自作小型TNC:CPW-25

これが昔(1987年11月に)作った小型TNCです。

ふたを開けたところです。

大きい方の基板にはバス配線がいっぱいあるため、ビニールコードで基板の 裏が膨れ上がって、ケースに入らなくなる可能性があります。

これを防ぐため、IC(特にROMやRAM)が入る予定の 穴と穴の間には線を2本通し、 その後でソケットを挿入してはんだづけしました。


このTNCは、当時こんなふうにして使っていました。

通信機能付きノートワープロ(EPSON WordBank note)とハンディ機との 3点セットで、円海山の上など 電波のよく飛ぶ場所へ行って、そこからチャットしたり色々なRBBS (Radio BBS) にアクセスしていました。

NiCd 電池で動く TNC は、市販もされていたのですが、 これもやはり貧乏学生でお金がないなどの理由で、自作してしまったというわけ。

これを画板に乗せ、ハムフェア会場を歩き回りながらチャットをしたこともありました。 これぞ「ウォーキングパケット無線」。


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