世界史ノート 第12章3節

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3 アメリカ合衆国の発展                       P.232〜 

ア.領土の拡大

 ジェファソン大統領   a 反連邦派 を結集してリパブリカン党を結成、
  1800年 第3代大統領に当選(〜09)。州の自治権の拡大し、民主主義が発達する。
  1803年 フランスからb ルイジアナ を買収
 アメリカ=イギリス戦争   1812〜14年 第2次独立戦争とも言う。
  アメリカ政府、ヨーロッパのa ナポレオン戦争 に対し中立を維持 →貿易の利益増大
   →イギリスが海上封鎖でアメリカの通商を妨害したため、開戦。勝敗なしに終わる。
   →アメリカの経済的自立→b 木綿工業 が発達。アメリカのc 産業革命  始まる。
 モンロー教書   1823年 第5代大統領 a モンロー (リパブリカン党)が発表。
   ウィーン体制下で大陸へのヨーロッパ諸国の干渉に反対し、アメリカもヨーロッパに
   干渉しないことを宣言。b モンロー主義 =以後のアメリカの外交政策の基本となる。
 ジャクソン民主主義   1829年〜第7代大統領a ジャクソン  。西部出身。
   白人の小農民・小市民を主体の支持を受け、資本家を抑え、庶民の立場に立つ。
 b スポイルズ=システム  大統領選挙で勝った党派の者に政府の官職を与えるアメリカ型
   政党政治のスタイルが始まる。
   → 反ジャクソン派はc  ホイッグ党  (北部を基盤)結成 → 後のd 共和党  
  ジャクソン派はe 民主党 (南部を基盤)を結成。  → アメリカの2大政党成立。
 領土の拡大     1819年 スペインからa フロリダ を買収
  1840年代 b 「明白な天命」  (マニフェスト・ディスティニー)の思想広まる。
  1845年c テキサス 獲得 1846年d オレゴン 獲得 北緯49度をカナダとの国境とする。
  1846-48年 e アメリカ=メキシコ戦争  →ニューメキシコ・f カリフォルニア を獲得
 西漸運動    a 1848 年 b カリフォルニア金鉱 発見、移民が殺到する。
  → 東北部の商工業の発達 →西部の未開拓地=辺境(c  フロンティア    )の開拓。
   =d ゴールドラッシュ  → 新天地での実力主義 → 民主主義の発達。
  → e インディアン  を圧迫。 1830年 ジャクソン大統領 f 強制移住法 制定。
   → ミシシッピ川以西のg 保留地 に移される。 → インディアン人口減少。

イ.南北戦争

 南部と北部の対立   
   南部:18世紀末 綿繰り機の発明→a 綿花プランテーション で綿花生産→英国に輸出。
    b 奴隷制の存続 ・c 自由貿易 ・d 州の自治権の強化 を主張。(奴隷州11州)
  北部:産業革命の進行→e 資本主義 が発展  → イギリスの工業と対抗。
   f 保護関税政策 ・g 連邦主義 ・h 奴隷制度反対 を主張。(自由州11州)
   西部開拓で新しい州ができると奴隷州とするか自由州とするかで両者が激しく争う。

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 ミズーリ協定   1820年 北緯36度30分以北には奴隷州を作らないと定め、
      ミズーリ州をa 奴隷州 、とするかわりメイン州を新設しb 自由州 とする。
  1850年 カリフォルニア、自由州として成立。南部の不満解消のため逃亡奴隷取締法制定。
     54年 c カンザス・ネブラスカ法 :自由州にするか奴隷州にするかを住民が決定する。
      → ホイッグ党を中心にd  共和党   結成。奴隷制反対を主張。
    このころ、ストウ夫人『アンクル=トムの小屋』を発表し、奴隷制を批判。
 南北戦争    (Civil War)
  1860年 共和党 a リンカン   大統領に当選、奴隷制不拡大、連邦制を掲げる。
     61年 南部11州 b アメリカ連合国 を結成し合衆国から分離。
               首都リッチモンド 大統領ジェファーソン=デヴィス
  c 1861 年 戦闘始まる。初めd リー将軍 の指揮南軍が有利。
    62年 e ホームステッド法  :公有地を5年間定住し開墾したら、160エーカーを
      無償で給付する自作農創設法。西部の農民の支持→北部有利になる。
  1863年1月1日 リンカン大統領  f 奴隷解放宣言 
    63年 g ゲティスバーグの戦い で北軍勝利。
         11月19日  リンカンの演説 h“  人民の、人民による、人民のための政治  
   i グラント将軍 指揮で北軍優位に。→65年 リッチモンド陥落。南軍降伏。
 意義 j アメリカの統一の強化、資本主義経済の発展の基盤できる     
 
 地図 アメリカ合衆国の領土拡張
 

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ウ.工業国アメリカの誕生

南部の復帰と黒人差別問題
 奴隷制の廃止   1865年 a 憲法修正第13条  奴隷解放宣言を明文化。
   解放黒人にb  投票権  付与。
 南部諸州の復帰   憲法修正第13条を承認し、1877年までに南部諸州が復帰。
   → 解放された黒人、a シェア=クロッパー (分益小作人)となる。
 南部での黒人差別復活  
  1890年代から南部諸州でa 黒人取締法 制定され、差別が復活。
  南部の没落した旧大農園主(プランター)・産業資本家ら、b 民主党 を支持、
  北部のc 共和党 政府に反抗。 →「堅固な南部」形成。→ 黒人に対する暴行が続く
  1865年 反黒人組織 d クー=クラックス=クラン(KKK) 結成される。
黒人の貧困続く。黒人はe ジム=クロウ といわれ、f 黒人分離政策 が合法化される。
 → 19世紀末からg 公民権運動 が起こる。
西部の開拓と工業の発展
 フロンティアの消滅  
  1860年代 西部の金銀採掘の鉱山街建設(ネヴァダ、コロラドなど)。
      → カウ・ボーイによる牛のロング=ドライブ
  1870年代 農業技術の進歩、機械化→大平原へ農業進出→世界一a 小麦 の生産国に。
  1869年 b 大陸横断鉄道 の完成 → 1890年頃、フロンティアの消滅。
 工業の発展 
    石炭・石油・鉄鋼などの工業躍進。→19世紀末、世界一のa 工業国 に。
  背景 豊かな天然資源と西部の国内市場の拡大。
     b 移民  による安価な労働力の供給。
   → 労働運動・農民運動の高まり
    1886年 c アメリカ労働総同盟 (AFL)結成
  19世紀末の経済成長→「金ぴか時代」(マーク=トウェイン)の風潮がひろがる。 
 太平洋への進出 
    1854年 a ペリー 提督の日本遠征 日米和親条約締結→b  日本の開国  
  1861〜67年 南北戦争時 フランスのc ナポレオン3世 のd メキシコの内乱 への干渉
    → アメリカが抗議し、フランスの干渉は失敗に終わる。
  1867年 e アラスカ買収  ロシアから720万ドルで買収。→その直後に金鉱発見。
20世紀 アメリカ資本主義の発展へ。
 

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