BEATLES Old News 1996


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HEADLINES


* ヨーコさん、Internet 上での新しい試み ACORNS 無事終了

ジョンレノンの未亡人、オノ・ヨーコさん Internet World Expo '96の企画として、 大日本印刷(DNP)パビリオンの MEET THE NETWORK で、 Internet を使った新しい芸術イベント、 「エイコーン〜オノ・ヨーコとの100日間」 を 9月17日 からスタートさせた。

これは、ネットワークを介して双方向で作り上げていく芸術である。
この web page では、'64年の著作、『グレープフルーツ』に似た インストラクションエッセイが毎日更新されていく。
ネットを通してこれを読んだ読者は、このインストラクションを実行して、 そのレポートを返信用フォームでヨーコさんに送ることができる。
このレポートも随時 web 上で掲載されていき、 両者で双方向にやり取りをしながら 作品を作り上げていく。

英語のページと日本語のページの両方が用意されており、インストラクションの 実行レポートも日本語で投稿できる。

このイベントは 12/25 に無事終了し、Internet World EXPO 自体も 12/31 で 終了した。ACRONS のページは、EXPO 用のサーバ(http://dnp.sv.expo96.ad.jp/) に載っていたので、97/1/10 以降は新たに DNP の MILLENIUM - DNP Network Museum に移動されて作品が公開されることになった。


* Apple 旧譜 CD 化シリーズ1月リリース!

Apple の旧譜の CD 化は Live at the BBC 〜 アンソロジー の流れで、 Badfinger と Mary Hopkin のベスト盤を挾んでしばらくおやすみ状態だったが、 いよいよ新しいシリーズが出る。

今回 CD されるのは、待望の Badfinger や George のソロアルバムを含む4タイトルで、 国内は、1月に東芝EMIよりリリース予定。(当初、一部の卸し業者に 12/21 リリース との予告が打たれたが、1/29 になった模様)。

Badifinger / ASS
UK: Apple 96/Dec
Jap: ToshibaEMI/Apple TOCP-50066 97/Jan/29 2500yen
George Harrison / Electornic Sonud
UK: Apple 96/Dec
Jap: ToshibaEMI/Zapple TOCP-50067 97/Jan/29 2500yen
Ravi Shankar & Ali Akbar Khan / In Concert 1972
UK: Apple 96/Dec
Jap: ToshibaEMI/Apple TOCP-50068〜69 97/Jan/29 3600yen
MJQ / SPACE
UK: Apple 96/Dec
Jap: ToshibaEMI/Apple TOCP-50070 97/Jan/29 2500yen
なお、東芝EMI の Apple 盤は、Badifnger と Mary Hopkin という Apple の 2枚看板をを除いてほぼ廃盤になっている。 Billy Preston、Doris Troy、Jackie Romax ……しまった〜! まだ Elephants Memory とか Ron & Delek とか Raga とか El Topo 等など、 たくさんあるはずなのに…… (;_;)

* 幻の Rock'n'Roll Circus ビデオとCD 12/21 リリース

幻の The Rolling Stones' Rock And Roll Circus が、ついにビデオ/LD と CD で 12/21 にリリースされた。
The Rolling Stones' Rock And Roll Circus
CD :Jap: Polydor POCD-9512 96/Dec/21 2500yen
VHS:Jap: Polydor POVP-1040 96/Dec/21 4800yen
LD :Jap: Polydor POLP-1040 96/Dec/21 5200yen
この番組は1968年12月10〜12日に London の Intertel Video Studio で収録され、 同年の英BBCテレビのクリスマス特番として放映される予定だったにもかかわらず、 結局放映が中止され、以後29年間にわたって封印されてきた幻の番組。
この番組には John が出演しており、John Lennon(G, Vo), Yoko Ono(Vo), Eric Clapton(G), Keith Richard(B), Mitchi Michelle(Ds) という豪華な顔ぶれによる スーパーバンド、The Dirty Mac名義で Yer Blues と Whole Lotta Yoko をプレイした。

以前は画質のあまりよくない完全版の海賊版ビデオと、これとは完全に別アングルで 撮影されたカラーの断片が異なる海賊版ビデオで出ていたが、 ついに正式リリースとなった。ところが、今回のビデオはこれらの海賊版とは アングル等が異なっているとの情報があり、要注意。


* ALL THE BEST 低価格で 12/11 再発売

東芝EMI は、'87年にリリースされたポールのベスト盤、ALL THE BEST を洋楽の 様々なアーティストについて年末に集中的にリリースしている「ベスト・オブ・ベスト」 シリーズのラインナップに加え、低価格再発売する。
Paul McCartney/ALL THE BEST
Jap: ToshibaEMI TOCP-50121 96/Dec/11 2500yen
詳しくは、東芝EMI の 新譜情報より All The Bestのページを参照のこと。

なお、このシリーズでは同時に John の THE JOHN LENNON COLLECTION、George の THE BEST OF GEROGE HARRISON の2枚のベスト盤も同時にリリースされる予定だったが、 こちらの2枚はキャンセルされた。

George Harrison/THE BEST OF GEROGE HARRISON
Jap: ToshibaEMI TOCP-50117 canceled
John Lennon/THE JOHN LENNON COLLECTION
Jap: ToshibaEMI TOCP-50122 canceled
ちなみに、Ringo の BLAST FROM THE PAST は始めからラインナップには載らなかった 模様。BLAST FROM THE PAST はいまだに初CD化リリース時のままの 3008円 の値段で 高いので、値下げリリースを期待したかったところ。

* ラトルズのニューアルバム "ARCHAEOLOGY" 登場!

ビートルズが Anthology で復活したのを受けるように、あの伝説のバンド(笑)、 THE RUTLES がニューアルバムを引っ提げて復活した!
本家に習って(?)こちらは Dirk 役の Eric Idle が参加しておらず、メンバーは Neil Innes、Ricky Fatter、John Halsey の3人。しかし、Eric Idle は Rutles の オリジナルアイディアクリエータとしてちゃんとクレジットされている。
The Rutles/Archaeology
UK: Virgin/Boradway Video CDVUSX 119(7243 8 42200 2 0) 96/Oct
Jap: ToshibaEMI/Virgin VJCP-25277 Dec/4 2500yen
今回のニューアルバムは前回のように元ネタをダイレクトに使った作品は少ないが、 だからこそ中心メンバーの Neil Innes のポップセンスが良くわかる作品に 仕上がっている。

今回は Virgin レコードからのリリースで、日本でも Virgin レーベルのリリース権を もつ東芝EMIからのリリースが決定した。 12月4日発売、Virgin レーベルから、VJCP-25277、 税込み2500円。
また、ビバリーヒルズでなんらかの撮影も行われたそうで、アメリカでは音楽専門の チャンネル、VH-1 でオンエアされたそうだ。日本での放映も期待したい。

なお、収録曲などの情報は、元ネタ探求なども含めた専用のページ The Rutles / Archaeology Infoを用意したので、 別に設けたので、そちらでどうぞ。


* アンソロジーLP日本盤 12/4 一挙にリリース

東芝EMI は、アンソロジー(CD)シリーズのアナログLP盤について、 12/4 に日本盤 Vol.1〜Vol.3 を一挙にリリースする予定。 (当初 11/20 とアナウンスされたが、Antholgy 3 のリリースのずれ込みからか、 12/4 に変更された。)

それぞれ、3枚組で、予価 5,400 円となっている。 詳しくは、東芝EMI の 新譜情報より Anthology 1 Anthology 2 Anthology 3 を参照のこと。

The Beatles Anthology 1 (LP)
CD: ToshibaEMI TOJP-60601/03 (5,400yen) 96/Dec/4
The Beatles Anthology 2 (LP)
CD: ToshibaEMI TOJP-60604/06 (5,400yen) 96/Dec/4
The Beatles Anthology 3 (LP)
CD: ToshibaEMI TOJP-60607/09 (5,400yen) 96/Dec/4
なお、この3タイトルをまとめて買って、オビについている応募券をまとめて送ると、 「1966年ビートルズ来日コンサート・パンフレット完全復刻版」 (当時の広告なんぞもちゃんとそのまま再現されているとのこと!)が 先着でもらえるキャンペーンも実施される。

* トニーシェリダンとJohnのソロのPolydor廉価盤限定で11/21リリース

ポリドールからリリースされているトニー・シェリダンのバックバンドとして録音した 1961 年録音の音源と、John と Yoko の Milk And Honey がスーパープライスシリーズ のとして、初回限定で1450円で11/21にリリースされた。
The Beatles and Tony Sheridan & The Beat Brothes / Beatles Oldies
Jap: Polydor POCP-9064 96/Niv/21 1450yen
John Lennon & Yoko Ono / Milk And Honey
Jap: Polydor POCP-9071 96/Niv/21 1450yen
今回のシリーズで出るトニー・シェリダン音源の Beatles Oldies は、 The Beatles 名義でリリースされたものと Tony Sheridan & The Beat Brothes 名義でリリースされたもの、ほぼ全ての曲を網羅する30曲入りのもの。 トニー・シェリダン音源としては、このほかにも曲数の少ない Early Beatles がポリドールよりリリースされているが、そちらでは Ain't She Sweet が モノラルなのに対して、こちらではステレオで収録されている。

* アンソロジーCD第3弾ビルボード初登場1位!

アンソロジーCD Vol.3 は米ビルボード誌の11月16日付アルバムチャートで、 初登場1位を獲得した!

これで、ビートルズは Anthology 1、Anthology 2、Anthology 3 と、 アルバム3作が連続して初登場 No.1 という偉業を達成したバンドとなったが、 これはビルボード誌史上初、と紹介されている!

なお、Anthology 3 についての詳しい情報は専用のページ The Beatles Anthology CD 3 Info を用意したのでどうぞ。


* アンソロジーCD第3弾、10月30日リリース!

アンソロジーのCDシリーズ第3弾の日本盤は、東芝EMIから10月30日リリースされた。

当初は10月14日だったが、9月下旬に入って販売店向けに「発売日未定となった」 という情報が流れた。 年のため、東芝EMI の総合案内センターに 9/24 14:00 に確認を取ったところ、 その時点では 10/14 発売、という返答があったが、 その後、アメリカ Captiol の Anthology Page では、10 月 29 日リリース、とアナウンスされた。

結局、 東芝EMI の Anthology 3 新譜情報 では、10 月 30 日リリース、 とアナウンスされた。

The Beatles Anthology 3
CD: ToshibaEMI TOCP-8705/06 (3,600yen) 96/Oct/30
なお、詳しい情報は専用のページ The Beatles Anthology CD 3 Info を用意したのでどうぞ。

* アンソロジービデオシリーズ9月よりリリース!

東芝EMIは、アンソロジーのビデオシリーズの発売スケジュールを決定した。

報道や告知などによると、シリーズはビデオ/LD 同時リリースで全8巻、 各巻75分の予定。
リリースは'96年9月から毎月2巻づつセットで 9,800 円でリリースする。
新聞報道によると、1巻当たり5万本のセールスを見込んでいるとのこと。

なお、詳しい情報は専用のページ The Beatles Anthology Video Info を用意したのでどうぞ。

The Beatles Anthology
Vol. 1 & 2
VHS: ToshibaEMI/Apple TOVW-3241/42 (9,800yen) 96/Sep/5
LD: ToshibaEMI/Apple TOLW-3241/42 (9,800yen) 96/Sep/5
Vol. 3 & 4
VHS: ToshibaEMI/Apple TOVW-3243/44 (9,800yen) 96/Oct/9
LD: ToshibaEMI/Apple TOLW-3243/44 (9,800yen) 96/Oct/9
Vol. 5 & 6
VHS: ToshibaEMI/Apple TOVW-xxxx (9,800yen) 96/Nov/13
LD: ToshibaEMI/Apple TOLW-xxxx (9,800yen) 96/Nov/13
Vol. 7 & 8
VHS: ToshibaEMI/Apple TOVW-xxxx (9,800yen) 96/Dec/11
LD: ToshibaEMI/Apple TOLW-xxxx (9,800yen) 96/Dec/11

* 映画レットイットビー、LD発売希望リクエスト2位

LaserDisc 販売メーカー、Pionner LDC が'96年夏に行っていた 「LD発売希望タイトルリクエスト」の結果が同社の新譜情報誌 New Disc FLASH で 発表され、ビートルズのドキュメンタリー映画「レット・イット・ビー」が 堂々第2位を獲得した。

レットイットビーは、日本国内ではLD発売されたことが今までに一度もない 唯一のビートルズ劇場公開映画で、80年代初頭にアメリカで Magnetic 社から 短期間リリースされたのみだった。(このアメリカ盤LDは、西新宿のコレクターズ ショップでなんと10万円の値段がついて販売されたこともあった!)

今回の投票では、既にリリースされているLDのバージョンアップを希望する投票が 多く、軒並み「ワイド化」「THX」が求められていたが、レットイットビーも 「ワイド」でのリリースを求めていた声が多かったのか、ランキング表では 「ワイド」の文字が添えられている。

この結果に対する LDC のコメントは、「Let It Be は当社に LD 化権、LD 販売権が ない」ということで、この結果が直接LD化に結び付くものにはならないが、 その一方でイギリスでのビートルズ映画作品のリリース元である会社が 「来年('97年)にはリリースする予定」とコメントしているそうで、 Anthology 関連が落ち着いた時点で Let It Be がビデオ化されるのではないか、 と期待はふくらむ。


* ポールが「公文式」の CM に出演

「すりおろしリンゴ」のCM に出演中のリンゴに対抗したわけではないだろうが、 なんとポールまで日本の CM に登場することになった。

ポールが出演するのは「公文式」のCM。特に特定の講座のCMではなく、 公文式のイメージCMになっている。

CM は 15秒バージョンと 30秒バージョンが確認されている。
基本的な構成は同じで、ポールが開校に尽力したリバプールの芸術大学、LIPA (Liverpool Institute of Performing Arts) を取材した映像を使用している。 映像では、ポールも出席している記者会見、LIPA での授業風景、そして LIPA の開校式で壇上で挨拶しているポールが映り、このときの挨拶の 一番最後の学生に向けたメッセージ、「We Can Work It Out やればできる)」 のシーンが入っている。

なお、今までのポールのCM出演は、自分のアルバムのものを除くと '93年の 全米ツアー時のメインカードだった VISA card のものと LIPA 開校の生徒募集 CM 以外にはない。
今回の CM は LIPA 関連ということで承認されたものと思われる。

なお、6/2 の朝日新聞にはポールの出ている公文式の全面広告が出た。


* 動くビートルズの最古のフィルム発見!

このほど、イギリスで「現存する最古の動くビートルズ」のフィルムが発見され、 断片的に英米のエンタテイメント情報番組でぽこぽこ放映されているようです。

The 1961 Beatles Film by Richard Porter(URL : http://www.best.com/~abbeyrd/porter.htm) によると……

1961 年 2 月 14 日、Liverpool は Cassanova Club でのものと考えられている そうです(日時が完全には特定できないそうですが、バレンタインデーのハートの 飾り付けが見えるそうです)。
音声無し(サイレント)ですが、しかしカラーです。

もともとは、現所有者の父親が撮影したもので、あちこちのクラブで 「飲ったり、スヌーカーをプレイしたり、バンドを楽しんでいる様子」を撮影した ものの中に、ビートルズがプレイしている場面が30秒ほど入っているそうです。

シーンは、George が歌っているところから始まり、次に Paul が歌っているシーン。 残念なことに、Pete Best は人影に隠れていて見えないそうです。

rec.music.beatles では、イギリスでは「放映された」という情報しかチェック できませんでした(expire が早いんです……)が、アメリカでは 5/22 水曜日、 'Extra' という番組で放映されたそうです。

* インタビュービデオ&CD続々リリース

ビートルズの各国でのインタビューや記者会見のフィルムを納めたビデオ・CD が 続々リリースされる。

どうも、アンソロジーでのブームに乗り「アンソロジーでも放映されなかったもの」 という売り込みが目立つのだが、肝心のビートルズの演奏は権利関係の都合で当然 全く収録されていないため、なにも知らないで買うとほとんど「詐欺」と思って しまう人も多いのではないか……と余計な心配も抱きつつ、簡単に紹介。

まず、ビデオアーツミュージックからは、THE BEATLES STORY がリリース。

The Beatles Story
VHS: Videoarts Music VAVC-438 (4,500en) 96/Apr/24
LD: Videoarts Music VALC-3438 (4,900yen) 96/Apr/24
内容は、地元Liverpoolの音楽情報新聞 Marsey Beat (ビートルズはEMIから デビューする以前からこの新聞の人気投票で1位になっていた)の編集長だった Bill Harry 、Cavern Club の元オーナーだった Ray Macfall とその元 DJ Bob Wooler、 ビートルズ初期の広報担当だった Tony Barrow らのインタビューを軸に、 ビートルズのインタビューや記者会見の映像を組み込んでいる。
ビートルズ自身の出てくる映像としては、 等が収録されている。……あれ、ビデオアーツからでた A Hard Day's Night と Help! と Making of A Hard Day's Night を全部買った人にプレゼントされた 「未発表ビデオ」とダブっているのも結構あるなぁ……

続いて、ポニーキャニオンからは、輸入盤も幾らか出回っていた THE BEATLES BEAT BOX がリリース。

The Beatles Beat Box
60 min.
VHS: Pony Canyon/Comstock PCVF-10486 (5,800yen) 96/Jul/19
内容としてアナウンスされているのは、 等。その他、Royal Variety show への出演、MBE 勲章受章、ジョンのキリスト発言 などもリストに載っているが、おそらくこれも演奏は収録されていないと思われる。
なお、お買い上げの方から抽選で500名に特製ビートルズテレフォンカードがあたる キャンペーンがあるそうだ。

最後に、ポリグラムから出る、こちらはインタビューCD。

The Beatles rare photos & interview CD vol.1
CD: Polygram/Comstock POCE-7001 (2,400yen) 96/Jun/26
アナウンスによると、1963〜65年にかけてのインタビュー16編を収録。 また、80ページに及ぶ小写真集兼対訳・解説書がつくとのこと。 愛蔵ナンバー入り、初回限定5万枚だそうだ。
なお、こちらもお買い上げの方から抽選で500名に特製ビートルズテレフォンカードが あたるキャンペーンがあるそうだ。
内容としてアナウンスされているのは、 等だが、よ〜く考えたら、これって、輸入版では「Big Beat Box」として Video+CD で売られていたものをバラで売ってるだけじゃないの?

* リンゴ「すりおろしリンゴ」CM 第4弾

宝酒造の清涼飲料水(つまりノンアルコールバージョン)「すりおろしリンゴ」の CM に、第4弾が登場した。

第1弾(女子高生編)は2月末から4月頭、第2弾(黄色い服版)は4月初旬から5月中旬、 第3弾(カップル編)は5月下旬から7月中旬まで放映され、その後の放映が 途切れていたため、制作は3本かと思われていたが、9月下旬になって、 「すりおろしリンゴ」シリーズの新製品、「蜜入りすりおろしリンゴ」の登場に ともなって、第4弾が放映されていることが確認された。

第4弾は、第2弾に似ていて、登場人物は Ringo 一人。 Ringo は "I'm Ringo Starr!" というセリフを繰り返していっている。


* リンゴが「すりおろしリンゴ」CMに出演

宝酒造の清涼飲料水(つまりノンアルコールバージョン)「すりおろしリンゴ」の CM にリンゴ・スターを起用することを発表した。

宝酒造の広報は、「温かくユーモラスな人柄で老若男女に好かれ、 幅広い層をターゲットにしている当社の製品にピッタリ」とコメントしている。

撮影は2月6日と7日にカナダのバンクーバーで行なわれ、すでに完了しているが、 どのような無いようなのかは「オンエアまでお待ちください」(宝酒造側)。 CMは2月26日からオンエアされることが決定していて、 各局で1日10本以上のスポットCMで大量に投下する予定だそうだ。 放映は6月いっぱいまでを予定しており、 合計2000〜3000回はオンエアされると見られている。
ちなみに契約料は、某スポーツ紙によると 8000万円。(@o@)

リンゴが日本のCMに登場するのは レナウンの「Simple Life」シリーズ('77年頃)、 アサヒビールの清涼飲料水「シュウェップス」シリーズ(80年代半ば) につづいてこれが3度目。

なお、海外ではこの他に California Cooler、Old Mobile、Pizza Hut の CM に出たことがある(はず)。

第1弾は日本の観光地に来ているリンゴ、という設定。 隣で女子学生がすりおろしリンゴを飲んで、「あ〜りんごすった」と言ったところ、 リンゴは自分のことをいわれたと思い、「Ringo Starr?」(^^;
このバージョンは2月末から4月頭まで放映された。

第2弾は黄色の上下を着たリンゴが軽快にポーズを決めてくれるもの。
ステップを踏んで登場中。 このバージョンは4月初旬から5月中旬まで放映された。
96年4月の新作CM好感度調査では、このバージョンは第2位に入っている。 (好感率3.5、購起率2.1、印象度8.3、総合順位は9位……しかし、これらの 数値がどういう算出方法によるのかは知らないんでご勘弁を)

第3弾は第1弾の続編のようなもので、今度は隣のベンチに座っているカップルが すりおろしリンゴを飲んで「あ〜りんごすった」。 これを聴いたリンゴは「呼んだ?」と日本語で愛想良く聞き返すのだが、 カップルの方は「あんた、だれ?」(^^;
このバージョンは5月下旬から7月中旬まで放映されていた。


* ヨーコさん&IMA 日本公演決定!

ヨーコさん&IMA(息子のショーンのバンド)の来日公演がついに決定した!

The Offcial Yoko Ono Home Pageによると、 公演の日程は以下のとおり。

  Date         City       Hall                Ticket-Price(sales date) 
 ---------------------------------------------------------------------
  Jun.22 (Sat) Tokyo      Club Quattro        7000yen (5/25)
  Jun.25 (Tue) Tokyo      Akasaka Blitz       7000yen (5/11)
  Jun.28 (Fri) Nagoya     Bottom Line         
  Jul. 1 (Mon) Osaka      Yubin Chokin Hall   
6/25 の赤坂Blitz のチケット販売に関する情報は以下のとおり。
公演日:6/25(火) 赤坂Blitz
お値段:1F 立ち見 7000yen
        2F S席    7000yen (指定席)
           A席    6000yen (指定席)
招 聘:ウドー音楽事務所 問い合わせ先 03-3402-5999
          ウドー音楽事務所での販売はありません。
          (青山チケットエージェンシーで一括取扱)
予 約:青山チケットエージェンシー    03-3401-9999 (5/11  9:00〜)
        ウドー横浜                    045-664-6969 (5/11  9:00〜)
          以上は店頭売りはなしです。
        チケットぴあ                  03-5237-9999 (5/11 10:00〜)
        あと、丸井チケットぴあでも扱って(5/11 10:00〜)います。
赤坂Blitzについては、 赤坂Blitz Home Pageも参照のこと。

6/22(土) Club Quattro の公演に関しては、5/24 朝刊で告知された。

公演日:6/22(土) Club Quattro
お値段:全席自由 7000yen (1ドリンク付)
問合せ:Club Quattro 03-3477-8750
        Club Quattro での販売はありません。
予 約:チケットセゾン                03-5990-9999 (5/25 10:00〜)
        チケットぴあ                  03-5237-9999 (5/25 10:00〜)
その他の公演の問い合わせ先は、名古屋公演はCBC事業部(052-241-8118)、 大阪公演はウドー大阪(06-341-4506) となっている。

ちなみに、すでに前半のツアーが終わった北米でのセットリストを見る限りでは、 基本的に最新アルバム「RISING」からの曲がメイン。

「やって欲しい曲」をリクエストしたい!なんて人は、先の The Offcial Yoko Ono Home Page の Talk コーナーに行けば、mail を出せます。返信は約束出来ないけど、 間違いなく読んでいる、とのことですから、やってみる価値はあると思います。
問題は、日本語で書いた場合、向こうの端末で読めるかですね (^^; 英語と日本語、両方で表記しておくのが無難でしょう。


* ヨーコさん聖書を配る!?

北米ツアー中のヨーコさん&IMAのニューヨーク公演でヨーコさんが聖書を 破ったことについて抗議され、謝罪した。

これは 5/14 のニューヨーク公演でのこと。 終盤近くになり、ヨーコさんがジョンの「僕の言っていることの半分は意味がない。 でも君に届けばそれでいい」という詞の一説をつぶやいたあと、 聖書を破ってステージ前の観客に配った。

これを伝え聞いた地元のカトリック教会が「意図はどうあれ、聖書を破るのは 不適切な行為だ」と抗議。 これに対して、ヨーコさんは「誰かを傷付けてしまったならごめんなさい。 神様の言葉を配ることが傷付けることになるとは思わなかった」との謝罪声明を 出した。


* RISING MIXES リリース

ヨーコさん&IMAの最新アルバム、RISING 収録曲を様々なアーティストが remix した アルバム、RISING MIXES が3月5日に米Capitolよりリリースされた。

この CD は CD Plus になっており、1枚の CD に音楽信号と CD-ROM 用のデータが 収録されている。
CD-ROM 部分での requirement は以下の通り。

Macintosh
68040 or PowerPC CPU, 640x480 8bit Display, 8MB RAM (use 5MB), minimum Double speed CD-ROM (Quad-speed recommanded), System 7.1 or later, 1.4MB HDD free space
PC (Windows)
486DX66 or Higher CPU, 640x480 SVGA Display, 8MB RAM (use 5MB), minimum Double speed CD-ROM (Quad-speed recommanded), Windows 3.1 or later, 16bit Windows compatible sound card, 1.4MB HDD free space
収録曲は、日本人女性2人組の Cibo Matto をはじめとして、Ween 等が remix した ナンバーが4曲、ABA All stars (どういうユニットなのかまだ不明)のナンバーとして The Source、そして Yoko / IMA の未発表ナンバー Franklin Summer の全6曲。

Yoko Ono & IMA / RISING MIXES
(Capitol CDP 7243 8 32768 0 6) 96/March/5
contains...
  1. Talking To The Universe (Cibo Matto remix)
  2. The Source (ABA Allstars)
  3. Ask The Dragon (Ween remix)
  4. Where Do We Go From Here (Tricky remix)
  5. Rising (Thurston Moore remix)
  6. Franklin Summer (Yoko Ono / IMA)
なお、ヨーコさんのThe offical Yoko Ono page でも Rising Mixesの情報が あるので要チェック。

* 陽のあたる教室サントラに Julian 参加

日本ではゴールデンウィークを挟んで公開されたアメリカ映画「陽のあたる教室」 (原題:Mr. Holland's Opus) のサントラ盤に John の息子、Julian Lennon の 最新ナンバーが収録されている。

作曲はこの映画の音楽を担当しているマイケル・カイメンで、Julian は Julian のデビュー時からずっとレコーディングやツアーに参加して Julian を 支えている旧友、Justin Claton を詞を共作している。

また、このアルバムには John の Imagine、Beatiful Boy (Darling Boy) も 収録されている。
なお、この映画のサントラは「ポピュラー編」と「クラシック編」の2枚があり、 Julian や John の曲が入っているのは言うまでもなく「ポピュラー編」の 方なので、注意すること。

Original Motionpicture Soundtrack MR. HOLLAND'S OPUS
(Jap Polydor POCP-7115) 96/Feburary/28
contains...

* 「ロカビリー・セッション」ビデオで発売

以前パイオニアLDCから LaserDisc でリリースされていた、'85年収録の BLUE SUEDE SHOES 〜 A Rockabilly Session が、ビデオアーツミュージックから ビデオで再リリースされる。
BLUE SUEDE SHOES〜スーパースター・ロカビリー・セッション
60 min., color
VHS: Videoarts Music VAVZ-2125 (3,600yen) 96/May/25
このセッションにはリンゴとジョージが参加しており、それぞれ Honey Don't、Everybody's Trying To Be My Baby を歌っているほか、 George は後半で準ホスト的な役割も演じているなど、ノッている。

* 英BBC の Radio One が Real Love を放送禁止

イギリス国営放送 BBC のポップミュージック放送局、Radio One は、 ビートルズの2曲目の新曲 Real Love を放送禁止にするという暴挙に出た。

この件について Radio One 側は「現在のイギリスの若者は "BLUR" や "OASIS" の様ないわゆるコンテンポラリーなもの求めているので、ビートルズなどの ノスタルジックな曲など興味を示さない。これはリスナーのニーズに答えただけ」 とコメントしているが、実際には Real Love はシングルチャートでも 4 位に 入っていて、Radio One は全く的外れなニーズを感じ取っているのを露呈した。

なお、Radio One は昨年も Cliff Richard (彼は Sir の称号を与えられる程の イギリスの国民的スターなのだ) や、超がつくベテランバンド Status Quo の 曲を放送禁止にしている。 どうも、話題作りのためにやってるとしか思えない行動であるが……

なお、この件に関してイギリスでは国会にこの問題を持ち出す動きが議員の間で ある、との報道があった。今後に注目してみたい。


* ポールのドキュメンタリービデオ 2 種リリース

日本ではリリースされていなかったポールのドキュメンタリー 2 作品が、 4/10 に東芝EMIからリリースされます。 (当初3/26とアナウンスされていましたが変更になりました。)
Going Home〜From Rio To Liverpool〜
VHS: Toshiba EMI/TOVW-3231 (4,800yen) 96/Apr/10
LD: Toshiba EMI/TOLW-3231 (4,800yen) 96/Apr/10
Movin' On
VHS: ToshibaEMI/TOVW-3232 (4,800yen) 96/Apr/10
LD: ToshibaEMI/TOLW-3232 (4,800yen) 96/Apr/10
Goin' Home の方は、90 年 12 月にフジテレビが「ポール・マッカートニー Xmas スペシャル」と銘打って放映した From Rio To Liverpool と同内容だと 思われます。
Movin' On はアメリカではすでにリリースされていた Off The Ground の制作と New World Tour のリハーサルをとらえたドキュメンタリー。

* ヨーコさん 北米ツアー敢行!

オノ・ヨーコさん(ジョン・レノン未亡人) は、ニューアルバムのリリースに続いて、 北米ツアーを敢行した。

ツアー日程

2/29/96 Washington, D.C.  9:30 Club
3/06/96 New York, NY      Knitting Factory
3/10/96 Chicago, IL       Park West
3/13/96 Los Angeles, CA   The Roxy
3/18/96 San Francisco, CA Great American Music Hall
3/21/96 Seattle, WA       Crocodile Cafe
3/25/96 Toronto, Canada   Lee's Palace
日本では、このツアーに先駆けて厳島神社で1回限りの平和祈念コンサートを昨年 行なっているが、1985 年の来日公演が中止になっているだけに、 ぜひこのツアーで日本公演を実現して欲しいところである。

* ヨーコさん マルチメディア展開開始

最近ヨーコさんも世間で大流行りの(^_^;マルチメディア展開を 開始した。

まず、自身のドメイン yoko.com を取得し、Web Page The Offcial Yoko Ono Home Pageの公開を 開始した。
このページでは、ツアーの日程、ニューリリース情報、音声データによる新譜の サンプル、フォト・ギャラリーなどを提供している。
なお、このページは Netscape 依存なので、Mosaic な人は このページへどうぞ。

つぎに、敢行中の北米ツアーのうち、96年3月6日 New York City の Knitting Factoryでのライブを CU See-Me でオンエアすることが決定している。
CU See-Me の接続アドレスは 130.69.244.100 となっている。

また、3月上旬に米 Capitol Records からリリースされる "Rising Mixes" は、 アルバム RISING の収録曲を様々なアーティストが remix したミニアルバムだが、 この CD は Multimedia 対応になっており、CD-ROM として約2時間分もの コンテンツが含まれる、とのこと。

どうもヨーコさんからしばらく目が離せない状況が続きそうだ。


* 未発表音源アルバム第 2 弾は 3/18 リリース

第 1 弾が世界中でヒットをとばした未発表音源アルバムシリーズ、 ANTHOLOGY の 第 2 弾が 3/18 に全世界同時発売になる。
当初は 2 月始めとアナウンスされましたが、東芝EMI は予約受付開始時に 2/26 とアナウンスしました。しかし、結局 3/18 に変更になった模様です。
rec.music.beatles からの情報によると、この延期はポール君が曲順の変更を 主張したために起こったそうで、具体的には「I'm Down を track 3 に変更してよ」 との主張だったそうです。

気になる内容の方は、別ページ で詳しく紹介しているので、参照してください。

The Beatles / Anthology Vol.2
CD: ToshibaEMI TOCP-8703〜04 (3,600yen) 96/Mar/18

また、2 つめの新曲 Real Love の CD シングルは数日遅れて発売となる予定。

The Beatles / Real Love
CD: ToshibaEMI TOCP-8716 (1,500yen) 96/Mar/27
  1. Real Love
  2. Baby's In Black
  3. Yellow Submarine
  4. Here There And Everywhere
なお、シングルはイギリスでは 3/4、アメリカでは 3/5 に先行リリースされた。

* ポール暗殺計画発覚!?

英大衆紙サンは96年2月14日付のロンドン警視庁筋の話としてポール暗殺計画が あったらしい、との記事を掲載した。

依頼主や暗殺の理由など詳細は不明だが、成功した場合の報酬は 暗殺を持ち掛けられた犯人(別件で逮捕)の供述によると、 10万ポンド(約1600万円)に上るはずだったという。

同紙によると、暗殺計画は強盗容疑で逮捕された2人組が警察当局に供述したもので、 この2人がもう1人の男とともにロンドンの高級宝石店をうかがっていた際、 ちょうどポールが店から出てきたのだそうだ。 すると、いきなり3人目の男が 「実はポールの殺害を請け負っている」と明かし、 「多額の報酬がもらえるから、今ここで一緒にやろう」と持ち掛けたのだそうだ。 驚いた2人組はとっさに誘いを断わったため、このときは暗殺は決行されなかった。 殺し屋とされた男も別件で逮捕されているそうで、、 警察当局はこの男に対する取り調べをはじめる一方、 ポールに対しては「もっと警護を強化しなきゃダメダヨ」 と勧告することにしているそうだ。

ということだったのだが、翌日の別の新聞によると、これは完全な誇張・憶測記事で、 実際は2〜3年ほど前にこの強盗2人組のうちの一人が道端でポールにサインをもらった ことがある、というだけの話であることが判明した。


* ジョージ、元共同経営者との裁判に勝利

ジョージは前のマネージャであり、かつて自らの設立した Handmade Films を 共同経営していた Denis O'Brien との裁判に勝利した。

Denis は George の資産を勝手に自らの投機に流用していた疑いで ジョージ側に訴えられており、報道によるとその損害額は数百万ドルにも及ぶという。 この結果、Handmade Films の経営が滞って会社を売却せざるを得なくなったり、 「George は借金を返すために Beatles 再結成に同意した」とか後ろ指をさされたり、 まさに踏んだり蹴ったりだった。

今回、裁判で Denis の罪が認められたわけだが、現在 Denis に 損害額分の返済能力があるのかどうかは不明。 George 自身は裁判後のインタビューで「お金が戻ってくるとは思っていない」 と語っており、この点についてはあまり見通しが明るくないことを示唆している。


* LIPA 開校式にポール出席

ポールが提唱して実現した LIPA (日本語だとリバプール総合芸術大学、とでも 言うのだろうか) は、校舎の工事が遅れていたため正式な開校が延び延びに なっていたが、ついに正式に開校となった。

もともと、この校舎はポールの母校だった Livepool Institute のもので、 廃校になったあとの校舎の利用方法として、ポールが総合芸術大学の構想を 提唱、イギリス音楽界の仲間も賛同し、ようやく開校にこぎつけた。

学生の募集は日本でも行なわれ、WOWOW でもポール自身が出演した CM が 95年4月4日に放映されている。結局、国内オーディションなどを経て、 初年度は6人の日本人学生が誕生した。

開校式では開校を祝う歌が学生自身の手で披露され、 ポールはついつい涙腺がゆるんでしまったようだ。


* アンソロジーTV日本版 視聴率3.3%

ザ・ビートルズ・アンソロジー日本語版は、大晦日の午後 6:00 〜 11:30 に 放映されましたが、紅白歌合戦などの大型番組に押され、視聴率は3.3% (1/3付日刊スポーツ)と奮わなかった。
これには、海外の1グループに対する長時間ドキュメンタリーである、という側面が 大きく影響していると思われ、老若男女がどこかで楽しめる構成の紅白歌合戦に 比較すると地味なものとなってしまったためと思われる。
しかし、「昨今のビートルズブームを考えると、録画率は相当稼いでいるはず」 という見方もある(そうあって欲しい……by萩原健太氏)。

* シングル Free As A Bird 日本盤は 1/1 リリース

世界的に大ヒットしている ANTHOLOGY Vol.1 からの新曲 Free As A Bird のCDシングルは、1/1 にリリースされる。カップリング曲は以下の通り。
The Beatles / Free As A Bird
CD: ToshibaEMI TOCP-8715 (1,500yen) 96/Jan/1
  1. Free As A Bird
  2. Christmasn Time Is Here Again (edit)
  3. This Boy (take 13)
  4. I Saw Her Standing There (take 9)

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