信者の日常生活に深く関わり絶大な権威を持つ。そこから追放されることがb 破門 。
529年 a ベネディクトゥス イタリアのb モンテ=カシノ に建設。 =c ベネディクト派 を修道院建設。 d 「清貧・純潔・服従」 を戒律とし、 e 「祈り、働け」 をモットーとする。→ 古典古代の労働観に代わる。 → 9世紀 西ヨーロッパのすべての修道院を管轄する。 → 次第に教会と同じように、修道院も領主化し、腐敗・堕落が起こってくる。
1073年 ローマ教皇b グレゴリウス7世 の改革。→ 叙任権闘争(前出) 12〜13世紀 修道院によるc 大開墾時代 が展開され、十字軍運動の背景となる。
11世紀末 a シトー派修道会 創始 (フランスの中部) 13世紀 b フランチェスコ会 創始(アッシジのフランチェスコが創始)、 c ドミニコ会 (スペイン) → 異端審問で活躍。
b アルクィン :イギリス出身。カールに招かれ古典研究を始める。
b 普遍論争 :「普遍」は現実に実態として存在するか、名目のみのものかの論争 c 実在論 :d アンセルムス :神や普遍的な観念を実在するもの主張。 e 唯名論 :f アベラール :神や普遍的な観念は名目にすぎないと主張。
→a ビザンツ やb イスラーム からc ギリシア の古典がもたらされる。 13世紀 d トマス=アクィナス アリストテレス哲学を取り入れ、実在論の体系を まとめ、スコラ学を大成。e 『神学大全』 → 教皇権の理論的支柱となる。 ▲f ”哲学は神学の婢(はしため)” と論じ理性も信仰に役立つものととえらた。
a ロジャー=ベーコン :イギリス。観察と実験を重視し近代的自然科学への道を開く。 b ウィリアム=オブ=オッカム :イギリス。唯名論を復興し、神学と哲学の分離を説く。
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特徴:ローマ風半円状アーチと厚い壁、小さな窓。重厚、荘重な安定感。フレスコ壁画。
例:クリュニー修道院(仏) a ピサ大聖堂 (伊) ヴォルムス大聖堂(独)
特徴:尖塔アーチと穹窿天井、広い窓。華麗、優美。a ステンドグラス による装飾。 例:フランス b ノートルダム寺院 (パリ) サン=ドニ修道院(最古のゴシック式) アミアン大聖堂 d シャルトル大聖堂 (ステンドグラスで有名) ドイツ c ケルン大聖堂 ドイツ最大の建造物 → 19世紀に完成。 イギリス カンタベリー大聖堂
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