FreeBSD 14.3 RELEASE 公式仮想イメージをVirtualBox で動かす part 4 emacsからanthyを使う編
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anthyパッケージについては以下を参照。
FreeBSDのパッケージの場合、ja-anthy-unicodeをインストールすると、emacs lispもインストールされる。
anthyパッケージのインストール。
sudo pkg install -y ja-anthy-unicode
.emacsに以下を記載。
;; ;; anthy-unicode を使う ;; (set-language-environment "japanese") (setq default-input-method "japanese-anthy-unicode")
emacs起動後、Ctrl \ キーでかな漢字変換開始できる。
FreeBSD 14.3 RELEASE 公式仮想イメージをVirtualBox で動かす part 2 X11編
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■ VirtualBox上で起動したFreeBSDからX11を使う
virtualbox-ose-additionsをインストールしたので、X11を使ってみる。
VirtualBoxの仮想マシンのウィンドウのコンソールからログイン。
ログイン後、そこからstartxコマンドを実行。
特に設定を行っていない場合(~/.xinitrc ファイルが無い場合)は、800x600のスクリーンサイズでtwmとxtermとxclockが起動する。
loginというタイトルの付いたxtermからexitと入力すると、X11は終了する。
■ ~/.xinitrcファイルの作成
startxした時に起動するプログラムや設定などは、~/.xinitrcファイルに書く。
まだ ~/.xinitrc ファイルが存在しない場合は、以下のコマンドでシステム標準のxinitrcをコピーして作成する。
cp /usr/local/etc/X11/xinit/xinitrc ~/.xinitrc
■ xrandr (X11 Resize and Rotate) コマンドを使って、VirtualBoxのスクリーンサイズを設定する
引数なしでxrandrを実行すると、使用可能なディスプレイとスクリーンサイズが表示される。
コマンドの例。
xrandr
実行結果の例。
Screen 0: minimum 64 x 64, current 1400 x 967, maximum 32766 x 32766 VGA-0 connected primary 1400x967+0+0 0mm x 0mm 1400x967 60.00 + 2560x1600 60.00 2560x1440 60.00 2048x1536 60.00 1920x1600 60.00 1920x1080 60.00 1600x1200 60.00 1680x1050 60.00 1400x1050 60.00 1280x1024 60.00 1024x768 60.00* 800x600 60.00 640x480 60.00
VirtualBoxの仮想マシンのウィンドウのサイズを手動で変化させた場合、xrandrの結果に「+」マークが付く。
普通はプリセットのサイズ(1024x768など)を設定するのだが、VirtualBoxのウィンドウサイズに合わせてスクリーンサイズを指定する場合は「+」マークの値を指定する。
設定コマンドの例:
xrandr --output VGA-0 --mode 1400x967 --rate 60
■ setxkbmapとxkbcompコマンドを使って日本語キーボード設定を行う
デフォルトでは us キーボード設定になっているので、必要ならば日本語キーボードレイアウト設定を行う。
以下のようなコマンドを ~/.xinitrc に記載しておく。
setxkbmap -layout jp -print | xkbcomp - $DISPLAY
■ X11 日本語入力設定 (fcitx5 anthy使用)
fcitx5 (anthy使用) パッケージのインストール。
sudo pkg install ja-fcitx5-anthy-5.1.6_1
以下を ~/.xinitrc に記載しておく。
export GTK_IM_MODULE=fcitx/xim export QT_IM_MODULE=fcitx export XMODIFIERS="@im=fcitx" fcitx5 &
startxを入力してX11を起動し、xtermの上にマウスを置いて、Ctrl + スペース キーを押すとかな漢字変換開始になる。
再度Ctrl + スペース キーを押すとかな漢字変換終了する。
■ 変更後の ~/.xinitrc の例
(前略) if [ -d "$xinitdir"/xinitrc.d ] ; then for f in "$xinitdir/xinitrc.d"/?*.sh ; do [ -x "$f" ] && . "$f" done unset f fi # start some nice programs (ここから記述変更) # fcitx5起動 USE_FCITX5=yes if [ x"$USE_FCITX5"x = x"yes"x ] ; then export GTK_IM_MODULE=fcitx/xim export QT_IM_MODULE=fcitx export XMODIFIERS="@im=fcitx" fcitx5 & sleep 3 fi # 日本語キーボードをセット setxkbmap -layout jp -print | xkbcomp - ":0" 2>/dev/null "$twm" & "$xclock" -geometry 50x50-1+1 & "$xterm" -geometry 80x25+620+130 & exec "$xterm" -geometry 80x25+120+100 -name login
■ xrandr (X11 Resize and Rotate)コマンドを実行する bash関数を定義
~/.bashrc に以下の関数定義を記載して、 VirtualBoxの仮想マシンのウィンドウサイズを手動で変更した後に f-xrandr-VGA-0-resize を実行すると、ウィンドウサイズにフィットした X11 スクリーンサイズになる。
# # resize VGA-0 screen size # function f-xrandr-VGA-0-resize() { if xrandr > /dev/null 2>&1 ; then xrandr if xrandr | grep VGA-0 > /dev/null ; then WIN_SIZE=$( xrandr | awk '{print $1 " " $2 " " $3}' | grep "\+" | awk '{print $1}' ) if [ -z "$WIN_SIZE" ] ; then WIN_SIZE="1024x768" fi echo "WIN_SIZE is ::$WIN_SIZE::" if xrandr | grep "$WIN_SIZE" ; then xrandr --output VGA-0 --mode "$WIN_SIZE" --rate 60 fi fi fi }
FreeBSD 14.3 RELEASE 公式仮想イメージをVirtualBox で動かす part 5 emacsからja-yc.elを(無理矢理)使う編
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割と無理矢理だけどとりあえず動いたのでメモ。
ja-yc.el パッケージの特徴は以下。
他の環境だと体験できない、なんとも不思議な変換感覚になる。
yc.elの本家サイトの最終更新が2010年で、他にも色々動かない所があると思うので、あまりオススメはできない。
■ パッケージのインストール。
sudo pkg install ja-canna-server ja-canna-lib ja-cannadic sudo pkg install ja-yc.el ja-icanna
/etc/rc.confにcannaサーバ起動設定を追加。
sudo sysrc canna_enable="YES"
再起動するか、以下のコマンドでcannaサーバを起動する。
sudo service canna start
■ yc.el にパッチを適用する
george@freebsd68 /usr/local/share/emacs/30.1/site-lisp/yc $ diff -uw yc.el.orig yc.el --- yc.el.orig 2025-08-16 19:40:57.000000000 +0900 +++ yc.el 2025-09-13 23:31:35.717070000 +0900 @@ -383,7 +383,8 @@ (make-network-process :name "canna" :buffer yc-debug - :remote "/tmp/.iroha_unix/IROHA") + :remote "/tmp/.iroha_unix/IROHA" + :service 5680) (let ((process-connection-type nil)) (start-process "canna" yc-debug yc-icanna-path)))) (t (with-timeout (1 nil) @@ -3232,6 +3233,7 @@ (defun yc-input-mode-function () (setq inactivate-current-input-method-function 'yc-inactivate) + (setq deactivate-current-input-method-function 'yc-inactivate) (setq current-input-method-title "$"") (yc-open) (remove-hook 'input-method-activate-hook 'yc-input-mode-function)) @@ -3247,11 +3249,13 @@ (if yc-input-mode (progn (setq inactivate-current-input-method-function 'yc-inactivate) + (setq deactivate-current-input-method-function 'yc-inactivate) (setq current-input-method-title "$"") (add-hook 'input-method-activate-hook 'yc-input-mode-function);) (if (eq (selected-window) (minibuffer-window)) (add-hook 'minibuffer-exit-hook 'yc-exit-from-minibuffer))) (setq inactivate-current-input-method-function nil) + (setq deactivate-current-input-method-function nil) (setq current-input-method-title nil)) (force-mode-line-update t));) george@freebsd68 /usr/local/share/emacs/30.1/site-lisp/yc $
■ .emacsに以下を記載。
;; ;; Canna + ja-yc.el を使う ;; ; yc-elのロード前に設定 (setq yc-server-host nil) ;; nilの場合はlocalhost (setq yc-canna-lib-path "/usr/local/share/canna/") ;; default.canna があるディレクトリ (setq yc-canna-dic-path "/usr/local/share/canna/dic/") ;; default.cbp があるディレクトリ (setq yc-icanna-path "/usr/local/bin/icanna") ;; unix domain socket 通信支援バイナリコマンドのパス ;; yc-el のロード (load "yc") ; これでフェンスモード(Ctrl-\)は使用可能 ;;(global-yc-mode) ; 全バッファで ANK-漢字変換(Ctrl-J)を有効にする (setq yc-use-color t) ;; フェンスモードを使用 (フェンスモードは変換中の文字の前後を | で囲む表示を行う) (setq yc-use-fence t) ;; yc-mode トグルするキー設定 (ESC - SPACE にて)(yc-mode ONでは、Ctrl-Jで変換が走る) ;;(global-set-key "\M-\ " 'yc-mode) ;; 入力メソッド切替キー (ここでは C-o に割当する例)(デフォルトでは C-\ ) ;;(global-set-key "\C-o" 'toggle-input-method) ;; デフォルトの日本語入力メソッドを Canna + yc.el に (setq default-input-method 'japanese-yc)
■ emacs 上でのyc.elの使用方法
emacs -nw hoge.txt などとして新規テキストファイルを編集する emacs を起動。
上の .emacs 設定では、各bufferはyc-modeにはなっていないので、 M-x yc-mode として ycモードにする。
ローマ字で「nihonngo」とタイプした後に Ctrl-J を入力すると、「日本語」に変換される。
FreeBSD 14.3 RELEASE 公式仮想イメージをVirtualBox で動かす part 3 portsソース取得編
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■ ports コレクションのソースを拾う
/usr/ports/japaneseの下に日本語関係のパッケージの元ネタが展開されるので、日本語対応済みのソフトを探す時に使う。
※fcitx5-anthyはコレで探した
注意:portsからインストールは基本的には避けること。バイナリパッケージ作成時のコンパイル時オプションと異なるものをインストールした場合、他のバイナリパッケージとの動作整合性が取れなくなるので。
git コマンドを使って git clone する。
sudo bash pkg install -y git mkdir -p /usr/ports git clone --depth 1 https://git.FreeBSD.org/ports.git /usr/ports
FreeBSD 14.3 RELEASE 公式仮想イメージをVirtualBox で動かす
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情報源の通り操作すれば動く。
以下、情報源のままなのは心苦しいが転写しておく。
■環境情報
■FreeBSD公式イメージの入手
Oracle Virtual Box でイメージを可変サイズで取り扱うため vhd イメージをダウンロードする。
xz形式の展開は7-Zipなどを使う。手元では msys2 の xz コマンドを使った。
■ディスクを仮想メディアマネージャーに追加
VirtualBox の[ファイル]→[ツール]→[仮想メディアマネージャー]で、仮想メディアマネージャーのダイアログを開き、ダウンロードした vhdファイルを[追加]ボタンで追加。
プロパティからサイズを80GBに増やす。(一度増やすと、減らせないので注意)
OS起動時に自動的にディスクサイズいっぱいまでファイルシステムを拡張するのでここでディスクサイズが決まる。
■仮想マシンの作成
VirtualBox メニューから[仮想マシン]→[新規]を選択して[仮想マシンの作成]ダイアログを表示。
を指定して、[完了]ボタンを押すと仮想マシンが作成される。
作成した仮想マシンを選択して[設定]ボタンを押下。
■起動
起動してみる。
マルチユーザーモードで起動する場合は、FreeBSDのbootメニューが表示されている10秒間の間にEnterキーを押す。(10秒待ってもいいけど)
順調ならばログインプロンプトまで進む。
ログインは root ユーザーでパスワードなしで行える。
■virtualbox-ose-additions のインストール
FreeBSD公式イメージはvirtualboxゲスト用の拡張 virtualbox-ose-additions が入っていない。
シームレスなマウス操作やウィンドウサイズに合わせたデスクトップの解像度変更、共有フォルダなどが使いたい場合はインストールする。
パッケージは以下のどちらか。
GUIをインストールしないならば -nox11 をインストールする。
virutalbox-ose-additionsのインストールはpkgコマンドを使う。以下に例を示す。
pkg install virutalbox-ose-additions
そのままだと有効にならないので、以下の操作を行い、サービスを有効化し、再起動を行う。
sysrc vboxguest_enable="YES" sysrc vboxservice_enable="YES" reboot
起動時に以下のように表示されていればサービスが開始されている。
Starting vboxservice.
■日本語キーボード設定
日本語キーボードを使用している場合は、以下の設定を行って再起動する。
sysrc keymap="jp" reboot
■ホスト名設定
必要であればホスト名を設定する。ここではfreebsd68.area54.localとした。
以下の設定を行って再起動する。
sysrc hostname="freebsd68.area54.local" reboot
■bashのインストール
pkgコマンドを使ってbashをインストールする。
pkg install bash
■rootパスワード設定
passwd コマンドで root ユーザーのパスワード変更を行う。
■一般ユーザー作成
普段使っている自分の一般ユーザー(george)とグループ(george)を追加しておく。
pwコマンドを使った作成例は以下。
# グループの作成 pw groupadd -n george -g 1001 # ユーザーの作成 pw useradd -n george -u 1001 -b /home -e 0 -p 0 -g 1001 -G operator,wheel,video -m -s /usr/local/bin/bash # コマンド実行後パスワードを聞いてくるので入力する
■一般ユーザーの秘密鍵・公開鍵作成
今は root で操作しているので、su コマンドでユーザーを切り替える。
su george cd
sshで接続するため、一般ユーザーの秘密鍵・公開鍵を生成する。 パスフレーズなし、PEM形式で生成している。
ssh-keygen -t rsa -m PEM -N "" -f ~/.ssh/id_rsa
自分の公開鍵を authorized_keys に追加しておく。
cd ~/.ssh cat id_rsa.pub >> authorized_keys cd
ユーザー george の操作は完了。exitでユーザーのシェルを終了してrootに戻る。
exit
■sshdの起動設定
FreeBSDマシンから以下のコマンドを入力して再起動。sshdが起動するようにする。
sysrc sshd_enable="YES" reboot
■一般ユーザー作成(vagrant)
vagrant用のboxイメージを前提とするセットアップスクリプトを使っている場合は、一般ユーザー(vagrant)とグループ(vagrant)を追加しておく。
pwコマンドを使った作成例は以下。
# グループの作成 pw groupadd -n vagrant -g 1002 # ユーザーの作成 pw useradd -n vagrant -u 1002 -b /home -e 0 -p 0 -g 1002 -G operator,wheel -m -s /usr/local/bin/bash # コマンド実行後パスワードを聞いてくるので入力する
■sudoインストールと設定
pkg install -y sudo
一般ユーザーからパスワード無しでrootになれる設定を入れる。
visudoコマンドで設定ファイルを編集する。以下の行を設定ファイルの最後に追加する。
george ALL=(ALL) NOPASSWD: ALL vagrant ALL=(ALL) NOPASSWD: ALL
■VirtualBox ポートフォワーディングの設定
ホストマシン:2222 から ゲストFreeBSDマシン:22 にポート転送する設定を行う。
VirtualBoxマネージャー画面の[設定]→[ネットワーク]→[ポートフォワーディング]ボタンを押下。
ポートフォワーディングルール画面にて、画面右の[+]を押下。
以下のルールを設定する。
■共有フォルダ
共有フォルダを設定するには、仮想マシン起動中のウィンドウから[デバイス]→[共有フォルダー]→[共有フォルダー設定]を選択する。
新規共有フォルダをホストのWindows側のフォルダを指定して追加。設定例を以下に示す。
ゲストの FreeBSD で以下のコマンドを入力すると、FreeBSD側では /vboxshare として Windowsのフォルダを参照することができるようになる。
mkdir -p /vboxshare mount -t vboxvfs vboxshare /vboxshare
■ゲストFreeBSDマシンの一般ユーザーの秘密鍵の持ち出し
ここでは共有フォルダ経由でゲストFreeBSDマシンのユーザーの秘密鍵を持ち出す想定とする。
持ち出し(ファイルコピー)のコマンド例を示す。
cp ~george/.ssh/id_rsa /vboxshare/freebsd68-george-privatekey.pem
■ゲストFreeBSDマシンへのssh接続
ホストマシンから以下のコマンドでssh接続ができる。
ssh -i <持ち出した秘密鍵ファイル名> george@localhost -p 2222
■VirtualBoxのコマンドラインインターフェースであるVBoxManageコマンドを使って仮想マシンの起動と電源オフ
ホストマシンの管理者権限を持つpowershellなどから以下。
${vboxmanage_vmname}には、仮想マシン作成時につけた名前を指定する。
# 仮想マシン起動 VBoxManage startvm ${vboxmanage_vmname}
# 仮想マシン電源オフ VBoxManage controlvm ${vboxmanage_vmname} acpipowerbutton
TurretGirls(タレットと少女)
tag: game
レール防衛ゲームというジャンルのゲーム。
良い武器と良い強化品が揃うと巨神兵の「薙ぎ払え!」ごっこができる爽快なゲーム。
戦闘後に3個の武器や強化品などがランダムに提示されるが、ここの引きで上振れ下振れが強く出る。
武器の中には割と論外なものがあり、良い武器が揃わないと火力不足でゲームオーバーになる。
ショップ形式で自由に買わせてくれてもいいじゃんとも思うが、武器のランダム部分がゲーム性の中心になっているのでこの要素は削れないかも。。。
プレイの流れとしては、最初はStage1で何回かゲームオーバーになりつつ、タレット武器のLvを10にする。 次はStage1のEndlessでDay100超えを目指す。 そこまで行ったらStage2に進む。
Steamsで1500円のゲームなので、YouTube等でプレイ動画を見て気に入ったらどうぞ。
p.s.
台風15号
すごい雨だ。さすが台風。
vscode の pwsh.exe の profile ファイル名
tag: vscode
vscode の pwsh.exe の profile ファイル は 「C:\Users\george\Documents\PowerShell\Microsoft.VSCode_profile.ps1」だった。
PowerShellのprofileのファイル構成を変えたらエラーがたくさん出たのでビビった。
Raspberry Pi 5 16GB セットアップ (5台目)
tag: raspberrypi5, raspberrypi
ウチで累計5台目となるラズパイの設定。 前回と同じようにセットアップしていく。
Debian 12 Bookworm は2年のライフサイクルを終えてメンテナンスモードになっているようだ。 Raspberry Pi 用の Debian 13 は秋くらいかな? 時期が悪いけどDebian 12をインストールしていく。
今回はアクティブファンもつける(今まではヒートシンクだったけど)。
■Raspberry Pi Imager v 1.9.6
イメージをmicroSDXCカードに焼きこむ際に、初期ユーザー名・パスワードの設定が行える。
Raspberry Pi 5 標準GUIはデフォルトでは自動ログイン=ONになっているので、ディスプレイとかキーボードマウスを接続すればパスワード無しでRaspberry Pi 5 の操作は可能という点は便利なんだけど盲点になるかも。
■micro HDMI接続
電源供給用のUSB-Cから遠い方のmicro HDMIにケーブルを接続する。(こちら側に接続しないと画面が表示されない)
■キーボード設定
ロジクール K835OWB 有線 メカニカルキーボード 日本語配列 を使用している人は、キーボード設定を実施する必要がある。
この設定をしないとキーボード右下の「_」とかが入力できなくて焦るw
画面左上のラズパイアイコン -> メニューから 設定 -> Raspberry Pi の設定 -> ローカライゼーション タブ -> キーボードの設定 -> モデルを Logitech , 配列を Japanese , 種類を Japanese に設定。
Windowsで使用していると自動認識&自動設定されているので普通に使えるのだが、Logitechのキーコードはちょいと特殊らしい。
■日本語入力設定
GUI上の日本語入力設定。fcitx5-mozcを入れる。
GUI画面右上にキーボードっぽいアイコンが表示されているので右クリック -> 設定 -> 入力メソッド タブ -> キーボードは「キーボード - 日本語 - 日本語(OADG 109A)」と「Mozc」とする。 画面上で警告が出るが無視する。
ひとまず設定完了。
■16GBメモリ
メモリ16GBモデルの威力だが、chromiumを起動しても空きメモリ14GBとか表示されている。 過剰メモリのような気がする...。 ブラウザのタブをたくさん開けばメモリ消費は増えるけど。
■電源対策
メモリが増えてファンも増えたので電源要求は厳しくて、下手なUSB充電アダプターだとUndervoltage警告が出る。 Raspberry Pi 5 は5Vだけ要求するので年式の新しいPD対応のUSB充電アダプターの65W対応製品でもダメという厳しい結果になる。 USB充電アダプターは厳選が必要となるが、スペック表見ても巨大な5V要求をかけて長時間使った場合に電圧が下がっていくダメなUSB充電アダプターが結構あるので当たりを引くまで買い続けないとわからんのでキビシイ。
KSYから5V/5A出力をうたうUSB電源アダプターが出ている模様。 マジで困ったらコレ買おうかな(まだ買ってない)。
■アクティブファン
アクティブファンは、起動時は全力で回転してちと音が気になるが、その後はゆっくり回転したり、回転が止まったりでうるさい感じはしなくなる。 マニュアルによればアクティブファンの取り外しは考慮していないそうなので、ファンの寿命がraspberry pi 5 の寿命ということになりそう。 ファンの寿命については今後見物していく。
sudo apt-get install stress ; stress -c 4 -t 60s してみると、アクティブファンが緩めに回転して57度くらいになる。
docker buildx だと54度くらいになる。アクティブファン強い。
■microSDXC
今回はKIOXIA(キオクシア) microSD 512GB UHS-I Class10 KLMEA512G を使用。 画面左上ラズパイアイコン -> アクセサリ -> Raspberry Pi Diagnostics から microSDXCカードのベンチマークを実施。 microSDXCのシーケンシャル書き込み速度は 64MBytes/sec くらい。 そこそこ良い感じ。
p.s.
以下はあまりオススメはしないけど、ダウンクロック設定の話。
■ Raspberry Pi 5 ダウンクロック設定
root権限になって/boot/firmware/config.txtに以下の設定を記載。
Raspberry Pi 5 の場合、クロックの定格は 2400 - 1500 。
arm_freq_minは1200だと起動しなくなったので1400にしておく。(1敗)
arm_freqは2200に抑えておく。
temp_limit=70は指定してみたがそこまで温度が上げられなかったので効果があるのか不明。
攻めた値を設定しすぎて起動しなくなった場合は、PCのmicroSDカードリーダーに指すとconfig.txtファイルが見えるので編集してRaspberry Piに戻す。
[pi5] temp_limit=70 arm_freq=2200 arm_freq_min=1400
MSYS2 SSH で SOCK5 プロキシを使うconnectパッケージ
tag: msys2, pacman, socks
パッケージ名忘れて思い出せなかったのでメモ。
# connectパッケージの検索 pacman -Ss connect # インストール pacman -S mingw64/mingw-w64-x86_64-connect
~/.ssh/config での記述例
# ProxyCommand /mingw64/bin/connect -S proxy.example.com:1080 -5 %h %p
latestなどのダイジェスト検索を高速化
tag: wiki
巨大なwikiファイル(300KBくらい)があると、ダイジェスト検索が遅くなっていたので改良。
月単位の日記ファイルだとここまで大きくならないので気が付かなかったぜ。
夏のアイテム : 瞬間冷却パック
三重県尾鷲市の郵便局では (中略) 厳しい暑さの中で避難する際には、配達員が使っているたたくと冷たくなる冷却パックが特に役立ったとしています。
たたくと冷たくなる冷却パックとは以下。
硫酸アンモニウム+水のタイプがよく冷えるとのこと。
ダイソーとかキャンドゥーとかの100円ショップに置いてある。
津波警報(カムチャツカ半島付近でM8.7の地震)
津波情報発表の影響で、電車の運転見合わせが出ているようだ。
以下、12:20ごろの関東の電車の様子。
路線 | 状況 | 詳細 |
湘南新宿ライン | 運転見合わせ | 津波情報発表の影響で、新宿〜大船... |
東海道本線[東京〜熱海] | 運転見合わせ | 津波情報発表の影響で、運転を見合... |
横須賀線 | 運転見合わせ | 津波情報発表の影響で、大船〜久里... |
宇都宮線[東京〜宇都宮] | 運転状況 | 津波情報発表の影響で、一部列車に... |
高崎線 | 運転状況 | 津波情報発表の影響で、一部列車に... |
常磐線[水戸〜いわき] | 運転見合わせ | 津波情報発表の影響で、勝田〜いわ... |
総武線(快速)[東京〜千葉] | 運転状況 | 津波情報発表の影響で、横須賀線と... |
内房線 | 運転見合わせ | 津波情報発表の影響で、運転を見合... |
外房線 | 運転見合わせ | 津波情報発表の影響で、茂原〜安房... |
伊東線 | 運転見合わせ | 津波情報発表の影響で、運転を見合... |
上野東京ライン | 運転状況 | 津波情報発表の影響で、東海道本線... |
小田急江ノ島線 | 運転見合わせ | 津波情報発表の影響で、藤沢〜片瀬... |
京急本線 | 運転見合わせ | 津波情報発表の影響で、堀ノ内〜浦... |
京急逗子線 | 運転見合わせ | 津波情報発表の影響で、運転を見合... |
京急久里浜線 | 運転見合わせ | 津波情報発表の影響で、運転を見合... |
相鉄線 | 列車遅延 | 津波情報発表の影響で、一部列車に... |
江ノ島電鉄線 | 運転見合わせ | 津波情報発表の影響で、運転を見合... |
ひたちなか海浜鉄道湊線 | 運転見合わせ | 津波情報発表の影響で、那珂湊〜阿... |
銚子電鉄線 | 運転見合わせ | 津波情報発表の影響で、運転を見合... |
伊豆急行線 | 運転見合わせ | 津波情報発表の影響で、運転を見合... |
1952/11にも同じような地震(M9.0)があって、その時は日本に3mの津波が来たらしい。
今回の津波は今のところ第5波、第6波が最大変動になっていたりして意外に長く続いている様子。 時間的に満潮の時に大きな潮位変動が来ると堤防を越えたりするかも。
Raspberry Pi 5 16GB メモリ版 購入
tag: raspberrypi
手元の Raspberry Pi 5B 8GB メモリ版が起動しなくなった。
そのため https://www.switch-science.com/ SWITCH SCIENCE で Raspberry Pi 5 16GB メモリ版をポチった。
まあ、その後USB-C充電アダプターを別のに換えたら8GB メモリ版マシン起動したんだが。。。
どうしようw
16GB版を使う用意をせねばww
micro SD (512GB) もポチった。
この手の小型マシンは気楽にポチれるから増えるよね。。。
tomcatの例外 org.apache.tomcat.util.http.fileupload.impl.FileCountLimitExceededException: attachment
tag: tomcat, wiki
iPhone Safari からの axios form post 時にtomcatのログに以下のような例外が出ていた。
org.apache.tomcat.util.http.fileupload.impl.FileCountLimitExceededException: attachment at org.apache.tomcat.util.http.fileupload.FileUploadBase.parseRequest(FileUploadBase.java:459) at org.apache.catalina.connector.Request.parseParts(Request.java:2650) at org.apache.catalina.connector.Request.getParts(Request.java:2536) at org.apache.catalina.connector.RequestFacade.getParts(RequestFacade.java:773)
server.xmlに以下のように設定を書いておくと良いらしい。
<Connector (中略) maxConnections="1000" maxPartCount="100" maxPartHeaderSize="1024" />
メモリの使用量は以下らしい。
with these values, the theoretical Tomcat 10.1 and 11 max memory usage is: 1000 x 100 x 1KB x 2 =~ 200MB
メモメモ。
さっそく試してみよう。
お。動いた。よかよか。
推測だが、multipart form の part数 をすごい増やしたメモリ消費攻撃とかあってデフォルト値を小さ目に設定したんだろうなー、とか思った。
FreeBSD 14.3 RELEASE に移行
というわけで、結構むちゃして移行。
vagrant box で色々初期設定されている部分が人力設定になってしまったw