2000年6月の日記


6月1日

朝1番であざみ野へ出てバスで聖マリアンナ医科大病院へ。

せっかくここまで来たんだからと、溝の口行きのバスに乗る。最近、よくバスに乗るのだが、やはり長距離はきついね。溝の口の鳥獣店で、かしわ君の新しい巣箱を購入する。田園都市線で三軒茶屋にでてオレンジソフトで見せびらかす(^_^;)プリマの里親になってくれた塩田君はすっかりハム馬鹿になっていた。

■今日読み終わった本■
荒野に獣 慟哭す5 完結編/獣神の章
夢枕獏
ジョイ・ノベルズ 800円(税別)ISBN4-408-50360-6


6月2日

パワレポのソフトレビューを仕上げてメール。

夜、ビデオで借りてきた『8mm』を観る。

■今日読み終わった本■
幽霊事件スペシャル
闇をつかさどるもの
風見潤
講談社X文庫 440円(税別)ISBN4-06-199837-4


6月3日

今日で37歳。30歳を超えると、もう歳なんてどうでもいい気がする。

HomePCの取材で大森へ。朝8時半に待ち合わせである。眠い。大森といえば、Nifty。ベルポートにはよくいったものだ。


6月4日

午後、センター南へ。同居人がロスへ行ったときお世話になった人へ送るポケモンカードをキディランドで購入する。その人はお医者さんで、子供の患者さんにポケモンカードを配っているそうだ。向こうでは、医者も大変なんだねー。今日は映画を見ないで、センター北のペットエコを回って帰宅。


6月5日

オンラインソフトレビューの原稿をインプレスにメール。

■今日読み終わった本■
虚無回廊(II)
小松左京
ハルキ文庫 552円(税別)ISBN4-89456-691-5


6月6日


6月7日

何人かの方から、日記が更新されていないという指摘を受けております。書いてはいるんだけど、アップロードしていないというだけなんです。(^_^;)


6月8日

インタビューの原稿を仕上げて、HomePCにメール。


6月9日

三田で弁理士さんに取材。考えていたのとは別の意見が飛び出してびっくり。


6月10日

大切な友人のひとりが、事故で命を落としたと連絡が入った。先週から病院の集中治療室に入っているとは聞いていた。持ち直してくれることを願っていたが、残念だ。来週の月曜日に通夜、火曜日に葬儀、告別式の予定。


6月11日

コラム原稿をインプレスにメール。続けてHomePCにも原稿を送る。これで一段落。


6月12日

涙雨、なのだろうか。朝から降りつづける雨は夜になっても止みそうもなかった。午後6時過ぎに三軒茶屋の円泉寺に着く。すでに何十人かの弔問客が訪れており、私も焼香を終えた後その輪に加わった。久しぶりにRC氏に会う。仕事の帰りに寄ったらしい。RC氏と帰路に着くころも、まだ雨は降り続いていた。

■今日読み終わった本■
うらしま幽霊事件
風見潤
講談社X文庫 440円(税別)ISBN4-06-199852-8


6月13日

告別式。お寺に向かう途中で尾林氏と出会う。通夜には出られなかったので、告別式に参加するとのこと。出棺前の挨拶で、渡部氏の幼い方の娘さんが泣きじゃくっていた。最後のお別れになって、父親がいなくなることを実感したのだろうか。上の娘さんが肩を叩いて慰めていたのが印象的だった。私と同じ37歳。今日も雨だった。

父親が僧侶であり、子供の頃から『死』というものには近かったのかもしれない。それに私の周りでは、母親や叔父、叔母、高校の後輩、大学時代の友人とその死に触れてきた。そして、同じ歳の友人の死は、自分の死ということについて考えさせられるきっかけになった。

■今日読み終わった本■
吸血鬼ハンター
D−ダークロード1
菊地秀行
ソノラマ文庫 476円(税別)ISBN4-257-76862-2


6月14日

何事にもやる気が起きない。おととい、昨日と雨に打たれたせいかもしれない。頭痛がする。特に差し迫った締め切りがないのが救いといえば救い。外出の予定も先延ばしにしてしまった。


6月15日

同居人は有給を取った。なぜか。それは、今日ある人に会うためなのだ。
午後5時半、赤坂プリンスホテルに到着。来ていたのは細江氏だけだった。それから三々五々、人が集まる。同居人、私、スタートレックファンクラブ・スターシップコンゴウの細江氏、村田氏、久保さん、贄田氏、清治氏、吉荒氏、それにスタートレックの偉い人、岸川氏と先日角川文庫から「スタートレック ヴォイジャー」の翻訳本を出した山口さん、それに東北新社の人。こんな面子で誰を待っているかというとーー。『スタートレック』のオリジナルシリーズで、ミスター・カトー(本国では、ヒカル・スールー)役を演じていたジョージ・タケイ氏なのであった。今年、贄田氏とうちの同居人ら4人で行ったグランドスラムコンベンションで、ヒカル・スールーを主役にした新しいスタートレックシリーズの製作を映画会社にお願いしようという『エクセルシオ・キャンペーン』に触れ、では日本でも展開しましょうということになり、たまたまタケイ氏が日本に来るというので、では会いましょうとあれよあれよという間に決まった話だったのだ。
しかし、約束の時間になってもジョージ・タケイ氏がロビーに下りて来ない。実は一日スケジュールを延期した経緯があるので、もしかしたら日を間違えたか?とあせっていると、岸川氏と村田氏がフロントから直接タケイ氏の宿泊している部屋に電話し、無事合流を果たしたのであった。初めて会う(当たり前だ)タケイ氏は、スタートレックの中で見るよりも老けていた(当たり前だ)が、スタイルは変わっていないようだ。
とりあえず12人でゾロゾロと宴会場へ移動。その途中で、「日本の総理大臣が日本人は読み書きはいいが、会話ができない。英語に力を入れると言ってましたね?私は日本語で話します。あなた方は英語で話してください」よく知ってるな、そんなこと(^_^;)(亡くなった小渕首相が『英語を第二公用語にしよう』とぶち上げた話だ)だが、翻訳のほかに同時通訳もされている山口さんは、さすがにペラペラと会話を続けていた。すごいっす。
アメリカでエクセルシオキャンペーンを主催している人から「寿司にして」というリクエストがあり、宴会場は寿司屋。だが普通の寿司屋とちょっと違う、何となくおしゃれな感じのお店だった。よくこんなとこ知ってましたね>村田さん。
食事しながらいろいろと話を聞く。スタートレックの役名「ヒカル・スールー」の名前の由来とか、「スタートレック ヴォイジャー」にゲスト出演した時の話とか。写真はもちろん、サインも気さくに応じてくれる気のいい人であった。

■今日読み終わった本■
吸血鬼ハンター
D−ダークロード2
菊地秀行
ソノラマ文庫 476円(税別)ISBN4-257-76877-0


6月16日

午後一番で高野山東京別院へ行く。データベースの入れ替えとOSのヴァージョンアップのため。しかし、ちゃっちゃと終わらせるつもりが、どうしてもLANボードを認識しない、いや認識はするがうまくいかない。結局5時間近く掛かって諦める。別のボードを購入して入れ替えることにする。OSを入れ替えるときには周辺機器を外すというセオリーは守らなくてはいかんね、やはり。


6月17日

昨日借りてきた『ユニヴァーサルソルジャー ザ・リターン』と『追跡者』を観る。前者はどうしようもない駄作。というか、ユニヴァーサルソルジャーにされて逃げた男が、新しいユニヴァーサルソルジャーの開発に協力していたり、開発中止に反対したりという設定がニントモカントモ。それに比べると『追跡者』はおもしろかった。やっぱトミー・リー・ジョーンズかっこよすぎ。


6月18日

109港北シネマズで『ミッション・トゥ・マーズ』を観る。同居人はあまり乗り気ではなかったようだが・・・。映画のあちこちに『2001年宇宙の旅』へのオマージュとおぼしきシーンが散りばめられていたのが気になる。デ・パルマならオリジナルでも十分やれるはずなのに。それに、あの××人の描写はなんとかならんかったんかい!と思わず突っ込みたくなる。


6月19日

午前中、高野山東京別院へ。LANボードの交換。あっけなく動作。なんだかなぁ。

お昼も断って、そそくさと信濃町。慶応病院で眼科検診。1時に受け付けして診察は3時過ぎ、それも5分程度。毎回だけど、なんだかおかしいっす。

信濃町からインプレス@市ヶ谷。

■今日読み終わった本■
吸血鬼ハンター
D−ダークロード3
菊地秀行
ソノラマ文庫 476円(税別)ISBN4-257-76883-5

妖魔王 =媚獄編=
菊地秀行
カッパ・ノベルズ 781円(税別)ISBN4-334-07389-1


6月20日

教訓:二度寝は危険


6月21日


6月22日

イギリスのブリティッシュ・テレコム(BT)が、「ハイパーリンクはうちの特許だから使用料を払え」とアメリカのプロバイダに警告書を送ったらしい。なんでも、。「情報が遠隔地のコンピューターから引き出され、公共の電話回線を通じて端末機に転送される情報処理システム」というのが特許らしいが、これって普通にモデムでサーバーに繋いで情報を引き出すシステムじゃないの?特許取得が1989年というから、すでにパソコン通信とかあったはず。全文を見たわけではないからなんともいえないけど、本当にこんなのがハイパーリンクなわけ?
先日弁理士さんにLZW絡みで取材したときに、一般的に普及している技術に対する特許権は、独占禁止法(たしか100条と聞いたような)で取り消すことができるのだそうな。さすがにBTも一般消費者と喧嘩するつもりはないらしく、プロバイダに的を絞っているようだが、最終的に不利益は消費者が負担することになるわけだから、独占禁止法の適用もできるだろう。ま、白黒はっきりさせるためにも、裁判して決着してほしいな。

■今日読み終わった本■
魔人 第3部「妖夢」
菊地秀行
カッパ・ノベルズ 762円(税別)ISBN4-334-07361-1


6月23日

午前中、市民病院へ薬をもらいに行く。満員電車に乗って横浜駅へ。駅のホームでも構内でも、やたらと走っている人達がいるが、走るくらいならひとつ早い電車に乗ればいいのにと思ってしまう。いや、5分や10分の遅刻くらいは大目に見るくらいの度量が企業には必要なんじゃないか、などとフリーだから関係ないやとヘロヘロいい気に考えてみたり。バスを待っていると、駅前で××党が名前を連呼している。その中で「××党は、誰でもインターネットを使えるようにします」といっていたのには笑った。今だって、誰でもインターネットは使える。ただ対価が必要なだけだ。価格を安くするのは政治家じゃない。市場だ。競争だ。消費者の声だ。

オンラインソフトのリストをインプレスへメール。


6月24日


6月25日

同居人は、毎月恒例の大倉山。その前に、夫婦揃って投票へ行く。出口でテレビ朝日が出口調査をやっていた。そこそこ人は来ている様子だが、この天気じゃなぁ。午後8時まで投票時間が延長されただけじゃ、あまり効果は認められない。なぜ、土日の二日間やらないの?

夕方、同居人に呼び出されて新横浜でカラオケ。久しぶりなんで声が出ない。もしかしたら寄る年波か?がーん。

選挙の速報番組をザッピングしながら眺める。それにしても街頭インタビューで投票に行かなかった30代と思われる夫婦のいいわけが「天気が悪かったから」って、おい。お前の立っている場所はどこだ?天気悪くても外にいるじゃないかっ!


降ったり止んだりのいやらしい雨の中、傘もささずに銀行と郵便局。今月もつらいなぁ。お仕事ください、と神様に祈る。 PC Depotで、13GBのハードディスクを購入。メールサーバー用にと思っているのだが、AHA-66対応なので、もしかしたら古い自作のPentiumマシンでは認識しないかも、と思っていたら案の定。ついでにCPUクーラーが壊れているのも発見。今ごろになって。弱り目に祟り目。まぁ、ハードディスクは使いまわしができるが・・・。BIOSをアップデートしたらいけるかな?


6月27日


6月28日

NTTの工事が入る。以前使っていた専用線がまだ生きている(発信音がする)というので、新たに線を引くことに。これで、壁にモジュラージャックが3つ(^_^;)。ウチが引っ越したら次に入った人はびっくりだね。


6月29日

聖マリアンナ医科大学病院で検診。帰りにホームセンターみたいなところへ寄って、ハムスターのトイレ用砂(といっても鳥用の焼砂)とビニールシートとサッシの予備錠を購入する。

夜、HomePCのK氏から電話。特集の原稿依頼。うーん、締め切りが厳しいなぁと悩んだが引き受けることに。


6月30日

午後5時に南越谷でHomePCのS嬢と待ち合わせてインタビュー。今回は現役TVカメラマンさんだー。ご自宅に伺ってお話を聞く。

渋谷でK氏と打ち合わせ。特集の資料を受け取る。なんとK氏は今日で退社・・・おーい(-_-;)


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