ここでは一般的な攻略法を書いていきますが、「Bladestormの魅力」に書いたとおり、ここに書く内容も、指針、くらいに考えてください。

 まず酒場にいる状態から始めます。まずやることはセーブを取ること。次に、会話と百年記で、更新された部分があれば見ておきます。会話によっては新たな契約が発生することも。次に契約を一通り見て、どれを契約するかを決めておきます。この時点では決めるだけ。まだ契約はしません。

 契約の選び方ですが、正直言って、この時点ではたいした情報は出てきません。難易度に関しては、今までの自分の経験から、このくらいかなあと思うところを選んでみる程度。勿論レベルの低い兵科の経験値稼ぎを狙うときは、それに見合った難易度の低いものを選びましょう。

 同じ難易度の契約が複数あるときには、契約日数の長いものを選ぶことをおすすめします。どうも契約日数や難易度と、契約完了条件には関連がないようで、契約日数が二日しかないのに、それぞれ遠く離れた3カ所の拠点を落とさないといけない、などという無茶な契約がある一方で、契約日数が5日もあるのに、防衛拠点と攻略拠点が一つずつ、しかも隣接している、なんてことも珍しくありません。勿論契約日数が長ければ報酬は減りますが、せいぜい一割程度減るだけなので、契約失敗のリスクを考えれば、契約日数が長い方が得です。

   また、拠点攻略のみの契約と、防衛拠点がある契約では、基本的には防衛拠点がある契約を選んだ方が、上記のように離れた拠点を攻略する羽目になる可能性が低くなります。もっとも攻略拠点が離れていても契約日数が4〜5日あればなんとかなりますし、防衛拠点が完全に敵に囲まれていたり、複数あって守りきれなかったりする契約もあるにはありますので、諦めて離脱するか、契約時点からロードしてやり直す選択肢も用意しておいた方が無難です。

 契約とは別の依頼がついている仕事がありますが、この場合は、依頼をこなすのに一日使う、という見積もりをします。勿論これより短い時間で終わることもありますが…従って契約日数二日で依頼付き、という契約は、大きなリスクを伴います。ただ、契約と依頼を両方こなせば収入は大きく増えますし、契約を失敗しても依頼をこなしておけば、依頼分の報酬は入ります。

 契約・依頼ともにイベントの絡んだものがあります。ストーリーを早く進めたければ、率先して引き受けましょう。まずレベルを上げてから…と引き延ばすのもありですが、引き延ばしすぎて契約がなくなってしまった、ということのないように。依頼にイベントが絡んでいるものは、依頼さえこなしておけば契約は失敗してもストーリーは無難に進みます。

 商人との取引ですが、まず売却の方。より高性能なものに切り替えた後の、古い武器防具等、必要ないものは売ってしまって構わないのですが、特に取引価格が変動するわけでもないので、すぐお金が必要でなければ、急いで売る必要はありません。ただし、戦旗だけは気がついたら所持できる上限の9本に達していて、戦場で得たはずのものが無駄になっていた、ということはありますので、まめに数は確認しておきましょう。

 イベントのためには、宝石は持っておいた方がいいものですが、イベント完結はかなり遅く、スタッフロールを見た後です。「魂の安息」と、「大富豪」を終わらせる必要があるからなのですが…まあ、無理に売らなくてもお金は何とかなります。一方、「花の都」は売っても良さそうです。

 お金の使い道は、一般的には、まず防具、次に兵法書の切れ端、そのあとは武器や盾・雇用・戦旗と続きますが、状況によって変化します。

 兵法書は欲しいものなら優先順位が上がりますが、使わないものは放っておいても戦場で出てきたりします。また、このゲーム、武器や防具による補正よりもレベルの方が影響しますので、これも無理にお金を工面してまで買う必要はありません。ちょっと極端な例かもしれませんが、あくまで見た目重視で兜を使わない、ということをやっても、劇的に難易度が上がるわけではありません。当面使う気のない兵種に関係する武器や盾は、買わないでおくとお金の節約になります。戦旗は戦場で拾ったものでたいてい間に合いますが、難易度の高い契約を控えている場合は賈っておいた方がいいこともあります。

 雇用はゲーム序盤のうちは放っておいても構いません。どうせレベルが上がれば雇用できる兵数が増えて、雇用し直す必要が出てきますし、序盤から雇用部隊を使わないといけない状況はありません。お金に余裕が出てきたら、雇用しましょう。

 必要なのは、騎馬と弓。残り一つのスロット?には、お好みに応じて入れてください。お金に余裕があれば、レベルを上げたいけど戦場になかなか出てこない兵科を雇用しておくのも手です。

 騎馬は離れた拠点間を移動するための戦略移動手段でもあり、孤立した状況から脱出するための手段としても使えます。勿論突撃の威力もありますので、騎馬に頼らざるを得ない状況は結構あります。レベルが上がっていれば駱駝でも構いませんが、足が遅めなのと加速がないことには要注意。

 弓は騎馬や戦象対策として、また、拠点防御に籠もらなければいけないときに使います。兵士数が十分揃っていれば、単独での大都市制圧にも使えます。詳細は兵科一覧を参照してください。長槍でもいいですが拠点防御にはいまいちです。弓馬は使えますが、防御方法は籠もる、というより機動防御に近いものになります。

 戦旗は…必須なのは「疾走の戦旗」等の、移動速度を上げる戦旗です。戦闘のためではなく、離れた拠点間移動のための、戦略機動力を稼ぐときに、騎馬や駱駝やレディフェンサー等と組み合わせて使います。装甲歩兵やアルケミスト等、あまりに足が遅すぎる兵種の移動力てこ入れに使うこともあります。場合によっては逃げるために使うことも。

 そのほかはお好みですが、私は「盾の戦旗」等の防御力向上と、「慈愛の戦旗」等の兵士復活の戦旗を装備しています。「盾の戦旗」は相手の数が多かったり、相性が悪い相手と強引に戦わないといけない等、不利な状況で使っていますが、他の戦旗の方が効果があるときもあるかもしれません。「慈愛の戦旗」は保険みたいなものですね…この組み合わせがベストという自信はありません。

 ただ、移動速度向上を除けば、戦旗に頼らなくてもほとんどの契約はこなせる、ということは言えます。逆に戦旗を使ったおもしろい攻略法もあるかもしれません。ご存じの方がいましたら教えてください。

 SPも、使えるものがあれば使っておきましょう。ただし、雇用兵士数が増える「統率力」は、ここで上げたからといってすぐに雇用兵士数に反映されるわけではありません。次回以降です。基本的には、まず「研究」を上げられるだけ上げます。そのあとは兵科次第ですが…

 装備を確認した後(戦場で手に入れた武器防具を装備し忘れていたりすることがありますので…)、いよいよ契約締結、戦場に赴きます。

 出撃準備画面では、まず、「出撃」コマンドで、契約内容の詳細を確認します。契約とは別の依頼があった場合には、その確認も忘れずに。ここでやっと、作戦を考えられる状態になります。まずここで、どの拠点から出撃して、どのような侵攻ルートを取るか考えましょう。

 たいていは攻略拠点から一番近い拠点や、防衛拠点から出撃して、最短距離を進んでいくのがベストですが、イベントが絡んでいる場合には出撃拠点は決まっていますし、防衛拠点が敵に囲まれているときは、しばらく守りに入らないといけないときもある一方、時間がないのに奥の方にある敵拠点を落とさないといけないときは、途中の拠点を飛ばして、騎馬系で一気に攻略拠点を落とさないといけないときもあります。

 作戦と出撃拠点を決めたら、ここではすぐに出撃せずに、いったん前の画面に戻りましょう。

 次に「部隊情報」を見ます。固有隊長のレベルを見れば、今回の契約がどのくらいのレベルなのかは、だいたい見当がつきます。ただし、たまにその戦場のレベルより遙かに高い固有隊長が出てくることもあります。一方、契約の難易度が上がり尽くした状態になると、固有隊長のレベルがせいぜい75レベル止まりなのに、無名の小隊長が80レベル超あたりまえ、という逆転現象も起きますが…まあ例外と考えましょう。

 自分の進行ルート上に、固有隊長の誰がいるか確認しておき、必要なら対策を考えておきます。とはいってもこの時点ではたいした対策は考えられませんが…あえて戦わない、というのは一つの選択ですね。

 必要なら戦旗等の装備を変更しておき、いざ出撃。

 出撃したら、まずミニマップを見てください。出撃直後は縮小表示になっていますので、自分の周辺の、どこに敵味方の中隊がいるかがわかります。次に自分の周囲をざっと見て、都合のいい兵科の小隊がいれば、指揮しておきます。

 更に、スタートボタンを押し、「契約」画面のマップを拡大して、自分の周囲の各拠点が、どこを攻撃しようとしているか、確認します。基本的に自分の予定進行ルートに関係する部分だけの確認で構いません。「部隊情報」から、固有隊長の正確な出現位置もわかります。

 ここまで確認して、考えておけば、あとは作戦に従って動くのみ。

 周囲に都合のいい兵科の小隊がいなかったり、そもそも中隊が出現していないときには、まず近くの中隊のところに行くか、拠点内に入り、率いる小隊を探します。ただし、敵が目の前にいるときや時間優先のときには、雇用しておいた中隊を呼んで率いるときもあります。

 拠点攻略に行く場合はその拠点に向かって進み、守りに徹する場合は、一番早く自拠点に到達しそうな敵中隊のところに行きます。場合によっては味方中隊がいないか貧弱な、手薄なところを守りに行くようなこともあります。

このとき、味方中隊と一緒に進む必要はありません。敵味方の行軍中の動きは遅いので、先行して敵中隊の近くに行き、中隊内の兵科構成を調べておきましょう。本当はこのときレベルまで調べられるといいのですが、レベルは見にくいので、わかるところまで近づこうとすると敵に気づかれ、突っ込んできますのでここは自重。

 敵に見つからない距離を保ち、敵中隊と自分が率いる小隊、および後から来る味方中隊の兵科構成をもとに、戦況の推移を予測します。自中隊有利なら勿論攻撃しますし、全体的に不利でも味方中隊で何とかなりそうなら、敵のうち相性がいい小隊だけを攻撃してヒットアンドアウェイするか、一度自中隊の元に戻って中隊とともに行軍します。

 完全に不利なら…味方中隊を止めたいところですが止められませんので、自小隊だけ逃げて、次の方策を考えます。拠点まで戻って率いる兵科を変更しなければならないときもあるでしょうし、負けを覚悟でも、敵中隊を削っておくために戦わなければならないときもあるでしょう。

 ここから先は今まで書いたことを、ケースバイケースでアレンジしながら繰り返すことになりますが、忘れてはいけないのが、戦況を読むこと。

 自分の周辺や攻略ルートの状況がどうなっているか、随時確認しましょう。補給のために当てにしていた味方拠点が、陥落していることもあります。逆に落とす必要のある拠点をすでに味方が占領していたりすることも。場合によっては今まで防衛していた拠点を一度放棄して、後で取り直しに行った方がいいときもあります。

 拠点の占領・陥落は随時情報として出てきますが、同じ拠点占領情報でも、攻略ルートと関係ない、遠く離れた拠点の状況は、考える必要はありませんし考えてどうにかなるものでもありません。反面、攻略ルート付近の情報は、拠点占領だけでなく、中隊や固有隊長の動きなども必要です。

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