2000年2月の日記


2月1日

パワレポにインタビューの原稿をメールで送る。


2月2日

仕事〜


2月3日

パワレポに原稿を送る。これでインプレス分は一段落。


2月4日

お昼前に渋谷でサイエンスウェブの打ち合わせ。今後(c)表示がつくことになった。つまり商標を取ったということ。来週には英語ページを立ち上げなければ。

打ち合わせの後、せっかく渋谷に出てきたのだからと思い、三省堂とコミックステーションに立ち寄る。三省堂では何も買わなかったが、コミックステーションでは超人ロックの新刊他何冊か購入。
帰りの電車でコミックフラッパーを見たら、島本和彦の『スカルマン』に赤いマフラーのあの人がっ!本家石森章太郎の『イナズマン』にジロー(キカイダー)が出てきたこともあったから、こんなクロスオーバーは許されるんだろうな。というか、個人的には許容範囲内である。どんどんやれぇ。


2月5日

昨日、インタビュー記事の修正依頼が来ていたので、ちょこちょこと直して返信しておく。この分だともっと修正ありそうな気配。


2月6日

センター北のペットショップまで買出し。あんこにロジャーの匂いを慣れさせるために、ゲージに移すことを計画し、新しいゲージを購入する。ちょっと小さめだが、現在炉ジャーの使っているサファリシリーズと同じ会社の製品。床材もチップに変えてみる。餌も買い込んだ。締めて8,000円弱。

大阪の小学生殺人事件、またも「母親と二人暮しの無職の男」の犯行だったようだ。容疑者が自殺してしまい自供がないとはいえ、犯人しか知りえない情報を持っていて、事情聴取されただけで自殺したんだから、ほぼ確定でしょう。とか、犯人と言い切れないのはもう京都府警の大失態やね。


2月7日

HOMEPCの原稿をメールで送信。直後にHOMEPCのO氏から電話がかかって吃驚したが、前に送ったインタビュー記事のコラム部分の修正依頼だった。夕方までに仕上げてメールする。やれやれやっと・・と思ったら、今度はサイエンスウェブのT氏から電話。海外から客が来るので英語ページを見せたい、ついては早急に・・・ということで、慌てて英語ページをアップ。


2月8日

先月から仕事の合間にコツコツと準備してきたこのサイトのリニューアルの仕上げにかかる。リンクはどんどん膨大になっていき時間を食ってしかたない。新規のコンテンツもあるので、来週前半にはなんとかしたいなぁ。


2月9日


2月10日

テックウィンのコラム原稿をメール。ウェブの方も更新されていた。

夜、納戸の棚が倒れる。突っ張りラックなのに、天井擦るくらいにきついのに、なぜ倒れる?重いものといっても本だけだぞ?謎だ。心霊現象だろうか?とにかく、ハムスターたちをリビングで遊ばせていた時でよかった。


2月11日

午後から池袋。同居人が3月に行く旅行の打ち合わせに付き合う。なにせ池袋を舐めきっているので、心配だからついていくのだ。
池袋東武の書店館を廻って帰宅。

■今日読み終わった本■
アルスラーン戦記10
妖雲群行

田中芳樹
角川文庫 476円(税別)ISBN4-04-166510-8


2月12日

昨日、人が多い場所に外出したためか、同居人の具合が悪くなる。一日中、家に居る。
キーマカレーを作ろうとして野菜をみじん切りにしていたら、久しぶりに指を切った。カレーの方はというと、野菜を入れすぎたせいかあまりカレーになっていない。とほほ。


2月13日

同居人は定例の大倉山。今日は山の上までつきあったが、上に登るだけで、ヒーコラ。体力つけないと(;_;)。

『九級戦隊ゴーゴーファイブ』の後番組『タイムレンジャー』が始まる。レッド役が悪人面だ。出てくる役者の演技は、まぁ毎度のことだが、主題歌はおもしろい。子供に歌えるのかこれが?

『スヌーピー』の生みの親、チャールズ・シュルツ氏の訃報が届く。中学生の頃、よく読んだものだ>ピーナッツブックス


2月14日

午後から雨などといっておきならが、ぜんぜん降らない。ちくしょー。


2月15日

午後からインプレスで打ち合わせ。渋谷の東急で「鯖のあっさり煮」と「湯葉豆腐」、「小かぶの甘酢サラダ」を買って帰る。これが夕飯。

香港のメーカーがSONYのAIBOを真似た製品i-Cybieを出すそうだ。いかにもパチモンらしく、耳の形が違う。セガの奴より似てる・・・ってそんな問題じゃないか。私もひとつ考えた。AIBOのパチモンでAIBUというのはどうだろう?犬じゃなくて豚。ちょっとふわふわしてて撫でて可愛がるからAIBU。


2月16日

昨日の夜、ファイルをアップしてサイトをリニューアル。早速、リンク漏れを同居人に指摘される。とほほ。

香港のメーカーだけかと思ったら、マテルがやはりロボット犬を販売するそうだ。こちらは登録した人の声にしか反応しないというもの。でもなぜ犬ばかり?猫だっていいじゃないかぁぁぁ!!もちろん、ハムスターでも可。というか作って欲しい。

パリのデザイナーがハイテクデザインを発表したとテレ東のニュースでやっていた。別に新素材を使ったデザインというわけではなく、携帯電話やモニター、スピーカーが服に組み込まれているもの。携帯電話はともかく、別に映像や音を出して歩きたいとは思わないよなぁ。それにどうやって洗濯するんだ?クリーニングじゃ出された方もこまるだろう。

■今日読み終わった本■
バースディ
鈴木光司
角川ホラー文庫 476円(税別)ISBN4-04-188007-6

本書は『空に浮かぶ棺』『レモンハート』『ハッピー・バースディ』の三篇が収録されている。いずれもいわゆる『リング・シリーズ』を補完する物語。また、バースディ=誕生をモチーフにしているとあおりにも書いてあるが、個人的には誕生よりは『胎児』のイメージが付きまとった。さて、辛うじてホラーと呼べるのは『レモンハート』くらいなのではないだろうか?『空に浮かぶ棺』も胎児に操られて自らを排気溝の底(井戸の底のイメージ)に落とし、山村貞子を誕生させるという恐怖を描いてはいるが、前提として『らせん』の中で語られる山村貞子の再生があってこそ生きてくるわけで、この短編単独でみれば、中途半端な感は否めない。また、『ハッピー・バースディ』は、『ループ』の後日談であり、『ループ』がホラーでなくSFとして成立している以上、『ハッピー・バースディ』もホラー足りえないのだ。私が言いたいのは『ホラーじゃないのにホラー文庫にいれるなよ』いうこと。


2月17日

同居人は会社の終わった後、溝の口の整体医院に寄って来ることに。途中電話が入って『見つからない』という。あきらめて帰って来れば?といって電話を切ったすぐ後に『見つかった』と電話。どうにもこうにも方向オンチなのにも困ったものだ。


2月18日

PS2の予約開始ということで、Playstation.comと思ったら、殺到しているらしく繋がらない。朝、わざわざお詫びのメールが来ていた。

今日は11時に海浜幕張でHOMEPCのO氏と待ち合わせ。「Playstation Festival 2000」なのだ。駅前では「Mac World」のチケットをダフ屋が売っていた。うるさいくらいに。そんなのは無視して会場へ行くと、ずらずらと並んでいたのでびっくり。流通関係者の列だった。メディア関連の入り口は空いていて、何の混雑も無く中へ入った。すると、両側にコンパニオンのお姉さんがズラズラと並び『いらっしゃいませ』のウェーブで出迎えてくれた。

コンパニオンのお姉さんのお出迎え

手前の外人のおっさん、邪魔やぁメインステージの両脇には、PS2本体のパッケージで作った大きなPS2のロゴマークを積んだトラック、会場のあちこちには本体がガラスケースに入って展示されていた。
これがPS2本体。触らせて欲しかった・・・PS2本体に触ることはできないが、通路の左右には実際に遊べるソフトが展示されている。27タイトル(DVDソフトの『マトリックス』を除く)が出品されたが、目玉となると『鉄拳TAG TORNAMENT』『ストリートファイター EX3』『グランツーリスモ2000』『リッジレーサーV』『決戦』といったところか。いくらムービーが付いているからといって、将棋や麻雀はちょっと寂しい。「通信対戦が実現すれば・・・」と担当者も言っていたが。鉄拳は、アーケード版よりも背景に奥行きがつき、動く見物客も登場して臨場感アップ。本体より少し遅れて発売とのこと。楽しみだ。
日本人以外にも外国からの客も多く、世界的に注目されているのねと実感。でも、ビジネスデーなのに、いかにも学生っぽい一般人風の人やコスプレしてる女の子がいたのはなぜ?まぁ、私も入れたくらいだからねぇ・・・。

マトリックスのコスチュームのお姉さん。ちょっと怖かったです周辺機器もガラスケース入り


2月19日

木曜日に同居人が行った整体医院に連れて行かれる。バキボキという感じではなかったが、けっこう痛い。その上、短期集中で治療しないとと言われて、来週月曜日にも行くことになった。

出かけたついでに川崎まで行って『007/ワールド・イズ・ノット・イナフ』を観る。007シリーズは一時期荒唐無稽路線を走っていて、ついていけなかったが(『ムーンレーカー』のテレビゲームシーンについていけるファンっているのかな?)、まだ現実味があっていいよ。その分、敵はテロリストと小さくなってはいるが。オープニングのボートチェイスシーンも、007ならではの壊しまくり。他の映画だったらクライマックスになるようなシーンをオープニングで使ってしまうのは007だから許されるのかも。
しかし、ソフィー・マルソーだよ。こういっちゃなんだが、ボンドガールというにはセックスアピールなさすぎ。どうもデビュー当時の清純なイメージがあってねぇ。
一番の不満はエンディングの歌かな。ファンだかなんだか知らないが、落ち着きの無いサウンドに日本語歌詞は止めてくれ。

帰宅後、PlayStation.comに何とかアクセスできたので、プレイステーション2本体とナムコの『リッジレーサーV』を注文する。


2月20日

せっかくリニューアルしたのだが、NetscapeNavigatorとInternetExplorerでこんなにもCSSの解釈が違うものかと愕然。あらかじめ検証しない私が悪いのだが、あんまりテーブルタグは使いたくないのだ。表示が遅くなるから。特にテーブルタグの中に大量のデータが入っているときには。というわけで、このサイトはInternetExplorerに対して最適化されています。その他のブラウザで閲覧する場合には、私の意図するデザインで表示されているとは限りません。あしからずご了承ください。


2月21日

午前中は市民病院で採血。以前より血の出具合がいいように思えるのだが、気のせいだろう。市民病院からてくてく歩いて、途中のスカイラークガーデンで遅めの朝食兼早めの昼食を食べ、地下鉄であざみ野経由溝の口。例の整体院でゴリゴリ。人の2倍は肩が重いと言われる。

■今日読み終わった本■
グイン・サーガ(70)
豹頭王の誕生

栗本薫
ハヤカワ文庫 520円(税別)ISBN4-15-030631-1

ケイロニアでは、グインとシルヴィアの婚礼が執り行われ、ついにケイロニア王グインが誕生する。パロではクリスタル市に戻ったアルド・ナリスが同志を集め、反乱の意思を固める。モンゴールを滅ぼしたイシュトヴァーンは、トーラスを離れられずいらだつ日を送っていた。英雄3人がそれぞれの国で織り成す文様は、次第に収斂していくのだった。

やっとこさ、グインが王様になりました。しかし、作者もあとがきで書いていたが、あと30巻で本当に終わるのだろうか?


2月22日

夕方、溝の口で同居人と待ち合わせて整体院(三回目)。肩は相変わらずだが、今度は腰も痛くなってきた。今日は中国な人がやってくれたのだが、痛くて痛くて。運動不足の自分が悪いのは重々判っているんだけどねぇ・・・。

ピーデーからメール。かうんと亭のサービスを2月いっぱいで停止するとのこと。例のGIFライセンスがらみらしい。(GIFライセンスの騒動については、Yukinori WatanabeさんのGIF Infoを参照してください)私自身はカウンタを目安程度にしか考えていないのだが、なければないで寂しいのでリムネットの配布しているCGIを導入してみることにした。うっ!IkeさんのMirrorSiteって、パーミッションの変更はできないのか。
それにしてもリムネットのサーバーは、夜重いなぁ。


2月23日

GT-9500WINのドライバ(EPSONのサイトからダウンロードしたWin2K対応ドライバ)がどうしてもインストールできなかったので、エプソンのインフォメーションに問い合わせた。あちらでも初見のトラブルらしく、いろいろと骨を折ってくれた。結局、WindowsフォルダのINFファイルを退避させることで、ダウンロードしたドライバのINFファイルを読み込むようになり、めでたくスキャナも利用可能となった。エプソンサポートセンターのOさん、ありがとうっ!


2月24日

昼に銀行で家賃の振込みと通帳記入。通帳残高を見て、仕事しないといけないと改めて思う今日この頃。天気もよかったので、久しぶりにラーメン博物館方面へ足を伸ばす。げげ、こんなところにマクドナルドあったっけ?それににんにく料理屋とかラーメン屋とか。渋谷がどんどん変わるなんて言っているうちに、新横浜もどんどん変わっているのだった。というわけで、見つけたラーメン屋に入る。とんこつ、細めん。替え玉ありと博多風だが、店の名前に『横濱』が付いているのはなぜ?

なんでリムネットのサーバーは、アップしてから更新されるまで時間がかかるんだろう?そういえば、以前もメールしたけどなしのつぶてだったし。うーむ。もう一度メールを打っておこう...今回は返事が来た。そうしたトラブルはないと。キャッシュじゃないかと。うー、こんな回答だったら、なんで前回送ったときに返事がなかったんだろう?謝罪しろとはいわないけどさ。

なぜ『老婆心』というのだろう?老婆というのは、知恵の象徴なのだろうか?

テックウィンのコラム原稿をメールで送る。これが最終回。2週間後に掲載予定。ウェブ上のコンテンツとなると、締め切りぎりぎりにならないとエンジンがかからないなぁ・・・いや、雑誌でもそうか。

テレビ東京のニュースで、徳島のベンチャー企業で青色発光ダイオードを開発した中村さんという方が、アメリカのカリフォルニア大学に教授として招かれたという話を聞く。日本国内の大手企業や大学からはオファーがなかったそうだ。またも頭脳流出だね。で、この人が言っていた言葉が「日本の企業は製造業ですから」という言葉が印象的。製造業から創造業。そんなフレーズが頭に浮かんだ。


2月25日

夕方、溝の口で同居人と待ち合わせ。夕食に釜飯を食べてから整体へ。ごぎごきって感じで。肉体面はともかく、精神面ではダメージ大のような気がする。


2月26日

レンタルビデオで借りてきた『トゥルーマンショー』と『トイストーリー』を観る。『トイストーリー』は劇場で一度観ているが、同居人が未見ということで観たのだが、結構忘れているシーンとかあるね。
『トゥルーマンショー』は、予告編とか紹介でネタバレしているので、あまり期待はしていなかった。ま、はずれではないけど、すごいってこともなかった。なぜだろう?虚構の中で生活しているトゥルーマンが出会うすべてが虚構であって、クライマックスで起こる嵐ですら作り出されたもの。だからだろうか、全体に“うそっぽさ”が溢れてしまったような気がする。映画自体虚構なのだから当然なのかもしれないが、感動できる映画は(たとえ現実には決してありえないことであっても)感情移入できる。つまり、この映画のどのキャラクターにも感情移入ができないということだろうか。主演のジム・キャリーに対する先入観で嘘っぽく感じるのかも。


2月27日

午前、九段会館で『トイストーリー2』の試写。昨日、前作を見直しておいたのは正解。前作ではちょっとアンバランスな感じがした犬の身体や動きが自然になっている。(前のはそういう演出だったのかもしれないが)また人間もリアルさをましていて、手のアップなんかは実写と見紛うほど。操り人形のシーンもすごかったなぁ。ストーリーの方も、登場人物の説明に時間を取られない分、スピーディな展開。しかも泣かせるシーンもある。私は泣かなかったけど。どうやら泣くツボが微妙にずれているらしい。観て損は無い映画だと思うな。

午後は桜木町でHomePCのO氏と待ち合わせてインタビュー。

■今日読み終わった本■
シム・フースイVersion4.0
闇吹く夏
荒俣宏
角川ホラー文庫 640円(税別)ISBN4-04-169033-1

風水師の活躍を描くシリーズ第四弾。今回の舞台は東北北上、花巻なので地理が把握しやすくて面白い。でも、飛行機より新幹線の方が速いと思うぞ。


2月28日

午前中は市民病院。次は3ヶ月後だ。

お昼にいったん帰宅し3時に溝の口の整体へ。とりあえず後は一週間間隔でいいよといわれる。

■今日読み終わった本■
薬師寺涼子の怪奇事件簿
巴里・妖都変
田中芳樹
カッパノベルズ 781円(税別)ISBN4-334-07371-9

一箇所誤字発見。“自信”が“自身”になってる。


2月29日

11時に新宿の紀伊国屋書店前で遊び猫こと尾林氏と待ち合わせ。お昼を食べてあれこれと雑談。
この間テレビで紹介していた新宿駅コンコース内の芋専門店を探したが見つからず、あきらめて渋谷へでる。尾林氏は笹塚で打ち合わせなので、新宿駅で別れた。渋谷の東急で『シュリ』を観る。韓国映画ははじめてだが、モンゴロイド系の顔立ちだからだろうか、なんだか違和感がある。アクションシーンはお金をかけただけの事はあるなぁ。だけど、ビル爆破シーンの特撮は、日本の方が上でしょ。

渋谷からバスで新橋に出て、喫茶店でインタビューのまとめ。原稿を書くために重い思いをしてThinkPadを運んでいたのだが、バッテリ残量が少なかったのでなくなく手書きで手帳に書き込む。軽くて薄くてキーボードが広くて、ある程度CPUパワーもあるモバイルが欲しいなぁ。

6時半からディジットでHomePCのリニューアル記念パーティ。今日店頭に並んでいるのを見たが、やはりピンクの表紙のパソコン誌っていうのは目立つね。なんでも女性読者50%を目指すのだそうだ。原稿もそれに合わせた感じにしなくてはいけない。


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