3Dプリンター風刺

2020年度
1月〜12月


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目次

2020/09-12 2020/05-08 2020/01-04
朝からスイミング?
今、必要なのは
季節に応じた対策
狐が闊歩する
こんなところまで浸食されているとは
マイクロステップをより細かくするといくことは
同じ事の繰り返し
CoreXYのベルトの這わせ方
そろそろCubeXの後継機が欲しい
リールからの取り出しストレス
ご寄付の申し出?
FDM(FFF)方式でも微細造形を望む声
KISSlicer V2.0.6(α)で試行中
複数使いでの工夫
システム移行
E軸の解像度は適切ですか?
Make登録なくなったの?
量産までのつなぎ
できることから
3Dプリンターでマスク自作
共存の可能性
春を迎える
最近、スマートウォッチを手に入れました
もどかしいけれど
造形初め
Z軸の原点認識

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朝からスイミング?

(2020/12/21)
 最近、スマートウォッチに記録される運動になるんだけど、朝起きた直後の運動に『スイミング』が登録される。当然ながら起きたてに目覚め一泳ぎをしているわけではない。記録されているのは『雪はね』になるのだが、どうも『スイミング』に該当してしまうようだ。まあ、運動に『雪はね』なんて出る筈もないけど。

 ここのところの大雪と寒さに四苦八苦しているのだが、今週は気温がプラス側になる日々もあるので一旦息抜きできそう。しかし、年末にかけてまた寒気が強まることから、悠長にはしてられないね。

 今期は、年越し前に隣の家の雪下ろしをしておかないとけない。年明けには母屋側もかな。でも、できることなら避けたい。

最近、スマートウォッチを手に入れました

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今、必要なのは

(2020/12/09)
 今年の春先の頃は、コロナ感染拡大で医療機関などに備蓄している医療機器や防護衣、マスク、フェイスシールドなどが底をついて色々と代用品の利用が行われていたのだけれど、その中の一部に3Dプリンターで造形できて支援できる対象があったものだ。だが、それも一時的なもので、徐々に量産品の供給が回復してきて、あっという間にその影を薄めてしまった。

 で、今、最も必要とされているのは、明らかに医療従事者である人材になっている。しかし、その人材へ過重の負担が押し寄せていて崩壊の危機に瀕しているのは否めない状況。物資よりも専門職の人材の供給が望まれているのである。ただ、その人材も豊富に存在するわけでもないし、過酷で感染リスクを伴う現場へ望んで貢献してもらえるとも考えにくいので、なかなか不足を解消できるものでもないだろ。

 そもそも、隔離の観点から明らかに医療処置以外の病棟の衛生負荷までもが医療従事者に圧し掛かっているのだが、今はまだ実現できる状況にはないにしても、このような部分を一早く人材に頼ることなく自立した設備をもって賄えるように変革が必要だと考える。これは基幹的な医療現場では今後も重要な課題だと考えている。

量産までのつなぎ

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季節に応じた対策

(2020/11/24)
 四季がある日本では季節に応じてそれに適応する対処が必要である。このコロナ禍でも同様に気候に応じた対処方法が必要であり、夏場での対処方法では仇となる処置もあるだろう。

 特に、換気に関しては夏場の湿度の高い時期には換気で放出されたウイルスが湿気と結合したりして落下しやすく拡散の範囲は狭い範囲に収まるだろうが、空気が乾燥する時期ではより広範囲に拡散する可能性が高く、換気の前にウイルス数を減少させる事前処理がされない場合は、より市中に蔓延させることになりかねない。そもそも乾燥している状況では感染力を維持した状態で一カ月程度も活性状態にあるらしいのだ。

 最近、小生が住まう近くの大病院でもクラスターが発生しているのであるが、コロナ患者受け入れ病棟外の階で蔓延し始めているのは、意外に換気が関係しているかもしれない。

 ワクチンや特効薬など人体への対処の近未来に期待する前に、より積極的なウイルスそのものへの対策方法が必要だと考えるのだが、その対処があまり公にならないのは聊か腑に落ちない気がする。そもそも個々に何らかの対策方法を提示できないと、今後の感染数は減少には向かないであろう。経済活動を維持するのであれば、より積極的な対処を掲げる必要があると考える。


 ところで、3Dプリンターでの造形に関しても、造形品質を維持するには季節に応じた積極的な対策が必要である。


 ちょっと近々の話をしたが、もう少し話を進めておきたい。

 小生が住まう旭川は今、雪が降り積もる季節を迎えているのだが、浮遊するウイルスが降っている雪に付着して落下しやすくなってはいるであろうが、ウイルスが雪中で冬眠し、積もった雪が一時的に融けるもしくは昇華するような時や春先の雪融けで再び活性化して猛威を現すような事がなければよいのだが…。

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狐が闊歩する

(2020/11/11)
 数日前の事ではあるが、偶然にも我が家の脇の小道を狐が歩いているのを目撃してしまった。狐はカラスに追い立てられていたようだが、それをも気にせずに近所をうろついていた。後日、家族も狐を目撃しているようで、どうやらこの辺りにいついてしまっている模様。そういえば、餌をねだりに来る地域猫が最近妙に警戒するようになっていたのは、どうやらこの所為だったのかもしれない。

 それにしても、街中に狐が現れるとはね。本来ならこんな街中に姿を現すことはない野生動物だと思うのだが、コロナ禍でそれだけ人の活動が抑制されていて野生動物側は活動範囲が広がっているのかもしれない。

 但し、これはより警戒すべきことの現れである可能性がある。なにしろ、本来なら人に接する機会があまりない野生動物が身近に現れているのだから、互いに接触する機会が頻繁になることで、相互に招かざる感染が発生するリスクを科す可能性があるだろう。

 現在、北海道のコロナ感染状況は悪化の傾向にあるのだが、これは夏場での感染状況を十分に抑え込めなかったことからの増加の表れであると思われ、ウイルスその物の増殖や拡散を絶てなかったからであり、季節的な生活環境の変化で密閉空間でのウイルス濃度の悪化に起因するものと思われる。

 上記にも書いたが、本来接する機会がないものにも増殖の機会を与えてしまっている可能性があり、人だけの対策だけでは制御出来ない状況にまでなっている可能性がある。

 因みに、よく感染者数の多くを占める場所には、小型の哺乳類が密集している場所だよね。


 ところで話は変わるが狐と字が似ている弧と云うことで、最近FDM(FFF)造形装置界隈で円弧変換が話題に挙がっていたようだ。最近のプリンターサーバー側の能力が向上してきて、直線分割されている円弧のG1のコード群を本来の円弧のコードであるG2やG3に置き換えして装置に送信することが可能になっているようである。

 まあ、送信コードが減るので通信量は減るのであろうが、そもそも円弧を受け取って処理する造形装置側の負荷が増えることにもなるので一長一短のような気がするし、円弧をどのように造形装置側で直線補間処理されるかも確認しておいたほうが良い気がする。

補間

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こんなところまで浸食されているとは

(2020/10/14)
 本日頻繁にThingiverseのとあるユーザーから迷惑メールが大量に届いている。困ったものです。
 これって、どんな不正な手続きで届くんだろうかね?

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マイクロステップをより細かくするといくことは

(2020/10/07)
 基本的な考え方なんだけど、マイクロステップの設定が1/16の時に動作指定の上限速度が明確なら、マイクロステップを1/32に変えたら上限速度は1/16の時の1/2にするべきである。つまり、マイクロステップをより細かく指定することと同時に動作速度の上限も下げていく必要があるのだ。

 XYZ軸により細かなマイクロステップを採用する場合は、より細かな位置決めが行えるようになるのだが、その反面動作速度の上限を下げなければならなくなることを肝に銘じておくべきだろう。

 極端な話、マイクロステップを例えば1/16から1/256に変えるということは、同一時間内にドライバーに16倍のステップ指示がかかる訳だから、1/16時に上限200mm/sだったものが、1/256では上限12.5mm/sまで落とさないといけない。これは受け入れがたい動作速度になるのではないかな?

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同じ事の繰り返し

(2020/09/25)
 FDM(FFF)方式の造形装置関連なんだけど、なんか随分と昔に書き込んでいるような内容が再燃する傾向にあるようで、本当に堂々巡りが絶えないね。

 いまいち学習する機会が少ないのが問題なんだろうけど、基礎になる情報位は身につけてほしいところがある。多分、そうしていれば変な堂々巡りは起きないであろうに。まあ、どこにそのような基礎となる情報があるのかはあえて語らないけど。

 それよりも、なんか小生を引き合いにしたくてしょうがない輩がいるような感じがする書き込みが見受けられるんだけど、もう書き込む気力するらないのが現状なので、おとなしくROMしているよ。ここも随分と書き込みが減っているしね。

 ところで、ノズル径0.1mmが歩留まり良く量産体制が整うようになるなら是非とも試してみたいのだけれど、E3Dベースの形状と比べてどれくらい互換性があるのかね。今の状況では取付けするネジ部分の長さが少々短めな感じだから、素直に取付けできない気がしている。

FDM(FFF)方式でも微細造形を望む声

(2020/12/24)
 なにやらE3DV6タイプのノズルも提供されている模様。

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CoreXYのベルトの這わせ方

(2020/09/18)
 ちょっと気になるCoreXYのベルトの這わせ方が観られたので、這わせ方で守るべき部分を紹介。

 重要なのはXY軸の動きを直接担う内側のベルトがそれぞれの軸に並行もしくは直角が保たれている必要があることで、この図では重なってわかりずらくなってしまっているが外側のベルトも各軸に並行だったり直角だったりしているものの、この外側のベルトの這わせ方は特にそれを保つ必要はない。

 あえて並行や直角を重要視する部分の一部を斜めに這わせた場合は動作はするであろうが、ベルトのテンションがXYの位置の変化で変わってしまうことになる。

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そろそろCubeXの後継機が欲しい

(2020/09/17)
 長いこと使用し続けてるCubeX Trioなんだけど、最近色々と動作中に不具合を起こすようになってきている。流石に再度メーカーへメンテナンスの為に送るのは金銭的にも馬鹿らしくなるのでやめたいところ。で、症状から対処して不具合を解消してはいるんだけど、いい加減後継機を模索しても良い時期かとも考えている。

 でだ、微細造形は基本的に不要なので基本造形エリアだけで考えたいのだけれど、めぼしい機種がわりと無い。再び自作に走るのにはサイズ的に無理そうなのだが、Black Beltみたいな装置が欲しい。でも現状公開されている装置のサイズは不要なので、250x250x∞mm位の装置がほしいね。KISSlicer V2のプリンター項目にはBlack Beltの選択があるのだけれど、まだ対応するGコードは生成されない。

 ということで、当分はまだCubeXを活用する方向なんだけど、Black Beltタイプの装置展開次第ではリプレースに走る可能性も無きにしも非ず。

無限軌道

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リールからの取り出しストレス

(2020/09/01)
 たまたまC170改で取付外のフィラメントリールから引き出して造形するに当たり、少々回転に負荷が掛かる状況で行ってしまっていたのが造形後に気づいてしまったのだが、明らかに不規則な積層の段差が目立つ状態で造形されてしまった。

 状況を明確化するために、リールから造形分の長さを引き出してセットして造形したものとを比較できるようにしてみたのだが、引き出した長さが僅かに短過ぎたため、頭部の一部から再び負荷が掛かって段差が発生してしまっているのだが、明らかに積層の段差が軽減していることがわかるだろう。

左が引き出しストレス有りで造形、右が額辺りまでストレス無しで造形

 積層時の段差の発生は、この様なリールからの取り出しストレスも関係していることがうかがえる一例である。あと、フィラメント径の偏差も関係している場合もある。

 まあ、もともとC170に関してはエクストルーダーのモータートルクが非力なところもあるので、このような違いが強調されて現れてしまうのだろう。


 そういえば、C170で最初に改善を試みたのが、リールの回転負荷軽減のための対策だったことを思い出す。

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ご寄付の申し出?

(2020/08/27)
 なにやらThingiverseの仲介で中華圏の方から寄付をしたい旨のメッセージが届いた。残念ながらPaypal.meの設定をしていなかったので、入金はされていないのだけど、商売にでも活用したいのかね?
 流石に監視はしていないんだけど、中華圏から小生がリメイクしたデザインモドキのサイクロイド減速機を用いた何かが出てくるのかもね。

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FDM(FFF)方式でも微細造形を望む声

(2020/08/07)
 小生の範疇ではノズル径はφ0.15mm位で十分だと考えているんだけど、真剣にφ0.1mmのノズルを製作することに勤しんでいる方々がいるようだ。
 で、装置側も小型でいいから微細造形に向いた装置を望んでいる声もたまに聞こえてくる。

 小生の場合は、その望みが叶うまで待てないから自作の道を択んだわけで、その時点で入手が可能なE3Dのφ0.15mmのノズルを活用できる仕様を模索して製作にあたってきた。

 そんなわけで、希望する装置の仕様が明らかなら、今は自作の道を歩むべきではないだろうか。多分、製作依頼できたとしても安くあがるとは思えない。

 因みに、微細な造形なら『光造形装置だろ!!』ってなりがちなんだけど、犬猿せざる負えない状況もあるわけなので。

 そうそう、φ0.1mmのノズルを活かせる装置の仕様なんだけど、小生のヒコミスシリーズよりもXYZ軸が倍以上で、E軸が4倍以上の分解能力を必要とするので、造形速度が遅いままで良いのなら8bitの制御装置でも賄えるかもしれないけど、明らかに処理スピードの面でクロックアップされた制御装置や32bit系の制御装置が必須になるね。あと、E軸の押し出し遅延が発生しないような処置が重要だろう。

FDM(FFF)でも詳細な造形が得たい!?

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KISSlicer V2.0.6(α)で試行中

(2020/07/31)
 今までスライサーはKISSliceer V1.5rを好んで利用してきたんだけど、期待していたPathioが全然更新することなく停滞しているので、改めてKISSlicerの最新版を試すことに。で、バージョンは一つとばしてV2.0.6(α)になる。

 まあ、まだリリースされていないαバージョンなので色々と不具合はある模様で、G-Codeで出力しても小生の環境ではどうしても編集して修正を入れなければならない部分があるのが現状。あと、理解しきれていない設定項目も複数あるので、試しながら確認していく予定。

 基本的にはスライス結果を画面上で確認したり、生成したG-Codeファイル自体を比較する事で設定の効果を確認したりするので、実際に造形する段階までは至らない場合の方が多いかもね。

 一応、感覚的には良い感じのコードを生成している気がしているのだけれど、まだまだ手探り中。

(2020/08/06)
 実際にスライスした結果を造形してみてるんだけど、小生が過去に色々と不満を持っていた部分への対応が随所に垣間見れる状況がある。多分、皆が不満を持っていて改善を望んでいたんだろうね。

(2020/08/12)
 そうそう、このバージョンになってもっとも改善がみられるのは、スライスでのパスの破綻(内外が入れ替わる)が見られなくなっているところかな。
 まあ、他のスライサーでは当の昔に対応していて同様の破綻はしていないスライス結果を出していたので、漸く対応したというところだね。今まではあまりにも破綻が多くて造形を諦めていたものもあった。

 色々と設定を検証しているんだけど、どうもG-Codeの生成で、最初の造形ポイントへのXY移動後の最初のZ軸下降時の移動速度がトラベル時の速度設定で生成されるので、この部分だけはどうしてもエディタ等で速度修正してやる必要があるのが残念なところ。
 まあ、その他にも温度設定を変更するなどの修正を入れるので、手間はさほど変わらないけどね。

(2020/09/23)
 最近の造形で気づいた不具合なんだけど、クーリング時に時間稼ぎでG4を発行する時に、事前にZ軸を移動する部分の速度もトラベル速度になってしまう状況があるので、この部分も修正が必要だね。今回は造形完了できたけど、下手すると速度オーバーで不具合が出てたかも。

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複数使いでの工夫

(2020/07/11)
 リニアブッシュの使い方で一本のリニアシャフトに二個以上使用できるなら、全ての内部のボールの位置を揃えるのではなく回転させて位置をずらして配置するとより良いらしい。
 因みに、小生の自作機は全てのリニアシャフトにリニアブッシュを二個使いして45度回転配置にし、更に並行するシャフト内では更にその組み合わせが重ならないようにしている。無駄なことかもしれないけどね。

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システム移行

(2020/07/05)
 ここ最近、作業用のPCの切り替え作業を行っている。かなり久しぶりなので、過去に導入しているアプリ等の初期設定方法や使用環境設定を思い出しながら構築している最中。

 でだ、ある程度使用できる環境に仕上がりつつあるんだけど、今のところ導入に苦しんでいるのが"netfabb 2020"になるんだけど、なんか導入時の最後のところで処理が未完で失敗続き。一応、事前導入してあったPCからはアプリケーション削除をして、導入するデバイスとしては環境的には2デバイス目の導入扱いだと思っているんだけど、2デバイス以降は導入できない感じでダメなんだよね。で、現状は古いnetfabbで一時しのぎ中。

 まあ、複数のPC環境が存在するのが稀だとは思うのだけど、用途別でPCも使い分けなきゃならないし、バックアップを用意しておく事も必要だったりと、一台では済まないのが難点。

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E軸の解像度は適切ですか?

(2020/06/18)
 ちょっと気になっているんだけど、市販されているパーソナル向けFDM(FFF)造形装置のエクストルーダーの解像度ってどれ位に設定されているんだろうね。

 XY軸が20歯のプーリーを使用したベルト駆動だと概ね1mm当り80ステップ位の解像度で、Z軸がリードスクリュー使用で1mm当り400または800ステップ位の解像度だと思うんだけど、E軸は減速段無しだと、だいたい1mm当り100ステップ前後の解像度だと思う。

 で、どう考えてもE軸は他の軸に比べて遥かに動作速度が遅く微量な駆動が要求されるわけだから、より高い解像度が必要不可欠なのだけど、あまり気にされていない様な感じ。まあ、減速段を設けている装置もあるので、気にしていないとはいえないけどね。

 小生の経験からするとノズル径φ0.4mmの場合だと、だいたいE軸は400ステップ前後位が必要になると考えている。

 でだ、ノズル径φ0.15mmを使用する小生としては換算して7倍位が必要になるので、E軸は3000ステップ越えが必要になるのである。

 ここ最近XY軸の解像度を上げる話が飛び交っているんだけど、XY軸の高解像度化や制御ボードの32bit化をする前に見直すべきところがあると思うのだ。

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Make登録なくなったの?

(2020/06/17)
 コロナ禍で造形自粛していたんだけど、久々にThingiverseに造形登録してみようと思ったら登録出来なくなっている模様。こちらも自粛?

 なんかもう一度挑戦したら登録画面に切り替わって登録出来た。なんだったんだろうね?

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量産までのつなぎ

(2020/05/16)
 色々と供給不足の最中、3Dプリンターの臨機応変な手軽さを活用して色々な支援への活用がなされていたが、その時間稼ぎのおかげかより供給能力のある製品の量産の目途が立ち始めている。より安価な製品の供給が可能になりつつある今日である。
 まあ、ボランティアに頼らずにちゃんとした経済活動がなされる事が、これからはより重要になるだろう。

 さて、一昨日夕刻、久々に雄の黒野良が顔を見せに来ていた。およそ二十日ぶりである。相変わらず我が家にほぼ毎日餌をねだりに来る地域猫の雌目当てである。まあ、仲が良いから安心してみてられるし、雌猫の方も居ると他の雄猫から守ってもらえる事を知っているかのようだ。
 で、後ろ脚の怪我も大分良くなって肉球の一部のえぐれがだいぶ塞がり、しっかり踏みしめられる状況になっている。

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できることから

(2020/05/03)
 小生に出来る事として、とりあえずなんらかの手助けになればということで、フェイスシールドの改良版をThingiverseに挙げた。

 このてのモノが十分に在庫を持てないほど逼迫している現場があるということなんだろうけど、はたして寄付などで集まるかどうかと集まりすぎた場合に他の病院等に振り分けできるものなのか。あと、送る際の消毒等の必要性なんかが不明。送料は着払いなのかな?

 因みに、小生がPETGで造形確認したモノは一つの重量が25g程で約2時間ほどなので、造形依頼された場合は千円ほど頂く必要があるね。
 で、1kgのフィラメントで40個ほどしか取れないので、あまり効率的ではないね。

 一応、道内で同じ様な要求があったら何かしらの対応をしようと思う。

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3Dプリンターでマスク自作

(2020/04/20)
 最近3Dプリンター界隈で流行っているマスク製作関連なんだけど、流石に薄物造形になるので色々と造形上のテクニックが必要な場面が見受けられる。
 小生の場合、小径ノズル機が大半を占めているので薄物は得意なんだけど、これが大物造形となると話が変わってくる。先ず一層分を一周では埋め尽くせないので数回繰り返すとか内部を埋める為のパスが発生するので、一層分の造形時間が長くなってしまう。その為、只でさえ冷めやすいのにより冷えきる為、層間の結合力が弱まりやすく割れ等が発生しやすいのだ。まあ、ABSではなくて他の素材を使う方が良いのだけれどアセトン蒸が出来るので、表面処理や強度アップなんかには都合が良いのだ。けれど、表面がツルツルの樹脂表面にはウイルスの活性期間が長そうなので、扱いには注意が必要だね。

 PITATT 3D print maskの小さい方。大きい方は小生には合わなかったので。

 造形はHKMS Oneにて0.3mmノズルを使用し、0.2mmピッチにて造形。素材はAbee ABS オレンジを使用。サポートは無しで造形したけど、ちょっと歪に造形されてので、変形防止用のサポート材を付加すればよかったと反省。

 造形後にアセトン蒸したり補修をしたりしている。

 つけ心地だけど、フィルターに使用する素材を少々大きめにして周囲からの息漏れを防止すればそこそこ利用価値あり。

 話は変わるが、今朝は久々に雄の黒野良が顔を見せに来ていた。ほぼ一ヶ月ぶりである。我が家にほぼ毎日餌をねだりに来る地域猫の雌目当てのようだったが、後ろ脚の怪我も大分良くなっているようで、まだ肉球の一部がえぐれているものの、かばう事無く足取りは至って普通になってきている。

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共存の可能性

(2020/03/28)
 昨今の状況から類推するに、明らかに今回のウイルス感染に対する国内の対処方法には甘さを痛感するところである。

 日本の対処方法が感染者の増加数の上限をできるだけ低くすると共にその時期を可能なかぎり遅くしたいというのが目標なんだろうけど、この対処には当然明確な期限が定まっていないので、非常に低い感染者数をかなりの長期間維持する様な事になりかねない。

 傾向としては海外ではそのピークを乗り越えほぼ撲滅近くまで進んでいく期間が短くて済みそうだけど、国内はダラダラと分散的な感染の芽を潰すのに躍起になっている状況が続き、一向に改善の見込みが無い可能性が高そうな気がするのだ。つまり、海外では収束している時期でも日本は一向に収束する傾向にない状況が長く続く可能性が高い。

 まあ、その間により多くの感染者への対処が可能になり上限が繰上げされていく状況とか、非常に効果的な対処方法が出てくるとかを期待しているのだろうが、その期待はあまりにも楽観的な気がしている。

 多分だけど、国内にいる人達の多くはその間に免疫による抗体が出来て症状の悪化が軽減されるとかで普通の風邪と同様の扱いに変わっていく可能性があるのかもしれないのだけれど、これはある意味ウイルスとの共存になるという事なのだろうね。

 でだ、国内はこの様な状況を創り出す可能性が有りそうなんだけど、海外から見た場合、結果的に国内では症状の出ないウイルス保有者を多く抱える日本を敬遠する可能性が高い事になりそうだよね。

 で、日本への渡航にはワクチン接種必須であったり帰国時は数ヶ月の隔離が必要であったり、そして日本人の渡航の場合は完全な防護服等の感染対策を施していないと入国させてくれなくなるとか。つまり世界の中で日本だけが特別扱いをしなければならない面倒な国である事が定着して、その存在を忌み嫌らわれる可能性があるかもしれない。ただ、それは今に始まった事ではないかな!?

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春を迎える

(2020/03/24)
 日に日に暖かくなり、渡りの鳥達が鳴きながら北を目指して飛び去る一群を仰ぎ見る今日この頃である。

 居ついていた野良猫も三四日置き位に餌を求める程度までになって、小生の手を煩わす事もなくなってきたのは良い事ではあるが何か寂しいものがある。寝床にしていた犬小屋にも立ち寄らなくなった。

 暖冬と雪不足という事で今期の屋根の雪下ろしは全くしなくてすんだのだが、本来冬季に消費する筈であった脂肪は未だに肉体に付いたままである。

 ところで、最近耳にしたり目にしたりする少々使い方が意味不明のカタカナ用語があるのだが、明らかに日本語に無い外来語ならいざしらず、明確な日本語が存在していてその方が一般に理解し易いであろうにと思う用語がある。場合によっては明らかに間違った使い方をしているような事もみうけられる。
 まあ、少々分り辛くしてはぐらかしたいところがあるのかもしれないが、正しく伝わらなかったりするのであれば本末転倒な気がしてならないのである。
 傾向としては北海道内の感染者の発生は収束に向かっている模様ではあるが、突発的な増加に見舞われる可能性は無きにしも非ずなんだよね。

 それよりちょっと気になる事があるのだが、流水での手洗い推奨で水不足になりやしないかが目下の心配事。雪不足もあって水瓶は大丈夫かな?

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最近、スマートウォッチを手に入れました

(2020/02/27)
 小生の健康管理の見える化の一環として、スマートウォッチでの日々の状況をモニタリングする事に。

 睡眠の質やストレスなどの状況が分るようになったのだが、日々の暮らしにそれ程のストレスは無いものと思っていたのだが、実は非常にストレスに満ち溢れていた事が判明。もっと平穏な状況が必要だったようである。通りで血圧が下がらない訳だ。
 でもね、計測の為に24時間腕に付けっぱなしなのもストレスだったりするんだけどね。


 そうそう、例の外猫は寒さの峠も過ぎ去りつつあり、日中は日向ぼっこでゆったりとしているんだけど、ここ最近は盛りのついた別の雄猫が現れるようになったので、突然夜中に喧嘩が始まるなど別な心配事が出てきてしまっている。おとなしい雄猫だから、ほぼやられっぱなしなんだよね。

 暖は気温が極端に下がる夜に充電式カイロで朝まで賄う程度にまで緩和してきている。そろそろこれも不必要になりそうだ。

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もどかしいけれど

(2020/01/29)
 ツイッターの閲覧をしてたら、ST820が動作しないって悩んでいる方がいたんだけど、その後どうなったのだろうね。

 小生はツイッターのアカウント登録していないので伝える術を持っていないのだが、5chに書き込んでいるし何らかの検索を実行すれば小生のサイトの書き込みも探せると思うのでなんとかなるだろう。

 因みに、ENが一般的なA4988と逆転しているので、MarlinならファームのEN指示を反転してビルドし書き込む必要があるね。ENの反転が嫌ならENの反転処置がされたSTSPIN820というドライバーもある模様。

ST820 / STSPIN820

(2020/02/04)
 あら、EN反転してもダメだったみたい。そうなると、小生にも原因が不明なんだけど、ドライバーの電圧調整が異常なのかな?小生の場合0.1〜0.15V(VDD:5V時)位の範囲で利用しているけど。

 やっぱり、初物はブレッドボードかなにかで動作確認してからでないとね。

 一応、HKMSシリーズ三台ともエクストルーダに使用しているけど、一年以上も前に手に入れてたモノ。

 動作したみたいだね。でも、利用する軸に対しては不向きな模様。

 小生の利用でもE軸動作時のドライバーの音が気にはなるけど、なにせ動作ステップがゆっくりだから五月蝿いという程ではないね。

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造形初め

(2020/01/17)
 本年初の造形。

 流石に縁の反り上がりが防止しきれないので接合部分の出来は悪いが、一応組み上がりは出来ているけどバラすのはほぼ困難な状況。
 該当するデーターでクリアランスが02と表記されているモノを30%にサイズダウンで造形。使用樹脂はABS。

Maker's Muse Puzzle Cube - 3D Printing Files

 PT:3:15、1.7g(+0.6gBR)、簡易サポート除去状態。

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Z軸の原点認識

(2020/01/11)
 遅くなりましたが

 あけましておめでとうございます
 本年もどうぞよろしくお願い致します


 なんか色々とZ軸原点の位置決めに多種多様なセンサー等、各種の計測方法が挙げられているようなのだが、なにか不安定な状況の書き込みをよく見かける。検出を行っても実際の造形開始時のノズルの高さが高過ぎたり低過ぎたりで一層目の造形が不安定になるそうなのだ。

 小生の場合、位置決めに利用しているのはマイクロスイッチでの検出であり、そもそもラフトを用いているので一層目の出来が悪くて造形不良になる状況は皆無に近い。

 そもそもなんだけど、検出時の動作に無理な速度で動作させてはいないだろうか。検出時は低速で動作させていても検出後に高速で回避している状況ではないだろうか。
 この様な動作を行っている場合、低速時は無理が無くても高速時に無理が掛かり所定の高さまで移動していない可能性がある。この様な状況下では、折角検出したにも関わらず次の動作では高過ぎたり低過ぎたりする状況が起こりうるので、造形高さが不安定になるのは否めない。
 つまり、検出時の誤差ではなく検出後の駆動誤差が大きい可能性があるのだ。

 自作を行っている立場からすると、製作する装置の安定動作範囲で各種設定を行っているので、その動作範囲内であれば誤差も最小に抑えられる筈なのだ。

 まあ、使用する装置の性能に見合った設定や扱い方法を行っているのか今一度確認するべきだと思うのであるが、それに気付けるほどの認識がない可能性が高いね。

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