2001年9月の日記


9月1日

 何も防災の日を狙ったように火事を起こさなくてもねぇ>新宿雑居ビル火災。亡くなった方々にはご冥福を。出火原因はまだ分からないそうだが、逃げ道がないなんて人災だよね。ゴルゴ13じゃないけど、お店に入ったら出口を確認するのが現代人のセオリーになったりして。
 ユニクロが自社のフリースのリサイクルを始めた。着なくなったユニクロのフリースを持っていけば引き取ってくれるというもの。


9月2日

 同居人は美容室。だが、髪型が気に入らないらしく不平不満をたらたらとこぼされる。


9月3日


9月4日

■今日読み終わった本■
宇宙英雄ローダン・シリーズ(272)
《マルコ・ポーロ》強行出撃!

著/ヴルチェク&フォルツ 訳/池田香代子・天沼春樹
ハヤカワ文庫 540円(税別)ISBN4-15-011364-5

この巻、不規則な形になっていて、本当は次の巻に掲載されるはずの546話がこの巻の後半に掲載されている。つまり順番が替わっている訳だ。まぁそれはしかたないとしよう。だが、この誤字の多さはなんだ?ちゃんと編集者はチェックしているのだろうか?誤字があるたびにそこで思考停止してしまうから、商品価値もガクッと下がってしまうことになる。誤字だらけでだすくらいなら、一ヶ月遅くなってもかまわないのになぁ・・・。


9月5日

 板垣さんが菊名まで来てくれたので、駅前のジョナサンで打ち合わせ。今月後半は暇なので(正確には「暇になるはず」なので)ホイホイと引き受ける。久しぶりの板垣さんは、忙しいのと風邪のダブルパンチで傍目にも辛そうだった。お互いフリーの身の上、身体だけが資本だから大切にしないとねぇ。


9月6日

 午後、渋谷で元きんのくわがた社の富永氏と待ち合わせ。書籍のネタ話をする。うまくいけば、来月くらい執筆できるかな。できるといいな。
 東京に出たのでついでに日比谷に行く。「ディズニーリゾートチケットカウンター」でディズニーシーのチケットを買うためだ。昔、チケットセンターがあった場所から移転したのを知らず、行って見たらJALのカウンターになっていた。iエリアで探してやっとのことで辿り着くと、店内に長蛇の列。それでも30分くらいでチケットを買って日比谷線で帰宅。


9月7日

朝、市民病院へ薬再診。受付機のトラブルで受付番号がめちゃくちゃになっていた。それをいちいちおじさん・おばさんが説明していたが、却ってうっとおしい。


9月8日

同居人は大倉山。
パワレポの原稿をメール。今回は〆切守ったぞぉ。


9月9日

みなとみらいへ行く。お目当てはワーナーマイカルシネマズだ。桜木町で降りて、汽車道を歩いていると、一転俄かに掻き曇りバケツを引っくり返したような豪雨になる。折りたたみの傘は持っていたが、そんなものはほとんど役に立たず、ズボンと靴はぐっちょりと濡れてしまった。しかも、目当てにしていた「ビーバップ カウボーイ」が上映されていない!なぜ?ウェブサイトで確認したのに!!とりあえず「千と千尋の神隠し」を観ることにする。こちらは大盛況で、2つのスクリーンで上映しているのに3時間後の回しかチケットが取れなかった。
マイカルの中で時間を潰し、「千と千尋の神隠し」を観る。意外に短く感じた。いくつかのシーンでは、「カリオストロの城」や「ナウシカ」、「もののけ姫」など過去の宮崎作品のシーンがオーバーラップしてしまった。これを想像力の枯渇と見るか、過去へのオマージュと見るか・・・。


9月10日

■今日読み終わった本■
グイン・サーガ 80
ヤーンの翼

著/栗本 薫
ハヤカワ文庫 540円(税別)ISBN4-15-030671-0


9月11日

昨日、一昨日あたりから感じていた頭痛が酷くなる。台風が過ぎ去った後に買い物しようと思っていたのだが、あまりの頭痛と吐き気、悪寒で横になる。風邪薬を飲んで早々に寝る。


9月12日

風邪で寝ている間にとんでもないことが。ハイジャックした航空機で超高層ビルに突っ込むなんて、小説や映画の中だけのことかと思っていたが、こんなことをできる人間がいることにびっくり。もうテロという範疇を超えているね、これは。イスラム教が、罪もない人々を大量虐殺してもいいと認めているのなら、なんて恐ろしい宗教なんだろう。首謀者と見られるムサマ・ビン・ラディンが、以前長崎に投下された原爆を引き合いにだして『虐殺するアメリカを虐殺してもいい』といったそうだが、原爆とテロを一緒にしないで欲しい。それに、アメリカの原爆投下に対して抗議していいのは日本人だけなんじゃ。
このテロの犠牲になった方々に黙祷。


9月13日

昨日一日中アメリカの同時多発テロのニュースばかりであまりはしゃぐ気にもならないのだが、チケット買ってあるし、ディズニーシーへ行く。今回はJRじゃなくて、横浜駅から出ている高速バスを利用することにした。

入場を待つ人々
開園1時間くらい前・・・ちなみに入り口ゲートはさらに奥

エレクトリックレールウェイまず、アメリカンウォーターフロントからディズニーシー・エレクトリックレールウェイに乗って、ポートディスカバリーへ向かう。
ちなみに、社内アナウンスは俳優の麦人。

ロストリバーデルタポートディスカバリーからロストリバーデルタへ。
ここでは、「インディ・ジョーンズ・アドベンチャー」のファスト・パスをゲット。「ミスティックリズム」の開始時間をチェックして、時間までマーメイドラグーンに行く。

フライングフィッシュコースターとりあえず待ち時間が少なかったので、こんなのにも乗った。「フライングフィッシュコースター」。ぼくらが乗る直前におばさんが荷物を落としてしばらく止まった(^_^;)

クリスタルスカルの魔宮 内部ファスト・パスの効果は偉大だ。長蛇の列を尻目に、ずんずんと進んで、あっという間に「インディ・ジョーンズ・アドベンチャー クリスタルスカルの魔宮」に。ファスト・パスがあるアトラクションは、絶対ゲットするのがおすすめ。

マーメイドラグーン

再びマーメイドラグーンへ戻って、今度は「マーメイドラグーンシアター」のファスト・パスをゲット。ここのファスト・パスは10分間の幅しかないので要注意。

このちっこいのに乗って、水面をグルグルグルグル・・・アラビアンコーストをぐるっと回る。「マジックシアター」はメンテナンスで入れない。並ばない「シンドバッド・セブンヴォヤッジ」に入ってみる。えーっと、ディズニーランドだと「イッツア・スモールワールド」か「カリブの海賊」だね。
再びポートディスカバリーに戻って「アクアトピア」に乗る。40分くらい並んだ。蒸し暑い上に、このアトラクション、人の意思とは関係なくグルグルと回されたりするので、ちょっと気分が悪くなるかも。
まだ時間があったので、ミステリアスアイランドに行って「センター・オブ・ジ・アース」のファスト・パスをゲット。なぜか、20時40分からとなっている。
時間が迫っていたので、急いでマーメイドラグーンへ戻り「マーメイドラグーンシアター」に入る。
アクターたちを天井からワイヤーで吊り下げることで、まるで水中を泳いでいるような錯覚を受ける。ここは、入り口から奥の席が正面になっている。なぜか最初に入った人たちは手前から座っていったので、後ろのほうにいたのにいいポジションで見ることができた。

ミスティックサウンドロストリバーデルタに戻って「ミスティックリズム」の2時からの上演を待つ。ハンガーを模した劇場は、見かけ以上に大人数を収容できる。

海底2万マイル入り口ノーチラス号 ホーミングレーザーは装備されてない

ミステリアスアイランド。
噂の餃子ドックに長蛇の列。40分待ちだというので、パス。海底2万マイルの列に並んでいると、海上パレードが始まった。しかし、列に並んでいると見えない。水辺はもうすっかり人ごみで、割り込む気にもならず、そのまま並ぶ。ミステリアスアイランドは、ジュール・ヴェルヌの世界を再現している。ちゃんとノーチラス号もある。(写真、右)ネモ船長役は、江守徹。おもしろい工夫で、水中を表現していた。

お腹がすいたので、ロストリバーデルタまで戻って食事。私が誤ってコーヒーをこぼしたら、ふき取ってくれただけでなく、コーヒーや食事も取り替えてくれた。うーん、なんて親切な。

トラディショナルスチーマーライン

ロストリバーデルタからトラディショナルスチーマーラインに乗ってメディテレーニアンハーバーへ。並んでいると、雨が降り出した。くそ、雨は朝だけっていいたのに、天気予報のバカ。
船内ではまたしても麦人が、周りの風景の解説をしてくれる。あっというまに、到着。ギフトショップでおみやげと傘を買い、アメリカンウォーターフロントへ向かう。

ミュージックシアターブロードウェイ・ミュージックシアターで「アンコール!」を観る。ブロードウェイミュージカルが次から次へと再現される、いわばダイジェスト版のミュージカル。同居人はこーゆーのが大好きだ。
ブロードウェイ・ミュージックシアターを出ると、あたりはもう暗くなっていた。
再び、エレクトリックレールウェイでポートディスカバリーへ。「ストームライダー」に乗る。直前までトラブルで動かなかったらしく、ほとんど人が並んでいなかった。そういえば、ほかのアトラクションでも一時的にメンテナンスしていたところが多かったな。まぁ、開園間もないから仕方のないことかも知れないが。
しかし、「ストームライダー」は、濡れる。というか、私の席は、最初からポタポタと雨漏りが(-_-;)。雨に濡れていたから、もういいんだけどね。冬場は寒いだろうなぁ。

次にアラビアンコーストに。午前中に通ったときはメンテナンス中だった「マジックランプシアター」を観る。いわゆる3Dアトラクションだが、俳優の演技と組み合わせているところがアイディアか。案内役のコブラ(名前忘れた)は、声優の千葉繁。

ミステリアスアイランドから花火を観るファスト・パスの指定時間が迫っていたので、ミステリアスアイランドに向かう。ところが、時間を間違えていて、入場まで40分あることが判明。さて、どうしようかと思っていたら、降ったりやんだりの小雨の中、花火が始まった。ミッキー型の花火もあって面白かったが、あっというまに終了。しかたがないので、ノーチラス号を近くで見ようと下に降りていくと、そこにポップコーンの屋台が。園内にはいくつかのポップコーン屋があるが、それぞれに味付けが違う。ここはカラメルフレーバーでおいしかった。穴場らしくて人がほとんどいなかったのもラッキー。

最後に、「センター・オブ・ジ・アース」に乗る。ファスト・パスの効果はあまり感じなかったなぁ。でも、アトラクションは比較的ヌルイディズニーシーの中にあって、ダントツに怖い。外に放り出される感じかな?こりゃ子供はだめでしょー。
ミステリアスアイランドからポートディスカバリーに抜けて、今日3度目の「エレクトリックレールウェイ」。さすがに客は少ないなーと思っていたら、夜の水上パレードの時間だったのね。今度はちゃんと見えた。短い時間だったけど。
混雑を避けるようにして、再びバスで帰路につく。バスがやたらとスピード出していたんで、一時間もかからず横浜につく。ヘロヘロになりながらも無事帰宅。


9月14日

昼過ぎにニュートン・インターナショナル。Bフレッツが開通可能かどうかの確認に立ち会うためだ。結果は芳しくなく、折角Bフレッツ導入までの模様を日記にしようと思っていたのだが(^_^;)これはボツだな。
新宿経由で市ヶ谷へ。ちょっと遅くなったがインプレスで打ち合わせ。


9月15日

同居人と一緒に渋谷東急で『カウボーイ・ビバップ 天国への扉』を観る。テレビ版の#22と#23の間にあたるエピソードらしいが、この後彼らがこーんなことやあーんなことになってしまうと知っているからか、一抹の寂寥感が全編を通じて感じられてしまう。


9月16日


9月17日

同居人は今日まで遅い夏休み。どっかに連れて行けとごねるので、109シネマズ港北へ『ファイナルファンタジー』を観に行く。平日だからなのか、こんなに空席が目立っていいのかいな?という入り。ストーリーはというと、同居人が「ハッピーエンドじゃないなんて!」と怒っていたように、地球は救われたけれどそれでいいのか?って感じ。どっちかというと、大金を掛けた実験映画なのでは。主人公のアップの時に毛穴や肌質まで再現していたのはすごいと思ったが、全体的には魅力が薄すぎ。どっから見てもアングロサクソンなのに「アキ」って名前もどうかと思う。やっぱり、シド博士でしょう。すごいのは。あの存在感はすごいよ。いや、もう全編シド博士しか出てこなくてもいい・・・それじゃ映画にならないか。まぁ、そう思わせるくらいだと。


9月18日

板垣さん仕事の原稿をメール。
午後からニュートン・インターナショナルへ。マシンの整備アンド打ち合わせ。

■今日読み終わった本■
卒業旅行幽霊事件
著/風見 潤
講談社X文庫 490円(税別)ISBN4-06-199899-4


9月19日


9月20日

オンラインソフトのリストをインプレスにメール。


9月21日

朝一番で市民病院へ行く。採血だけなのだが、今日はやたらと混雑していた。普段なら、このまま帰るところだが、横浜から東京駅を経由して、舞浜に向かう。「PC World Expo」だ。とりあえず参加企業が多いのだが、特に目立つものはないなぁ。というか、本来こうした見本市はメーカーの人間に対してのプレゼンテーションや商談の場であるはずなのに、なんだかエンドユーザー向けの雰囲気が漂っているのは私の勘違いだろうか?メジャーな企業に対して、小さなブースは閑古鳥が鳴いてるし。
実は舞浜まで足を伸ばしたのは、PC World Expoが目当てではなく、その後に開かれた「DOS/V PowerReport 10周年記念パーティ」の方だったのだ。場所はニューオータニ。受付を済ませてロビーに入ると、西川さん発見。山田祥平さんもいる席で雑談。なんでも「Nimda」のせいで、招待されているマイクロソフトの御代さんが来れないらしい。久しぶりに会えると思ったのに残念。でも、同じく招待されていた、IBMの中林さんには再会できたのでいいか。

■今日読み終わった本■
宇宙英雄ローダン・シリーズ(273)
テラナーとサイノス

著/クナイフェル&エーヴェルス 訳/池田香代子・天沼春樹
ハヤカワ文庫 540円(税別)ISBN4-15-011368-8

京都探偵局赤い鳥居荘幽霊事件
著/風見 潤
講談社X文庫 470円(税別)ISBN4-06-259507-9


9月22日


9月23日

9月に入ってからどうも調子が悪い。暑かったり寒かったり気候の変化が著しいので身体がついていかないのだろうか?もう歳ってこと?


9月24日


9月25日


9月26日


9月27日


9月28日


9月29日

板垣さんに原稿をメール。


9月30日


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Copyright Hiroyuki Mizuno