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ビショップ博物館 / ビショップ・ミュージアム
Bishop Museum

Bishop_Museum


volcano

最上段の写真はビショップ博物館のメイン ビル。

メイン ビルとは別の建物では火山の説明をしている。ダイナミックに活動する火山の様子を再現する展示(真上の写真2枚)は、実際に小火山があるかのような噴煙を上げ、たぎるマグマが訪問者の目を惹きつける。

ホノルル郊外にあるハワイ州最大の博物館。ワイキキから車で20分ほどで、タクシーを利用するとチップ込みで30ドル程度。

カメハメハ王家伝来の宝飾品がある他、フランス領ポリネシア(タヒチなど)を中心としたポリネシア文化圏で使用されていた装身具類の展示が充実しており、一見の価値がある。

装身具に使用されている素材は鼈甲べっ甲ベッコウ)、鯨の歯、珊瑚、真珠貝(主としてクロチョウガイ)や髪の毛などの有機質が中心で、胸飾り、鼻飾り、耳飾り、ネックレス、(くしろ:腕輪)、髪飾り、ニュージーランド グリーン ストーンと呼ばれるネフライトを彫刻したヘイティキなどがある。変わった所蔵品としては、人骨で出来た耳飾りヘア ジュエリーもあった。

宝石や鉱物や岩石の展示は、火山の説明ブースにある数個の火山岩を除きない。

プロネタリウムもある。

設立は1889年。カメハメハ王家最後の直系子孫であるバニース・パウアヒ王女の夫、チャールズ・リード・ビショップ氏がパウアヒ王女の死後、その追悼の為に設立した。

休館日は12/25のクリスマスのみ。開館時間は午前9時から午後5時まで。

入館料は2008年6月現在次の通り。

大人:15.95ドル
子供(4〜12歳)及びシニア(65歳以上):12.95ドル

住所:Bishop Museum 1525 Bernice Street Honolulu, Hawaii 96817-2704 USA

電話番号(日本語可):国番号 1+ (808) 847-8291
Fax番号: 国番号 1+ (808) 843-8014

>> ビショップ博物館の日本語公式サイト


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