1997年8月の日記


8月1日

もう8月。歳をとるごとに時間の流れが速くなるようだ。光陰矢のごとし、少年老い易く学成り難し。もしかして、時間の流れは一定ではないのかも。
午後から川崎。シネチッタで「乱気流−タービュランス−」。渋谷などから比べると、スクリーンも収容人数も少ない、いわゆるミニシアターなのだ。でも、毎月1日は、川崎の「映画の日」で、\1,000均一。内容は、まぁありがち。銀行強盗と連続殺人犯を護送する飛行機が、途中、犯人がハイジャックを試みて連邦保安官を殺し、機長も巻き込まれて死んでしまう。ドジな副操縦士も自分のミスで死んでしまう。折悪しく、前方に最大級の嵐が。残ったのはスチュワーデスと連続殺人犯。機を墜落させようとする殺人犯と対決するチチュワーデス!とまぁ、こんな感じ。私の大好きな伏線もなくはないが、どっちかといえばストレート。でも、緊迫感を煽る演出は、日本の映画に比べると合格点だろう。それにしても、ハリウッドは強い女が好きなのね。
更に、少し歩いて川崎国際で「THE END OF EVANGELION」。見つけにくい映画館なのに、着いた時にはすでに行列が。まぁ、立ち見でもしょうがないかと思って入ったが、予想以上に小さいぃぃ(;_;)しかも音響効果、最悪。空いているだろうと思って、田舎を選んだのだが失敗であった・・・。内容は、といえば。まず、これは映画ではないと。TVの25話、26話のリメイクに過ぎない。まぁ、そう思えば腹も立たない(^^;なんてね。ともかく、それまでの話を見ていない人には、まったく意味不明だろう。この辺は、イデオンとかマクロスと同じ失敗(映画としてね)を繰り返している。「伝説巨神イデオン〜発動編」を思い出させる演出(あの部分ですわ)もあるし。終わり方には不満がある人もいるだろうが、TVよりも悲劇的なのは庵野監督の現状がそうだから、だと思う。個人的には、碇ゲンドウが「傷つけないために」息子との距離を取っていた、ということが判っただけでもいいかな。
ちょっと早めの夕食を取って、横浜でお買い物。帰宅する途中で、横浜港方面で花火をやっている様子がうかがえた。ドンドンという音と曇空に映る光で。
午前中いっぱい、東証のコンピュータシステムがダウン。余りの暑さのためか?バグか?株価が下がりすぎると、自動的にシステムダウンするように組まれているとか。

■今日読み終わった本

ついに不老宮へ足を踏み入れたアクスら一行。そこで、"全ては肯"とする意志にであう。悩むことも肯、と悟ったアクスは、目無しの長ウルムトに案内されて、ザラ王と会う。そこで、アクスが見たものとは・・・。35年前の因縁が、真相が語られる。

8月2日

前から坂口氏に「作ってよ」と頼んでいた、SFオンラインのリンク用バナーができた。しかも三種類だし、かっこいいし。さすが、デザイナーはすごいなー。で、さっそくリンクを修正する。

■今日読み終わった本

西暦2025年、出雲の地にある都市国家、瑞穂ポリス。すでに光ケーブルによるネットワークが完成し、前世紀の様々なしくみは崩壊した。要塞シリーズや旭日の艦隊の著者、荒巻義雄の新シリーズだ。

8月3日

フジテレビ「発掘!あるある大辞典」は、水の特集。私も5年くらい前から水道水ではなく、ミネラルウォーターを飲む習慣がついている。元々、22年間品川で暮らしていた時には水道水を平気で飲んでいたのに、7年盛岡に住んだだけで都会の水道水が飲めなくなってしまったのだった。それだけ、盛岡の水がおいしいということなんだけど。ミネラルウォーターにも効用があって、3ヶ月で10KG痩せたのはミネラルウォーターのおかげ。


8月4日

「ウルトラマンティガ」の後番組が、「ウルトラマンダイナ」になったそうだ。ダイナミック、ダイナマイトのダイナということらしい。時代設定は、ティガの数年後ということなので、ウルトラマンタロウのウルトラダイナマイトは出てこないでしょう、たぶん。ティガと同様、3つのタイプがあって、ティガのパワータイプにあたるストロングタイプでは光線技が使えないらしく、よりタイプ分けが明確になっている。よかよか。


8月5日

トラックやタンクローリーの事故が多い。最近に限ったことではないが。なんでも去年だけで3000件以上発生しているそうだ。トラックのドライバーは、いってみれば運転のプロだろう?情けないったら、ありゃしない。大型車のドライバーは、1度事故を起こしたら大型免許を取り消すべき。で、事故が発生して高速が通行止めになった場合には、その車両の所属する組織が弁償すると。こうすれば、少しは事故も減るんじゃないかな。なんて、考えていたら、またしてもオオバカメイ、亀井が高速道路のサービスエリアで酒類の販売を許可する方向で検討していると記者会見。パフォーマンスもいいかげんにして欲しい。花火工場にライター持ち込むようなもんじゃないか。同乗者は飲んでもいいだろうって、車内にアルコール臭が満ちれば、それだけで酔う人もいるだろうし、堪らなくなって飲んでしまうドライバーもいるだろう。ちょっと考えれば判ることなのに、道路公団の売り上げを伸ばすためだけに、あんなことを言うなんて。
PC DECOの原稿を仕上げて、メールで送信。


8月6日

午後から渋谷へ。パンテオンで「パットマン&ロビン」を観る。パンテオンはこの間まで「ヘラクレス」をやっていたのだが、客入りが悪いので6階の東急と上映作品が交換されたと。それはそれで、結果オーライ。「バットマン&ロビン」のストーリー(あるのか?)は、妻の病気を治すための研究中、−14℃の液体に落ちて冷たい環境でしか生きることができなくなったアーノルド・シュワルツネッガー扮するMr.フリーズと、バットマン、ロビンコンビの対決に、毒液漕に落とされて植物と毒を操れるようになったユマ・サーマン扮するポイズン・アイビーが絡んでくるというもの。なんで冷凍するのにダイヤが必要で、しかもそれが消費されるの?とか、バットマンの使ったあの熱線銃みたいのはなに?とか、つっこみたいとこはたくさんあるんだけど、ほら、アメコミだから。なんでもありなのだ。でも、Mr.フリーズは、テレビアニメのそれとは違って、マッチョマン。オリンピック選手で生化学の権威っつー設定は、無理があるんじゃない?新しい悪役のポイズン・アイビーがエロエロなんだけど、個人的にはバットガールの方が好み。出番少ないけど。
パルコでやってる「ティコ・ムーン」も観ようかと思ったのだが、映画の日の割引をしていなかったのでパス。菊名の駅で、めるへんめーかー女史とばったり。駅前の喫茶店でおしゃべり。

■今日読み終わった本

フォーチュン・クエスト・シリーズの番外編というか、本編はどーしたーっ!って感じですが。

8月7日

午後からIDGで打ち合わせ。その後、高輪高野山東京別院へ。今月中にラベルの印刷をしなくてはならず、ためにキヤノンの11年前のプリンタを修理したいということだったが、一応キャノ販で部品在庫を調べてもらうことにしたが、まぁ、無理でしょう。ということで、別の手を考えることにする。
ついでに実家に寄って夕飯を食べる。帰宅するとテレビ東京「TVチャンピオン」で、早食い選手権をやっている。あ〜、この3番目の村野ってひと、今は大久保のめしや丼にいるらしいけど、前は渋谷の明治通り沿いのむちゃくちゃまずいラーメン屋で働いていた人だ。むちゃくちゃまずいうえに、態度も悪かったからすごく印象に残っているのだった。

■今日読み終わった本

救出したモリタトールの智者シェコヌの要請により、レイケオ星系にたどり着いた《マルコ・ポーロ》。そこは、タケル人の大型艦5000隻以上によって完全封鎖されていた。前宇宙航行時代にある第三惑星オルドンでは、いったい何が進行中なのか。ローダンは、小隕石に偽装した宇宙船で、シガ星人のサンダーボルト・チームを投入することに・・・。
パラディンなしのサンダーボルト・チームが活躍する1冊。

8月8日

もう帰省ラッシュが始まったそうだ。何年か前迄は、帰省の方向が違うのでラッシュにあったことはないけれど。それだけ地方から東京に出てきている人が多い訳だ。私はできれば田舎で仕事がしたいけれど、今の状況じゃ首都圏にいないと。
それにしても、地方自治体は人が大都市に集中することをもっと深刻に受け止めないと。過疎に悩む、というのはよく聞くフレーズだけれど、過疎になるのはその地方自治体の行政に問題があるのではないか?ということを自問自答してみなければ。広島県


8月9日

暑さのせいか、マシンのダウンが頻発。やっぱり仕事は夜やるに限る、のか(^^;?にしても、MS-IME97の学習機能はどうなっているのだ。まったくの馬鹿である。ぷんぷん。
ウルトラマンティガは、タイムジャンプして円谷英二監督に会う話。ストーリーには無理があるものの(^^;、オールドファンにはうれしい。昔のBGMもうまく使っていたし。ただ、金城さんが沖田浩之というのはどうかと思うけど。


8月10日

TBS「報道特集」で、長崎の加害展示のレポート。右翼とか元軍人とか(バックに神社と繋がった自民党がいる)が、展示に反対しているそうだけど、「南京大虐殺がなかった」というのは行き過ぎ。たとえ100人でも、殺される側からすれば大虐殺だろうし、日本が悪いことをしたのは紛れもない事実でしょう。軍人の一部の人間がやったこと、とは詭弁で、戦争命令に対して唯々諾々と従った人間全てに責任があるはず。写真が信憑性に欠けるとか、やらせだというのは言語道断だ。広島・長崎の写真だって、第三国にやらせだといわれかねない。すべては信じることから、やったことに責任を取ることから始まる。長崎市民の多くが加害展示賛成というのが、せめてもの慰めか。


8月11日

評価用として、リコーのページプリンタNX-110が届く。実は先々週から、同じように評価用としてミノルタのページプリンタPagePro15があり、2台もあると空き箱だけでも置き場所に困る。仕方ないので台所に置いてしまったが、これでは自炊ができない。
しかし、PageProという名前には因縁があって、初めて配属された課のプロジェクト名がPageProだったのだ。社外向けには研究3課としていたが。
明け方まで原稿を書くも、余りに頻繁に落ちすぎる。これは、熱じゃなくてメモリが原因か。ハードディスクには異常ないし、思い当たる節もあるし。

■今日読み終わった本


8月12日

6時間だけ寝て、外出。曇り空なのに、妙に蒸し暑い。駅前の喫茶店で昼食(朝食か?)を食べて秋葉原へ向かう。先週から預かっている久保こーじ氏のLibretto50の修理に東芝テクノセンターに寄る。サポート電話がナビなんとかってシステムになっていて、「有料化ですか?」と聞いたら、単にNTTの転送サービスのひとつで、地方からかけた場合の通話料金を事前に知らせるだけとのこと。でも、あれじゃ有料電話と勘違いするよ。ちなみにサポートセンターは、千葉にあるそうな。ついでに、101キーのLibrettoがないのかと聞いたら、これがあるんだな。海外仕様だけど、国内向けに通販していて、日本語Windows 95も搭載していると。残念ながら、Libretto50とひとつ前のモデルなんだけど、キーピッチ15mmは魅力かも。
東芝テクノセンターを出た後、ざっと、店を廻って、TWOTOPで72pinノンパリ32MB SIMMを2枚、5mのプリンタケーブルを購入。メモリなんか合計64MBなのに、\22,000強だよ、ホントに安くなったもんじゃ。「たまごっち」を見かける。安いところで\3,980、白い奴で\5,800。「天使のたまごっち」もあったけど、\8,900じゃ買う気がしない。ちゃんと定価で販売しろよ。需要と供給のバランスなんだろうけど、定価があるものを高値で売るなんて、その店のイメージ落してるよ。少なくとも私はそんな店で買うことはないだろう。
例によって、石丸ソフト1でLD購入。「天空のエスカフローネ」(13)、「On Your Mark」、「勇者王ガオガイガー」(1)の3枚。エスカは最終巻。「On Your Mark」は、チャゲ&飛鳥の曲のプロモーションビデオだが、あの宮崎駿率いるスタジオ・ジブリの実験的作品。たしか、「耳をすませば」の劇場公開時に、本編の前に映されたかと。一緒に入っている「Something There」のビデオクリップは、ジャン・クロード・ヴァンダム主演の「ストリートファイター」の前に流されたものだね。

■今日読み終わった本

 タイトルだけ声に出して読むと、早口言葉みたいですが、整体師さんのお話です。モミモミ。でも、そこは菊地センセ。普通の整体師さんじゃありません。人間に取り付いた魔=虫をもみ出す、秘伝の技を持つ整体師、蘭城とその虫を腹の中で飼い慣らす、超絶の美青年一ノ瀬猫馬のコンビが活躍する物語なんですねー。でも、続編を考えてか決着はつなかいんですねー。ストレス溜まりますねー。唐突な終わり方だと感じるのは、私だけではないと思います。

8月13日

ちくしょう、メモリを交換したらエラーが全く発生しなくなった。こんなことなら、もっと早く交換するんだった。
2008年オリンピックの日本候補地に大阪が決定。まぁ、日本に来ることはないでしょうが、裏金とかスキャンダルを出さないようにして欲しいものだ。繁栄のためにオリンピックを誘致するという発想が、そもそも貧困だと思う。その点からいえば、地元横浜が落選したのはよかったといえる。何億もの負債を重ねていながら、オリンピックなんて騒ぐんじゃねぇよ>横浜市。税金はまともな目的に使っておくれ

■今日読み終わった本


8月14日

午後、南青山のTKステイトに寄って、久保こーじ氏のLibletto50を渡す。半蔵門線で九段下に出て、WindowsWorld編集部。カラープリンタの印字サンプルを作成するも、気が付いたら10時半だ。渋谷に出て遅い夕食を食べて帰宅。午前様になってしまった。

■今日読み終わった本

ストレートな異星冒険物語。モチーフは、英雄叙事詩『ベーオウルフ』。ハリウッドの映画にしたらいいな、という話。

8月15日

おやじから電話。墓参りに行かなかったのか?はい、その通りです。行こうとは思っていたのだが。怨むんならWindowsWorldの佐々木さんを怨んでね>ご先祖様。


8月16日

心なしか、最近いろいろなテレビ番組で「ガオガイガー」のBGMが使われているような気がする。で、本編もクライマックス。ピッツァがかっこいいじゃねぇか。
P&Pから先月書いた内田洋行のインフォメーション冊子「USAC Information」。潮見の内田洋行ビルの玄関って、「踊る大走査線」で使われていたところなのね。フジの新社屋だとばかり思っていたけど。中身を見たら、「だ・である調」が「です・ます調」になっている。ありゃりゃりゃ。見本に渡された前号が「だ・である調」だったので、それにならったのだが・・・。ひとこといってくれれば直すのに。ちょっとくやしい。


8月17日

仕事が進まない(;_;)


8月18日

外にも出ずに仕事。


8月19日

やっと明け方になって、原稿をメールでWINDOWS WORLD編集部に送る。結局徹夜だ。まぁ、時間はかかったけど、いいもんができたと思う。書きたいことはまだあったけど、ね。
夜になって、坂口氏宅へ。夫妻が広島のSF大会に行っている間の猫の世話を頼まれたのだ。タクシーで白楽の串カツ屋へ行って、朝まで。

■今日読み終わった本

ホラー、なんだけど、恐くないのよ。普通の世界とちょっとだけ違うという点が、恐怖に繋がる、という意図は判るのだけど。なんだかなぁ。

8月20日

タクシーで坂口氏のマンション前まで行くと、私の自転車を倒して男が寝ている。死んでいるのかと思ったら、寝ているだけだった。靴は脱いでいるけど、ゲロ吐いてるし。ゆすっても声をかけても起きないので、近くの港北警察署までいって、パトカーを連れてくる。どうやらマンションの住人らしいので、後はおまわりさんにまかせて帰宅。
羽田空港が24時間化したのはいいけれど、アクセスする手段が問題になっているらしい。空港に乗り入れているモノレールの運行時間が、飛行機の始発、終着時間とずれているからだ。なんでも、モノレールの保守点検に時間がかかるため、現行の運行時間を拡大することができないとのこと。やっぱり、鉄道を24時間運行にするべきだよ。すべてが無理なら地下鉄だけでも。そうすれば、タクシーが減って、都内もすっきりするし。


8月21日

午後4時にIDG。渡した原稿と図版の確認。飯田橋から秋葉原へ。いろいろショップを廻るも、目的のものは見つからず。石丸ソフト1でLDを購入。「ガオガイガー」(2)、「ウォレスとグルミット〜チーズ・ホリデー」、「怪奇大作戦」BEST HALF BOX《SELECTION 1》。「ウォレスとグルミット」は、話題のクレイアニメ第一作。現在、第三作目の「ウォレスとグルミット〜危機一髪」が劇場公開中。
しかし、30年も前の作品なのに、結構恐いぞ>怪奇大作戦。笑っちゃう部分もあるけれど。ちなみに収録されている作品は、

の10話。この中で実相時監督作品は、「死神の子守歌」だけ。まぁ、以前に実相時作品だけはまとめてビデオ化されているからいいんだけど、SELECTION 2に「京都買います」がなかったら怒るぞ。

8月22日

2時から市ヶ谷の世界文化社で打ち合わせ。2時間ほど話し込んでしまう。発行は来年2月だけど、雑誌ではないのでそんなに時間はない。来週から頻繁に打ち合わせがあることでしょう。市ヶ谷から表参道に出て、TKライズに届けもの。その後、五反田に廻ってハイパーダインで打ち合わせ。
一旦、自宅に帰ってから、坂口氏宅へ。メモの指示通りに猫に餌をあげ、うんちの始末をした後、ニコと遊ぶ。いやー、小猫はいーやね、元気で。

わしの足にじゃれつくニコの図


8月23日

昼ごろ起きて、坂口氏宅へ向かう。途中のすし屋でランチ。これで850円はぼったくりだが、暑いので怒る気力も湧かない。坂口家のねこたちに食事をやって、トイレ掃除。
新横浜に出る途中、女のこの大軍。どうやらV6のコンサートらしい。女の子達にまじって、いー歳のおっさんが「券あるよ、券」と、ダフ屋行為をしているのが哀愁を誘う。でも、暴力団に同情はしないよ。警察もビシビシ取り締まってやればいいのに。
新横浜から町田経由で相模大野。槙夢眠女史の参加している絵画展「猫ねこ展」を観るためだ。名前で判るように、猫ばっかりの展示会なのだ。案内状の地図を頼りに会場をなんとか見つけるも、槙女史は不在であった。一通り観てから("立体猫町"のセンスは秀逸)帰途に就く。と、途中でらった氏を従えた槙女史にばったり。で、再び会場へ戻る。会場で槙女史の本を(無理矢理、だなんて、口が裂けてもいえません・・・)買わされ、いや、購入する。
一旦、自宅に帰って、弁当を食べる。雨があがったのを見計らって、再び坂口氏宅へ。猫の世話をしていたら、豪雨。自転車で来ていたので、雨が上がるのを待つ。真夜中になって帰宅。少しでも早く起きることができるように、早めにベッドに入るが「われめでポン」が始まってしまったために起きる。今回は桂ざこばの逆転優勝。もう、蛭子を出すのは止めてくれ>フジ。

■今日読み終わった本

ファンタジー系作家の、それぞれが書いているシリーズの外伝(らしい)をあつめた一冊。水野良の「ロードス島戦記」と深沢美潮の「フォーチュン・クエスト」だけしか知らないので(しかも、呼んでいるのは「フォーチュン・・」だけ)、あまりおもしろいとは感じなかった。それぞれのファン向けなんだろーなー。個人的には、こうした商売は好きじゃない。こうした形態を"商売"と感じてしまう自分もナンだけど。

8月24日

結局、明るくなってから寝る・・・が、暑くてしょうがない。お昼に坂口氏宅へ向かう。途中で買ったモスバーガーを昼飯にして、猫の世話。うーむ、マンションの規約でペットは飼えないが、もし飼ったら自分は仕事をしなくなるのではないだろうか、と、そのくらい可愛いのだった。
一旦帰って、メールの確認。リムネットが会員向けにパナソニックのノートを販売するそうだが、\320,000って価格に全然魅力を感じないぞ。この半分だったら考えてやってもいいが。昔、パナソニックの最初のノートパソコンを分解して中を覗いて以来、パナソニックの技術力は信用していないのだった。あんなもん、製品として販売するなよ。
夜になって夕飯のついでに、再び猫の様子を見に行く。11時過ぎに夫妻がSF大会より帰宅。おみやげのぷよまんをもらって、わたしも帰宅。


8月25日

午後3時にIBM@六本木。1時間いて三軒茶屋へ移動、オレンジソフトで打ち合わせ。時間が余ったので、日比野氏のマシンでピカチュウを描く。その後、近くに新しい居酒屋がオープンしたので、そこで宴会となる。目の前の炉に入れられた炭で、野菜や肉を自分達で焼くシステム。自分で焼くのが面白くて結構いけたのだが、注文したものが来なかったりしてサービスはいまひとつ。オープン当日ということもあるのだろうけど。

■今日読み終わった本

マーサーカ国からヴリトラ神像を奪ったアガシャは、追跡してきた蛟族のヤームナと戦っているうちにマハムトの配下ゴルバンの襲撃に遭う。包囲網から脱出はしたものの、ヴリトラ神像はゴルバンに奪われてしまう。その頃、ウルカーンの館にいたシッタールダは、父グルカ同様、その血のために顔が崩れ床に臥していたムサルトに会う。ムサルトはシッタールダの語るアゴンの父、アクスの話に安らぎを得る。一方、陳夢龍らと共にザラに潜入したアゴンの胸中には、ある思いが沸き上がってくるのだった。

8月26日

午後からのんびり横浜へ。ラベルシールを買って帰る。Accessから檀家名簿をラベル印刷する。1300件以上あったのに、あっという間に印刷完了。さすがにNX-110は速い(^^;返却するのがもったいない。
6時半に綱島駅で坂口夫妻と待ち合わせ。落語会へ誘っていただいたのだ。生で落語を聞くのは初めてだ。はて、観るのではないか?とも思ったが、やはり落語は聞くものなんだろう。それにしても、生で聞くとまた別のおもしろさがあるね、落語には。デジカメを持っていったのに、2〜3枚撮ったらもうバッテリー切れ。そういえば、充電がちょっとおかしかったな。新しいデジカメ欲しいよう。


8月27日

もっと早く行くつもりだったのに、遅くなってしまい5時過ぎに高野山東京別院へ。機能印刷したラベルを渡す。印刷されない外字部分を一覧表と照らし合わせした後だけど。さらに遅くなったけど、渋谷経由でアスキーWindowsMagazine編集部へ行って打ち合わせ。へろへろになって帰宅。


8月28日

午後2時に市ヶ谷の世界文化社で打ち合わせ。あっという間に4時半。その後、インプレスに寄って安藤さんと打ち合わせ。畑農さんとも久しぶりに会う。市ヶ谷から秋葉原に出て、T-ZONEで現行のThinkPad 560Eではなくひとつ前のモデルであるThinkPad 560を購入。一緒に32MBのRAMとTDKのLAN&Modemカードも購入する。なぜ、旧機種を買うかというと、1.ノートパソコンにMMXは要らないと思ったから。2.小室氏関連でThinkPad 560が多いから。3.新機種はまだ高いから。などの理由によるのだ。帰宅してから設定開始。


8月29日

やっぱり、買ったものは使わなくちゃね。ということで、ThinkPad 560を持って駅前の喫茶店へ。いつまで経っても注文を取りに来ないのをいいことに、2時間ほど居座る。それにしても、涼しいとはかどるなぁ。やっぱりクーラー買うか(^^;
「朝まで生テレビ」は、いじめ問題。前半は少年少女を集めて討論。その中にえらくむかつく奴がいる。いかにも頭悪そうで、観てるだけでいらいらしてくる。その上、他の討論者をからかうし、場違いもはなはだしい。ディレクターもそう思ったのか、後の方では全然画面に映らなかった。

■今日読み終わった本

「人を殺すのにあなたが必要なんです」宇宙居留地ゴールデン・ルールでドクター・エバンズことコーリン・キャンベル大佐は、見知らぬ男から殺人を依頼される。しかし、内容も聞かぬうちに男は殺されてしまう。犯人も目的も判らぬまま、新妻グエンを連れた逃避行が始まる。そして、いつしか巨大な争いの中に巻き込まれて行く
というわけで、「月は無慈悲な夜の女王」の続編。かつ、「落日の彼方に向けて」で決着する物語の始まりでもある。これだけ読むと、ラストに不満を持つこともあるのでは。

8月30日

午後2時、親父からの電話で起きる。
ガオガイガーは、急展開。ピッツァ復活か。LDの帯だと40話までらしいから、あと9話か。どうなるんだろう。ティガは最終回。キリエル人とか、これまでに出てきた人も出てくるけど、最後は子供の思いで復活−−−って、あんたはガメラか。ま、人類の道は人類が切り開くという初代ウルトラマンの最終回のテイストは失われていないからよしとしよう。


8月31日

ダイアナ元イギリス皇太子妃がパリで死亡。ベンツでもあんなにグチャグチャになることがあるんだなぁ。しかし、テレ朝の特別番組はすごい。「皇室関係者ではじめてAIDS患者と握手した」とか「貧しく汚い子供でも抱き上げた」とか、差別発言がぼろぼろ。

■今日読み終わった本

渋谷に巣食う"集団"(グループ)の"流れ星"(シューティング・スター)。"流れ星"に対立する"集団"のひとつ、"ラフズ"が何者かに皆殺しにされた。誰がやったのか、何が目的なのかも判らないうちに、仲間が襲われた!
菊地秀行にしては、珍しい主人公。救いのない物語だけど、ラストは好きよ。

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