原点はゲルマラジオ
先端技術への興味の原点は、1978年頃に学研の「6年の科学」の付録についていた「ラジオセット」でした。
いわゆるゲルマラジオという奴だけど、こんな簡単なものでラジオになるなんてすごい!
という驚きがきっかけ。
写真は自作の復刻版。回路は同じですが、デザインや部品の定数値は学研のとは異なります。
ラジオセットを手にした翌年(中1の頃)、本に載っていたFMワイヤレスマイクの部品を買いに、 親父(現在は他界している)にアキバに連れて行ってもらいました。
自作マイコン CPW-1
雑誌の記事を参考にZ80マイコンの自作を開始。
1985年1月10日にアマチュア無線局 JS1CPW 開局、
その後自作マイコンに CPW-1 と命名。
この自作マイコンをMSXパソコン並にまで育てた結果、ついには
パケット無線(Packet Radio : アマチュア無線を使ったパソコン通信)で、
他のパケット無線仲間とのチャットや e-mail、BBS、リモートUNIXまで楽しめるように。
※ 開局当時は「電話級アマチュア無線技士」でしたが、その後「電信級アマチュア無線技士」にアップグレード。
遅〜いモールス符号で受験しましたw
自作小型TNC CPW-25
通信機能付ノートワープロ(WordBank Note)とハンディトランシーバの組み合わせにより
モバイル環境までも楽しんでいました。
当時の無線 TCP/IP ネットワーク環境
初ボーナスで買った NEC PC-98vm の上に、KA9Q インターネットパッケージを導入。
メール&ニュース環境の実験を、パケット無線上の「寺子屋ネット」で行っていました。
Windows 95 と Linux を LAN で接続
Windows でも標準で LAN がサポートされ、PC用 Unix クローンが登場する時代になった。
これを機会に、場所を取らずスマートな、ノートPCだけのネットワーク環境を実現。
ISDN も初導入。
今はもう一般的になってしまったインターネットですが、その原点を見ていると懐かしいですね。
ちなみに、結婚して実家を出てからはアンテナも上げず、子供の世話に追われ、 コールサインも期限が切れ、音楽の世界(DTM、VOCALOID初音ミクなど)で楽しむことが増えました。
が、そのことがきっかけで、再び電子工作に目覚める...。 子供らも大きくなったし、ハンダ付けとかやっても、もういたずらされる心配はなくなりました。
MIDI Chord Helper ハードウェア化計画
楽器系の電子工作が本格化。電子の歌姫、VOCALOID初音ミクのブームがきっかけで
ニコニコ技術部を通じて Make: Tokyo Meeting などの電子工作系イベントに出展、
ものづくりに再び目覚め始めている。
インターネットが普及しても、それを支えているのは、科学技術の力で生み出された電子パーツ。 今はネット通販で電子パーツを買うこともできる時代。電子パーツの流れを支えているのも電子パーツ。
そう、電子工作はまだまだ健在なのです!
やっぱ通販かな...というときはニコニコ技術部Wiki:買い物サイトあたりが参考になるでしょう。
パケット無線を通じて知り合った人たち(PRUG、YMT関連)
その他