FM-8
私が最初に入手したのがこのマシン。
当時、父親がF社だったこともあって、なんの迷いもなくこのマシンがうちにやってきました。私は13歳。私のパソコンの師匠もこのマシンを持っていました。うちにこのマシンが来る前は、よく師匠の家に行って、師匠の息子さんとダンプリストの入力なんてことをやりました。

目次
当時の売り
私のマシン
余談
解体新書NEW

FM-8
FM-8

当時の売り(スペック表)△

私のマシン△

私のFM-8は親と共同で買った物でした。当時はカラーCRTが高価だったので、TVに表示するための「TVアダプタ」というオプションを本体といっしょ買って使っていました。あまりきれいには出なかったのですが、当時はこれが当たり前で、自分としてはとても満足でした。
その後私は3台のFM-8を入手しました。
一台は、高校を卒業するときに、先生に譲っていただいたもの。グリーンCRT、5インチ「フルハイト」のFDDもいっしょに譲っていただきました。
次の一台は、中古屋でパーツ取りにと思って購入した物。大学生の時に数千円で入手したと思います。
最後の一台は、師匠が使っていた物をもらいました。これ、実はフル装備で、Z80カードはもちろん、漢字ROM、そしてバブルカセットも装備している物です。なかなか無いセットですが、「もう使わないから」と言ってくれました。

余談△

余談になりますが、FM-8は内部の部品が発売時期によって色々あります。CPUは私の持っているものは日立製でしたが、モトローラ製のものもあるし、たぶん富士通製のものもあると思います。また、BASIC-ROMに至っては、マスクROM版とEPROM版があるようで、師匠からもらった物はEPROM版、前から持っていた物はマスクROM版でした。ちなみに、中のF-BASICのバージョンも微妙に違う物があるようです。
F-BASICのバージョンについては、FM-7も同様なことがあったようで、FM-77が発売されたころにこっそりバージョンが変わっていたようです。もっとも、ほとんど影響ないのですが・・・
また、このページで紹介した64K DRAMはセラミックパッケージですが、前から持っていたFM-8はプラスチックパッケージでした。


脚注:
ユーザがソケットに差す:当時はパソコンと言えばこれくらいの事はだれでもやっていました。改造も当たり前。クロックアップはこのころから日常茶飯事でした。(でもないかな・・・) △

とても高速:たしか、PC8001あたりは300BPSだったと思います。
ちなみに、もっと高速な機種が存在していました。カセットが一体型だったSHARPのMZ-2000あたりは2700BPSだったと思います。 △

とても高価:5インチ2DのFDDが2ドライブで30万位したと思います。まぁ、だんだん安くなっていきましたが、それでも私が買ったとき(高校1年だったと思います)でも10万はしたはずです。また、32Kのバブルカセットは、ドライブに相当するバブルホルダユニットが8万5千円位、メディアが3万5千円でした。また、ハードディスクユニットに至っては、10Mで498,000円という、今から考えるととんでもない定価が付いていました。 △


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