CubeXでの造形サンプル


目次

Simplify 3D Version 3.1.0
擬似色テスト
久々の2色造形
長時間造形3
小径ノズルでの造形挑戦2
モンスター2
小径ノズルでの造形挑戦
ハロウィン
モンスター
木質造形
妖精
サポートの高さ制限
アセトン処理
ABSでの造形
Cura V14.06での造形挑戦
軟弱フィラメント造形挑戦
ソーダアイスドラゴン
入れ子構造
タチコマモドキ
サインスマートPAL
造形精度確認と造形速度アップ確認
外形造形順序(内から外へ)変更テスト
長時間造形2
胸像作成
サンダーバード2号?
CubeX初の長時間造形
造形能力テスト
造形ピッチ0.05mmの造形サンプル2
造形ピッチ0.05mmの造形サンプル
造形ピッチの複数指定造形サンプル
CubeXソフトウエアV1.07時点での造形サンプル
iPhoneケース
曲面の造形サンプル
iPhoneケースNGサンプル

SCOOVO C170での造形サンプル / C170改造形サンプル / FABtotum(FDM)サンプル

系列サイト

3D造形出力工房 DIMM(ディム) 内の造形サンプル

戻る


Simplify 3D Version 3.1.0

(2016/06/13)
 久々に造形サンプルを追加。
 ノーマルノズルにて、サイズは100%、スライサーはSimplify 3D(V3.1.0)、造形ピッチ0.2mm、中味20%、サポートあり、ラフトなし、ブリムなし、冷却あり、フィラメントはサンプル品でニッポーABSナチュラル(練乳みたいな色)。
http://www.thingiverse.com/thing:1492805
http://www.thingiverse.com/thing:720406

 兵士:造形時間4h26m、31.3g(サ+11.4g)、簡易サポート除去状態。
 馬:造形時間2h01m、12.2g(サ+6.2g)、簡易サポート除去状態。

 適切なサポート材の付け方の設定に慣れていないので、除去に相当苦労した。設定の追い込みがまだまだ必要。猫はいつもの。ピッチも粗いけど、ノーマルノズルでは、更にディテールが失われるね。フィラメントは例のモノ

(2016/06/19)
 ノーマルノズルにて、サイズは100%、スライサーはSimplify 3D(V3.1.0)、造形ピッチ0.2mm、中味12%、サポートあり、ラフトなし、ブリムあり、冷却なし、フィラメントはサンプル品でニッポーABSナチュラル(練乳みたいな色)。
http://www.thingiverse.com/thing:1469139

 造形時間6h34m、30.3g(サ・ブ+18.6g)、簡易サポート除去状態。

 サポート材の生成に苦労しました。結局、自動では色々と不足でマニュアルでの追加やサイズアップなど小細工してます。

(2016/12/19)
 ノーマルノズルにて、サイズは100%、スライサーはSimplify 3D(V3.1.0)、造形ピッチ0.1mm、中味20%、サポートなし、ラフトなし、ブリムなし、冷却あり、フィラメントは3Dcreators PLAグレー。
http://www.thingiverse.com/thing:1576163 (※Netfabb standard 2017を使用し、シェルを一つに統一化処理している。)

 造形時間5h26m、30.2g

目次へ

戻る


擬似色テスト

(2015/12/17)
 どんな感じになるか確認してみたが、それほど目線を離さなくても擬似的に混色している感じに見える気がする。出来は悪いが、0.1mmピッチでスライスして造形。こんな小さなサイズでも1時間17分もかかってしまうのが難点。

 極端な色の組み合わせなので、黒に負けてしまう感じがあるが、擬似色は出ている気がする。
 STLファイル:2color_test01.zip(圧縮してます。)

目次へ

戻る


久々の2色造形

(2015/11/13)
 シングルヘッド対応をしてノズルを小径化したものに交換する前に、修理後せっかく調整されてきているので、ノーマルノズルで久々にCubeXでのデュアル造形をしてみる。
 使用したヘッドはジェット1とジェット2で、出来るだけ隣接ヘッドでの干渉を避けるため、造形物は比較的小物を選んで配置も考慮している。
 そういえば、KISSlicerでデュアル造形のスライスをして造形するのは初めてだ。
 スライサーはKISSlicer(V1.4.5.10) + CubeItで、造形ピッチ0.25mm、中味25%、サポートあり、ラフトなし、ブリムあり、冷却なし、フィラメントは3Dcreators ABS黒・黄。
http://www.thingiverse.com/thing:62531

 造形時間4h58m、12.0g,、簡易サポート・ブリム除去状態。

 ノズル径がノーマル状態なので、小物だと荒が目立つのはご了承を。

 造形は小さい方、スライサーはKISSlicer(V1.4.5.10) + CubeItで、造形ピッチ0.25mm、中味25%、サポートあり、ラフトなし、ブリムあり、冷却なし、フィラメントは3Dcreators ABS黒・黄。
http://www.thingiverse.com/thing:329436

 造形時間7h58m、22.3g(+2.8gサ・ブ),、簡易サポート・ブリム除去状態。

 KISSlicer読み込み時に足の水かき辺りがエラー状態だった所為で、出来も悪い状況。(部分的に表裏反転状態だった模様。)

 CubeXで読み込み時の自動ファイル修正保存したSTLファイルを利用すれば、問題はでなかったね。
 NetFabbで解決出来ない場合は、この方法をとることにしよう。

目次へ

戻る


長時間造形3

(2015/02/26)
 一応、CubeXでは自身の最長記録となるもので、丸二日を要する造形である。使用ノズルはφ0.2mmの小径のもの。
 サイズは50%、KISSlicer(V1.4.5.10) + CubeItMod491_SafeMode2、0.1mmピッチ、中味20%、サポートあり、ラフトなし、フィラメントは某PLA緑。
http://www.thingiverse.com/thing:657397

 本来はヘッド2を使用する予定がなく未使用状態にして、ヘッド1かヘッド3での造形の為、干渉しない範囲が90mm程あったので、ヘッド干渉がある程度防げていたのだが、今回、センターであるヘッド2を利用するようにしたため、干渉しない範囲が半減して45mm位になった為、ヘッド2で造形している最中にヘッド1やヘッド3が造形物に乗り上げる状況が出てしまっている。
 この為、左右のサポート材などが破壊されている状況が出てしまっている。

 造形が二日に渡ることもあり、室温の変化での造形の問題が時間経過を伴って表れてしまった造形となる。
 特に朝方の気温低下と共に室温も低下した為、非常に吐出しが滞ったような隙間が出来てしまっている。
 フィラメントの供給に問題があり、非常にストレスの掛かる状態で造形していた為、吐出しが滞って起きる筋が多数発生している。

 後半の肩からの造形では、フィラメントの供給パスを改善してストレスを緩和した為、筋が出る状況を改善できた。
 造形時間:40時間51分、32.1g(+12.0gサ)、簡易サポート除去状態。
 今回の造形で確認できたんだけど、表示の造形状況の進行具合を表す棒グラフが、途中で最初に戻っている状況がみられた。何か不具合があるのかな。

目次へ

戻る


小径ノズルでの造形挑戦2

(2015/02/18)
 今回はMerlinのホットエンドを入手したので、φ0.2mmの口径のノズルで造形を行ってみた。
 造形は、KISSlicer(V1.4.5.10) + CubeItMod491_SafeMode2、0.15mmピッチ、中味25%、サポートあり、ラフトなし、フィラメントは某PLA緑。
http://www.thingiverse.com/thing:30411

 造形時間:1時間52分、2.9g、簡易サポート除去状態。
 期待通りの造形状況。

 ノズルが細くてほぼ先端のみなので、折れてしまうのではないかとヒヤヒヤものである。
 最初は締め付けが甘くて、ノズルの付け根から樹脂漏れがあったが、締め直して問題なし。(輪ゴムが付いていたけど、融けてしまったかも。)

 造形の再現性を確認する為、かなり縮小した状態で状況確認を行う。
 サイズは25%、スライサーはKISSlicer(V1.4.5.10) + CubeItMod491_SafeMode2で、造形ピッチ0.1mm、中味25%、サポートあり、ラフトなし、フィラメントは某PLA緑。
http://www.thingiverse.com/thing:69709

 造形時間:5時間10分、5.2g(+0.6gサ)、簡易サポート除去状態。
 期待以上の出来かな?

 流石に光造形とは比較にならないけど、CubeXでもこれ位の能力はあるんだよ。

(2015/02/19)
 造形の再現性を確認する為、サポートなし状態で状況確認を行う。
 サイズは50%、スライサーはKISSlicer(V1.4.5.10) + CubeItMod491_SafeMode2で、造形ピッチ0.1mm、中味25%、サポートなし、ラフトなし、フィラメントは某PLA緑。
http://www.makershop.co/shop/fantasygraph/item/never

 造形時間:3時間52分、3.5g。

 オーバーハング部分も十分な造形再現がされていると思われる。
 小さな文字の刻印も再現されているようだ。

 ノズルの先端が細いので、造形物への熱の伝達が比較的伝わらないので、冷却効果が利くようで、PLAでもオーバーハングをかなり緩和できる状況にある。

(2015/02/22)
 サイズは25%、スライサーはKISSlicer(V1.4.5.10) + CubeItMod491_SafeMode2で、造形ピッチ0.1mm、中味25%、サポートあり、ラフトなし、フィラメントは某PLA緑。
http://www.thingiverse.com/thing:691833

 造形時間:4時間41分、4.1g(+1.1gサ)、簡易サポート除去状態。

 素数タワー、サイズは50%、スライサーはKISSlicer(V1.4.5.10) + CubeItMod491_SafeMode2で、造形ピッチ0.1mm、中味12.5%、サポートなし、ラフトなし、フィラメントは某PLA緑。
http://www.thingiverse.com/thing:620295

 造形時間:9時間31分、9.3g。

 この造形レベルだと、スタンプ作りに利用できそうだ。

(2015/02/25)
 サイズは共に50%、スライサーはKISSlicer(V1.4.5.10) + CubeItMod491_SafeMode2で、造形ピッチ0.1mm、中味20%、サポートなし、ラフトなし、フィラメントは某PLA緑。
http://www.thingiverse.com/thing:48060
http://www.thingiverse.com/thing:686299

ヨーダ
 造形時間:4時間15分、4.1g(+0.2gサ)。

 最初の方は試しに溶融温度低めで造形した為、吐出しの不具合が見られる。

 一応サポートは無しで、最初から付いている顎のサポートのみ。顎より、耳の付け根と先端側にサポートが必要だね。
 耳がかなり薄い状態で造形された。

Marvin Advanced
 造形時間:2時間26分、2.2g。

 50%に縮小したのは誤りでした。

目次へ

戻る


モンスター2

(2015/01/14)
 ヘッド1の擬似信号耐久試験として、長時間造形を試みた。
 スライサーはKISSlicer(V1.4.5.10) + CubeItで、造形ピッチ0.2mm、中味20%、サポートあり、ラフトあり、冷却なし、フィラメントは3Dcreators ABS黄色(多少、蛍光性があるかな)。
https://www.mono-logue.com/item/detail/10222

 造形時間:15時間57分、35.3g(+48.8gラ・サ)、 簡易サポート除去状態

 一応、問題なく造形出来たが、擬似信号はフィラメントが正常に供給出来ている事を伝えているだけなので、トラブル対策が考慮されていない。
 最低限、フィラメント無し判定位は行って、割り込み等で、擬似信号にも未検出対応する様にしないといけないね。

(2015/01/15)
 0.25mmノズルでの造形確認。
 サイズは50%、スライサーはKISSlicer(V1.4.5.10) + CubeItで、造形ピッチ0.1mm、中味25%、サポートあり、ラフトあり、冷却なし、フィラメントは3Dcreators ABS黒。

 造形時間:9時間43分、5.3g(+3.9gラ・サ)、 簡易サポート除去状態
 やっぱり、小径ノズル効果は絶大。

 ABSだから、炙りでサポート除去跡消しとこっと。

(2015/01/15)
 そういえば、今回ABSでの造形時に、CubeXの開放窓をアマゾン梱包箱内のダンボールシート(大きめ)で塞いでみた
 温度変化が緩やかになったのか、開放状態よりも途中で割(剥が)れるパリ音が少なくなった。また、動作音も多少防げて、あまりに静か過ぎて造形が停止しているかと勘違いする状況もみられた。
 塞ぐ事での効果はあるようなので、以前から確保しているビニールシート(よく机の傷防止等で敷く厚手のもの)をカットして塞ごうと思う。

目次へ

戻る


小径ノズルでの造形挑戦

(2014/12/05)
 多分φ0.2(オーダーは0.35)mmの口径のホットエンドを入手したので、取り付けて造形を行ってみた。
 造形は、KISSlicer(V1.4.5.10) + CubeIt、0.2mmピッチ、中味10%、サポートなし、ラフトなし、フィラメントはPolymakr PolyPlusオレンジ。
http://www.thingiverse.com/thing:30411

 設定の一部が以前のままで壁厚が1mmの設定だったので、余分な厚みの造形ではみ出た状態になってしまった。

 とりあえず造形出来る事は確認できた。

 初めて使用するノズルサイズなので、各種設定の追い込みが必要な状況であるが、何とか造形が完了出来た。使用しながら追い込みを行っていこうと思う。


 造形は、KISSlicer(V1.4.5.10) + CubeIt、0.1mmピッチ、中味10%、サポートなし、ラフトなし、フィラメントはPolymakr PolyPlusオレンジ。

 造形時間:2時間12分、2.1g。
 まだ、吐出し量は調整の余地があるが、CubeXにしてみればディテールの再現性が向上している。

(2014/12/06)
 造形は、KISSlicer(V1.4.5.10) + CubeIt、中味12.5%、サポートあり、ラフトなし、フィラメントはPolymakr PolyPlusオレンジ。
http://www.thingiverse.com/thing:496726

左側は従来のノズルでサイズ150%、0.15mmピッチ。
 右側は小径のノズルでサイズ100%、0.1mmピッチ。
 ちょっと比較にならない状況だけど、従来ヘッドでは、サイズが100%だともっと悲惨な造形結果になるから、小径ノズルの効果はあると見ていい。
 サポート付も問題なく造形出来る事が確認できた。
 小径での造形でも十分に対応できる造形精度を保っていると考えても良さそうである。


(2014/12/07)
 造形は、KISSlicer(V1.4.5.10) + CubeIt、0.15mmピッチ、中味10%、サポートあり、ラフトなし、フィラメントはPolymakr PolyPlusオレンジ。
 データ元を探したけど、見つけられていない。随分前にダウンロードしておいたもの。

 造形時間:7時間12分、8.1g(+6.3gサ)、 簡易サポート除去状態。
 従来のノズル径では絶対に無理な造形にも挑戦出来る状況になる。
 流石に動きは良くないが、全部回転は出来る状態。

(2014/12/12)
 造形は、Cura(V14.09)、0.15mmピッチ、中味10%、サポートなし、ラフトなし(ブルムあり)、フィラメントは3DcreatorsABS黒。
http://www.thingiverse.com/thing:399545 ← 以前にダウンロードした時(rook_fixed_v3.stl)の物と中味が変わっているようだ。

左が今回造形したもので、右は以前SCOOVO C170で造形したもの
 造形時間:11時間4分、14.3g(+0.2gブ)、簡易サポート除去状態。
 エッジの出来が良いし、文字もクッキリしている。

目次へ

戻る


ハロウィン

(2014/10/14)
 CubeXでは、久々のサンプル。(別に造形していなかったわけではないよ。)
 造形は、KISSlicer(V1.4.5.10) + CubeIt、0.2mmピッチ、中味10%、サポートなし、ラフトなし、フィラメントはPolymakr PolyPlusオレンジ。
http://www.thingiverse.com/thing:495102

 造形時間:7時間23分、70.9g、ヘタは水性ホビーカラーで着色
 溶融温度は180℃前後、フィラメントは比較的固く、反りやすい。また、別件だがサポートは剥がし辛い。
 後日、中に入れるキャンドルライト導入予定。

目次へ

戻る


モンスター

(2014/07/25)
 造形は、KISSlicer(V1.4.4.8) + CubeIt、0.2mmピッチ、中味5.0%、サポートあり、ラフトあり、フィラメントは3Dcreators PLAクリアパープル。
http://www.thingiverse.com/thing:272062

 造形時間:8時間2分、42.6g(+24.7gラ・サ)、 簡易サポート除去状態
 ノズル径の大きさやスライサーの細部の表現力の低さが露呈しているね。
 クリア系のフィラメントは比較的粘度が固くて粘りがあるので、形状は安定して再現しやすい。

目次へ

戻る


木質造形

(2014/07/12)
 久々に造形はCubeXでスライス、0.1mmピッチ、中味薄、サポートなし、ラフトあり、フィラメントはサインスマート木質淡褐色。
 生成したBFBファイルをカスタマイズして使用。
 サポートは以前Photoshop CCで付けたものを利用。
さわれる検索 - Yahoo! JAPAN 『あぎょう』

 造形時間:約5時間38分、15.5g(+5.8gラ・サ)、 簡易サポート除去状態
 見た目は木質とは程遠いし、感触は紙粘土的な柔らかさがある。層間の密着力は非常に弱い。
 写真の画像の色より実物はもっと淡い色。
 粘度が高いのか、造形時のリトラクトの効果があまり出ない(ノズル先端に残りやすい)点がある。

 CubeXでスライス、0.1mmピッチ、中味薄、サポートなし、ラフトあり、フィラメントはサインスマート木質淡褐色。
 生成したBFBファイルをカスタマイズして使用。
 サポートは以前Photoshop CCで付けたものを利用。
さわれる検索 - Yahoo! JAPAN 『うんぎょう』

 造形時間:約5時間56分、15.6g(+6.6gラ・サ)、 簡易サポート除去状態

目次へ

戻る


妖精

(2014/07/05)
 造形は、KISSlicer + CubeIt、0.1mmピッチ、中味10.0%、サポートあり、ラフトあり、フィラメントは3Dcreators ABS水色。
http://www.thingiverse.com/thing:102543

 造形時間:3時間15分、3.7g(+4.1gラ・サ)、 簡易サポート除去状態
 等倍だと、やっぱり厳しいね。

目次へ

戻る


サポートの高さ制限

(2014/07/05)
 造形は、KISSlicer + CubeIt、0.2mmピッチ、中味10.0%、サポートあり、ラフトあり、フィラメントは3Dcreators ABSピンク。
 サポートは高さ2mmまでに制限してコードを生成。知らないと、余計な作業が必要だった。
http://www.thingiverse.com/thing:7045

 造形時間:4時間4分、13.6g(+1.6gラ・サ)、 簡易サポート除去状態
 サポートの高さ制限が出来るとは思っていなかったので、見逃すと損をするね。

目次へ

戻る


アセトン処理

(2014/06/24)
 アセトンでの蒸気(非加熱で自然放置)による表面処理効果がどの程度なのか試してみた。
 少々深底の容器を用意したが、十分な気密性が得られなかったのか、足元は十分に溶けているが上部は不十分な状況が見れるので、蒸気の発生高さが十分に確保出来ていないようである。
 この事から、蒸気の発生で十分な高さを得るためには、ある程度内部を減圧する必要性と加熱が必要であると推測する。また、使用するアセトンの量も多めにしなければならないようだ。よって、内部に貼り付けておくキムタオルの使用量も多めに貼り付けておく必要がありそうである。

目次へ

戻る


ABSでの造形

(2014/06/20)
 造形は、KISSlicer + CubeIt、0.2mmピッチ、中味10.0%、サポートあり、ラフトあり、フィラメントは3Dcreators ABSネイビー。
 下の造形データとは異なるもので、サイズはそのままで足元のプレートデータを削除したもの。顔の部分も一体化されたSTLデータだった。
http://www.thingiverse.com/thing:23517

 造形時間:3時間24分、12.3g(+7.6gラ・サ)
 簡易サポート除去状態で、一部補修。

 造形中に右後ろ足の膝造形時に足首から折れて造形されていたが、ほったらかしで完了させる。造形後、膝部分を補正した。
 ABSだから接着剤で補修が容易。

 前回のPLAとは造形データや造形の傾き等が異なるが、頭部のデータが良好な分、造形状態が良い。
 SCOOVO C170との比較。
 どちらもKISSlcierで造形データ生成。

 左がCubeXで、右がC170。

 C170の方が詳細に造形している。

 本来ABSを対応しているので、造形中の割れを気にせずにレイヤ間の密着が確保出来ている。
 C170よりは低温設定にも関わらずであるが。

 そういえば、アセトン処理したらもっと見栄え良くなるかな?その内、やってみよう。

目次へ

戻る


Cura V14.06での造形挑戦

(2014/06/13)
 Cura V14.06では、BFBファイルを生成する機能が追加されたので、試しに造形してみた。
 造形は、0.2mmピッチ、中味10.0%、サポートなし、ラフトなし、フィラメントはフィラメントはサインスマートPLA蛍光イエロー。
 動作としては、造形中にポンポンとホッピングする様な動作がある。何の役割があるのだろうか。
http://www.thingiverse.com/thing:30411

 左がKISSlicer + CubeItで、右が今回のCura V14.06で造形。どちらもサインスマートPLA。
 設定の追い込みが出来ていないので、KISSlicerに比べて太めに造形されている。

 CuraでのV14.06では初めての使用になるので、V14.01とでは造形の動きが様変わりしているようだ。
 個人的にはあまり良い動きではないような気がする。

(2014/06/16)
 Cura V14.06にて、吐出し率を減らしての造形。

 一番右側が今回の造形物。
 ほぼ、KISSlicerレベルになる。ちょっと痩せすぎかも。重量も0.1gほど軽い。
 蛍光イエローという事で、ディテールが判り辛いが上、スライサーの違いによる造形の仕上がりに差があり、KISSlicerの方がより詳細なディテールを再現している様だ。
 Curaの設定は割りと設定項目が少なくて良いのだが、品質面では他のスライサーに劣る部分がある。

目次へ

戻る


軟弱フィラメント造形挑戦

(2014/06/08)
 造形は、KISSlicer + CubeIt、0.2mmピッチ、中味10.0%、サポートあり、ラフトあり、フィラメントはPolyFlexのフレキシブルフィラメント白。
 造形物は、サイズ1/8にしている。中味の出来が悪いので、形状が安定しなく胸に穴が開き出来がわるい。焦げもある。
 サポートは低い範囲では有効だが、高さのある部分は十分に安定しないくクネクネする為、造形物の形状が歪になる。
http://www.thingiverse.com/thing:4136

 造形時間:4時間28分、11.4g(+10.7gラ・サ)

 最近、何も考えずにそのままスライスして造形しているので、もう少し造形結果を予測した配置やサポートが最小になる様な工夫が必要である。
 とりあえず、どんな風になるか知りたかったので、良しとしよう。
 サポートの取り外しはかなり困難を要した。
 普通だと、ペキペキと外せるのだが、このフィラメントだと柔軟性があるので引っ張ったくらいでは伸びて取り外せない。とりあえず隙間に爪を立てて接合部を切り離すように削いでやる必要がある。
 仕上げにも鑢が利かないので、鋏などでカットしていく方法が必要だ。

 KISSlicerの設定では、未だに中味の出来が悪いので見直しをする必要がある。ちょっと幅を太めに設定しようと思う。
 多分、私的には、上下を逆さまにして出来るだけサポートの造形部分を最小にするか、適当な位置でカットして分離造形をする所である。
 一応、本装置でもPolyFlexのフレキシブルフィラメントは利用できる事は、確認できた。

(2014/06/11)
 スライス条件はほぼ一緒(中味の線幅を少々増加)だけど、フィラメントはサインスマートPLA白を使用。

 右側が今回造形した物だが、少々肉厚に造形されている様に見えるが、前回が痩せ気味なのだ。
 造形時間3時間48分、15.9g(+9.7gラ・サ)
 頭部が複数のオブジェクトで構成されている事が後で判明したので、重複した造形となり歪になっている。PolyFlex側は中味の造形が不完全な出来だったため、歪が現れていなかったようだ。
 サイズを縮小すると、こういった複数のオブジェクトで構成されているデータには注意が必要でる。
 面倒だが、一つのオブジェクトとして生成し直し(ブール処理)が必要になる。

目次へ

戻る


ソーダアイスドラゴン

(2014/05/25)
 造形は、KISSlicer + CubeIt、0.2mmピッチ、中味12.5%、サポートあり、ラフトあり、フィラメントはサインスマートPLA夜光ブルー。
 何か、妙にテカテカしていかにもソーダアイス状態です。表面もツルツルと云うよりはヌルヌル感があります。
http://www.thingiverse.com/thing:45667

 サイズ:116.72x120.42x136.82mm  造形時間約19時間32分、54.4g(+ラフト・サポート70.5g)
 造形の為に、ラフトとサポートが本体以上の重量を消費するのは個人的には気に入らない。
 やはり、サポートに関しては効率の良い形状を発生させる必要がある。

 KISSlicerのサポートの生成状況なのだが、板状になる部分はそこそこ良い状態で造形されていくのだが、ワンポイント的な線状のものは非常に造形の出来が悪く、最後まで形状を留めて造形し続ける事が出来ないで終わる場合が多い。
 そこで、このワンポイント的なサポートに関しては吐出し量を何割か増やす様な操作が必要である。
 また、CubeItを使用する為、フィラメントの吐き戻し等のコード関連は、CubeIt.iniで定義されているものに置き換えられるので、この定義ファイルを修正する必要がある。

(2014/05/26)
 KISSlicerの有料版にて、オーバーサンプリングの設定値が操作出来る様になるのだが、無償版では設定が0.125mmなので、積層0.1mmピッチでスライスする場合、あまり機能していなかった様であるので、無償版で有効な積層ピッチは0.25mmであった様だ。
 有償版に切り替える事で、よりピッチ間の補間能力が向上するので、造形される表面の起伏の再現がより明確に表現出来る様になる筈である。

目次へ

戻る


入れ子構造

(2014/05/22)
 造形は、KISSlicer + CubeIt、0.2mmピッチ、中味10.0%、サポートあり、ラフトあり、フィラメントはサインスマートPLA夜光ブルー。
http://www.thingiverse.com/thing:32725

 サイズ:57.15x57.15x57.15mm  造形時間約5時間38分、21.3g
 中央の球体の次の枠の造形に関しては、あまりにも薄い構造の為、不完全な造形状態となるも、後の枠は何とか形状を留めている。
 細い糸引きが多かったので、ドライヤーの熱風を当てたら枠が柔らかくなり過ぎて変形してしまっている。

目次へ

戻る


タチコマモドキ

(2014/05/20)
 造形は、KISSlicer + CubeIt、0.25mmピッチ、中味16.7%、サポートあり、ラフトあり、フィラメントはサインスマートPLA夜光ブルー。
 ファラメントはCubeXにセッティングしっぱなしだと、巻き癖がとれずにチューブ内で複数箇所折れている状況がみられるので、造形後は早々に取り外しておく必要がある。
http://www.thingiverse.com/thing:18131

 サイズ:68.60x85.27x64.69mm
 元サイズから70%縮小
 造形時間約6時間36分、27.6g
 チューブ内での抵抗が強かった為、途中でフィラメントの供給が滞り、ほぼ半分の所で造形が継続できなくなってしまった。
 よって、造形物の残り半分をカットした物を追加造形して組み上げている。
 フィラメントはチューブを通さずにエクストルーダの挿入孔に直接送り込むようにして造形した。

目次へ

戻る


サインスマートPAL

(2014/05/18)
 造形は、KISSlicer + CubeIt、0.3mmピッチ、中味10.0%、サポートなし、ラフトなし、フィラメントはサインスマートPLA夜光ブルー。
 KISSlicerであるが、STLファイルの修復機能がない様なので、事前に造形時のエラーや不具合が無い様に修正する必要がある。他のスライサーは何らかの修復機能が備わっているので、事前に造形時の不具合が緩和されている造形データを生成している様である。
http://www.thingiverse.com/thing:150431

 サイズ:95.80x81.98x83.14mm  造形時間約4時間47分、33.7g
 造形時の溶融温度は172℃前後で造形が進められた。
 造形後の造形物だが、非常に硬質に出来ており、本来のPLAの質感と思われる状況である。
 夜光という事だが、自力での発光ではなく蓄光というところである。

目次へ

戻る


造形精度確認と造形速度アップ確認

(2014/05/11)
 造形スピードを本来のCubeXでビルドした場合に近い値での造形の仕上がりを確認する。
 造形は、KISSlicer + CubeIt、0.2mmピッチ、中味16.7%、サポートなし、ラフトなし、フィラメントは某PLAアーミーグリーン。
http://www.thingiverse.com/thing:251118

 サイズ:60.00x60.00x15.99mm  造形時間約3時間07分、33.5g
 何とか全て独立させて動かす事が出来た。
 造形速度も問題がなさそうである。
 但し、造形開始点のランダム化が無いので、特定の位置に盛り上がりが出来てしまう問題がある。

目次へ

戻る


外形造形順序(内から外へ)変更テスト

(2014/05/10)
 造形は、KISSlicer + CubeIt、0.1mmピッチ、中味12.5%、サポートあり、ラフトあり、フィラメントは某PLAアーミーグリーン。
http://www.thingiverse.com/thing:322315

 サイズ:49.75x33.41x93.16mm
 25%縮小
 もう少し、縮小サイズを緩和するべきたった。
 造形時間約7時間32分、簡易サポート除去状態。17.5g(サポート・ラフト付26.3g)
 外形の造形順序を逆にしてみたが、あまり明確な効果は得られなかったが、細部の形状の起伏がわりとはっきり出るようになっている様だ。

目次へ

戻る


長時間造形2

(2014/05/09)
 造形は、KISSlicer + CubeIt、0.1mmピッチ、中味16.7%、サポートあり、ラフトあり、フィラメントは某PLAアーミーグリーン。
http://www.thingiverse.com/thing:220052

 サイズ:77.1x53.51x126.96mm  造形時間約19時間、簡易サポート除去状態。58.8g(サポート・ラフト付94.9g)
 サポートはかなり取り外し易いが、完全には取り除けない部分もある。
 外形から先行して造形する設定なので、オーバーハング部分の出来が悪いので、順序を逆にする方が良さそうだ。

目次へ

戻る


胸像作成

(2014/05/04)
 3D Systems Sense(ハンディー化したKinectその物)を利用して、自分の胸像を造形してみる。
 3Dスキャナーで読み込んだデータを1/8にして仰向け状態で造形する。
 造形は、KISSlicer + CubeIt、0.1mmピッチ、中味20%、サポートあり、ラフトなし、フィラメントは某PLAアーミーグリーン。
 サポートはかなり取り外し易い。

 スキャナーでの取り込みに慣れていない性か、背後と頭頂部の部分が取り込めていない。
 あと、目を閉じているような状況になっているが、目は開けて取り込みしている。
 あまり精密なスキャニングは無理そうであるが、意外と雰囲気は再現出来てる様だ。

 色が付いていないから髭が分り辛い。

目次へ

戻る


サンダーバード2号?

(2014/04/24)

ペット用マスク作成
 適当な大きさに拡大して、寸法比も若干変更して造形。
 猫用のデータとは異なるようで、狸か洗い熊風になってしまっています。
 色と形的にはサンダーバード2号の様な状態。
 虐待ではないので、ご理解を。
 サポート付で造形しているので、簡易サポート除去と出来る限り出っ張り等の除去は行っている。
 前方と後方の二つのオブジェクトからなっている関係でつなぎ目には隙間があり、パテ埋めを行っている。
 とりあえず、この後、仕上げの処理を行う予定。
 素材はPLAなんだけど、ABS並に鑢がけがし易い。
 狸。
 ちょっと寒い時期があったので、その時、撮影。
 着せると、動作がとろくなるのでした。
 更にお面を付けると、殆ど固まってしまいます。

目次へ

戻る


CubeX初の長時間造形

(2014/04/11)
 随分前に造形してあったんだけど、サポート除去をもう少し綺麗にしてからと思い、そのままになっていた物。サポートが最初から施されていたSTLファイルのものを利用。
 CubeXにて、0.1mmピッチで中味は中間、フィラメントは某PLAアーミーグリーン。尚、造形はBFBファイルで行い、移動速度やファーストレイヤの不具合等は修正している。
 CubeXで9時間以上の造形を行ったのはこれが初めて。以前は、造形ズレがでる可能性があったので、克服するまで長時間造形は控えていた。
http://www.thingiverse.com/thing:281700

 サポートが最初からデザインされていたので、これは好都合と思ったが、意図しないサポートだった。
 63.71x72.39x86.00mm(LxWxH)
 造形時間約17時間、簡易サポート除去状態。
 雰囲気はそれなりにある。

目次へ

戻る


造形能力テスト

(2014/03/04)
 造形能力テストとして、試しに造形してみた。
 フィラメントは某PLAアーミーグリーン。(ABS並に柔軟性があり、鑢等での加工がし易い。本来のPLAの硬さが無いので、頑丈なものの造形には向かない。)
http://www.thingiverse.com/thing:240384

サンプル画像 コメント
 某テストパターンの挑戦である。
 CubeXでのそのままのビルドデータでは、造形データへの移動速度や温度設定が適切でないので、その部分は修正している。だが、品質面に関してはそのままでは操作出来ないのでこの現状である。
 とりあえず造形は出来た様で、高いだけで造形出来なかったら大変な所だった。

 造形動作では、一層毎に冷却の為のインターバルとして冷風を当てる状況があるので、造形時間が22分もかかってしまった。
 造形物自体はCubeXでの造形の特徴ともいえる太めに仕上がっている。

(2014/04/04)
 この糸引き問題は別として、所々にダマが出来ているのは、どうやらスライス処理時に発生している様で、ダマを造形するデータとなっている。よって、この造形結果が正しいことになる。
 CubeXのビルド時には色々な意図しない加工処理が加わる為、良い結果になる場合とそうでない結果になる場合とが混在してしまう厄介なところがある。
 因みにKISSlicer + CubeItでは未だに旨く造形出来ていない。元のデータもあまり良い状態ではないようだ。
(2014/05/29)
 久々に造形してみた。
 KISSlicer + CubeItでラフト付でフィラメントはサインスマートPLA夜光ブルー。
 造形時間12分。
 糸引きは相変わらずだが、変な粒々は現れていない。

 極小ピッチ造形限界確認。
http://www.thingiverse.com/thing:189563

サンプル画像 コメント
 極小ピッチでの造形状況であるが、0.03mm(30μ)までは、何とか吐出しの制御が出来ているが、0.02mm(20μ)当たりから怪しくなり、0.01mm(10μ)では、制御の下限越えの様で、吐出しがコントロール出来ずに造形が完了出来なかった。
 実用範囲の下限は0.03mm(30μ)位が限界の様である。

KISSlicer + CubeIt、0.02mmピッチ、中味12.5%、サポートなし、ラフトあり、フィラメントはサインスマートPLA夜光ブルー。
造形時間 1時間37分 1.6g
(2014/05/30)
 KISSlicerでの造形が慣れたので、再度挑戦。
 吐出し速度が少数未満の場合はステッピングモータが動作しないので、必然的に造形速度を上げる必要がある為、造形速度75mm/sで行っている。
 しかし、これでもまだ、吐出しが少数未満になる部分がある為、途中と最後の目の部分が不完全な状態となる。
 この理屈から造形速度を上げれば、まだ造形ピッチを下げる事が出来そうであるが、造形品質は下がるので、いかがなものか。
 あと、上記の同造形物は造形サイズが20%であるが、左の物は25%であるので、サイズの違いもある。

目次へ

戻る


造形ピッチ0.05mmの造形サンプル2

(2014/03/04)
 KISSklicer + CubeItでの0.05mmピッチサンプルSCOOCV C170との比較

(2013/11/10)
 CubeXの造形データを変換する処理プログラムが出来たので、試しに造形したみた。
 頭部の部分はもう少し中味を密にする必要があった。また、まだ吐出し量が多目のようである。
 CubeXのソフトウエアの画面も載せてあるが、造形ピッチが0.05mmの表示がされている事が確認できると思う。
http://www.thingiverse.com/thing:18479

左が0.25mmピッチ、右が0.05mmピッチで、共にPLAの白で中味は薄、ラフトなし、サポートなし

目次へ

戻る


造形ピッチ0.05mmの造形サンプル

(2013/11/03)
 本来はビルドで設定できない造形ピッチ0.05mmでの造形に挑戦したので、造形サンプルを載せておく。

 この造形サンプルは、最初の5mmまでは0.5mmピッチで造形し、その後の10mm迄を0.05mmピッチで造形している。
 まだまだ、色々な追い込みが必要なようだが、とりあえず0.05mmピッチは実現可能なピッチであると思われる。

 造形は、PLAの白を使用し、20mm×20mm×10mmの中空の立方体の造形である。

目次へ

戻る


造形ピッチの複数指定造形サンプル

(2013/11/02)
 少々トリッキーな事を試してみて成功したので、載せておく。

 この造形サンプルは、CubeXを使用して最初の10mm迄を0.5mmピッチで造形し、その後の10.25mmから15mm迄を0.25mmピッチで造形し、残りの15.1mmから20.3mmを0.1mmピッチで造形したものである。

 この造形では、1ファイルのみで造形されており、分割して造形して接着を行ったものではない。無論、画像の合成でもない。方法として実際には、それぞれのピッチで作成された造形ファイルをカット&ペーストで一つのファイルに作り上げたものを使用している。

 造形は、PLAの白を使用し、20mm×20mm×20mmの中空の立方体の造形である。

目次へ

戻る


CubeXソフトウエアV1.07時点での造形サンプル

(2013/10/22)
 CubeXのソフトウエアのバージョンV1.07時点での造形レベルのサンプルである。
 バージョンがアップされる度に品質をあげているようである。
 造形上では、まだ幾つかの問題を抱えているが、それを無視すれば、この状態までの再現性がある。
 
 サンプルは、ABSのグレーで造形ピッチ0.1mm、サポートなし、ラフトなしで、中味は薄で造形。
 サポート無しとする為、下部をカットして二つに分けて造形する。
http://www.thingiverse.com/thing:32276

目次へ

戻る


iPhoneケース

 導入時にUBSメモリーにあったiPhoneケースのサンプルは、CubeXでのデザインルールに合致していない為、造形品質は最悪のものであったので、Autodesk 123Dでのサンプルデータ内のiPhoneケースを利用して造形してみた。

 造形は0.1mmピッチで中味は中間を選択、素材はPLA、配置を45度立ち上げ、ラフトとサポート(点)を同一ヘッドとして造形時間を短縮している。造形時間は、5時間34分、ラフトとサポート(約9.1g)を取り除いても重量は26.5gで結構重い。それでもこんなに時間が掛かるのである。

 このiPhoneケースの造形では、その表面の波状に特徴がある為、そのエッジを際立たせるよう積層ピッチで再現出来るように配置角度に工夫をしてみた。

 実際にこの造形したiPhoneケースが利用できるかは、肝心のiPhoneXを持っていないので、確認出来ていないのであしからず。また、機能的にケースとしての能力や耐久性を有する物であるかも定かではない。

 一応この程度で良いのであれば造形できる。後は仕上げに時間を割くしかない。

CADでのデザイン状態
造形結果
ラフトとサポートを取り除いた状態(仕上げ処理はしていない)
普通に立ち上げずに造形するとこの様になる。(波の形状の一部)
造形結果
ラフトとサポートを取り除く前の状態

目次へ

戻る


曲面の造形サンプル

 以下は、造形ピッチでの曲面の表現能力とサポート(点)のつき方の例である。
 0.5mmピッチを除き、0.25mmピッチや0.1mmピッチでは上部に閉じる曲面の仕上がりはあまりよくない。
 この例では、全ての色の素材はPLAを用いているが、上に開放されるようなお椀型の曲面が比較的うまく造形出来ている。
 

Fig.21 0.5mmピッチの例
 緩やかな面は、0.5mmピッチでは分解能がない為、かなり大雑把な造形となる。


Fig.22 0.25mmピッチの例
 0.25mmピッチでは分解能が上がる為、かなり緩やかな曲面でも十分な表現の造形となる。


Fig.23 0.1mmピッチの例
 0.1mmピッチでは0.25よりも分解能が上がるが、上部の曲面の重複造形が目立ち、十分な表現が出来ない造形となる。

目次へ

戻る


iPhoneケースNGサンプル

 以下は、導入時にUBSメモリーにあったiPhoneケースのサンプルで、造形ではそのデザインが表現出来なかった例である。

CADでのデザイン(STLファイルでの定義)状態
造形結果
網目は1mm以上になり、小さすぎる穴は塞がる

造形結果2
(デザイン重視、強度無視 0.25mmピッチ)
造形方向を立てた上に、装置の動きが比較的遅い45度に向きを変更して造形
小さな穴は塞がっているが、かなりデザインに近い造形結果となる

造形結果3
(デザイン重視、強度無視 0.1mmピッチ)
造形方向を立てただけで造形
造形時間短縮の為、サポートも自前で設定
0.1mmピッチでより詳細に造形しているが、
造形スピードが速いため造形ミスが連続している。
途中で造形中止


造形結果4
(デザイン重視、強度無視 0.1mmピッチ)
造形方向を立てた上に、装置の動きが比較的遅い45度に向きを変更して造形
造形結果3より安定はしているが、
最初の造形時に失敗とこの段階での位置ズレ2箇所発生、造形物の不安定さから
途中で造形中止

目次へ


戻る