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ローズカット

ローズカットの一例

ローズカット
(rose cut)
16世紀初期から19世紀にかけて人気を博したカッティング スタイル。 左図にように、平坦な底部から、頂点に向かいファセットがドーム状に配列している。 マクルのような平坦な原石からの歩留まりが良いのが特徴。 

15世紀から導入されたテーブルカット、17世紀初頭から見られるようになったマザリン カット、あるいは17世紀中期に開発されたシングルカットと比べるとファイア(虹色の輝き)は少ないが、その高いブリリアンシー(白色光の輝き)に魅力を感じる方も多い。
 
ファイアが少ないのは底部が平坦なため、底部から漏れてしまう光が多いためである。 マザリン カットやシングル カットの方が現代的なブリリアント カットに近く、石の内部で反射し、観察者の眼に戻ってくる光が多い。 つまり輝きの強いダイアモンドとなる。
 
ダイアモンド
マクル


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