BEATLES Old News 1999


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HEADLINES


* ポール93年のライブ Paul Is Live が DVD でリリース

Vap からリリースされているポールの93年のツアーを収めたライブビデオ 「ポール・イズ・ライブ」が DVD でリリースされた。
Paul McCartney / PAUL IS LIVE
Paul McCartney/Paul Is Live in concert Jap: Vap VPBR-11024 (99/Dec/22) 3,990yen (tax incl.)

* エドサリヴァンショーのビデオ、LD Box でもリリース

以前にお伝えした 「エド・サリヴァン・ショー/ミュージックアンソロジー」が LD Box セットでも Pioneer LDC からリリースされた。
ED SULLIVAN SHOW /エド・サリヴァン・ショー ミュージックアンソロジー
V.A/Ed Sullivan Show Music Anthology Jap: PioneerLDC PILF-2809 (99/Dec/22) 39,900yen (tax incl.)
全6枚12面、521分
PioneerLDC のページでは、「ビデオでリリースされた10巻に加え、ボーナスディスクとして、 60年代英米ロックの時代をたどった『ロックン・ロール・レヴォリューション』(45分) を収録」と予告されたが、ボーナスディスクは結局 「エドサリヴァンショー/クリスマススペシャル」(81分)に変更された模様。 ボーナスのディスクとなった「エドサリヴァンショー/クリスマススペシャル」 (ビデオは AmuseVideo ASVX-1577 (VHS) (99/Nov/5) 3,800yen(no tax))には ビートルズは収録されていない。

なお、『ロックン・ロール・レヴォリューション』は、ビデオ全巻セットの通信販売 特典として TV ショッピングや www.shopjapan.co.jp などで 付けられている。


* ポール、ジョージ&リンゴ参加のプリンストラストが DVD でリリース

ビデオと LD がビデオアーツからリリースされているプリンストラストが、 日本コロムビアより DVD でリリースされた。
オールスター・ロック・コンサート プリンス・トラスト1986
V.A./Prince's Trust 1986 Jap: NipponColumbia COBY-90095 (DVD) (99/Dec/1) 3,990yen(tax incl.)

オールスター・ロック・コンサート プリンス・トラスト1987
V.A./Prince's Trust 1987 Jap: NipponColumbia COBY-90095 (DVD) (99/Dec/1) 3,990yen(tax incl.)
プリンストラストには、ポールが1986年に出演、ジョージ&リンゴが1987年に 出演しており、それぞれの出演分はCDなどでもリリースされている。
最近では、1999年にジュリアンが参加したが、こちらはテレビ放映分には登場したが ビデオリリース版には収録されていない。

* ビートルズのライブシーンを集めた DVD がリリース

TV や映画のシーンからビートルズのライブシーンを抜粋した DVD が、 「ビートルズ on TV」と銘打って日本コロムビアよりリリースされた。
ビートルズ・オン・TV
Jap: NipponColumbia COBY-5017 (DVD) (99/Nov/20) 3,990yen(tax incl.)
  1. Twist And Shout (from TV "Around The Beatles")
  2. Roll Over Beethoven (from TV "Around The Beatles")
  3. Long Tall Sally (from TV "Around The Beatles")
  4. I Wanna Be Your Man (from Movie "A Hard Day's Night")
  5. If I Fell (from Movie "A Hard Day's Night")
  6. And I Love Her (from Movie "A Hard Day's Night")
  7. Help! (from TV "The Beatles At Shea Stadium")
  8. She Loves You (from Movie "A Hard Day's Night")
  9. If I Fell (from Movie "A Hard Day's Night")
  10. I Should Have Known Better (from Movie "A Hard Day's Night")
  11. I'm Just Happy Dance With You (from Movie "A Hard Day's Night")
  12. Tell Me Why (from Movie "A Hard Day's Night")
  13. Love Me Do/Please Please Me/From Me To You/She Loves You/I Want To Hold Your Hand/Can't By Me Love (from TV "Around The Beatles")
権利関係などは問題ないのだろうか、と余計な心配をしてしまいたくなるような 収録内容となっている。

* ポールのニューアルバム RUN DEVIL RUN 大好評

ポールのニューアルバム「RUN DEVIL RUN」は、88年の BACK IN THE USSR のような、 ロックンロールナンバーのカヴァー集で、日本盤は 10/27 にリリースされた。

88年の BACK IN THE USSR は、ライブの再開へ向けてのメンバーオーディション的な 意味合いのセッションを行なっていたポールが、その延長として制作したもので、 もともとは旧ソ連向けのみにアナログ盤でリリースされ、後年 CD でその他の国でも リリースされた。
BACK IN THE USSR は、セッション毎にメンバーを入れ換えて、メンバー間の感触を 確かめる過程でのレコーディングだったため、「演奏にパーマネントバンドにある 一体感が感じられない」といった評価が音楽評論家やファンの間にあったため、 今回、再度「ロックンロールナンバーのカヴァー集」が作成された、との一報が 伝えられた時には、「BACK IN THE USSR みたいなものじゃないだろうか?」といった 醒めた見方がされたようだが、さにあらず。

今回は元からアルバムとしてリリースすることを目的としたセッションで、 ポールは多くのインタビューで、このアルバムのレコーディングの模様を以下のように 語っている:

「アルバムにはあんまりメジャーではない、むしろマイナーなナンバーを選んだんで、 メンバーに歌詞を教えるために、オリジナルレコードのテープを何度も聞き直して、 歌詞の書き取りをしたりしたんだ。」
「ビートルズがカヴァー曲を吹き込んでいた頃のように、なるべくさっさと やっつけるようにしようとして、昔のスタイルで、午前、午後の2つのパートに レコーディング時間を制限して、それぞれのパートで2曲づつレコーディング していったら、あっという間に20曲になった。」

今回のアルバムに参加していると伝えられているメンバーは、ピンクフロイドの Dave Gilmour(Guitar), パイレーツの Mick Green(Guitar), ディープパープルの Ian Paice(Drums), セッションミュージシャンの Pete Wingfield(Keyboard), そして Paul (Bass)。 アルバムには、こうしたロックのカヴァーが12曲、これにポールの書き下ろしの オリジナルナンバー3曲が加えられた15曲が収められている。

当初、7月中リリースとアナウンスされ、日本でも 7/7 リリースの告知がなされたが、 ついで 7/23 に変更され、結局英米では10月始めに、日本では東芝EMI主導で輸入盤に ステッカーを貼付したものを直後にリリース、その後日本盤は 10/27 にリリースする ことになった。

このアルバムから、ポールは I Got Stung を BBC-2 の Joe Brown の番組に 先行して提供してオンエアされたが、これがインターネットへ流出、複数のサイトで MP3 や RealAudio などのフォーマットで配布され、ポールの会社 MPL がこれを 阻止しようと「どこのサイトで配布されているか情報を求む」とインターネットで 呼びかけるなど、一時イタチごっこ状態となった。

Paul McCartney / RUN DEVIL RUN
UK: Parlophone (99/Oct/4)
US: Capitol (99/Oct/5)
Jap: ToshibaEMI / Parlophone TOCP-65269 (99/Oct/27) 2,548yen
このうち、I Got Stung は Elvis Presley の 1958 年のナンバー、 All Shook Up も同じく Elvis Presley のものをお手本にカヴァー、 Movie Magg は Carl Perkins、Blue Jean Bop は Gene Vincent のカヴァー。

また、1st シングルは No Other Baby がチョイスされ、Brown Eyed Handsome Man との 両A面扱いでリリースされた。

Paul McCartney / No Other Baby
UK: Parlophone CDR-6527 (99/Oct/24)
Jap: ToshibaEMI / Parlophone TOCP-40120 (99/Dec/8) 1,223yen
Limited Version (Mono) Normal Version (Stereo) Limited 7inch EP
このシングルは、イギリスでは2タイプリリースされ、1つめが限定15000枚(CDRS)で、 上記3曲のモノラルバージョンが収録されており折込ポスター付き、もう1つ(CDR)は 同じ曲目のステレオバージョンが収録されている。
また、このシングルの 7inch レコード盤は、古めかしいデザインの Parlophone スリーブに入っているなどして、凝った作りになっている。
プロモクリップとしては、アメリカで先行プロモ用CDシングルとしてカットされた Try Not To Cry が制作されている、との情報が伝えられており、9/13 から MTV、 VH-1 でオンエア開始とのことだが、確認できていない。
一方、これとは別に、一般リリース用のシングルとなる No Other Baby のプロモ撮影が 10/12〜13 にイギリスの Pinewood Studios で行なわれ、このヴィデオに出演した Lawrence Gilmour がその撮影の様子を以下のプレスリリースで述べてくれている。 (原文でごめんなさい。ちょっと訳している暇がない…)
I've been a mega fan of Macca since I was 6. More recently Ive been paying tribute to him performing on TV (including Stars In their Eyes) and in theatre shows in the UK and worldwide. I was both shocked and extremely excited when asked to be involved in his new promo video. It was for his forthcoming single 'No other Baby'.

I spent 2 days from ' 8 till late ' on location with Paul. Basically I was standing in or the wide shots it was more of a 'body double' than for lookalike shots. I tend to look a bit like Paul of the 80s/early 90s. The real satisfaction for me is trying to sing those great songs like him, but having the complete image does help.

There was lots of time to talk in between takes. He was great to me, very approachable and friendly. I heard the production team remark that he was one of the best 'stars' to work with ever.

I got to hold the Epiphone (shown on the front cover of his new album "Run Devil Run" ) He told me it was the guitar he played the "Taxman" solo on. We sang a couple of songs together - he played acoustic. What a thrill that was! There were many special private moments which I will cherish to myself, for a long time.

I was very impressed with him. I admired him before, now I admire and respect him even more. I was able to tell him a lot about what I've been up to. He even took the time to show me a few things on my own Hofner violin bass.

We may never meet again, but I think I had more than my fair share with my idol and mentor.

Lawrence(McCartney) Gilmour

また、No Other Baby のカップリング曲「Brown Eyed Handsome Man」のプロモ撮影も 10/22 に行なわれ、この時は西ロンドン Acton の路上で銃撃戦のシーンを撮影して いたところ、これを通行人が「本物の銃撃戦」と勘違いし通報、警察が駆けつける 騒ぎとなった。 撮影用トレーラーで休んでいたポールが、プロモビデオ撮影だ、と説明することで 一件落着したが、いちおう厳重注意は受けた模様。

また、12/6 には、限定7000セットでアルバム収録曲全曲を納めたシングルボックス セットがリリースされた。7000セット限定のうち、英国・EC内用に2000セット、 残り5000セットが海外向け(恐らくアメリカに2500、日本に2500セットずつ)に 輸出されたそうで、日本でも一部の輸入盤店では早々に予約分だけでいっぱいに なってしまった。

Paul McCartney / RUN DEVIL RUN Single Box
Limited Version Single Box UK: Parlophone TPM701A (99/Dec/6, Limited 7000 sets)

* リンゴのクリスマスアルバム I Wanna Be Santa Claus リリース

以前から「クリスマスアルバムをリリースする予定がある」とリンゴが語っていた通り、 クリスマス・ソングを集めたリンゴのニュー・アルバム I WANNA BE SANTA CLAUS が 年末に向けてリリースされた。

内容はスタンダードナンバー6曲に、新曲6曲。スタジオアルバムの前作 Vertical Man で プロデュースを手掛けた Mark Hadson を再び共同プロデューサーに迎え、 参加メンバーや新曲の共作者も、リンゴの持ち味を生かした仕事が光った Vertical Man 参加メンバーが名を連ねている。

アメリカではマーキュリーから 10/19 にリリース済みで、日本盤も 12/8 に リリースされた。(当初12/1予定だったが12/8に変更された。)

Ringo Starr/I WANNA BE SANTA CLAUS
Ringo Starr/I Wanna Be Santa Claus US: Polygram/Mercury/Island Def Jam 314 546 668-2 (99/Oct/19)
Jap: PolyGram / Mercury PHCW-1061 (99/Dec/8) 2,548yen
  1. Come On Christmas, Christmas Come On (Richard Starkey, Mark Hadson, Dean Grakal)
  2. Winter Wonderland (Richard B. Smith, Felix Bernard)
  3. I Wanna Be Santa Claus (Richard Starkey, Mark Hadson, Dick Monda)
  4. The Little Drummer Boy (Harry Simeone, Henry V. Onorati, Katherine K. Davis)
  5. Rudolf The Red-Nosed Reindeer (John D. Marks)
  6. Christmas Eve (Richard Starkey, Mark Hadson)
  7. The Christmas Dance (Richard Starkey, Mark Hadson, Jim Cox, Steve Dudas)
  8. Christmas Time Is Here Again (George Harrison, John Lennon, Paul McCartney, Richard Starkey)
  9. Blue Christmas (Jay W. Johnson, Billy Hayes)
  10. Dear Santa (Richard Starkey, Mark Hadson, Steve Dudas)
  11. White Christmas (Irving Berlin)
  12. Pax Um Biscum (Peace Be With You) (Richard Starkey, Mark Hadson, Scott Gordon)
収録曲の Christmas Time Is Hear Again は、もちろんビートルズ 67年の クリスマスレコードに収録されていた、あの曲のカヴァーです。

* ポール参加の Heather Mills のチャリティシングルがリリース

(3/19) ポールが参加した Heather Mills のチャリティシングル VO!CE がインディーズ レーベル Coda Records から 12/15 にイギリスでリリースされた。
Heather Mills Featuring Paul McCartney / VO!CE
Heather Mills feat. Paul McCartney/VO!CE CD : UK : Coda codarcd004 (99/Dec/15)
Cassette : UK : Coda codarmc004 (99/Dec/15)
  1. Radio Edit
  2. Mello Extension
  3. Someone U Love Mix
Heather Mills は元々 ファッション・モデルとして活躍していたが、交通事故によって両足を失なうという 悲劇に見回れ、その後、障害者を援助する Heather Mills Health Trust を設立し、その活動に力を注いでいる。
今回のチャリティシングルは、Mills の語りにポールがバックボーカルとギターを 付けた作品となっている。
リリースは Heather Mills の姉が経営するインディレーベル Coda Records からで、 配給は英国インディ系レーベルの大手ディストリビューター、 Pinnacle Entertainmentが 担当する。(Julian Lennon のインディレーベル Music From Another Room 配給も Pinnacle が行なっている。)

シングルの収益金は Heather Mills Health Trust に寄付され、旧ユーゴスラビアでの 戦乱によって障害を負った人々の救済に役立てられるとのこと。


* ポールのクラシック作品集 Working Classical リリース

Liverpool Oratorio、Leaf、Standing Stone に続くポールのクラシックシリーズ の第4弾、「Working Classical」が 11/17 にリリースされた。
McCartney / WORKING CLASSICAL
McCartney/Working Classical Jap: ToshibaEMI / EMI Classic TOCP-65361 (99/Nov/17) 2,548yen
  1. Junk
  2. A Leaf
  3. Haymakers
  4. Midwife
  5. Spiral
  6. Warm And Beautiful
  7. My Love
  8. Maybe I'm Amazed
  9. Calico Skies
  10. Golden Earth
  11. Somedays
  12. Tuesday
  13. She's My Baby
  14. The Lovely Linda
演奏はオーケストラ、およびストリングカルテット(弦楽四重奏団)によるもの。
A Leaf は元々ピアノ曲として既にシングル CD 形式でリリースされていたが、 ここではストリング用にアレンジされている。
6曲目以降は、ポールのポップナンバーをクラシカルにアレンジした演奏。

* ポール/ウィングスの紙ジャケットシリーズ第2弾がリリース

ポールのソロ作品、ウィングス作品をオリジナルアートワークに忠実に 紙ジャケット再現した、紙ジャケットシリーズの第2弾が 10/29 リリースされた。
Paul McCartney & Wings / BAND ON THE RUN
Jap: ToshibaEMI TOCP-65504 (99/Oct/29) 2,548yen(tax incl.)
Wings / VENUS AND MARS
Jap: ToshibaEMI TOCP-65505 (99/Oct/29) 2,548yen(tax incl.)
Wings / AT THE SPEED OF SOUND
Jap: ToshibaEMI TOCP-65506 (99/Oct/29) 2,548yen(tax incl.)
Wings / WINGS OVER AMERICA
Jap: ToshibaEMI TOCP-65507/09 (99/Oct/29) 5,400yen(tax incl.)

* ポールのライブ映画「ロックショウ」、待望の再リリース

ポールの76年の全米公演から、当時の屋内単独アーティスト公演動員記録を樹立した 76年6月10日、シアトルのキングドーム公演の模様を収めた映画「ロックショウ」が、 ビデオ(VHS)で再リリースされることが決まった。
このところ、ビデオが入手しにくくなっており、それにつけこんだブートビデオ店が 「二度とポールがリリース許可しないため、再リリース絶望」などという まことしやかな噂話を添えて、正規リリース品のコピービデオを大量にさばく 事態となっていただけに、嬉しいニュース。

しかし、旧来のビデオにはいくつか問題があり、今回の再リリースもそれをそのまま 踏襲しているのは残念なところ。
この映画、日本での81年の劇場公開では、80年のウィングス日本公演がポールの 大麻持ち込み逮捕で流れてしまったことへのお詫びの意味もこめられており、 このときはコンサート全曲を収録した130分のものだった。
しかし、比較的早くからビデオソフトとしてリリースされていたこの作品 (東芝EMIの86年のカタログでは TT12-1116 12,000円だが、この前に 25,000円で 出ていた時代もあるので、80年代の中頃からリリースされていたはず)、 ビデオやLDでのリリースでは一貫して数曲カットされた102分のものとなっており、 今回の再リリースも残念ながら完全版ではない。 カットされているのは、Call Me Back Again, Lady Madonna, The Long And Winding Road, Picasso's Last Words, Richard Cory, Blackbird, My Love の 7 曲。
また、この作品は LD とビデオで販売元が異なり、ビデオは東芝EMIから、 LD はパイオニア(レーザーディスク社)からリリースされていたが、 マスターとなっているテープが異なり、LD はピッチが正確であるのに対し、 ビデオの方はオリジナルに比べてピッチが高くなってしまっている、 といった問題もある。
再リリースしてもらう立場で偉そうではあるけれど、そろそろ正式にリマスターして、 DVD などのメディアでのリリースを望みたいところ…

Paul McCartney And Wings / ROCKSHOW
VHS: ToshibaEMI/PMI TOVW-3308 (99/Sep/29) 4,571(no tax)

* モンセラット島チャリティーコンサート長時間版でDVD再リリース

97年9月15日にロンドンのロイヤルアルバートホールで開催され、 ポールもトリで出演した、ジョージマーティン主催の モンセラット島チャリティーコンサート "Music for Montserrat" のDVDが、長時間版で再リリースされる。
以前の DVD では、全14曲・95分収録 (NipponColumbia COBY-900090(98/Apr/21) 3,990yen) となっていたが、今度のリリースでは「完全版」と銘打たれ、 18曲入り120分、さらに音声も従来のステレオ音声から、5.1ch dtsサラウンドになる。
モントセラト島救済コンサート
Jap: NipponColumbia COBB-90001 (DVD) (99/Oct/1) 4,700yen
STOP PRESS : 当初 9/18 発売と伝えられていたが、10/1 発売に変更となっています。

* エドサリヴァンショーのビデオリリース、ビートルズのものも

オリジナルは50年代〜70年代はじめにアメリカで放送され絶大な人気を誇り、 90年代初めからは日本の NHK と SOFA 共同制作、アンドリュー・ソルト監督 (ジョンの88年の伝記映画「Imagine」の監督)で再編集され、 NHK の BS、および地上波でオンエア、 最近ではアーティストのライブ部分だけをピックアップして米国音楽専門チャンネル VH-1 で放送され好評だった「THE ED SULLIVAN SHOW」が、いよいよビデオで リリースされる。

一気に10巻リリース、各巻45分収録で、62アーティスト117曲が収録されている。 ビートルズ関係は曲目も紹介すると、

エド・サリヴァン・ショー〜ミュージック・アンソロジーvol.1 ザ・ロック・ジャイアンツ
Jap: AmuseVideo ASVX-1324 (VHS) (99/Sep/24) 3,800yen(no tax)
エド・サリヴァン・ショー〜ミュージック・アンソロジーvol.2 ザ・グレイト・ポップ・ミュージック1
Jap: AmuseVideo ASVX-1325 (VHS) (99/Sep/24) 3,800yen(no tax)
エド・サリヴァン・ショー〜ミュージック・アンソロジーvol.3 ザ・グレイト・ポップ・ミュージック2
Jap: AmuseVideo ASVX-1326 (VHS) (99/Sep/24) 3,800yen(no tax)
エド・サリヴァン・ショー〜ミュージック・アンソロジーvol.4 ザ・グレイト・ポップ・ミュージック3
Jap: AmuseVideo ASVX-1327 (VHS) (99/Sep/24) 3,800yen(no tax)
エド・サリヴァン・ショー〜ミュージック・アンソロジーvol.5 R&B天国1
Jap: AmuseVideo ASVX-1328 (VHS) (99/Sep/24) 3,800yen(no tax)
エド・サリヴァン・ショー〜ミュージック・アンソロジーvol.6 R&B天国2
Jap: AmuseVideo ASVX-1329 (VHS) (99/Sep/24) 3,800yen(no tax)
エド・サリヴァン・ショー〜ミュージック・アンソロジーvol.7 60'sサイケデリック&グルーヴ
Jap: AmuseVideo ASVX-1330 (VHS) (99/Sep/24) 3,800yen(no tax)
エド・サリヴァン・ショー〜ミュージック・アンソロジーvol.8 ベスト・ヒッツ・オブ65&66
Jap: AmuseVideo ASVX-1331 (VHS) (99/Sep/24) 3,800yen(no tax)
エド・サリヴァン・ショー〜ミュージック・アンソロジーvol.9 ベスト・ヒッツ・オブ67&68
Jap: AmuseVideo ASVX-1332 (VHS) (99/Sep/24) 3,800yen(no tax)
エド・サリヴァン・ショー〜ミュージック・アンソロジーvol.10 ベスト・ヒッツ・オブ69&70
Jap: AmuseVideo ASVX-1333 (VHS) (99/Sep/24) 3,800yen(no tax)
また、10巻セットも用意されており、こちらは収録曲のガイドブックレットp.64 と 収納ケースがつく。
エド・サリヴァン・ショー〜ミュージック・アンソロジー10巻セット
Jap: AmuseVideo ASVX-1334 (VHS) (99/Sep/24) 38,000yen(no tax)

* 映画「イエローサブマリン」、日本5都市で特別レイトショー

映画「イエロー・サブマリン」のUKバージョンがリマスターされ、ビデオ・LD・DVD でリリースされるのに合わせ、日本5都市で特別レイトショーが開催される。
UIP映画宣伝部様よりプレスリリースをいただいたので、下記に紹介する。
日本初公開!『イエロー・サブマリン』UKヴァージョン5都市にて特別レイトショー


1968年、『アニメーションの金字塔』として位置づけられる作品が誕生しました。 その名は『イエロー・サブマリン』。
昔々その昔、この世に楽園があった。その名はペパー・ランド。 そこには至上の幸福と音楽が満ち溢れていた。 しかし、ブルー・ミニーたちが空とぶグローブと軍隊を率いて楽園を破壊するために 宣戦布告をしてきた。 ビートルズのメンバー、ジョン、ポール、ジョージ、そしてリンゴが 平和を守るために立ち上がった! 彼らの武器はユーモア、ロックン・ロール、それとイエローサブマリンの他、何もない。 しかし、美しくも危険な4つの海を乗り越えて悪のブルー王国を打ちのめすために 反撃を企てる。
斬新なヴィジュアルとビートルズの名曲の数々が最高のエンターテイメントとして、 今も高い評価を受けている作品です。 製作30周年を迎えた『イエロー・サブマリン』が『ビートルズ/アンソロジー』に続く ビートルズのレーベル、アップル社の一大プロジェクトとして9月13日に ビデオ、DVD、LD、CDが全世界同時発売されます。
今回のUKヴァージョンはイギリス公開版のオリジナル・フィルムから デジタル・リマスター化。 音声は新たにリミックスされ、DTSに。 画質・音質もグレード・アップして蘇りました。 またイギリス公開版のみに収録された“HEY! BULLDOG”を完全収録された ファン待望作です。


発売に先駆け『イエロー・サブマリン』UKヴァージョンの特別レイト・ショーが 決定しました。
公開日は次の通りです。

東京恵比寿ガーデンシネマ9/3(金)、4(土)午後9時30分より上映
8月28日よりガーデンシネマにてチケットを販売
名古屋名宝シネマ9/3(金)、4(土)午後9時30分より上映
大阪大阪梅田ガーデンシネマ9/10(金)、11(土)午後9時15分より上映
福岡AMC9/10(金)午後9時45分より上映
9/11(土)午後9時45分、午後11時45より上映
札幌札幌劇場9/25(土)午後7時、午後9時、午後11時より上映
9/26(日)午後7時、午後9時より上映

* 映画「イエローサブマリン」復活、CD とビデオがリマスター再リリース

88年にビデオがリリースされて以来、ここ数年、著作権の問題で廃盤となっていた 映画『イエロー・サブマリン』のビデオがいよいよ再リリース、 これに併せてビートルズの挿入歌のみをセレクトしたサントラ盤もビートルズの CD としては初めてリミックスされてリリースされることになった。

映画『イエロー・サブマリン』は、60年代のサイケデリックポップアートを アニメーション化した作品として近年見直され、高い評価を受けているが、 ビデオおよびLDは著作権の問題(配給元の United Artists と Apple との問題、 と伝えられている)があって、ここ数年廃盤状態となっており、 一部の中古店では高値をよんでいた。
今回、映画の方は、前回と同じくワーナーホームビデオがビデオ(VHS)、DVD が、 LD はパイオニアLDC からの計3フォーマットで、9/13 に世界同時リリースを予定。 いずれのフォーマットでも、英国公開時には含まれていたものの他国での上映では カットされ、以降はイギリスでのTVオンエア時に稀にしか見ることができなかった 「Hey Bulldog」のシーンを含んだ完全版としてリリース。 また、DVD 版には映像特典として、

  1. メイキングフィルム A Mod Odyssey
    制作現場のアニメーションスタジオなどの模様を先行して伝えるための 宣伝用ドキュメンタリー作品。
  2. スタッフインタビュー
    イエローサブマリンでは、アニメーション部分はビートルズ本人ではなく 別の俳優が声優を担当したが、その声優へのインタビューを含む、当時の スタッフの回想録。
  3. ストーリーボード
    映画のストーリーをラフ・デッサンで描いたもの。制作の過程でカットされた シーンも含む、250枚前後を収録。
  4. ラフ・ドラフト
    キャラクターのデザインなどを決定する過程で描き起こされたラフ・ドラフト。
  5. フォトブック
などが含まれる予定、とのこと。
The Beatles / YELLOW SUBMARINE
VHS: WarnerHomeVideo WG-511780 (99/Sep/13) 2,980yen
DVD: WarnerHomeVideo DL-51170 (99/Sep/13) 3,400yen
LD: PioneerLDC PILA-3029 (99/Sep/13) 4,700yen

一方、併せてリリースされる新しいサントラ・アルバムは、ビートルズの演奏だけを 集めたものとなる。
当時は、この映画用に新たにレコーディングされた作品とテーマ曲にあたる Yellow Submarine、All You Need Is Love、そしてジョージ・マーティンが手掛けた オーケストラ曲を集めてサントラがリリースされたが、今回はビートルズの演奏楽曲 のみをあつめ、さらにビートルズ作品 CD 化開始以来、はじめてリミックスが 行なわれてのリリースとなる。
リリースはビデオなどと同じく、9/13 に世界同時発売予定。

The Beatles / YELLOW SUBMARINE SONGTRACK
UK: EMI/Apple (99/Sep/13)
US: Capitol/Apple (99/Sep/13)
Jap: ToshibaEMI / Apple TOCP-65300 (99/Sep/13) 2,427yen(no tax)
  1. Yellow Submarine
  2. Hey Bulldog
  3. Elenor Rigby
  4. Love You To
  5. All Together Now
  6. Think For Yourself
  7. SGT. Pepper's Lonely Hearts Club Band
  8. With A Little Help From My Friends
  9. Baby, You're A Rich Man
  10. Only A Northern Song
  11. All You Need Is Love
  12. When I'm Sixty-Four
  13. Nowhere Man
  14. It's All Too Much

* ポールの新曲 Clean Machine が Internet で公開

ポールの新曲 Clean Machine が Internet で公開されている。
この曲はポールの妻、リンダ・マッカートニーが個人スポンサーとなっていた プロ・サイクリング・チーム「Linda McCartney Pro Cycling Team」のチームソング にあたるものとして、同チームのオフィシャル・ウェブサイト Linda McCartney Pro Cycling Team (http://www.lindamccartney-pct.co.uk/) で公開されている。

公開されているのは

の2バージョンで、聞くためには Real Networks 社の Real Audio Player の Vedrsion 4 以降が必要。

Linda McCartney Pro Cycling Team は 98 年にリンダが個人スポンサーとなって 結成されたサイクリングチームで、現在は 2002 年のツール・ド・フランス出場を 目標としている。 メンバーにはツール・ド・フランス優勝経験者を含み、全員がベジタリアン。 今回の新曲「Clean Machine」は、チームスローガンとして掲げられており、 マシーンとは自転車というよりも選手の体そのもののことで、肉にもドラッグにも 「汚染」されていない、ということを謡っている。
リンダが亡くなった後は、ポールがスポンサーシップを引き受けているほか、 クロエ社のデザイナーとして活躍中のポールの三女ステラがユニフォームを デザインするなど、マッカートニー家がファミリースポンサーのような立場にある。


* ポール/ウィングスの旧譜、紙ジャケットで8/25より限定発売開始

ポールのソロ作品、ウィングス作品が日本でのみオリジナルアートワークに忠実に 紙ジャケットで限定リリースされる。
8/25 にはじめの4タイトルが初回リリースとして予定されており、以降数回に分けて 86年リリースの Press To Play までがリリースされる予定、とアナウンスされており、 89年の Flowers In The Dirt、90年の Tripping Live Fantastic と Heighlights!、 93年の Off The Ground、Paul Is Live、97年の Flaming Pie などがリリースされる かどうかは不明。 Flowers In The Dirt までは日本でもアナログ盤もリリースされていたので、 せめて Flowers In The Dirt まではきちんと出して欲しいところ。
なお、今回はオリジナル形態に拘った作りとなるため、現行の通常CDにはいっている ボーナストラックはなし、アートワークはイギリスオリジナルに準拠するが、 日本盤リリース当時の「帯」も再現される予定、とのこと。
Paul McCartney / McCartney
Jap: ToshibaEMI TOCP-65500 (99/Aug/25) 2,427yen(no tax)
Paul & Linda McCartney / Ram
Jap: ToshibaEMI TOCP-65501 (99/Aug/25) 2,427yen(no tax)
Wings / Wild Life
Jap: ToshibaEMI TOCP-65502 (99/Aug/25) 2,427yen(no tax)
Paul McCartney & Wings / Red Rose Speedway
Jap: ToshibaEMI TOCP-65503 (99/Aug/25) 2,427yen(no tax)

* 「新曲」?いや、見つかったのはレコーディングを撮影したフィルム

5月10日付英国大衆紙 The Sun 紙が、「1968年に録音され、その後 紛失されたと思われていたレコーディングテープが発掘され、Apple ではこれを 今年の夏にシングルとしてリリースする計画をたてている」、と大々的に報道。 日本を含めた世界各国のメディアが、この情報をこぞって流用報道した。
その内容とは…
曲は映画 Yellow Submarine 用にレコーディングされたもので、ハードな ロックナンバー。ボーカルは John、他の3人もコーラスをつけている。 曲のタイトルは付けられておらず、MTV Japan の News コーナーの 伝えるところでは、現時点では仮タイトルとして "A Real Rocker" というタイトルが 付けられている。
シングルリリースに際しては、元音源自体が列記としたスタジオレコーディングで、 Anthology でリリースされた Free As A Bird や Real Love の様にデモバージョン ではないことから、オーバーダビング等は一切施さない意向。

Paul、George、Ringoの3人にも、すでにこのテープの存在は伝えられており、 メンバーも「もう何も残っていない。これが本当に今世紀最後のビートルズの シングルになるだろう」と語っている。

また、サンケイスポーツの伝えるところでは、この企画と連動する形で、 今夏には Yellow Submarine のリストアされたバージョンをビデオで再発売、 また、ビートルズのトリビュートコンサートを英国で開催する予定もあるとのこと。 どうやら「1900年代最後の夏、ビートルズ旋風を巻き起こそう」という 意気込みのようだ。

…が、ここまでの時点でビートルズファンの間では、「この曲、もしかして、 Hey Bulldog じゃない?」という憶測がすでに飛び交っていた。
というのも、映画「Yellow Submarine」では、英国の上映では Hey Bulldog の場面が 残されていたものの、他の国ではこの部分がカットされて上映され、前回のビデオ リリースでも同様にカットされていた、という経緯がある。 また、Hey Bulldog は John が歌っているハードなロックナンバー、という点でも 一致していた。 そのため、「Yellow Submarineのための、ハードなロックナンバーが発掘された」 などと言われると、「どうもそれは Hey Bulldog ではないか…?」ということに なってしまうのだ。 ちなみに、Hey Bulldog はアルバム Yellow Submarine に収録されている、 れっきとした既発表曲。

そして、実際の真相は…

Apple のスポークスマンが正式に回答したところでは、発見されたのは 「レコーディングテープ」ではなく、「レコーディングの模様を撮影したヴィデオ」。 そのレコーディング曲が「Yellow Submarine」用に録音されたものの、結局映画では 英国上映版のみで使用された「Hey Bulldog」のものだった、とのことだ。
ちなみに、このビデオ(フィルム)は、シングル Lady Madonna のプロモフィルムに 流用されており、海賊版ビデオなどでもすでに大量に出回っているもの。 なので、これも「発掘」などと言える物ではないと思うのだが…
いずれにせよ、 Apple ではこの映像を何らかの形で公開することを検討している、 とのことだが、その形態や時期などはきまっていないそうだ。

というわけで、ファンにとっては肩透かしを食らう形となった今回の騒動だった。


* ポール&ウィングスの「Band On The Run」、限定ボックスでリリース

1973年にリリースされた Paul McCartney & Wings のアルバム、 BAND ON THE RUN が、ポールの Rock'n'Roll Hall of Fame 殿堂入りを記念して 限定ボックスセット、 BAND ON THE RUN 25TH ANNIVERSARY EDITION としてリリースことが 2/22 に正式にCapitol Records からアナウンスされた。

このアルバムは、英米とも No.1 となりグラミー賞も獲得した、ビートルズ解散以降の ポールの作品としては最高傑作との呼び声が高いことから、今回の殿堂入り記念の リイシュータイトルとして選ばれたもの。
今回は、新たにリマスタリングし直されたオリジナルアルバムに加えて、 ボーナス CD がプラスされており、ボーナス CD にはアコースティックデモ、 リハーサルテイク、アウトテイク、およびウィングスやポールのツアーからの ライブテイクが収められるほか、アルバム制作に関わった人々のインタビュー (このアルバム制作時の Wings のメンバーだった Paul, Linda, Denyy Laine のほか、 レコーディングエンジニアの Geoff Emerick、オーケストレーションアレンジを 担当した Tony Visconti、 ジャケット撮影に参加メンバーなど)が収められる。

英米では 3/9 に、日本では 4/9 にリリースされる。

The Beatles / THE BEATLES (White Album)
UK: EMI (99/Mar/9)
US: Capitol (99/Mar/9)
Jap: ToshibaEMI TOCP-65180〜1 (99/Apr/9) 2,621yen(no tax)
Disc-1
  1. BAND ON THE RUN
  2. JET
  3. BLUEBIRD
  4. MRS VANDEBILT
  5. LET ME ROLL IT
  6. MAMUNIA
  7. NO WORDS
  8. HELEN WHEELS
  9. PICASSO'S LAST WORDS
  10. NINETEEN HUNDRED AND EIGHTY FIVE
DISC-2
  1. PAUL McCARTNEY (Dialogue Intro)
    BAND ON THE RUN (Nicely Toasted Mix)
  2. BAND ON THE RUN (Original) (02.04)
    PAUL McCARTNEY (Dialogue Link 1)
  3. BAND ON THE RUN (Barn Rehearsal 21st July 1989) (04.59)
  4. PAUL McCARTNEY (Dialogue Link 2)
    MAMUNIA (Original) (02.23)
    DENNY LAINE (Dialogue)
    MAMUNIA (Original) (00.50)
    LINDA McCARTNEY (Dialogue)
    PAUL McCARTNEY (Dialogue Link 3)
  5. BLUEBIRD (Live Version Australia 1975) (00.55)
  6. BLUEBIRD (Original) (00.23)
    PAUL McCARTNEY (Dialogue Link 4)
  7. PAUL McCARTNEY (Dialogue Link 5)
    NO WORDS (Original) (00.10)
    GEOFF EMERICK (Dialogue)
  8. NO WORDS (Original) (00.17)
    PAUL McCARTNEY (Dialogue Link 6)
    TONY VISCONTI (Dialogue)
    BAND ON THE RUN (Original) (00.16) (Illustration)
    TONY VISCONTI (Dialogue)
  9. JET (Original from Picasso's Last Words) (00.26)
    PAUL McCARTNEY (Dialogue Link 7)
    JET (Original from Picasso's Last Words) (00.10)
    Al Coury (Dialogue)
  10. JET (Berlin Soundcheck - 3rd September 1993) (03.51)
  11. PAUL McCARTNEY (Dialogue Link 8)
    CLIVE ARROWSMITH (Dialogue)
  12. NINETEEN HUNDRED AND EIGHTY FIVE (Original) (02.19)
    PAUL McCARTNEY (Dialogue Link 9)
    JAMES COBURN (Dialogue)
    PAUL McCARTNEY (Dialogue Link 10)
    JOHN CONTEH (Dialogue)
  13. MRS VANDEBILT (Original) (00.54)
    PAUL McCARTNEY (Dialogue Link 11)
    KENNY LYNCH (Dialogue)
  14. LET ME ROLL IT (Cardington Rehearsal - 5th February 1993) (03.52)
    PAUL McCARTNEY (Dialogue Link 12)
  15. PAUL McCARTNEY (Dialogue Link 13)
    MRS VANDEBILT (00.26)
    MICHAEL PARKINSON (Dialogue)
    LINDA McCARTNEY (Band On The Run Photo Shoot) (Dialogue)
    MICHAEL PARKINSON (Dialogue)
  16. HELEN WHEELS (03.27) (Crazed)
    PAUL McCARTNEY (Dialogue Link 14)
    CHRISTOPHER LEE (Dialogue)
  17. BAND ON THE RUN (Strum Bit) (00.23)
    PAUL McCARTNEY (Dialogue Link 15)
    CLEMENT FREUD (Dialogue)
  18. PICASSO'S LAST WORDS (Original) (01.32)
    PAUL McCARTNEY (Dialogue Link 16)
    DUSTIN HOFFMAN (Dialogue)
  19. PICASSO'S LAST WORDS (Drink To Me) (Acoustic Version) (01.11)
  20. BAND ON THE RUN (Nicely Toasted Mix) (00.42)
    PAUL McCARTNEY (Dialogue Link 17)
  21. BAND ON THE RUN (Northern Comic Version) (00.36)
また、このリリースを記念して、米国リリースにあわせた形でインターネット上で 未発表トラック部分の先行放送が Broadcast.com で行なわれる。
Broadcast.com は、 昨年ポールがインターネットライブを行なった サイトで、今回も RealPlayer でのオンエアの予定。
Paul McCartney & Wings 25th Anniversary "Band on the Run" Exclusive Listening Party と銘打たれた このイベントは、米国時間 3/8 午後12:00 CTから、日本時間でいうと 3/9 午前3:00。

* ジョンの博物館が「さいたまスーパーアリーナ」内に2000年誕生

埼玉県のさいたま新都心構想の 施設の一つで、「南与野」駅付近に建設中(来年夏竣工予定)の 「さいたまスーパーアリーナ」に世界初に「ジョン・レノン・ミュージアム」が 開設されることが 2/15 に 大成建設株式会社より発表された。

これは、大成建設株式会社が、同社の 文化事業として開設・運営を行なうもので、オノ・ヨーコさんからの直接許諾を受け、 また事業協力パートナーとして日本でビートルズ関連のライセシング業務を行なっている プロデュースセンターの協力を得て 実現することになったもの。

ジョン・レノン ミュージアム概要
オープン 
2000年秋
所在地
さいたま新都心『さいたまスーパーアリーナ』文化アミューズメント施設内
延面積
約2,000平方メートル
展示内容
ジョン・レノンゆかりの楽器、衣装、身の回りの品々、作詩作曲原稿、 絵画作品など、オノ・ヨーコ氏所蔵のメモラビリアを中心に多数展示
事業主体
大成建設株式会社
事業協力
株式会社プロデュース・センター
ジョンと埼玉との結び付きは定かではないが、下記のプレスリリースによると、 「さいたまスーパーアリーナ」の建造物的性格に意図がマッチする、との判断から 同施設への組み入れの話がまとまったようだ。
ジョン・レノンは、20世紀を代表するアーティストとして多くの人々に多大な影響を与えてきました。 その影響は単に音楽の分野にとどまることなく、様々な分野に及ぶものであると評されています。 このアーティストの生涯と作品を、21世紀に正しく伝えたいという願いからこのミュージアムは開設されます。
1995年、当社グループがコンペで最優秀として選ばれ、現在建設中の『さいたまスーパーアリーナ』は、さいたま新都心の中核施設であると共に、“音楽とスポーツの殿堂”となるものであり、オープンが丁度、ジョン・レノンの生誕60年にあたることも、ここに開設することの意義を高めるものといえます。
(開設発表にあたっての大成建設プレスリリースより)
プロデュース・センターでは、ザ・ビートルズ・クラブ(BCC)相談役の浜田哲生氏が アドバイザーになってこのプロジェクトを進めるとのこと。

* リンゴの All Starr Band の10周年記念ライブボックスセットリリース予定

2/16 に米 NYC のハードロックカフェでの記者会見の席上、リンゴは 5 月に これまでの4度に渡る All Starr Band のライブを集めたボックスセットが Eagle Rock Records からリリースされることを明らかにした。
これまでの All Starr Band のライブは
第1期(89年)
ライブアルバム → Ryko から(日本では東芝EMIから)
ライブビデオ → (日本では PioneerLDC から)
第2期(92年)
ライブアルバム → Rykoから(日本はビデオアーツから)
ライブビデオ → MPI から(日本ではビデオアーツから)
第3期(95年)
ライブアルバム → Blockbuster から
第4期(97〜98年)
ライブビデオ → MPI から
という形でリリースされていたが、発売元などはバラバラだった。
Eagle Rock Recordsはイギリスをベースとしている新興レーベル。 今回のセットがどのような構成なのか、といった詳細はまだわかっていない。

* ショーン・レノン来日、2/5 単独ライブ決定!

ショーン・レノンがビースティボーイズの来日ツアーのオープニングアクトとして 2月来日するが、その中で 2/5 に一度だけ単独でのライブが決定した。 会場は東京・渋谷オンエアイースト。 チケットは 5,000 円でチケットぴあ独占。電話の他、Pコード(157470)、 および店頭販売もあり。 発売開始は 1/23(土)で、チケットぴあ 03-5237-9966 で受け付ける。
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y_satou@yk.rim.or.jp
Update - May 16 2000