1999年9月の日記

9月1日

映画の日。神代氏と渋谷で「オースティン・パワーズ・デラックス」を診る。パロディばっかり。おそらくアメリカ人にしかわからないパロディとかも多いんだろうなと思う。男性シンボルの代名詞を繋げて行くギャグも、「きっとそーなんだろーなー」くらいでキレにかける。(日本では、ね)1000円でよかった。

神代氏とわかれて、実家へ行く。入院の保証人になってもらうためである。もう、3回目なので、お互いになれたもの。

パワレポのインタビュー原稿を見直したあと、メールで送信。

リムネットにFTPで送信するも、反映されない。一度ちゃんと問い合わせた方がいいのか。

外出したついでにUSBケーブルを購入してきたが、うちのマシンではUSBが認識されない。インターフェースはついているのだが、Win95の時にデヴァイスドライバを組み込んでおかなかったからかも。


9月2日

プリンタの印刷サンプルをとる。ストップウォッチの電池が切れていたので、夜、ドンキ・ホーテに電池を買いに行く。ついでに、入院時につかうコップとかいろいろと購入する。


9月3日

フジ「とくダネ!」で「買ってはいけない」の特集を流した。スポンサーに花王がいるのに、よくやるなぁと思ったら、食品添加物のみの扱いだった。やっぱりね。内容は、「買ってはいけない」の紹介とそれに反対する意見もあることを紹介していた。良く言えばバランスの取れた、悪く言えばどっちつかずの中途半端な取材。「議論するきっかけとしてよい」という結論で締めていた。
ついでにこの本の批判サイトも紹介しておこう『週刊金曜日に疑問』とか『週刊金曜日に疑問 出張コーナー』とか『『買ってはいけない』は買っていいか? 』
こういった問題というか不信感ってのは、企業側の情報公開が足りないからで、CMで都合のいいことばっかりいっているというのが最大の原因ではないかと思っている。文明の利器というものは、包丁にしろ車にしろ便利の反対が輪に「使い方を誤れば危険」があるということなのだ。だから、「こうした使い方をしてはいけませんよ」ということを、もっと消費者に知らせるべきだと思う。いい例が漂白剤の『まぜたら危険』という警告だろう。あれも問題にならなければ、小さく隅の方に書かれているだけだったかも知れない。だから、企業もこれを機会に堂々と「買ってはいけない」に反論すればいい。「正露丸」の大幸薬品はちゃんと反論して、記事を訂正させたらしいし。(謝罪はしてないけど)


9月4日

DigitalCAPAに原稿をメールで送信。

同居人が美容室から帰ってくるなり、髪型のことで文句をいう。いうがままにかけたパーマが気に入らないらしい。なんだか、毎回こんなこといっている。


9月5日

サミットでパジャマを買う。本当はガウンも欲しかったのだが売っていなかった。ガウンなんてガラじゃないが、慶応病院では、病院内を歩くときにガウン着用が義務付けられているのでしかたない。

ページが更新されない件でリムネットにメール。さて、どのくらいで返事がくるかたのしみだ。


9月6日

午前中はパワレポの原稿を書き、汗を流した後新宿へ向かう。SCIENCE WEBの打ち合わせだ。寺門さんも忙しかったので、5月から更新されていないが、9月後半にどどっとやる予定。私が退院できれば、だけど。
新宿小田急パルクに寄ってガウンを買う。た・・・たかいっ!こんなもんが、\15,000もするなんて許せんっ!くそー。

■今日読み終わった本■
仮想空間計画REALTIME INTERRUPT
ジェームス・P・ホーガン 大島豊/訳
創元SF文庫 920円(税別)ISBN4-488-66321-4

仮想現実(ヴァーチャルリアリティ)+人工知能(AI)というアイディア。同じ作者の『未来のふたつの顔』を思い出させるが、背景も場所も展開も違う。仮想現実空間に人間が入り込み、それをコンピューターに見習わせて人工知能を生み出そうという実験に参加した主人公が、というお話である。読んでいると、何が現実で何が仮想なのか、狂っているのは自分なのか世界なのか、という問いが付きつけられる。


9月7日

ヤマト運輸の営業所に電話して、荷物を集配してもらうことに。時間が指定できないのはやっかいだよなぁ。結局、夕方来たのでDigitalCAPAにプリンターを送り返す。発送伝票を書いている最中に、新宿に済む伯母から電話。父親から連絡が行ったらしく、折り返し電話して、入院のことを説明する。

オンラインソフトの原稿を、パワレポにメール。


9月8日

昨日で仕事は一段落。いやまだあるけど。で、今日は外回り。新横浜の銀行に通帳更新にいったら、以前の通帳を持ってきてしまい無駄足であった。で、あらかじめ、インターネットタウンページで調べておいた新横浜の床屋さんへ行くことに。ちょっと迷ったけど無事発見。しかし、ロケーションとしてはそれほど集客の見込めるような場所ではないのだが、経営は大丈夫なのだろうか?と他人事なのに心配してしまう。散髪してくれたのは、朴訥なおにぃちゃんだったのだが、シャンプーを目に入れてくれたりいろいろとおもしろいことをしてくれた。ま、カット自体については、要望通りにしてくれたので、次回もここをりようすることにした。

新横浜から地下鉄で三ツ沢上町まで。てってこてってこ歩いて市民病院へ。慶応病院宛の資料を受け取るためだ。地下鉄の駅から市民病院までは、徒歩で15分ほどかかるうえ、山を登るかたちになる。以前ならとても行く気がしないところだが、毎日の散歩が項かをあげたためかさほど気にならない。普段、運動不足が気になる方は、30分程度の散歩がおすすめである。結局、この手紙だけで640円も取られた。患者のデータくらい、ネットワークで送れないものか。病院同士の接続がないからだめなの?

■今日読み終わった本■
ヤマタイ国幽霊事件
風見潤
講談社X文庫 490円(税別)ISBN4-06-199817-X

エピローグは余計だよね。というか、風見さんの「ヤマタイ国はここにあった」という仮説を活字にしたかっただけなんじゃないかと。


9月9日

9並びのめでたい日。午前中に銀行で通帳の繰越をする。今日は間違えなかった。

一昨日送ったリストがちょっと偏っているとうことで、見直し。その他、入院前に片付けなければならない仕事をパッパと。


9月10日

午前中に慶応病院から電話。明日から入院と言うことになる。

リストを送って、これで一安心。荷物の用意やらThinkPadの整備やら。うーん、入院専用のノートパソコンが欲しい。もっと軽い奴。

■今日読み終わった本■
魔人 第2部「怨霊」
菊地秀行
カッパ・ノベルス 762円(税別)ISBN4-334-07332-8


9月11日

9時半前に病院に到着。病室に案内される。四人部屋。差額はない。
同居人が帰った後、検査が始まる。まず、内科。外来と一緒に予診を受けて、診察室の前で待つように言われる。昼食も摂らずに低血糖症状の前触れが起きはじめた頃、内科医は後から病室に来ることになっていたことが判明。待ち損である。で、病室に帰って昼食。市民病院の時よりも、ちゃんと味がある。よかった。
昼食後、眼科の検診。瞳の細胞の数を測定されたり、反応を見られたり、眼球の大きさを計られたり。非接触なのがすごいね、医学の進歩は偉大である。しかし、検査ばかりだと、自分が実験動物になったような気がするのはなぜ?
手術は、火曜日に決まる。


9月12日

今日も診察。
午後に同居人が見舞いに来る。
慶応病院では、看護婦は基本的に注射をしないようだ。注射は先生(インターン含む)のお仕事なのである。それにナースキャップ。普通のナースキャップと違って、丸い帽子だ。まるで古い中国の帽子のようだ。こちらのほうが、点滴などにひっかからないので安全なのだそうだ。
また、部屋単位で担当するのではなく、患者単位で担当医と看護婦が決まっている。大学病院ならでは、というところだろう。


9月13日

市民病院になくて大学病院にあるもの。それは、大先生の回診である。いや、市民病院でも、回診はあったよ。でもそれは、医者の軍団が回って診察する回診で、大学病院は逆。つまり、患者側が先生のところに行って診てもらうわけだ。それをインターンの学生が見て参考にすると。わしらは、サンプルかいっ!どうしても、反権力というか権威に対する反抗心がムラムラと沸いてきてしまう。目の前で「○○医者っ!」とか言ってみたくなったりとか。あまり意味はない。

夕方、インプレスの畑農さんとハイパーダインの大橋さんがお見舞いに来てくれる。ありがたい。夕食前に検査の予定があったので、病室でいろいろとお喋りをして気を紛らす。検査ということで、お二人を見送り、2階の検査室へ。光に対する網膜と脳波の反応を測定する検査なのだそうだが、目の下と耳たぶ、後頭部に電極を取り付けられ、ランダムに光るストロボライトを見つめるというもの。

検査を終わって病室に帰り、夕食を食べていると同居人が来た。6時半くらいか。面会時間は7時までなので、なんとも慌ただしい。
夜、手術時間が午前中に変更される。


9月14日

心の準備ができぬまま、朝が来る。よく眠れなかった。こんなことなら、睡眠導入剤をもらっておけばよかった。朝食は抜き。グリミクロンも無し。その代わり1時間前から点滴が始まる。右手首近くに針を刺されるので痛い。しかし、こんなのは序の口であった。左手首には、名前と「眼科」「左」などと書かれたリストバンドがつけられた。これは別に痛くない。患者を間違えないための処置である。9時になるとベッドから車椅子に移される。すでに上半身は手術用の着衣に着替えている。(下半身はパジャマ。かなり情けない。)点滴を打ちながら車椅子に乗っていると、とんでもない病人になったような気がする。車椅子で一階下の手術室へ。このフロアは全部手術室になっているらしい。病室の看護婦さんから手術につきそう看護婦さんにバトンタッチ。スリッパも手術室のものに履き替えさせられる。そのまま奥へ。手術室は広々としていて、手術台がふたつ離れて置かれている。私は奥の手術台へ載せられる。右腕には点滴されたまま、左腕に自動血圧測定機が巻きつけられる。一定間隔毎に血圧を測るのね。胸には心電図の端子。するってーと、このピッピッというのは、私の心音か。しばらくして、目に麻酔を打つ。眼球そのものに打つわけではないが、目の裏に麻酔するために長い針を差し込まれる。鋭い痛みとズブズブという感覚。麻酔液が打たれたところから、痺れにも似た変な感覚が左半顔に広がる。くぅぅ〜〜っ。感じは、歯医者で打たれる麻酔に似ている。もっと長いけど。

 麻酔の後は、口と鼻に呼吸器が当てられ、顔が布で覆われて行く。もちろん、左目だけは隠されない。麻酔を打つと、視界が暗くなると言われたが、まだぼんやりと見える。で、麻酔の追加。さっきほどではないにしろ、針が差し込まれる感覚がある。  そのままの流れで、手術が開始されたらしい。うごうごと、眼球の中で動く器具の先端が見える。その中に吸い込まれて行く晶子体。うげげ。ちょうどクローンを作るときに、受精した卵子から核を抜き取る顕微鏡画像、あれに似ている。それが自分の眼球の中で行われていると思うと、ちょっと気色悪い。でも、ほかに見えるものも無いし、見ないようにもできない。キューブリックの『時計仕掛けのオレンジ』に出てきたような拷問である。

 それに手術台の幅が狭い。腕の置き場所がなくて苦労するのだ。そんなことを考えているうち、手術は晶子体除去からレーザー照射へ、そして縫合と、淡々と進んだ。と、簡単に書いてしまったが、途中何回かむちゃくちゃ痛い場面があった。眼球とその周辺は麻酔が効いているはずなのだが、それでも痛いっつーのはどーいうこっちゃ。

 手術室を出たのは12時を回っていた。手足の先は冷え切り、左目は眼帯で覆われている。病室へ戻って、昼飯を食べる時までは元気だったのだが、横になって安静にしているうちに麻酔が切れ、すさまじい痛みに襲われる。横になっても痛みは引かない。

 同居人が、会社を半休して見舞いに来てくれた。あまり会話もできない。痛み止めを貰ってなんとか抑えているが、それでも痛い。自分がこんなに痛みに弱いのかと実感し、もう手術は二度とすまいと心に誓ったのであった。ちゃんちゃん。


9月15日

 痛みはだいぶ引いた。目を急に動かしたり、急な動きをしなければ、痛みは感じない。

昨日に引き続いて同居人が見舞いに来る。調子がいいので、11階のレストランに行きコーヒーを飲んでいると、父親が来た。病室に戻ったところで母親も来る。


9月16日

 入院していても、ニュースは見られる。PS2は\39,800ですか。USBポートは備えているらしいので、PCのDVDドライブとして利用できればいいなぁ。

■今日読み終わった本■
量子宇宙干渉機 PATHS TO OTHERWHERE
ジェームス・P・ホーガン 内田昌之/訳
創元SF文庫 920円(税別) ISDN4-488-66319-2

量子力学の現象を説明する多元宇宙論を骨子に、閉塞した世界からの脱出を描いた作品。「どこかに理想世界がある」という考えは、ホーガンの別の作品にも共通するものがある、と思う。「理想社会願望」なのではないかと思うのだけれどどうだろう?


9月17日

 いまだに左目は眼帯に覆われたままだが、執刀医によれば週明けに退院日を決められるらしい。これで来週中の退院は確定であろう。

 不思議なことに、手術前は醜かったディスプレイの文字も何とか見える。右目だけの方がいいというのはなぜだろう?たぶん、ぼんやりと見えていた左目に合わせようとしていたために、右目の焦点も合わなかったのではないだろうか?

 夕方近く、インプレスの安藤さんと中村さんがお見舞いに来てくれる。紅茶のセットを持ってきてくれた。3人で11階のレストランでお喋り。来週には退院できるでしょという見通しを話して、なら問題無いですねということになる。本当に来週退院できればいいのだけれど。


9月18日

 慶応病院のよい点は、食事がいいことだ。市民病院では出なかった、カロリー制限しながらちゃんとした食事、というものが出る。そばやパン、それに肉も出るので、飽きない。やはり規模が違うからだろう。糖尿病=老人が多い=高血圧=減塩という図式が市民病院のメニューから読み取れる。ここでは糖尿病の患者だけでも大勢いるので、より細かいメニュー作りが可能なのだろう。


9月19日

 同居人が見舞いに来た。本屋で『ハムスター倶楽部13』を見つけて買って来た。スコラの倒産ですでに『新ハムスター倶楽部』が発刊されていたから、もう出ないものだと思っていたのだが、権利関係がクリアになったのだろうか。洗髪室で看護婦さんの指導の元、久しぶりに頭を洗ってもらった。同居人には、これから一ヶ月間苦労をかけそうである。すまないなぁ。今までも苦労をかけていないわけではないんだけどね。
同居人が帰ったすぐ後、母親が来る。うむ、惜しいところで嫁と姑の対決が見れたのに・・・って、そんなのないけどね。

■今日読み終わった本■
アヴァロンの戦塵(上) BEOWULF'S CHILDERN
ラリー・ニーヴン&ジェリー・パーネル&
スティーヴン・バーンズ 中原 尚哉/訳
創元SF文庫 680円(税別) ISBN4-488-65412-6


9月20日

 コントロールできてるということで、血糖チェック、すなわち採血がなくなった。右腕に針の跡が残るほどだったので、よかったといえばよかったのだろうが、まぁ、先生方が忙しいというのが理由なんじゃないかと邪推したりもする。

 夕方、世界文化社の江川さんがお見舞いに来てくれた。外は暑かったらしい。ところが、面会時間30分前に来た同居人は傘を持っていた。天気予報では、雨が降る、といっていたらしい。

■今日読み終わった本■
アヴァロンの戦塵(下) BEOWULF'S CHILDERN
ラリー・ニーヴン&ジェリー・パーネル&
スティーヴン・バーンズ 中原 尚哉/訳
創元SF文庫 720円(税別) ISBN4-488-65413-4

 『アヴァロンの闇』の続編。原題を見ても判るように、前作の第二世代が登場する。もちろん、悪魔のような敵「グレンデル」も出てくる。いろいろなバリエーションで。前作のような、殖民した人間対グレンデルという単純な構図ではなく、グレンデルに加えてアヴァロンの未知と人類は対峙することになる。当然、第一世代と第二世代の対立とか、親子の関係など、人間ドラマもふんだんに詰めこまれている。この話だけでも読めるけど、前作を読んでいた方が楽しめる。


9月21日

月曜日に退院日について相談しましょう、と先生に言われていたのだがそれもなく、一体どうなるのだろうか、もしかしたらこのまま一生病院で暮らすはめになるのではないかと思っていたら、水曜日か木曜日でどうか?という。水曜日といったら、研修医の先生が造影剤を投与した眼底写真の撮影が、ということで木曜日に。ところがところが、午後になってその研修医の先生がやってきて、今日検査して明日退院にしましょうという。うー、どっちなんだ。

蛍光造影剤を投与(というか点滴)した眼底検査は、午後5時頃から始まったのだが、終了したのは結局7時近くになってからだった。点滴は痛いし、撮影はまぶしいしえらく疲れる。しかもフィルム撮影である。市民病院の眼底写真はCCDを使ったデジタル撮影システムだったので、すぐに結果が見られるんだけどね。

遅い夕食を摂っていると、同居人がやってくる。実は、昨夜可愛がっていたハムスターのポール君がハムスターランドに行ってしまったのだ。なぐさめようもない。せめて、私が入院などしておらず、そばにいてあげられればよかったのに。


9月22日

というわけで、晴れて退院である。でも外は雨。会計を済ませて帰宅する。雨の中、重い荷物を持って歩くのは、思ったよりも辛い。というか、10日間の入院で身体がなまってしまったのだろう。駅からマンションまでの間も、とても長く感じられた。


9月23日

同居人は実家へ。ポール君を兄弟ジャン君の隣に眠らせてあげるためだ。

プリンスペペの地下で、「鉄人ぷりん」を買う。フレンチの鉄人が作ったそうだが、なにもひらがなにしなくったって。前の前に居た客が、その前に居た客の買うのを見て折詰めを頼んだ上、途中で中身を変更させるわ、追加で注文するわ、まぁ、金を払えば客だからしょうがないが、後ろにいる他の客のことも少しは考えろよ。

『トルネコの大冒険2』を買う。オープニングのクレイアニメーションは別にして、なんだかとっても懐かしい。ただ、ROMカセットではないので「セーブ」がある。ということは、リセットが効くということで、あの「失敗したらせっかく鍛えた武器やレアアイテムが消えてしまうかも」というドキドキ感はなくなってしまった。その代わり、チュートリアルのように、操作方法やアイテムの使い方を理解するためのダンジョアンがあるのはいいかも。それぞれに特徴づけしてあるのもね。全体的に見れば、優しくなってしまったかなぁ、という感じ。『チョコボの不思議なダンジョン』の影響かも。


9月24日

やっぱり自宅がいい。ぼちぼちと仕事をする。入院生活は、人間を堕落させるね。


9月25日

体調が万全でないので、予定していた映画は止めて、新横浜へお買い物。


9月26日

トルネコ『不思議のダンジョン』クリア。

■今日読み終わった本■
ニードリッパー
菊地秀行
ジョイ ノベルズ 781円(税別) ISBN4-408-50342-8

ホラー系短編集。ホラーといっても、「菊地流ホラー」なのであって、菊地秀行を呼んでいるものにとっては、おなじみの怪奇小説である。


9月27日

薬を貰いに市民病院へ。それにしても、たかだか薬をもらうだけで、こんなにもまたされなくてはいけないシステムというのは、とっても疑問。


9月28日


9月29日

■今日読み終わった本■
宇宙英雄ローダン・シリーズ(253)
光の泡の囚人
ウィリアム・フォルツ&H.G.エーヴェルス 池田香代子・訳
ハヤカワ文庫 520円(税別) ISBN4-15-011285-1

ローダン・シリーズの魅力のひとつは、登場するエイリアン達だと思う。そして、それがメインストーリーに深く関わるのか?と思わせて、あっさり消えて行くのも特徴なのだ。それにしても《大群》って、かつての「オールド・マン」を彷彿とさせるなぁ。規模は違うけど。


9月30日


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Copyright Hiroyuki Mizuno