ハワイ・オアフ島4泊6日の過ごし方(初めてハワイ旅行 ツアー偏 その2)
◇ 市内観光とオプショナルツアーの申し込み(ウェルカムランチ)
ツアーによって異なるが、朝10時から午後2時くらいまでの時間、我々を市内観光に連れて行ってくれる。代表的なのは、島の東部にある絶景の丘ヌアヌ・パリ、ハワイ出身の軍人のお墓パンチボウル、ホノルル市街のカメハメハ大王像とイオラニ宮殿、アロハ・タワーなど。初めてのハワイなら、全てが新鮮。バスの運転手も日本語を使ってガイドしてくれることもある。バスを降りるときには運転手に「Thank You!」を言い添えたい。市内観光といっても2時間もあれば全て回れてしまうので、お昼頃にはワイキキのホテルエリアに帰って来る。運転手がここで「お別れ」といったら是非チップを。一人1ドルで十分と思う。これでハワイ経験値も1ランク上がる。
ここでもツアーによって色々だが、食事のクーポン券を渡されてレストランで食事をして指定された時間に帰って来るものや、その場でランチを食べながら、このあとの行動についての説明と、オプショナルツアーの説明・申し込みがある。
オプショナルツアーは、現地の係員にとって重要な収入になる。色々と手を変え品を変えと矢継ぎ早に説明される。ここは辛抱強く眠気と戦う。
さらに、お土産の手配までしてくれる会社もある。会社の同僚、職場などに対して買っていかなければならないと考えている人がターゲットのような「お買い得セット」のようなものまで出てくる。
「もう十分だ!」と怒らず、温かい目で見て欲しい。本命でない友人・同僚へのお土産はここで買ってしまうという選択肢があるので、時間を無駄にしないためにもぜひ御利用。
重要なのは、この説明の最中にも絶対に寝ないとこ。とっても眠く、従って怒りっぽくなるが、我慢我慢。眠いのを我慢するのは明日からの楽しい旅行のため。
◇ ホテルのチェックイン(自分でチェックイン。部屋の什器のチェックを忘れずに。)
チェックインは自分でやるのが普通。ほとんどの場合、前金としていくらか払う。部屋の電話代とか、金庫のレンタル料(セーフティ・ボックスと言っている。一日4ドルくらい)。チェックアウト時に何も費用が発生していなければ、そのまま返ってくる。クレジットカードを持っていれば、それを見せると登録されそこからチェックアウト時に引き落とされる。
チェックインは、現地係員が手伝ってくれる場合があるが、期待できない。フロントも日本語が話せる人は僅か。価格の安いツアーで使うホテルになるに従い日本語の使えるフロントは減ると考えるのが妥当。しかたのないこととあきらめる。最低限の会話は英語でできるようにしておいたほうが安心。
やれやれ、ようやくホテルにチェックイン。現地時間では午後3時ころか。ベットにバタっと倒れこまず、洗面所(トイレとシャワーが一体になっていて、バスルームと呼ぶ)、電灯、テレビ、エアコンがきちんと動くか、また部屋のカギはちゃんとかかるのかを確認。不具合があればフロントに連絡し、直してもらうか部屋を変えてもらう。部屋からの眺めもチェック。海が見えれば朝早起きしてキラキラ光る海を見ながら朝食を楽しむことができる。山が見えれば夜ラナイ(ベランダ)でのんびりと夜景を楽しにながら一杯できる。要は楽しみ方が色々とあるということ。気をつけたいのが、ツアー申し込み時に「オーシャンビュー」を手配したつもりなのに、「部屋から海が見えない」とき。そのツアーで「パーシャル・オーシャンビュー」となっていたら、それは「場合によっては海が見える」と解釈されている。ので、たとえば「ラナイからちょっと見える」というのも、この部類に入る。
◇ 着替えてワイキキビーチへ!
別にビーチに直行しなくても良いのだが、3時くらいからの方が、陽射しが柔らかくなり(気分の問題だが)肌を焼くのにも良いと思う。できれば日焼け止めを使って、肌を焼くほうが良い。ハワイの日射はとっても強い。
日本と大きく異なるのが、ビーチ(というよりも屋外の公共の場所全て)での飲酒は御法度。お酒が飲みたければ、ビーチ沿いにあるホテルのバーでいただく。くれぐれもビーチで寝てしまわないこと。なんとしても、午後9時までは起きていたい。
6時にもなれば、夕暮れ。サンセットを見るのは明日にとっておいて、ホテルに帰る。
ビーチに行かず、お買い物に直行でも結構。免税店は見たこともないほど大きなDFSがある。総じて小高いが、本命以外のお土産はここか、ABC Storeで揃う。
ブランド品は詳しくないが、どうしてもブランドに目を付けておきたければ、体力を考えて今日のところはロイアルハワイアンショッピングセンターで物色が無難。
◇ ディナーはワイキキのレストランで
初日の夕食は気力、体力共に限界に近い。ならばマクドナルドやバーガーキングへ。と行きたいところだが、ファーストフード店に入って安心すると寝てしまう。ので、緊張感を保つためにもレストランへ行きたい。注文は?マナーは?支払は?チップは?などなど、緊張できる要素がたくさんあり、気を休める暇なんてない。二人なら、サラダとメイン、ビールを2つ頼んでちょうど良いボリュームだ。
ほとんどの場合、最初に席に案内する係りと、オーダを取りに来る係りが別で、オーダを取りにくるのが、そのテーブルの担当だ。対応がよければチップを弾む。かれらもそれを目当てに、お勧めの料理を説明してくれたり、二人でシェアする(とりわける)場合の皿を用意してくれたり、サービスをしてくれる。
◇ようやく長い一日が終わる
明日の朝食はどうするのか。考える余裕などないが、取り合えず部屋に帰ってから飲む水とビールくらいは、食事の帰りにABC StoreかEZ Discount Storeで調達しておく。
部屋に戻り、シャワーを浴びてビールで長い一日を締め括る。
さて、明日は?
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