横浜生まれ。日本では数少ないガムラン・プレイヤーとして各地でバリ・ガムランを演奏。日本人として現在形のガムラン音楽の創作、様々なアーティストとのコラボレーションにも意欲を燃やす。
2000年に自身の楽器、バリ・ガムランの代表格であるGong Kebyarゴング・クビャール・フルセットを入手。2001年、ガムラングループTerang Bulanを立ち上げ、活動開始。
東芝EMIより発売のコンピレーションアルバムCD「ASIAN MUSE〜亜細亜的女神〜」(2004)にガムランによる自作曲「Jalan Bebek〜あひる通り」が収録されている。
バリ州芸術祭Pesta Kesenian Baliに、1987,1994, 2000年日本人ガムラングループの一員として、また、2001年日本の箏・三味線・民族系パーカッションによるグル ー プ"Asian Paradise"の作曲者・リーダーとして参加。2005年にはバリのコンテンポラリー芸術家集団Arti Foundationのプロデュースにより、バリ人アーティストと自作曲(インストルメンタルおよびコンテンポラリーダンスの音楽)で共演し、エネルギッシュなBali的感性 と"Tokyoガムラン"的音使いとがミックスされた、そのオリジナルな作品が高い評価を受ける。
また、雑多な文化を抱える「アジアの日本」に住む小さなこども達と音楽の出会いにも心を砕き、従来の音楽教育の型にはまらない音楽表現ワークショッ プ・コンサーも行っている。著書「ワクワク音あそび・リズムあそび」(黎明書房/2003)。
フェリス女学院高等学校、国立音楽大学卒、日本児童育成協会こどもの城を経てフリーランスに。芸術教育研究所客員研究員。芸術教育の会理事。音工場HANEDA・INJカルチャーセンター・横浜ガムランの会ガムラン講師。