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アメリカ人はエレクトリックブルーとも表現する、高い彩度が魅力。

パライバ トルマリン
(paraiba)

非常に彩度の高い青、及び緑のトルマリンを指す。これらの石を産する、ブラジル パライバ州の名に因む。
 
同じ色目のトルマリンは同州以外でも昔から知られていたが、結晶は小さかった。1987年、大型の結晶が同州にて発見され、1989年以降流通している。
 
色因は銅が主。熱処理が施される場合もある。
 
青色系のパライバトルマリンは、アパタイトの色目に類似。
 
現在ではブラジル諸州以外のナイジェリアやモザンビークからも同種の色目を呈するトルマリンが産出されている。
 
>> トルマリン
>> JJAが決議したパライバトルマリンの定義


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