CubeX本体の導入時に用意しておくと良いもの


水平器  本体には、高さ調整のできる足が付いていないので、設置場所によっては水平を保てない場合もありうるので、水平器を使用して本体が水平になるような場所に設置することをお勧めする。
コネクター  電源コードは3端子なので、通常の2穴タイプのコンセントには刺さらないため変換アダプター(3P→2P)等を用意しておく。
雷ガードとノイズフィルターを備えているアダプター
電源供給面での保証  一般の家庭用の電源は電圧が不安定であり、停電なども起こりうる。造形には長時間を必要とするものもあるので、外部からの不具合の要因を極力避けるべきである。
 本体の電源はACアダプターを使用して供給されている。ACアダプター自体は本体に内蔵されていて、ACコードを差し込むようになっている。

1.最低でもノイズフィルターを備えた電源コード、雷サージ対応品
   誤動作防止や造形位置のズレ対策、雷サージでの破壊回避

2.UPSなどのバックアップ電源(波形整形)
   安定動作や造形途中での瞬間停電対策
コントローラーの誤動作対策  本体の制御コンピューターは特にシールド処理されていないので、外部からの電磁波の影響がでる可能性がある。特に家庭では色々なノイズの発生源があるので、シールド処理はしておくべきだろう。

1.電磁波遮断シート
   コントローラー周りの電磁波対策

 2GBのmicro SDカードが挿入されている。通常では書き込み内容は見えない。

2.熱暴走対策
   かなり大型のファンが備わっているが、十分な冷却効果を得るために
  コントローラーの周辺の通気性を十分に確保する必要がある。
 非接触で測定できる温度計  色々と温度を測る必要がある関係上、簡単に温度が計測できる非接触タイプの温度計を用意しておくと良い。150℃前後までのもので十分であろう。
 ヘッドの温度測定は、非接触タイプでは測定範囲が絞り込めないので無意味である。
 マルチメーター等で熱電対で測定する場合は、接触式でピンポイントの温度が測定できる。
 サポート除去用の超音波洗浄器(加熱機能付)  サポート(PLA)の除去で苛性ソーダや温水を利用する場合に使用する。
 造形物が巨大でない場合は、手頃なものが色々とある。
 とにかくサポートの除去は面倒であるので、比較的手の掛からない方法が一番である。
プリントパッド・ガラス用のトレー  造形物をプリントパッド・ガラスから取り除くときに、温水に浸しておいて取り除く作業が推奨されているので、プリントパッド・ガラス(308x288x19.5mm)が十分浸せるサイズのトレーを用意しておくと便利である。また、ABSでの造形時にプリントパッド・ガラスを加熱しておくのにも利用できる。
振動対策  本装置では、造形のデザインにより激しく揺れることがある。本体自体は結構重量があり簡単には倒れることは無いと思われるが、ヘッドが吹っ飛ぶ可能性はありそうで、位置ズレの原因となる可能性もある。
 この様な事から、設置場所には安定した頑丈な場所を選ぶべきで、共振などが起こらないよう、インシュレーターなど振動を吸収する装置も設置したほうが良いかもしれない。
 造形状況を確認する場合、正面と側面の3方向および上部から観察可能だが、後ろ側からも覗きたくなる。
 そこで、鏡を本体正面の奥に貼り付けておくと良いのではないかと考えている。実際はアルミシートでも十分なので、本体形状に合わせて張ってみるのも良い。
空気清浄機  室内で使うものなので、換気の出来ない所では、空気清浄機が必要なようである。
スティックホルダー
(スペックホルダー)
 Cube接着剤(CubeStick)を本体の近くにおいて置きたいので、以下のようなホルダーを作成してみた。
 状態を逆さまにして置く事が推奨されているので、逆さまに保持出来る様に工夫をしてみた。

 この場合は、外側に設置しているけど、内側でもOK。
テスター  何らかの電気的接続不具合や電圧測定、抵抗測定など、問題の解明に役立つ。
 マルチメーターで熱電対付きのものを選ぶと重宝するだろう。
ドライヤー  一般家庭に一つくらいはあるだろうけど、CubeStickで塗ったプリントパッド・ガラスの表面乾燥や、装置内及び造形物の冷却、事前の保温に役立つ。
ダンボールシート
(大きめ)
 装置の窓を塞ぐのに3枚位用意しておくと良いかも。
 ABS造形時の装置内温度安定化に役立つ。
 透明のシートや覗き窓などの工夫もあり。
火災報知器  あくまでも保険だが、火災報知器(熱・煙感知)を設置している部屋で動作させておくのが良いだろう。
 一応、動作させている部屋には火災報知器が設置済み。

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