ここでは、各兵科について、特徴や使い方などを説明します。とはいっても、恒常的に使ったり雇用したりしている兵科から、イベント「極」のためにしか使ったことのな兵科まで、使用経験は様々ですが。
ちなみに私の場合は、まず長剣系・騎馬系と弓弩系を鍛え、余裕が出てきたら次に槍系、状況を見て細剣系・弓馬系・駱駝系・火薬系を鍛えています。あと、ここでの説明は、あくまで敵味方のレベルが近接していることを前提としています。あまりにレベルが離れていますと、相性関係なく一方的にレベルの高い方が勝ったりもしますので…
短剣系(Knives)
短剣投げをメインに攻撃を組み立てる兵科です。相手が相性のいい兵科であれば、いきなり直接攻撃に行っても勝てますが、そうでない場合や、相性の悪い兵科を含む中隊編成の場合は、短剣が届く距離を保ちながら移動〜短剣投げを繰り返し、とにかくヒットアンドアウェイに徹して相手を削っていきます。これを徹底的に続け、相性が悪い兵種が全滅したところで直接攻撃に持ち込んでもいいですし、相性が悪い兵種のみが残った場合は、そのまま短剣投げで潰します。
この方法であればほぼ一方的に勝てますが、難点は短剣の弾数と敵殲滅に時間がかかること、そして騎馬系に突っ込まれると、防御力の弱さもあって一方的にやられてしまうことです。できれば出会い頭最初の突撃くらいは、足の速さを生かしてかわしたいところ。
この戦い方をする限り、短剣と双剣の使い勝手に大きな違いはありませんが、問題なのはチャクラム。チャクラム投げは足が止まってしまうため、移動と射撃を繰り返すこの戦い方をするには非常に不利です。ある程度は操作でカバーできると思いますし、狙って撃てる等、他の利点はありますが…
細剣系(Rapiers)
拠点を守るレディフェンサーとして、比較的よくお目にかかる兵科です。敵に回すとチャームが非常に嫌みですが、自分で使ってみると、それほどたいした効果がないのが悩みどころ。
攻撃力防御力ともにいまいちで足が速いので、基本的にヒットアンドアウェイの戦い方をします。敵中隊の中で相性のいい小隊の方向から接近。メイルブレイカーを使って速攻で仕留め、相性悪い中隊と接敵してしまったら、いち早く離脱。チャームが使えるようなら使ってから離脱します。騎馬系の突撃は避けるのが最善ですが、レディフェンサーであれば盾防御も選択肢です。
多くの歩兵の天敵である戟系に強いので、戟系を含む敵中隊を見つけたら、優先的に戟系の小隊を潰しましょう。味方中隊の戦いが楽になります。弓系にも強いので、中隊内の他の小隊と離れて布陣する弓小隊に対しては、ほぼ一方的に勝てます。もっとも天敵も多く、よく見かける長剣や槍、騎馬にはまず勝てません。よほどのことがない限り逃げましょう。
都市や狭い城塞内には戟系や斧系が多く、細剣系の独壇場。拠点防衛小隊を次々と叩き、防御ポイントを削るとともに経験値を稼ぎましょう。もっとも削り尽くして出てくる拠点隊長は天敵の長剣盾兵ですし、都市には必ずレディランサーもいます。引き際を誤るとあっという間に死にますので、ご注意を。
こう書いてはみたものの、実際にうまくいかないことも多く、細剣系は損耗しやすい兵科No.1かもしれません。佳人薄命とは言いますが、今まで何小隊の自軍レディフェンサーを潰したことか…一方でレディフェンサーの足の速さは歩兵最速に近く、移動力を上げたあとは、戦略機動力に注目して、離れた拠点間を移動するのにも使えます。まあ勿論騎馬系がいるときにはそちらを使った方がいいのですが、レディフェンサーは味方拠点で見つけやすいので。
レイピア兵とデュアルフェンサーは更に防御力が低く、使いにくいです。あえていうならレイピア兵はマイティーアームで攻撃力を上げて一閃で相手を転倒させられますので、相討ち覚悟なら何とかなることもあります。デュアルフェンサーは…手数は増えるのですがダメージにならず、倒す速度より倒される速度の方が速いです…
これら細剣系の欠点が利点に変わるのが、格下の敵を相手にするとき。イベントの都合等で、通常よりはるかにレベルの低い契約を受けることがありますが、こうなると一番攻略効率がいいのは、歩兵系で足も速く手数も多い細剣系になります。レベル差のおかげで攻撃力と防御力の不利が出ないところが大きいです。
長剣系(Swords)
ゲームの初めからお世話になる兵科で、レベル上げ必須です。実は慣れてくると槍系の方が使いやすく、ともするとレベル上げを怠りがちにもなりますが手を抜いてはいけません。
なぜかというと主人公が小隊を率いていないときや、解散したときには必ず長剣兵になるから。相性の悪い兵種とまともにぶつかってしまったときなど、敵のまっただ中で部隊を解散しなければならないことは少なくありませんが、このとき長剣系のレベルが敵に対して著しく低いと、あっという間に死んでしまう可能性があります。
逆に、長剣系のレベルを上げておけば、解散したところで敵との相性が逆転し、敵小隊長を倒して生き残ることもあり得ます。まあリスクは大きいので無理におすすめはしませんが。
長剣盾兵はあちこちの拠点で非常によく見かける兵種ですし、拠点隊長もこれですが、攻めて行くには足の遅さが難点です。両手剣はおすすめで、部隊アクションがすべて攻撃方面に特化している上、攻撃範囲も広いので、場合によっては多少相性が悪くてもごり押しすることが可能です。もっとも損耗も覚悟ですし、マップ上に出てくる両手剣小隊はそれほど構成員数が多くありません。双剣は移動力が、忍者は防御力がいまいちで使い勝手は劣ります。
意外と天敵も多く、槍も戟も騎馬もだめ。まあ出現率を考えれば、同じ長剣系とぶつかる可能性が高くはあるのですが…
槍系(Spears)
兵種相性を長剣系と見比べると、斧に弱くて長剣に強いだけですが、これだけの差で、長剣系よりも使いやすくなっています。何よりも出現率の高い長剣系に強いのがうれしい。監視塔など、拠点によっては防衛部隊が相性勝ちの兵種のみで、槍系小隊単独で制圧できてしまうところもあります。
使いやすいのは普通の槍兵。槍投げで相性の悪い兵種へのヒットアンドアウェイもある程度はこなせますし、勿論普通に戦ってもよし。槍&大盾に分類されるものは、足が遅くて部隊アクションを当てにくいのが難点です。アダガも足が遅く、槍なのにリーチが短いところがいまいち。
長槍系(Long Spears)
非常にピーキーな特徴を持っています。足がむちゃくちゃ速いわけでもないのに(まあ歩兵の中では速い方ですが)攻撃方法が基本的に待ちの一手、たいていの兵種では天敵になる騎馬や駱駝や戦象に強いのに、そのほかの兵種に対してはあまり打つ手がない。
癖が強くて扱いにくいのは事実ですが、名のある隊長の多くは騎馬系なので、これをうまく引っかけることができれば、多少敵のレベルが上でも倒すことができ、経験値が大量にたまるので、意外とレベルは上げられたりします。とはいっても、いつも都合のいい敵がいるわけではないので、狙って上げるのは難しいのですが…
普段はパイクを構えながら敵の攻撃を受け続けて間合い突きや盾攻撃でちまちま反撃、構成数が減ったら指揮する小隊を代える、忍の一字な兵科です。汎用性を考えると、騎馬対策には弓弩系を鍛えておいた方が役に立ちます。
騎馬系(Horses)
戦場の華、レベル上げ優先順位筆頭の兵科です。機動力が高く、突撃をメインに攻撃を組み立てれば敵の反撃もあまり受けません。レベルが低いうちは突撃ゲージがたまりにくく攻撃力はそれほどでもありませんが、レベルが上がって精神力と突撃のレベルを上げられるようになると破壊力抜群の兵科に変わります。結果として攻撃力・防御力・移動力の三拍子揃った兵科になるわけで、これを使わない手はありません。
特に威力を発揮するのは短期間に数多くの拠点や、離れた拠点を制圧しなければならないときで、こういうときは騎馬系を使うしか選択肢がないといっても過言ではありません。敵中隊のなかで相性の良い小隊と、防衛ポイントを持つ小隊を狙って突撃・殲滅。勢いで拠点内のやはり防衛ポイントを持つ小隊を潰し、出てきた拠点隊長をやはり突撃で叩きます。拠点周辺の敵部隊をすべて潰しても防衛ポイントが0にならない場合は、その拠点から離れると、新たな中隊が出てきます。
騎馬系の中でも特に使えるのがレディランサー。全兵種中最強を挙げるとすればこれでしょう。速い安い旨いの三要素が揃っています。ガーディアンズオーラをもつ騎士系の中では一番足が速いですし、足の速さ故に連続して反撃を受けることも少ないので、常時ガーディアンズオーラさえかけておけば防御力も必要十分です。突撃のゲージのたまり方も、若干ではありますが他の騎士系より速いため手数多く突撃をかけられますし、これだけ利点がありながら雇用経費も安く、戦場での出現率も高いので率いることができる可能性も高い。
正直利点ずくめで、これに比べると高価な割に足の遅さが目立つ装甲騎兵やロイヤルランサーの使い勝手はレディランサーに劣ります。まあ、勿論騎士系なので十分使えますし、敵に回すと手強いのですが。
天敵は長槍と弓と駱駝と火薬ですが、このうち飛び道具は、敵小隊を中心として円を描くように(円周方向に)動けば敵の攻撃はまず当たりませんし、撃たれる前に突撃等で転倒させてしまえば相手は攻撃の機会を失います。騎士系なら一発だけはガーディアンズオーラで耐えられます。
長槍に対しては正面から突っ込むことだけは避けましょう。相手がパイクで構えていないときは大丈夫なはずなのですが、いつ構えるかはわかりません。構えたところに正面から突っ込めば、大ダメージの攻撃を多段で食らう形になり、ガーディアンズオーラも吹っ飛んであっという間に倒されます。敵の槍先にかからないように突撃して他の小隊を倒すか、突っ込むとしてもできるだけ、相手が構えているところの後ろから突撃しましょう。転倒させてしまえばその間だけは安全です。
どうしようもないのが駱駝。こればっかりは逃げた方が賢明です。攻撃力を生かして、攻撃される前に突撃できればある程度はダメージを与えられるかもしれませんが、相手が気がついて突撃してくると悲惨なことになります。
戟系(Halberds)
多くの歩兵系兵科に有利で、騎馬系とも相性の優劣なし、とこれだけ見れば使いやすそうで、こちらが長剣系や槍系などを率いていると敵に回したくない兵科ではあるのですが、困るのは細剣系と、あと弓に弱いこと。
細剣系は結構多くの拠点にいますし、弓弩系の出現率も高いです。意外と馬鹿にならないのが城壁の上にいる弓で、戟系を率いているとばたばた倒されていくのがわかります。複数の拠点を続けて落としに行くときには、この兵士の損耗が結構効いてきます。実力はありそうなのですがなかなかフルに発揮できる機会は限られる、という惜しい兵科になっています。
斧系(Axes)
個人的には地味な兵科No.1。特に弱いというわけではないのですが特徴に乏しく、わざわざ時間をかけてレベルを上げる必要性を感じないというのが正直なところです。重装斧系は攻防兼ね備えてそれなりに使えるのですが、足の遅さ故にレディフェンサーに追われると逃げられません…
棍系(Clubs)
こちらも地味ですが、斧系より救われるのは騎馬系に強いことと、投石兵の存在。
騎馬系に強いとは言っても、突撃を受ければ攻撃する前に転倒させられてしまいますし、突撃をかわしたとしても追いかけられるほどの足の速さはありません。結局、突撃しきれずに自軍部隊中に取り残されたり、壁に突撃して動きがとれなくなっているような騎馬系兵士を取り囲んで叩くくらいしか、相性の良さを発揮するところはありません。
これが投石兵になりますと、うまくいけば相手が気づいて突撃する前に、スリングショットで先制できますので、騎馬系退治もできないことはありません。それでも弓弩系ほど使いやすくはないですが…
斧系と棍系は戦車に強いのも地味なポイントです。戦車の出現率自体が高くはないので、これも使いどころはあまりありませんが、意外と戦車は倒しにくいので。
弓弩系(Bows)
射撃系の兵種なので、直接攻撃の兵種にはない特徴を持ち、そのために必要な場面が出てきますのでレベルを上げておきましょう。
まずは騎馬系に対処すること。突撃を受ける前に倒すか減らすかしておけば、味方中隊接敵後の展開が楽になります。この場合は敵騎馬系兵士が高速で走っているときには(向きにもよりますが)まず当たらないので、行軍中か足が止まったところを狙いましょう。慣れないうちはポイントアローでの狙いがうまくつけられないかもしれませんが、ポイントアローの感覚は練習しておいても損はありません。
数少ない戦象の天敵であることも忘れてはいけません。敵中隊に戦象がいることがわかってから、慌てて弓弩系小隊を探して走り回ったたことは一度や二度ではありません。保険代わりに雇用しておくと安心かも。
次に防衛の要としての役割。状況によっては押し寄せる敵からしばらく拠点を守り続けなければならないケースがありますが、このとき直接攻撃の兵種を使っていると、兵士数が削られていき、都合のいいときに代わりとなる小隊が出てくるとも限らず、じり貧を強いられます。これが弓弩系であれば前衛を友軍に任せることで、自小隊の兵士を減らさずにすみます。勿論矢弾と友軍は消耗しますが、どちらも拠点があれば補充可能です。
率いる小隊の兵士数が多ければ、弓弩系は攻撃にも使えます。意外とおすすめなのが大都市城内の攻略。城内の防衛部隊は戟系・斧系とレディランサー。このうち戟系とレディランサーは相性勝ちなので簡単に倒せますし、互角の斧系も味方の数さえ揃っていれば撃ち勝つことは可能です。拠点隊長も同様。ただし、拠点隊長が出ないうちに、拠点中心に長くとどまらないこと。気がつかないうちに防衛ポイントを削りきり、自小隊と同じところに拠点隊長の小隊が出現することになると悲劇です。
基本的なテクニックとして、△ボタンの部隊アクションと□ボタンの部隊アクションを交互に使い、発射速度を上げる練習はしておきましょう。とはいっても実際の操作は△・△・□・□・△・△・□・□…と、一定のリズムで連打するだけです。勿論、相手を狙える部隊アクションのときには狙う必要があります。これを使わないと、弓弩系単独で立ち回るのは厳しいでしょう。
天敵は短剣系と細剣系。どちらも足が速いので短弓+スプリントでもない限り、逃げ切るのは難しいでしょう。味方のもとに逃げて撃破してもらうか、全滅覚悟で、腰を据えて撃ち続けるしかありません。まあ味方の後ろから援護射撃をしているぶんには、たいてい味方が倒してくれます。
長弓兵は開けていて距離のとれるところであれば、一方的にアウトレンジで勝てる兵種です。エイミングアローは慣れるのに多少時間がかかりますが、覚えておいて損はありません。どうも、矢を発射したあとでも、照準カーソル操作である程度弾道を制御できるようですので、これをうまく使えば、行軍中の敵への命中精度が格段に上がります。半自動追尾弾道ミサイル!?
接敵されると他の弓弩系より弱いのは事実ですが、諦めてはいけません。カーソルを最小距離にしたときのエイミングアローの弾道はほぼ直線ですので、カーソルより更に近くの敵にも当たります。これを利用して、プロテクションからエイミングアローとポイントアローを撃ちまくれば、助かることもあります。勿論相手が転倒したら距離を離しましょう。
弓馬系(Horse Bows)
多少の癖がありますが、慣れると役に立つ兵科です。攻撃の要はストレイフアロー。動きながら撃ち続けることで、反撃を受けずに一方的に攻撃することができます。戦場での出現確率は低いですが、弓弩系の代わりに雇用しておいても損はありません。
敵中隊に近づいたら、○ボタンを押してストレイフアローの態勢に入ります。敵中隊を中心として反時計回りに回り、常に敵を左に見ながらストレイフアローを撃ち続けましょう。敵が近寄ってきたら距離を取り、遠ざかったら距離を詰め、一定の距離を保つ。心持ち遠目くらいの感覚がいいようです。このときのちょっとしたコツは、ミニマップを拡大表示に変え、主にミニマップを見て部隊を動かすこと。慣れるまでは操作が難しいですが、慣れると一方的に攻撃できます。
レベルが低いうちは攻撃力が低く、矢が尽きるまで撃っても敵中隊を潰しきれなかったりしますが、ストレイフアローのレベルが上がると結構な威力を見せてくれます。
弓馬系の特徴が発揮できるのが防衛戦。弓馬系一小隊で敵一中隊を、味方の損害ほとんどなしで、最低限釘付けにすることができますし、足の速さを生かして変化する戦況に迅速に対応することができます。もっともこの場合は、ミニマップの拡大表示ばかり見ていると、広範囲の戦況を見失いがちになります。適宜マップ表示を切り替えることも忘れずに。
この一方的に攻撃できる利点を生かせば、ジャンヌ・ダルクやエドワード黒太子、英仏両国王といった、普通ではほとんど倒せない超有名指揮官を、時間はかかりますが倒すことも夢ではありません。ただしこの場合は、操作を誤ると相手の突撃で、自小隊兵士がばたばた倒されてしまいます。突撃が来るときの動きを見逃さず、適切に自小隊を逃がすことが必要です。
一方、狭いところでの戦いは苦手で、これ故に拠点攻略では苦労します。このときばかりは通常の弓兵よろしく、自中隊の後からついていき、ポイントアローも使って戦う方が安全ではあります。私は我慢できずに拠点内に突っ込んでしまうことも多いのですが…できればストーム状態の時にしましょう。
全兵科中最速といえるくらい足が速いので、戦略機動力最優先の場合は弓馬系がおすすめです。一応加速も持っているので、敵が邪魔しているところを強行突破で通り抜けることも、できないことはありません。
駱駝系(Camels)
騎馬系と同様に使え、ガーディアンズオーラもあり、天敵が少ない上に駱駝自身が騎馬系の天敵、と、これだけ見るといいことずくめに見えますが、基本的な性能の部分で騎馬系より使いにくくなっており、この分損をしています。
まず、足が騎馬系より遅く、ゲージもたまりにくいので突撃の頻度が騎馬系より落ちます。加えて突撃時に大ダメージを与えられる部分が曲刀の先端の部分で当てにくく、加速に相当する部隊アクションがないので囲まれたときに逃げられません。結果、攻撃防御ともに決め手不足になりがちです。
もっとも、騎馬系に対する相性の良さは他の追随を許しません。逃げる騎馬系に追いすがり、大ダメージを与えられるのは駱駝の突撃とビーストキラーだけです。突撃の当たり所さえよければ、ジャンヌ・ダルクやエドワード黒太子、英仏両国王といった、普通ではほとんど倒せない超有名指揮官でもあっさりと倒せたりします。もっともこのクラスを相手にすると、逆に突撃されたときの被害も少なくないのですが、これはどの兵種でも同じです。
使い方は騎馬系と同様。騎馬系では重装の装甲騎兵やロイヤルランサーに有り難みが少なかったですが、駱駝では接近戦にならざるを得ない可能性もあるために、重装駱駝騎兵を選ぶ意味もそれなりにあります。高価ですが。
戦象系(Elephants)
状況によって有利不利がはっきり分かれる兵科です。基本的に歩兵に有利なので、相手が歩兵のみであれば一方的に蹂躙することができ、単独で拠点制圧、なんてことも十分可能です。
一方長槍系に対しては、後ろに回り込むほどの足の速さも操作性もない上、食らえばあっという間にやられてしまうので、相手にしないという選択肢しかありません。弓も天敵で、立ち回りかたを誤ると一方的に攻撃され続けることにもなりかねません。一度蹴散らして、転倒させておいてから逃げる方法が結構おすすめです。
どうしようもないのが弓馬系と戦車を相手にしたとき。相性が悪い上に逃走もままならず、一方的にやられるのを指をくわえて見ているしかありません。どちらも出現頻度・攻撃頻度ともに低いのがせめてもの救いです。
操縦が難しいのもちょっとした難点。特に兵士数が増えたときが問題で、城門等の狭いところで部隊がつかえて動けなくなってしまうことがよくありますし、平坦な開けたところでも、僚機(僚象?)に行き先をふさがれることも珍しくありません。
車輪系(Chariots)
「系」といいながら、実際には戦車しかないのですが…足が速く、常に移動しながら攻撃できるので、防御における利点は大きいのですが、小隊の構成単位が一台のみで高速移動時に視点移動ができず、攻撃も当てにくくてダメージもいまいち、と、攻撃における不利な点が多すぎて、典型的な決定力不足状態の兵科です。
攻撃力の不利を補うために、常に小隊長を狙って突撃をかけたいところですが、突撃が当てにくいために、狙ったとおりに当てられるかどうかが問題だったりします。足が速いのに騎馬系の天敵である長槍系と弓系を苦にせず、弓系に対してはむしろ有利ですので、味方中隊に先行して、先に弓だけ潰しておく、という使い方はできます。斧系と棍系が天敵ですので、足が止まった状態で囲まれないように。
火薬系(?)
銃と砲と火槍に分かれます。銃は使いやすく、元々の攻撃力が高いので多少の相性負けは力押しできますし、弾が貫通して、複数の敵にダメージを与えられるので、縦長に密集している中隊を撃つと結構なコンボが稼げます。
発射間隔が長く、弾数が少ない上に防御力が低いというのが難点ですが、前者二つはサポートスキルで補えます。
砲は使い方が難しいです。当てにくい上に弾数が少なく、しかも、どうも乱戦状態のところに向かって撃つと味方までダメージを受けているようで…監視塔の拠点中心に居座って支援射撃、なんて使い方をするにはいいのですが、攻め出すと拠点隊長が出てくる前に弾が尽きますし、接敵されるとどうしようもありません。
火槍はレベル差によって優劣がはっきり分かれます。多くの兵科に対して相性互角なので、こちらのレベルが高ければ、火炎放射で一気に多くの敵を倒すことができますが、逆の場合は大してダメージを与えられず、防御力の弱さ故にどんどん兵士を減らされてしまいます。騎馬系相手にレベルを上げておきましょう…といいたいところですが、同じ火薬系の銃を使った方が、レベルは上げやすいんですよね…
魔術系(Alchemists)
これまた「系」といってもアルケミストのみ。攻撃力一点重視で、当てにくく足が遅く防御力も低い、という三重苦を抱えます。とはいっても慣れれば攻撃は当てられますので、弾数制限なしの利点を生かして、近寄る敵をすべて屠りきることもできないことではありません。
ポイントはとにかく、ウィンドカッターとライトニングの攻撃範囲を覚え、当てられるようにすること。ファイアボールは使いやすいですが、これだけではゲージが足りませんので、すべての部隊アクション(というか魔法ですが)をローテーションで撃ちまくって当てていくことが必要になります。特にライトニングの攻撃力が高いので、これを当てられるかどうかは重要です。
忘れてはいけないのは、直接攻撃も可能なこと。氷の魔法で、運がいいと相手は氷漬けになります。接敵されないことが鉄則ですが、最後の手段として覚えておきましょう。騎馬系に対してはライトニングで先制し、ウィンドカッターとファイアボールの壁で、突撃が到達する前に倒すしかありません。
工作系(?)
「極」のシナリオで、武神から渡される兵法書ですが、武神の挑戦にふさわしく、癖が強くて使いにくい兵科です。
レベルが低いうちは地雷をメインに。地雷とまきびしを置いて、後ろでひたすら待ちます。敵は基本的に道の上を進むので、進行ルートが読みやすいのが救い。敵が近づいてきたら爆弾を投げ、突っ込んできたら逃げましょう。
一度橋のたもとで大量の地雷とまきびしを置いて待ち続けたことがあったのですが、新しいの置くと古い方の効果が消えてしまうのか、時間とともに効果が消えてしまうのか、たいして役に立ちませんでした…
接敵されると基本的にどうしようもありません。味方部隊に任せて逃げられればいいのですが、それができなければ、あきらめて足下に地雷やまきびしを置いてしまいましょう。味方も爆発に巻き込まれてダメージを受けますが、一方的に攻撃を受け続けるよりはまし、と割り切るしかありません。
レベルが上がって、爆弾のレベルを上げられるようになると状況が変わります。爆弾の攻撃範囲を読めるようになると狙って当てにいけますので、爆弾の攻撃力の高さとダメージ範囲の広さで、単独で中隊壊滅も夢ではありません。ただし近くに木や建物がないか、投げる前に確認を。障害物に爆弾直当てして、自小隊に被害が出たりします。地形の傾斜も注意しないと、飛距離が変わったり、落ちてから思いもよらないところに転がっていったりします。
更に期待できるのがストーム状態の時。無敵状態を生かして、迷わず敵中に突っ込みましょう。地雷や爆弾の密着直当てで、今までのもどかしさが信じられないくらい、簡単に敵を倒し、大量コンボを稼ぐことができます。
基本的に、工作兵は消耗品、と割り切った方がいいです。戦場で見つけて率いる可能性は低いので、酒場で雇用することになりますが、一日に数小隊使い潰すことが珍しくないので、常に残り小隊数には留意を。自分の体力も消耗するので、こちらも注意して引き際を誤らないように。
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