1370年 チンギス=ハンの子孫と称すa ティムール が建国。東西トルキスタンを
統一し、イル=ハン国滅亡後の領土を併合。トルコ=モンゴル系のイスラーム国家。
→ キプチャク=ハン国、北インドに侵入。さらに小アジアに進出。
1402年 b アンカラの戦い :オスマン軍を破り、バヤジット1世を捕らえる。
→ c 明 への遠征を計画、途中オトラルで病死(1405)
イラン=イスラム文明が中央アジアのトルコ人に伝わる。 都a サマルカンド (後にヘラートに移る)の繁栄。
14〜15世紀 中央アジアの商業・学芸の中心となる。イラン文学、細密画が発展。
b ウルグ=ベク 、天文台を建設。天文学、暦法も発展。暗殺され、以後衰退する。
1299年 その臣下のb オスマン=ベイ が戦士集団を率いて有力となる。
小アジア西北部で自立し、建国。最初の都は小アジアのブルサ。
1366年 ムラト1世 ビザンツから奪ったa アドリアノープル を都とする。(エディルネ) 1389年 ▲b コソヴォの戦い ムラト1世、セルビア人などスラブ諸民族の連合軍を破る。 → イスラームのバルカン支配の始まり。
1396年 a ニコポリスの戦い でバルカン諸国と仏・独の連合軍を撃破。
1402年 b アンカラの戦い でティムール帝国に破れ、一時衰退。
a 1453 年 b コンスタンティノープル を占領。c ビザンツ帝国 を滅ぼす。
→d イスタンブル と改称、首都とする。トプカプ宮殿を造営。
1517年 b マムルーク朝 を滅ぼし、エジプトを併合。
両聖都メッカ、メディナの保護権を獲得。オスマン朝のc スルタン が、カリフ政治
の後継者と認められ、宗教的にもd スンナ派イスラーム教 の擁護者となる。
1526年 a モハーチの戦い でb ハンガリー 軍を破る。
1529年 神聖ローマ帝国の首都b ウィーンを包囲 (第1次)→1カ月包囲した後に撤退。
→ 宗教改革期のキリスト教世界を圧迫。
1538年 c プレヴェザの海戦 スペイン、ローマ教皇、ヴェネツィアの連合軍を破る。
1536年 フランス(フランソワ1世)と同盟、e カピチュレーション
フランス商人に領内のd 居住と通商の自由 を認める。次いでイギリス・オランダにも認める。
背景:フランス(フランソワ1世)と神聖ローマ帝国(カール5世)の対立。
1557年 スレイマン=モスクを建設。 オスマン時代の代表的建築。
−103−
1501年 教団の長のb イスマーイール1世 が王朝を開く。国王はc シャー を称す。 キジルバシ(トルコ系遊牧民の部隊)を軍事力として支配域をひろげる。
首都 ▲d タブリーズ 。西アジアに進出しチャルディランの戦いでオスマン帝国と戦う。
シーア派の▲e 12イマーム派 を国教とする。
イランの民族意識の高揚に努める。 → スンナ派のオスマン帝国と抗争。
a オスマン帝国 からアゼルバイジャン(タブリーズ)とイラクの一部(バグダード)
を奪い、b ホルムズ島 のポルトガル人を追い払う。
新首都 c イスファハーン の建設 = 「d 世界の半分 」と言われて繁栄。 「王の広場」・「王のモスク」などペルシア風建築。 織物業(ペルシア絨毯)の隆盛 → ポルトガルなどヨーロッパ諸国との交易。
−104−