朝を建設。以後、デリーに5つのイスラーム王朝が続く。
c ハルジー朝 → トゥグルク朝 → サイイド朝 → ロディー朝(アフガン系)
ハルジー朝:地租の金納化などの経済改革を行う。→ ムガル帝国に継承される。
イスラーム勢力の進出 → インドでのa 仏教 の消滅、ヒンドゥー寺院の破壊
実際の統治ではイスラーム信仰は強制されず、民衆に受け入れられる。
神への献身を求めるb バクティ 、苦行を通じて神との合体を求めるc ヨーガ信仰
に類似したため、d カースト差別 でくるしむ都市民に受容される。
8世紀以降 a ムスリム商人の活動 東南アジアを経由して対中国貿易を行う。
→ イスラーム教、東南アジアに伝えられる。
12世紀以降、b イスラーム神秘主義(スーフィズム) による布教が活発化。 13世紀 スマトラ島のサンドラ=パサイ王国でイスラームが受容される。 → マルコ=ポーロ、イブン=バットゥータも来訪。 ※ジャワ島ではヒンドゥー教国のc マジャパヒト王国 が栄える。 =東南アジア最後のヒンドゥー教国となる。
マライ半島南西部を拠点に、東南アジアの国際貿易都市として繁栄。
→インドネシアの島々、フィリピン南部(ミンダナオ島)に広がる。
マジャパヒト王国(ヒンドゥー教国)にかわり、ジャワの内陸部を支配。
→ イスラーム、インドネシアに広がる。 ジャワ島西部にはバンタム王国、スマトラ島北部にはアチェ王国 → いずれもポルトガルとの香料貿易で栄える。 →
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前8世紀 一時エジプト王朝を滅ぼす → 前667年 アッシリアが侵入 後退する
前670年ごろ〜後350年a メロエ を都とし繁栄。この間をb メロエ王国 とも言う。 c メロエ文字 の使用(未解読)
アクスム人はセム系民族で、アラビア半島南端のイエメンから、移住したセム系民族。
アビシニア高原のa エチオピア に王国を建設(前120年頃)。
4世紀にキリスト教(▲b コプト教会 )を受容する。
金を産出 → ムスリム商人の進出 塩との交換を行う。
1076年、イスラーム勢力のa ムラービト朝 によって征服される。
→ 西アフリカのイスラーム化か始まる。
マンディンゴ人が建設し、イスラーム教徒が支配。
交易都市 a トンブクトゥ の繁栄、「黄金の国」と言われる。
14世紀前半、国王b マンサ=ムーサ の時、全盛期となる。
→ イスラームの旅行家イブン=バトゥータが来訪。
西アフリカの隊商都市を支配、北アフリカとの交易に従事。
交易都市a トンブクトゥ の繁栄。内陸アフリカにおけるイスラーム信仰の中心となる。
モガディシユなど、アラビア・イランとの交易による海港が発達。
→10世紀頃から、ムスリム商人によるインド洋貿易の拠点として海港都市が発達。
マリンディ、モンバサ、ザンジバル、キルワ、モガディシュなど。
→アラビア語の影響を受けたa スワヒリ語 が広く用いられる。
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