ゼルドナーシルトでは同じ名前の仕事が複数ある場合があるので、インディックスとして光栄発行の攻略本を使わせていただきます。マップ名の後ろに、攻略本のページと段を載せておきました。該当するマップがない場合は、前の一般的な説明と、攻略のテクニックを見れば大丈夫ということでしょう、多分。(←無責任)

 68ページ以降の分はこちらに載せておきました。アイン中隊長時代のものに関してはこちらに掲載してあります。



援軍の護衛(p.48上)

使者の護衛(p.48中)

村人の救出(p.51)

捕虜監守(p.51下)

山賊退治(p.52下)

救援隊の護衛(p.53下)

逃走兵捕獲(p.54上)

負傷兵の撃破(p.55上)

貴族の護衛(p.55下)

村人の撃滅(p.57下)

撤退の援護(p.58上)

孤立中隊救出(p.58下)

敵軍の誘引(p.59下)

援軍合流阻止(p.59下)

撤退軍の追撃(p.60上)

輸送隊の護衛(p.61上)

兵糧庫守備(p.61中)

兵糧庫守備(p.62上)

砦の占領(p.62下)

侵攻軍撃退(p.63下)

別働隊撃破(p.64上)

侵攻軍迎撃(p.64中)

防衛線死守(p.64下)

砦の奪還(p.65上)

侵攻軍足止め(p.65中)

城の防衛(p.65下)

砦の防衛(p.66中)

城の占領(p.66下)

防衛線撃破(p.67上)

侵攻軍撃退(p.67中)

侵攻軍撃退(p.67下)



援軍の護衛(p.48上)

 森の多いS字型の谷間。一見難しそうなマップに見えます。事実、森の部分で移動に手間取った部隊は援軍に追いつけず、少数の自軍部隊で敵の待ち伏せに対処する形になり、援軍を守りきれないケースもありました。

 ところが、

この援軍は結構強い
だいたい護衛の仕事では、守られるものは弱いと相場は決まっているのですが、このミッションの援軍だけに関しては敵と互角以上にわたりあい、多少の戦闘なら十分耐えます。

 従って、援軍に攻撃が集中しないように自軍と友軍で共同戦線を張って時間を稼ぎ、その間に移動にとまどっていた後方の自軍部隊が到着すればいいわけです。ただ、最後に?友軍を回復させるのを忘れないように。ボロボロの援軍じゃ役に立ちませんからね。

 この仕事を引き受けるときは、「村人の救出」との二択になっていたと思います。「援軍の護衛」は楽ですが、報酬も雀の涙なので、慣れてきたら「村人の救出」のほうを引き受けましょう。


使者の護衛(p.48中)

 新生ティーグルの初仕事。ギルドでは「捕虜監守」との二択になりますが、腕に自信のない人は迷わず「使者の護衛」を選ぶこと。初仕事なので少し詳しく書いておきます。

 今回の使者は(珍しいことですが)、ティーグルに指示を求めてきます。護衛ミッションでは使者に勝手に行かれると困るので、誰かの後をついて行かせた方がいいです。やはりベストはアナスタシアですかね。小隊長の数が足りないのならアナスタシアの中隊は2小隊にしましょう。攻撃魔法はいりません。前列に神聖兵を置きます。

 アナスタシア(と使者)は道沿いを進んでいき、これと南から来る敵軍との間に残りの自軍部隊を置くわけですが、あまり森の中に深入りすると後々面倒です。谷の中に突っ込まずに、迎え撃つ感覚で。アナスタシアの後ろを全て塞いでしまい「使者の行き場がなくなった」なんてことのないように。

 敵には1ランク上の兵が2小隊分あり、これが厄介なところでしょう。1小隊だけ潰すのであれば、ドレイン×2→アイスフォールがいいのですが、ジロドーとヴィクトリアを同じ中隊に置くとおそらく編成に無理が出てくると思います。

 ルイーザの中隊にジロドーとエドガーを置き、ドレインをたっぷり振りかけた(とはいっても1小隊に3回以上かけても無駄)後にアースクエイク、あたりが実用的な線でしょうか。1回しかできませんが。プレイヤーが慣れないうちは、これで1小隊つぶし、もう1小隊はヒートバーン2連発で潰してしまうと楽かもしれません。

 当然のことながら、攻撃魔法はHPしか減らしません。HPがレッドゾーンに入っても、全員(25人)生き残っている限りまだ1ランク上の兵士は強敵です。最終的には兵種相性と補助魔法、それと回復でがんばることになります。特に相性は重要です。

 先行したアナスタシアと使者は、マップ中央ちょっと上あたりにある小さな空き地?で一休みし、南の戦線が片づくのを待ちます。だいたい片づいたらアナスタシアは少しづつ進んでいき、ほかの中隊もそれを追いかけると(敵の残存部隊に使者を攻撃されないように)、西の方に敵の援軍が出てきます。

 援軍が出たら、またアナスタシアは停止。残りの部隊で南から来た部隊の生き残りを全滅させます。援軍で真っ先に来るのは暗黒兵の部隊。アインの部隊やボロボロになったほかの自軍中隊を西側に突出させない限り、敵の援軍はまずアナスタシアの中隊を攻撃するわけですが、神聖兵は堅いし、暗黒兵相手なら相性勝ちなので攻撃魔法がなくても楽に戦えるでしょう。ただアースクエイクには注意。回復は早めに。

 この間にほかの部隊で使者の側面をガードし、敵援軍暗黒兵部隊がなくなったら残りの敵部隊もわずか。まだ戦える中隊、攻撃魔法の残っている中隊で束になって襲いかかればミッションクリアです。


村人の救出(p.51)

 ギルドでは「援軍の護衛」との二択になっています。「村人の救出」は結構難しいので、慣れないうちは「援軍の護衛」の方がいいのかもしれませんが、これだとお金で苦労します。

 ここでは、アナスタシアの中隊を村人に付き添わせ、残りの部隊で北東の敵主力をたたく、という方針で行きます。アントニオが加入してまた小隊長不足になっていると思いますが、アナスタシアの中隊は2小隊・攻撃魔法なしで十分です。

 マップ中央に自軍が出てくるまでは、直衛担当のアナスタシアを一番先に動かして下さい。森が多いので1・2中隊は移動力いっぱいまで移動できず、少し出遅れます。遅れる中隊は攻撃魔法が弱い中隊か、アントニオがいいですね。

 アナスタシアはそのまま中央の橋を渡り、村人に近づいていきます。このころには北東の敵のうち2中隊が川沿いに南下しているはず。敵が橋にたどり着く前に迎撃し、撃破します。暗黒兵の部隊は2小隊なのでサンダーボルトは非効率的。ヒートバーン、ですかね。ドレイン系→アースクエイクもいいけど。

 この敵の2中隊と接敵し、アナスタシアが橋を渡ったあたりで北西に敵援軍が出現し、村人の行き先が変わります。ここからが大事なところで、まずアナスタシアは逃げる村人とすれ違い、敵援軍の足止めに回ります。すれ違うときにはあらかじめ村人と敵の移動範囲を確認しておき、村人の移動の邪魔にならないように。村人は移動力いっぱいまで移動しようとします。

 アナスタシアからは攻撃せず、引いて待機の繰り返し。敵も神聖兵がメインなのでお互いに回復しあって戦闘が長引きますが、補助魔法をうまく使ってできるだけ部隊が長持ちするように。

 残りの自軍部隊は北東に撃って出て、敵主力の撃滅を目指します。あまりもたもたしてると村人が先にでてしまい、村人に被害が出ます。できれば中央の森の北端あたりに戦線を形成し、ここで片づけておきたいところ。

 北東の敵主力が全滅すればクリアは目前。そのころにはアナスタシアも1中隊くらい撃破していることでしょう。残った部隊とMPで、敵援軍を東岸におびきよせて各個撃破するもよし、そこまで余裕がなければ、村人と一緒に北東に逃げてしまいましょう。


捕虜監守(p.51下)

 「使者の護衛」と同じく、新生ティーグルの初仕事ですが、こちらの方が格段に難しくなっています。腕に自信のない人は迷わず「使者の護衛」を引き受けましょう。

 何といっても、敵は騎士団と傭兵の連合軍、もっと単刀直入に言うと

ドラグーンとスナイパーがいる
2ランク上の兵士を相手にしなければならないところが辛い。こちらがボロボロにされるのはまあ当然としても、AGの差が大きいせいか、自軍の攻撃がなかなか当たらず、相手のHPをレッドゾーンに追い込んでも全く油断できません。最悪ドラグーン1小隊に蹂躙される可能性すらあります。

 攻略のポイントはずばり槍兵。自軍のうち2中隊くらいは前列を槍兵にしておきます。

 最初に出てくる敵傭兵は二手に分かれますが、山の東側に回った部隊はとりあえず無視します。自軍はあまり動かずに、道沿いに少し進む程度にし、敵軍を待ち受けます。よく見ると敵の中には騎兵中隊(騎兵だけの中隊)があり、先行して襲いかかってくるはずです。勿論槍兵で迎え撃ちますが、後々のことを考えて、こういうところでは攻撃魔法を節約しましょう。せいぜいフレイムアロー一発程度、でしょうか。

 接敵する頃には敵騎士団が出てくるはずです。騎士団長の中隊はドラグーン1小隊のみ。これも騎兵中隊扱いになるので、道路を飛ばして真っ先に接敵してくるはずです。これまた槍兵で迎え撃つわけですが、2ランクも違うと相性がよくてもやっぱり不利。

 まず強力な攻撃魔法2発(あるいはドレイン×2→攻撃魔法)でHPを削っておき、そのあとこちらは前進せずに、敵の前進中に補助魔法を撃っておきます。一度接敵したらあとはヒーリングで忙しくなるでしょう。

 勿論1回の戦闘では倒せず、何回か攻撃することになります。これ以降は基本的に補助魔法とヒーリングでがんばる訳ですが、更にフレイムアローを一発くらいたたき込んでもいいのかもしれません。

 一方、敵参謀のスナイパーの方ですが、弓兵は

前で壁になってくれる小隊がいないと役に立たない
ので、ヒートバーンかなんかを使って敵前列の壁を壊滅状態にしておきます。魔法に弱いスナイパーも結構ダメージを受けるはず。あとはふつうの対弓兵戦と同じく、全軍前進から後列は逃げ回ります。

 おそらく逃げ回っても後列に相当の被害が出ると思いますが、そのころには敵前列はなくなっているので、スナイパーに接敵すれば敵の弓攻撃はなくなります。直接攻撃なら2ランク下の兵士でも勝てるでしょう。

 騎士団長と参謀の部隊以外は、いわば片手間で相手をすることになります。思うように攻撃魔法や回復魔法を使えないときもあるとは思いますが、1小隊だけの中隊が多く、相性勝ちできるのがこちらの強みです。戦線を突破する敵部隊を出さないように、これだけは気をつけましょう。

 西の戦線にめどがついてきたら、東にも目を向けておきましょう。東の敵が森の中を移動している頃だと思います。危ないと思ったらアナスタシアあたりを砦に置いておきます。東の敵に相対するころには魔法も底をつきかけている頃だと思いますが、敵傭兵団長の部隊は両方とも歩兵系なので騎兵で対処。あとは残りものの魔法でなんとかなるでしょう。

 基本的にゼルドナーシルトでは兵士の損害はできるだけ出さないように戦うのが基本ですが、このミッションでは多少の損害はやむを得ない、と考えた方がいいと思います。まあ、まだこのころならシュタインドルフの遺産として、若干兵士が余ってますから…。


山賊退治(p.52下)

 騎兵中隊が必要なミッションです。騎兵中隊は川の西岸を突っ走り、北にある橋の北岸で山賊親分を待ち受け、撃破します。ほかの中隊は南から攻め上ります。敵が多い上に、騎兵中隊に回した分騎兵が少なくて苦労するかもしれませんが、攻撃魔法で補いましょう。


救援隊の護衛(p.53下)

 途中で西の平地を進むか南の森を進むか、進路を選択できます。立ちふさがる敵を突破して逃げ切るのなら、攻撃魔法の強力な中隊を先に立てて南を進んだほうが楽でしょう。救援隊の進路を妨害してゆっくり?戦いたい場合は西、ですかね。


逃走兵捕獲(p.54上)

 ミッション名は「逃走兵捕獲」ですが、相手にする敵の多くは山賊、なので、編成時に騎兵は前列に出しておきます。一方、騎兵のいない中隊も2中隊ほど用意しておきます。

 騎兵のいる4中隊は道路、歩兵系の2中隊は森の中を東に進んでいきます。北の2中隊が、ちょうど山で森が狭くなったあたりにさしかかると逃走兵が現れます。さらに少し経つと山賊が出現します。

 道路を進んだ4中隊は山賊の撃破に専念します。攻撃魔法は使い切っても構いません。敵は山賊より時間。逃走兵が逃げ切る前に山賊を撃破し、逃走兵の進路を妨害するように部隊を配置します。足止めされた逃走兵を後ろから追ってきた歩兵系2中隊で片づければいいわけです。


負傷兵の撃破(p.55上)

 敵傭兵団は西の橋付近に出現します。神聖兵を率いる3中隊ほどが負傷兵の回復に回り、名のある部隊長率いる4中隊ほどがそのまま海岸線上を北上してティーグルを追撃します。

 追撃するといっても砂漠地形に移動を妨げられ、しかも地形が狭いので、ティーグル出現地点付近に1小隊残す程度で十分対処できます。うまく逃げればこの部隊とは戦闘せずにミッションを終了させることもできます。もしかしたら1小隊も残さず、全軍を南下させても敵主力は海岸線沿いに北上するのかもしれませんが…まだやったことありません。申し訳ない。

 残りの自軍部隊は森を抜けて負傷兵を叩きに行くわけですが、敵の逃げる先は南といっても南東の橋なので、1〜2中隊はそのまま南に抜けて、南の海岸沿いで負傷兵を待ち伏せしておくと気が楽です。毎ターン移動力いっぱいに移動していれば、負傷兵のうち1中隊は回復する前に攻撃することができます。

 こちらの敵は負傷兵の他は神聖兵の部隊がほとんどです。神聖兵の部隊でいやなのは回復魔法ですが、今回は負傷兵の回復自体にMPを費やしているので、あまり回復魔法を気にせずに戦うことができるでしょう。わざと全部隊回復させて、MP消耗を強いるのも手です。


貴族の護衛(p.55下)

 当初の進路は南西ですが、途中で北西に進路変更でき、北西にした場合はまた更に南西に進路変更できる、というミッションですが、他でも書いたように護衛の基本は敵を事前に撃破しておくか、貴族の進路を部隊で塞いでおくか。

 どちらをとるにしても貴族の前に自軍部隊を置く、というのが必要条件なので、ころころ行き先を変えると部隊配置に苦労するどころか、貴族に先行する部隊が少なくなって守りきれない、という最悪の事態も。進路はあまり変えない方が楽だと思います。


村人の撃滅(p.57下)

 ティーグル傭兵団が成功させてはいけないミッションです。ギルドで引き受けないのが基本。ですが、どうしてもお金に困っている場合であれば、引き受けるだけ引き受けて、戦闘せずに戻ってくるのもひとつの方法ではあるのかもしれません。ただ、お金はそのうち何とかなりますが、流れを戻すのは大変ですよ…


撤退の援護(p.58上)

 撤退軍は道沿いではなく、まっすぐ南に逃げてくるので、ティーグルも橋を渡ったら平地沿いに北西(北北西?)に進みましょう。撤退軍とすれ違う形になりますが、撤退軍の移動先を塞がないように。

 敵の騎士団は結構強力です。腕に覚えがあるのなら経験値稼ぎもいいですが、駄目だと思ったら壁に徹し、撤退軍と一緒に逃げましょう。


孤立中隊救出(p.58下)

 撤退予定の味方騎士団は、一度南西に進んだ後北西に逃げる…はずなのですが、そのうち1中隊は随分北よりのコースをとります。もたもたしてると敵のまっただ中を逃げる形になってしまうので、この中隊を救うためには、ティーグルも積極的に迎え撃つ形で北進する必要があります。


敵軍の誘引(p.59下)

 敵をおびき出して渡河させる、という話ですが…ある意味相当難しいマップです。

 攻略本曰く、敵が動き出してから3ターン以内に攻撃を仕掛けなければいけない、ということですが、このとおりにやるとだいたい東の森で乱戦になってしまいます。敵は全ての部隊長がレベル20以上の強敵なので、とりあえず追いすがる敵からの損害を減らすために魔法を集中投入してがんばると、気がつくと敵4中隊を撃破しているんですね。

 勿論これでも任務達成ではあるのですが…全然「誘引」になってない。かといって敵中に取り残された味方を放っておくわけにもいかないし…。


援軍合流阻止(p.59下)

 攻略本には、騎兵中隊を用意してもよい、なんて書き方をされていますが、騎兵中隊なしでも毎ターン移動力いっぱいまで移動していればなんとかなります。味方のMVにもよるのかもしれませんが。但し、この場合は自軍の先頭に立つ2中隊だけが戦闘続きになります。確かリュークとルイーザの中隊だったと思います。

 騎兵中隊を編成する場合でも、もたもたしてはいられません。足止めに回った騎兵中隊は敵の騎士団と傭兵団に挟まれる形になるので、騎士団の頭を押さえたらさっさと片づけましょう。


撤退軍の追撃(p.60上)

 森と山でマップが斜めに分断されています。ほとんどの戦闘は北東側の平地で行われるので、ティーグル初期配置地点からすぐ北進して2つの小さな山に挟まれた部分を抜け、北の平地に出たいところですが、これだと撤退軍を捕捉しきれないでしょう。1中隊は平地沿いに北西に進ませ、マップ中央付近に広がる森で砦に向かう撤退軍を待ち伏せしておいた方がいいと思います。

 ほかの部隊は北東の平地に出るわけですが、平地のど真ん中を進んでいると後から出てきた敵傭兵団に袋叩きにされる可能性があります。森沿いに進んでいくのがいいと思います。

 敵は強力な上に数も多いです。おそらくすべては倒しきれないでしょう。大怪我しないうちに撤退軍を捕捉撃滅するように。


孤立中隊救出(p.60下)

 城にこもった味方騎士団を逃がすためにはまず北に進む必要がありますが、城のすぐ北に布陣している敵2中隊が邪魔です。ギルフォードなどの魔法が強力な中隊2つで早めに倒しておきましょう。倒したらそのまま先導役として橋付近に待機させておきます。先に北に渡河させておいてもいいでしょう。

 ほかの部隊は城の南で敵を迎え撃ちます。あまり撃って出る必要はありません。騎士団が撤退を開始したら、先導役として待機していた2中隊は橋を渡った先で出てくる敵の援軍を叩きます。これ以上退路に立ちふさがる敵はいないので、終わったら南側の戦線に復帰するのもいいでしょう。

 城の南で敵主力と戦っていた部隊は、騎士団のいなくなった城を拠点としてがんばるのもよし、少し引いて橋の後ろで待つもよし、あるいは騎士団と一緒に逃げてもいいでしょう。味方の余力とプレイヤーの力量に応じ、自由自在です。


輸送隊の護衛(p.61上)

 傭兵団が前で待ち伏せし、山賊が横と後ろから襲いかかってくる形になると思います。進路を塞ぐ傭兵団から先に倒していくわけですが、このミッションでの輸送隊は途中から道沿いに進まず、道の少し北を、森をかすめるようにして進んで行くような傾向があるようです。従って、自軍の作戦なり配置なりも、これを考慮して進めていく必要があります。

 傭兵団さえ撃破してしまえば、山賊はどうってことない、くらいのレベルにもうそろそろなっている頃だと思います(フレイムアロー連発はやっぱり怖いけど)。


兵糧庫守備(p.61中)

 仕事を引き受けるときの自軍のレベルにもよりますが、もし難易度Bの仕事を初めて見る頃にこの仕事があった場合は、引き受けない方がいいと思います。難しいです。難易度Bの「兵糧庫守備」は2つありますが、仕事内容で「交代の兵が間に合わないからそれまで兵糧庫を守ってほしい」というようなことが書いてあったらこっちです。

 敵は最初は4中隊ですが、後から援軍がどんどん出てきます。味方の援軍はすぐ出てこないのに…。しかもAクラスの傭兵団。メテオを食らえばこちらの中隊は壊滅状態です。対するギルフォードはまだメテオを覚えてない、なんてことも…。もちろん自軍はほとんどレベル20以上、なんて頃になれば、こんなミッション見慣れたものなんですけどね。

 まずは全軍で西から来る敵に対処します。森が湖に接近して、一番平地が狭くなっているあたりを目安にして防衛戦を張り、敵を迎え撃ちます。メテオを使ってくる暗黒兵系中隊長は、ターンアンデッド→コンフューズ系で潰しておきたいところです。おそらくまだミュンツァーは間に合わないと思うので、ユリアのターンアンデッドですかね。

 コンフューズの持続時間が切れたときには2回3回とかけ直し、場合によってはほかの攻撃魔法も併用し、とにかく多少のMP浪費は目をつぶってメテオを撃たれる前に倒してしまいます。ユリアもまだターンアンデッドを覚えていなければ、最後の手段としてギルフォードがひとりでギガドレイン→ハリケーン。敵が前進を始めてからハリケーンを撃てば、おそらくメテオを撃たれても、呪文の効果が発揮される前に敵中隊長を倒せるでしょう。

 メテオがなくなっても安心はできません。まだ戦闘は始まったばかり。敵傭兵隊長はレベル20以上の中隊を率いているでしょうし、ドラゴンブレスかなんかも使ってきます。西から来る敵に全力をつぎ込むくらいのつもりで戦っていきます。

 ただし、戦線は少しずつ東に移動して下さい。つまり、引きながら戦うわけです。南からも敵の援軍が出てくるのでこれに対処しなければなりませんが、自軍を2つにわけるほどの余裕はないでしょう。

 ある程度引いたところで、待ちに待った味方の援軍(正しくは交代の兵、なんだけど)がやってきます。これで無人の兵糧庫を南から落とされる心配はなくなりましたので、少し戦線を押し返しても構いません。

 西の敵は自力で片づけます。南の敵援軍はティーグルではなく兵糧庫にこもる味方騎士団を狙ってくるので、敵援軍と味方騎士団の戦いを手助けするような形で戦っていけば、自軍の余力があまり残っていなくてもなんとかなるでしょう。勿論兵糧庫だけは抜かれないように。


兵糧庫守備(p.62上)

 味方騎士団長からすぐに砦まで来るように指示されますが、敵傭兵団がある程度バラバラに進軍してくるので、中央より少し北にある森あたりで名のある指揮官が率いる中隊を1〜2中隊ほど撃破しておきましょう。これをやると味方騎士団長に怒られますが、実は兵糧庫に直行してもやっぱり怒られるので、どちらにしろ同じです。

 こちらが兵糧庫に近づくと味方騎士団は出撃してしまいますが、この兵糧庫は西も南も出入り口が一本道という非常に守りやすいところにあります。貧弱な味方騎士団もある程度は時間稼ぎをしてくれるので、その間に兵糧庫のすぐ北、ちょっと道が開けたところで待ち伏せし、敵1中隊を味方2中隊で各個撃破していきます。待ち伏せするときには優先順位に注意。

 味方騎士団が全滅する頃には、南からの備えもしておかなければなりません。どのくらいの備えが必要かは味方騎士団のがんばりにもよりますが、このころには敵傭兵団の相手は1〜2中隊で済むようになっているでしょう。


砦の占領(p.62下)

 敵傭兵団が嫌なところに出てきます。もたもたしていると南の橋付近の狭いところを塞がれてしまい、なんとかこれを撃破して砦に迫る頃には味方騎士団が砦に通じる橋付近を占拠しておりティーグルは手出しできず、味方騎士団が攻めあぐねているうちに時間切れ…なんてこともありえます。

 これを避けるためには早く砦付近にたどり着かなくてはなりません。敵傭兵団に対しては2中隊ほどで壁を作り、自軍の進路を確保します。先に敵に占拠されてしまった場合は強力な攻撃魔法で一気に潰し、そこに自軍部隊を置くように。場所の取り合いになります。

 南側の敵騎士団2中隊を撃破する頃になったら壁も撤収できるでしょう。あとは追撃してくる敵傭兵団を適当にあしらいながら北上。砦の前の橋付近に来たら敵参謀と傭兵団を同時に相手にします。もっともこのころには敵傭兵団は全滅しているかもしれません。

 北の戦線にいくらかの部隊を送っておき、味方騎士団のあけた穴を使って敵参謀前のスペースを確保してしまう作戦も考えられます。必ずうまくいくという保証はありませんが。


駐屯軍撃退(p.63上)

 アントニオ(だったかな?)の言うとおり、まともに行くと正面からのぶつかり合いになります。これに関しては特記することはありませんが、もう一つ面白い方法として、全軍で西から裏回りをする手もあります。

 西の橋から攻めかかっても、敵は部隊配置の変更などという高等なことはやらないので、敵騎士団長に直接攻めかかることができます。アインと敵騎士団長の戦闘になると一騎打ちを申し込まれますが、裏から回れば一騎打ち成立の主導権もこちらが握ったようなものです。

 更にひねくれた方法としては、橋の西側で待ち続ける、というのも考えられます。東の敵が無傷でも、ターンが経過すると敵騎士団長は「押されている…」と焦りだし、ついには手勢?4中隊ほどで自軍に突っ込んでくるはず。これを各個撃破してから取り残された敵をつぶしに行けばいいわけです。ただ、これはまだ試したことがありません。


侵攻軍撃退(p.63下)

 敵の数が多いので、一度に攻めかかってこられると苦労するでしょう。うまく逃げ回って敵を分散させ、ばらばらに攻めかかってくる敵を各個撃破できるようにすると楽です。そういう戦術を採りやすいマップになるので、ここはひとつ練習のつもりで、最初にセーブをとっておき、いろいろ試してみてはどうでしょうか。


別働隊撃破(p.64上)

 このマップに関しては非常にいい迎撃ポイントがあります。自軍出現地点のすぐ近くにある、南西の橋がそれで、この橋の南側に陣取り、渡河してくる敵を1中隊ずつ袋叩きにしていけば終わりです。

 これではあまりに退屈、という方は機動防御戦術はいかがでしょうか。全軍で西から山の裏側をぐるっと回っていくと、追いかける敵軍はちょうどいい具合に分散してくれます。まず山の北東あたりで東から回り込んでくる敵軍と戦闘になるでしょう。移動続きで自軍も分散傾向にあるので、接敵前に部隊をまとめておくように。西から追いかけてくる敵は当分追いつきません。

 戦闘を続けながらそのまま東に移動し、北東の橋を渡ります。全軍が渡ったら今度はここを拠点とし、襲いかかってくる敵軍を各個撃破。これで全て片づきます。


侵攻軍迎撃(p.64中)

 すぐに敵傭兵団が出てきますが、自軍のすぐ近くに出現するので、うまくいけば神聖兵や暗黒兵の中隊を召還魔法を使われる前に撃破できます。敵傭兵団を潰した後、騎士団の迎撃ポイントは森が突出したあたりになりますが、ぐっと引いて南の橋を東に渡り、敵の出方を見るのも手かもしれません。


防衛線死守(p.64下)

 敵はいろいろもめてますが、結局騎士団3中隊が船で渡河し、残りは橋を目指してきます。こちらは4中隊を東岸に残し、回復魔法の豊富な2中隊を味方騎士団の援護に向かわせます。

 東の4中隊は船の動きにあわせて東の海岸沿い?を動きます。敵の移動範囲を見ればわかりますが、意外と船から上陸できる場所は限られているので、4中隊もいれば上陸直後に全て葬ることはそう難しくありません。魔法も惜しまず使いましょう。うまくやれば海岸?に張りつき、敵の上陸を妨害して時間稼ぎをすることもできます。

 騎士団とともに橋を渡った2中隊は騎士団と共に戦うわけですが、騎士団がいるうちはあまり無理せずに援護・回復に徹しましょう。ある程度の敵を道連れにして味方騎士団が全滅すると、敵傭兵団は引き上げていきます。残る敵騎士団はわずかなので、2中隊で片づけられると思います。


砦の奪還(p.65上)

 北西にある小さな森付近に自軍がさしかかるころに、敵傭兵団が出現するはずです。自軍と敵傭兵団が接近しているので、召還魔法を使われる前に神聖兵と暗黒兵の部隊はできるだけ潰しておきましょう。後が楽になります。

 砦の守備部隊は砦に張りついており、橋を守るような行動はとりません。魔法が強力な部隊で砦前面の数部隊を一気に撃破すれば、敵を全滅させなくてもそのまま占領勝ちできます。傭兵相手にもたもたしなければ、南東からの敵援軍がたどり着く頃には勝敗は決していることでしょう。


侵攻軍足止め(p.65中)

 味方騎士団が橋を渡って、マップ中央付近に進出する頃に敵傭兵団が出てきます。出現地点はマップ西端、山と川に囲まれた狭いところなので、うまく自軍を配置しておけば、出現後すぐにほぼ壊滅状態にできます。召還魔法を使われる前に潰した方が楽でしょう。こうなれば敵味方の兵力差はなくなるので、早くも有利、です。


城の防衛(p.65下)

 敵傭兵団は城と川(堀?)ひとつ隔てたすぐ北、というとんでもないところに出てきますが、城までの道が狭く、味方騎士団がこもっているので、そう簡単には陥落しません。実は東北からの援軍も併せて、騎士団を全滅させると傭兵は引き上げるので、傭兵の相手は味方騎士団に任せて、こちらは敵騎士団だけを狙っても十分勝てます。

 不安な場合は、1中隊も割いておけば十分敵傭兵を足止めできます。逆に敵傭兵の全滅を狙うのは森に阻まれてちょっと大変かもしれませんが、魔法が強力な中隊をいくつかつぎ込めば、まあなんとかなります。


砦の防衛(p.66中)

 味方騎士団は東の砦を見捨てる方針で行きますが、自信のある人は東の砦を守り抜いてみるのも一興です。もう一歩のところで敵に先を越されそうですが、ゾックをうまく使うとなんとかなります。ただ、特定の中隊に敵の攻撃が集中することになると思います。

 実は、西の砦付近に引いて構えておけば、敵軍は東の砦を素通りして進軍し、初めて東の砦を占領するのは、後から出てきた援軍です。ですから、援軍が出る前に敵を全滅に追い込んだり、部隊を回り込ませて東の砦を押さえたりすればいいんですね。

 もっとも、東の砦は枝葉の話。西の砦さえ守りきれば、騎士団長からありがたいお言葉をいただけるので、しっかり戦いましょう。


城の占領(p.66下)

 自軍が大手から行くか搦め手から行くか、つまり南から行くか西の山の切れ目から行くか選択できます。味方騎士団長の台詞

戦場では騎士も傭兵も関係ない
つまらないことを気にするな
を聞いてしまうと、私の場合こちらもつい
団長の仰せの通りに。
と答えたくなり、いつもティーグルは西から行ってるのですが…敵の厚いところを魔法で一気に突破していくつもりなら、ティーグルが大手から行くのもいいかもしれません。

 敵傭兵団は自軍が西の三叉路付近にさしかかったときと、それから北上して一番南側にある砦と同じくらいの高さ(緯度?)に来たときの2回出てきます。1回目に名のある指揮官は全て出てきますが、自軍の近くに出現するため、うまく自軍を集結させておけば神聖兵・暗黒兵の部隊は召還される前に倒すことができます。

 このへんで自軍に余裕があれば、重回復部隊(私の造語。回復魔法の豊富な中隊)を1〜2中隊ほど、大手の方に回すのもいいでしょう。騎士団同士のぶつかり合いはかなりの激戦です。搦め手は山あいの森で、6中隊を展開させるのは骨が折れます。


防衛線撃破(p.67上)

 橋が3本あり、ティーグルは上下の橋を任されるわけですが、こういう狭いところを抜くには攻撃魔法の強力な中隊(私は「重魔法部隊」と呼んでいます)が不可欠であり、部隊の配分に頭を使います。

 とはいっても、本来ならばこういう場合は一点突破が鉄則。部隊を配分する余裕がない場合は北の橋に全軍を集結させましょう。ただし、橋の上に6中隊が並ぶと中隊の交代も大変です。予め橋を渡る前に、1ターン程度費やして部隊の順番を入れ替えた方がいいかもしれません。

 どちらの方法を採るにしても、一度接敵したら魔法を使って一気に突破してしまいましょう。


侵攻軍撃退(p.67中)

 展開からしても、部隊配置からしても、味方騎士団は橋の上で全軍玉砕しそうで救援のために部隊を割く必要がありそうに見えますが、幸いなことに味方騎士団のうち神聖兵の中隊が北の橋にきてくれますから、安心して全軍で北の橋を渡りましょう。

 もうひとつの敗北条件の方が気になる人もいるかもしれませんが、敵が南の橋を渡ったところで先は砂漠。移動に時間がかかるので、橋の上の味方騎士団が危なくなったら1中隊戻しておく、くらいの感覚で十分間に合います。


侵攻軍撃退(p.67下)

 三本の橋が通じている中州。これをどう使うかでいくつかの戦い方が考えられます。

 まず、西の橋で敵を足止めする方法。敵のうち2・3中隊は橋を越えて中州に来てしまいますが、これを撃破すれば敵を中州の外に押し出せます。この場合は味方の騎士団をどう使うかも考えなくてはいけません。橋の向こうに突っ込んでもらうか(ほとんど玉砕だけど)、中州でお休みしてもらうか。

 逆に中州を明け渡してしまうのも手です。この場合ティーグルが南の橋を固め、味方騎士団が東の橋付近に陣取ることになりますが、騎士団は早晩全滅してしまいます。そのまま敵が東から回り込んでくるに任せるか、あるいは何中隊か送って騎士団に替わって足止めするか、これも考える必要があります。

 小細工を弄せずに、正々堂々と中州で戦うのも一法ですね。ただ、量質ともに敵は充実しているので、この場合もいざとなったら橋の向こうに逃げられるようにしておいた方がいいでしょう。



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