1999年5月の日記

5月1日

ああ、もう5月。こう書いている人は何人いることか。

ハムスター達の巣の掃除をする。ポール君の方は、空気穴を増やすためと日光に当てるため、別の衣装ケースを改造したものに移ってもらう。以前、チョロちゃん用に作ったものだ。ちょっぴり狭いけどね。
チョロちゃんの方は、なんだか気が立っている様子。同居人は妊娠しているんだと言い張る。うーん。確かにデブに見えるが・・・。とりあえず、藁を交換して巣箱の中を綺麗にする。餌を大量においておくことにして、手であげていたひまわりの種も茶筒の蓋にたっぷりと入れておいておく。これなら満足するだろう。チョロちゃんは何度で静養してもらい、ポール君はリビングに置くことにした。


5月2日

午後からピクニック。といっても岸根公園、地下鉄で一駅だから歩いても行ける距離ではある。でもそこに行くまでが大変だった。横浜アリーナでジャニーズJr.のコンサートがあるらしく、10代の少女達がうじゃうじゃと。歩き辛いったらありゃしない。なんとか新横浜から地下鉄に乗り岸根公園につく。駅を出ればそこが公園だ。沼に浮いている浮き橋を渡り、広場につく。そんな距離にこんな自然があるなんて、良い環境だ。ベンチで弁当を食べ、草の生えた斜面で寝転がる。風も涼やかで心地よい。これでカラオケでがなるおっさんがいなけりゃなぁ。


5月3日

連休真っ只中。といってもフリーランスの人間には、連休も何もあったものではないのだった。連休明け〆切の仕事をシコシコと。


5月4日

昨日は閉じこもりきりだったチョロちゃんが出てきて餌をねだる。もしかしたら、と思い、チョロちゃんをハムスターボールであそばせている間に巣の中を覗くと、赤黒い小さな物体が・・・。赤ちゃんだろうか?それにしてはうごかなかったような。あまり観るとよくないということらしいので、詳しくは明日調べようと思う。

インタビュー原稿をメールで送信する。


5月5日

チョロちゃんの巣の中には、確かに赤ちゃんがいた。ただ、すでにハムスターランドに旅だっていった後だった。親ハムは、時として仔ハムを食べてしまうことがあると、飼育書に書いてあったが、まさにその通りだった。遺体は後日公園に埋めてあげることにする。

DOS/V PowerReportの原稿をメールで送る。まだちょっと残っているが明日中には送れるだろう。


5月6日

朝、「めざましテレビ」を観る。といっても、ほとんど毎日見ているわけだが、今日は、先週金曜日の試写会の様子が放送されるので逃せない。7時40分頃にその様子が映った。知り合い(正確には同居人の知り合い)の女性がばっちり映り、インタビューまで受けていた。
同じ番組内で「めざまし調査隊」というコーナーがあるのだが、今回は「関西では納豆をごはんにかけないで食べるって本当?」という話。なんでも、関西で売られている納豆は薄味なので、ご飯にかけると納豆の風味が失われておいしくないということらしい。なんだかなぁ。あつあつのご飯にかけて食べる納豆ほどおいしいものはないのに。

ポール君を動物病院に連れて行く。連休明けなので、1時間ほど待たされる。チョロちゃんに噛まれた跡を見せたとたん、先生に「なぜもっと早くつれてこないんだ」と怒られる。お見合いについても、半年から1年くらいのハムスターならいざしらず、ポール君には無理がある、と注意される。とほほ。傷の様子は、肉が盛り上がってふさがらなくなっていたため、腐りかけていた部分を取り除き縫合してもらった。一日2回、消毒液をつけるように言われる。抜糸は1週間後だ。

原稿用のキャプチャをしようとしたのだが、マシンの調子がおかしく、うまく撮ることができない。しかたがないので、原稿だけ先に送って、キャプチャは明日にする。


5月7日

チョロちゃんの飼い主である平塚さんからメールで励まされる。

なんとかマシンが動いてキャプチャに成功、メールで送信する。

「納豆腐」を試してみる。少々豆腐が多かったが、まぁこんなもんでしょ。確かに納豆嫌いに食べさせるにはいいかもしれないけれど、納豆本来の味はなくなってしまって、大豆の豆腐まぶしを食べている感じだ。これはいかんです。豆腐も納豆も同じ豆だしなぁ・・・。


5月8日

同居人が、友人達と映画を観に行っている間に、ちょこちょことやってきた、サターンのソフト『シャイニングフォースIII シナリオ1』をクリア。ちょっと前のゲームだが、同居人がやっていたのを見ていたら、やりたくなったのだ。

リンクページを大幅にリニューアルしようと、ちょこちょことやっているが、リンク切れやらなにやらで、ぼろぼろの状態。

関西で納豆好きな友人、冬樹玲氏に件の「関西人は納豆をごはんにかけて食べない?」の真偽をといあわせたところ、『確かに自分はごはんにかけて食べない。』という回答を得た。ただ、『周囲に納豆を食べる関西人を見ないので、他の人がどうしているかは知らない』ということだ。うーむ。


5月9日

昼、ポール君に消毒液をつけてやろうとして、縫合の糸がはずれているのに気が付く。月曜日はまた動物病院だな、こりゃ。

近くの公園に仔ハムの遺体を埋めにいく。悲しいけどしかたないよね。

掃除のついでに、テレビ台の背面のパネルをねじ止め。購入してからかれこれ2年間もの間、テレビ台の背面パネルを放っておいたので、テレビがグラグラしたままだった。パネルにケーブル類を通す部分を空けている時に親指に怪我をする・・・あいかわらずぶきっちょだなぁ。

オレンジソフトの塩田君から、メールでハムスターの回し車のカウントをPCで記録するオンラインソフト「HamScan for Windows95/NT」の紹介があった。おもしろい・・けど、ハムスターのためにマシンを1台使えるかどうかだな。うーん、自作機が1台余っているので、Linuxでも入れようかと思っていたが、ハムスター用に流用しようか・・・LANに繋いでデータだけ吸い上げれば、モニターなんかいらないし。


5月10日

昨日、ポール君の背中の傷を縫合している糸がほつれているのを発見したので、朝、動物病院へ電話する。
私 「先日縫合してもらった糸が、ピロォ〜ンとほつれているんですけど。」
先生「おそらく舐めるかして、結び目が取れちゃったんだね。傷口はどう?」
私 「はぁ。一応、ふさがっているみたいですけど・・・。」
先生「なら、抜いちゃって構わないよ。」
ううっ!考えるだけで痛そう・・・。同居人にやらせよう。

午後の打ち合わせの予定が水曜日に変更になる。駅前に散歩ついでに、銀行口座を確認。まじでやばい。というわけで、トップページとプロフィールを更新。新刊が5/25発売予定なので、出たら買ってね。生活かかっているから。

同居人の帰るコールの時に、ポール君の糸を抜く話をしたら、ピンセットを買ってきた。なんとまぁ。でも結局抜けず。怖いのと痛そうなのとで。
それに引き換え、ポール君はなんだか異様に元気な様子。昨日までは食べるのに時間がかかったミルワームも、あっというまに食べちゃうし。


5月11日

結局、ポール君の抜糸は病院でやってもらうということになり、ポール君専用キャリングケース(昆虫採集の箱)にホワイトマットをたっぷり入れて持って行く。途中、綱島街道を横切るときに近くを通ったダンプの振動に驚いたか、病院に着いたときに、ポール君は一生懸命マットの中に潜ろうとしていた。先生が馴れた手つきでポール君を持ち上げ、ピンセットで抜糸しているときゅうにポール君の動きが止まる。ぽと。まれにみるでかさのうんちであった。うんちを落とすと安心したのか、また暴れ出したが、なんとか抜糸成功。
家に着いて、キャリングケースから出そうとすると姿が見えない。驚いて底から覗いてみると、底に張りつくようにして眠っていた。人騒がせな奴である。とほほ。


5月12日

午後から新宿で打ち合わせ。時間調節のために、ヒルトンホテルの前にある大理石のベンチに腰をかけたら、熱いの熱くないの。すでに日光は当たっていないのに・・・石の熱伝導率が悪さを実感。
ニュートン編集部の入っているビルに、首都高速道路公団のオフィスが。金はあるところにはある。

帰りがけに小田急のペットショップに寄る。デパートとしては広い面積をペットショップが占めている。ハムスター関連は、ゲージが充実していて、実際に触れるのでよい。生体も売っていたが、びっくりするくらい高い。ひぇぇ。とりあえず、焼き砂(ハムスター用。鳥用より高い。)とミルワーム2個を買って帰宅。ミルワームは、前に買った残りと合わせて、マーガリンの空きケースに移す。これで冷蔵庫に入れておくわけだが、朝食の時に間違えて開けたらちょっとショックかも。

歩いている間も電車を待っている間も、なぜだかひとつの歌がグルグルと頭の中を駆け巡る。「ドリルでルンルン、クルルルンルン♪」とほほ。


5月13日

なんだか最近、原稿を書いている時間よりもHTMLを書いている方が多い気がする・・・ということで、午前中から午後にかけてはHTML書き。
夕方、IDGでデータを渡した後、市ヶ谷のインプレスで打ち合わせ。来月のテーマは決まったが、雑談している時間が長いよなぁ(^_^;)打ち合わせの後、8階に顔を出して、畑農さんと安藤さんに挨拶しつつ、ここでも雑談してから帰宅する。


5月14日

え?なになに?体調悪し。それに比べてハムスターたちの元気なことといったら。夜行性のはずなのに、昼間から起きて餌をねだるし。調子が悪いといえば、我が家のパソコンも調子が悪い。オートシャットダウンがうまく働いたり働かなかったり、ソフトが起動しなかったりエラーが起きたりと、不安定この上ない。仕事で使っている以上、もっと安定した環境なり、いざという時のためのサブマシンが必要になってくるわけだが、その気力も費用もないときたもんだ。とにかく、8月までは緊縮財政でいくしかないのだ。ゆるせ、妻よ。

ミルワームを幸福そうに食べるちょろちゃん


5月15日

土曜日だからって、だらだらしちゃいかぁ〜ん!と思いつつ、だらだら。
それにしてもCSS、ふたつのブラウザで対応が違うのはともかく、Internet Explorer 4.0の動作がおかしいのはなぜ。

育毛剤ではなく、発毛材が来月販売されるらしい。高血圧の治療薬の研究から生まれたとかいう奴ね。ちょっち高いけど、試してみたい男心。
そういえば、自分の髪は直毛だとずーっと思ってきた、というか、現に大学生の頃なんかはまっすぐな直毛のロンゲだったわけで。でも、最近、自分の髪がいうことを聞かないのだ。ちょっと油断すると、あっちにピン、こっちにポンとばかりに反抗する。天然パーマとまではいかないまでも、きっついくせ毛になってしまったのだ。なぜ?どうして?中学生のころは、風になびいていたあのやわらかな髪はどこにいったのだろう。しかも、毛根とともに・・・。


5月16日

午前中、だらだらして、夕方から新横浜にお買い物。

道具というものは、新しいものが必ずしもよいとは限らない。肌に塗ると泡立つタイプのジェルのシェービングクリームを使っているのだが、やはり最初から泡のシェービングクリームの方がいい。こんなもんは主観だけだから、いいやジェルの方がいいという人も当然居るだろう。ま、私なりのこだわりということで。
第一、剃刀で髭を剃るという人も、そんなに多くなくなったのではなかろうか?私の場合は、髭剃り後の爽快感、この一点のために剃刀を使っている。あの爽快感は、電気シェーバーでは味わえないのよ。女性にはわからないと思うけど。


5月17日

今日も今日とてHTMLと取っ組み合い。ライターというよりもウェブデザイナー仮免って感じですか。

夕方のニュースで、京セラの新しいPHSが紹介されていた。CCDカメラ内蔵で、同じ機種同士なら、カラーの動画(といってもパラパラ漫画のように)で会話できるという。パラパラ度も、NTTのフェニックスミニと同程度だし、NTT Docomoの新規格ほどのスペックが必要ないなら魅力的。電話帳と画像をリンクして保存しておけるのもいい。7月発売だそうで、ちょっと心が揺れる。でも、ちらっと映った小型バージョンは、もうすぐウルトラ警備隊の腕時計型通信機が実現しそうな感じ。それが出るのを待つか・・・。

今日の格言。夫婦喧嘩は犬も食わない。


5月18日

午前中から、チョロちゃんがごそごそと動き回っている。こっちもよせばいいのに、ついついかまってひまわりの種なんぞをあげてしまうからいけない。しかもおうちにはいってくれない。しくしく。
夕方、ホームセンターに藁とホワイトマット、室温計を買いに行く。あれだけたくさんいたハムスターたちが一匹もいなくなっていたので、ちょっぴり寂しい。

スキャナーでガリガリ。けっこう綺麗にとれたので、ついでにアイコンにしてみる。アイコンといってもWindowsやMac用じゃなくて、50x50にしただけなんだけど。時間があったら、32x32にしてアイコンファイルにしてみるか。


5月19日

前夜、とある出来事により、就寝が明け方になってしまった。従って、午前中爆睡。


5月20日

午前中は、市民病院で採血だ。今回は若い看護婦さん。
「ピリピリしたら言ってくださいね。」
「ビリビリ・・・って、電気でも流れてるんですか?」
「たまに血管のそばに神経がある人がいて、ビリビリするんですよ。」
「あ、大丈夫。神経ないから。」
「ハハハッ!・・・笑っちゃいけないですよね。」
などと楽しく採血を済ませ、医療費を支払ってから横浜。ビックカメラがオープン前だったので、コーヒーショップで朝食を食べる。採血の日は、前の日の9時以降は食べてはいけないのだ。ビックカメラでFAX用紙と「PostPet2001」を購入して帰宅。

夜になって、同居人のiMacにポストペットをインストール。前のバージョンから宝物とかは引き継げるのに、ネットワークの設定が引き継げないのはおかしいでしょ、ソフトとしては。まぁ、同居人が「可愛い」を連発するので、よしとしよう。


5月21日

お昼に神楽坂で打ち合わせ。パワーランチって奴ですか。サイエンス・ウェブの仕掛け人寺門さんに誘われたのだった。相手は翻訳を専門にやっている会社で、ウェブ上で展開するビジネスの話。実現すれば面白いことができそうだけれど、手伝えるのは仕組み作りくらいでしょう。というか、そーいう相談。
打ち合わせの後、飯田橋へ出て喫茶店でサイエンス・ウェブの打ち合わせ。アイコンにするNASAからもらった清刷りとかシャトル発射の写真とかを受け取る。

寺門さんと別れた後、渋谷で映画でも観ようと思ったが、Dos/V PowerReportのオンラインソフトのセレクトが終わっていないので、とっとと帰宅する。
セレクトリストは夜になんとか送る。と、入れ違いにインプレスの畑農さんから電話。明日打ち合わせすることに。

■今日読み終えた本■
グイン・サーガ(65)
鷹とイリス

栗本薫
ハヤカワSF文庫 500円(税別)ISBN4-15-030612-5


5月22日

午後からインプレスで打ち合わせ。といっても、約束の時間5分前に編集部に着いたら、私が一番早かった。トホホ。約30分遅れで打ち合わせ開始。結局7時半過ぎまでかかった。この分量で、この〆切かぁ・・・またしばらく忙しいな。

帰宅途中の渋谷のビックカメラで無線版の「Aterm」のセットを購入する。元々、買うつもりだったし、今回の仕事でAtermが必要なので思いきって買った。これで、床に這わせるラインが一本減らせるな。

帰宅後、平塚夫妻がチョロちゃんを引き取りにやってくる。2ヶ月以上も家にいたので、やはり情が映ってしまった。ちょっと寂しい。お土産にミルワームを少し分けてあげる。

■今日読み終えた本■
宇宙英雄ローダン・シリーズ(250)
虚無より来る

クナイフェル&シェール 五十嵐洋/訳
ハヤカワSF文庫 540円(税別)ISBN4-15-011271-1

ローダンシリーズもこれで250巻。ドイツ本国の500巻目にあたる。だから、いつもより40円高くてページ数も多い。一応、これでカピンサイクルが終了するわけだが、もー怒涛の展開。以前にこの500話目だけがSFマガジンに掲載されて、それを読んだ覚えはあるんだが、ずいぶんと忘れている。球形艦に外付けの銀河間航行用のエンジンがついていたような気がするし、ホモ・スペリオールのくだりなんかすっぽり抜け落ちている。読んでいるうちに思い出したのは、エイ型の宇宙船くらいか。最後の方で、地球がひどいことになっている様子は覚えていたけど。


5月23日

午後、散歩がてらに同居人を大倉山まで送っていく。日差しが刺さるように暑い。5月とは思えない陽気だね。途中で、新しいお店を発見。「激安」と書いてあるが、なんの激安だか判らない。そこで、帰りに前を通ってみると、総合ディスカウントショップらしい。しかも明日開店だそうだ。チェックしてみよう。

暑い、だるい、その上低血糖症状ときたもんだ。帰宅してからパソコンに向かうも、はかどらない。ああっ、昨日買ったTAも設定しなくっちゃだわ。とりあえず、先日預かったシャトルの写真とNASAの清刷りをスキャンして、画像とアイコンを作ってみたりする。アイコンというか、ちょっと大きめ。ページのポイントに使おうと思ったから50x50にしたけど、見出しの頭に置いたらかっこよくなったので、こっちに使う。でも、もうちょっと小さい方がいいよなぁ。

ハムスター型ヘリコプターペガサスハムスター

いたずらがきだが、結構気に入ったのでついでにスキャンして掲載。左が「ハムコプター」で右が「ぺがはむ」。


5月24日

新しく近所にディスカウントショップ「ドンキホーテ」がオープンしたので、覗きにいく。平日だというのに、結構な人出だ。主婦がいるのは判るのだが、男性がいるのが解せない。(自分のことは棚に上げておく)元々は、セメントとかを業者に卸していた問屋さんだったと思うけれど、意外に店内は広い。ついでに別館まである。飛び飛びだが、駐車場も完備している。食料品からCD、家電製品まで品揃えは豊富。ペットグッズは、別館にあったが、ハムスターグッズはそれほどでもなかった。ただ、物が多いせいか、通路が狭くあっぱくされる感じがする。ゆっくりと見て歩く、ということが許されない雰囲気とでも言おうか。まぁ、朝5時までやっているということなので、困ったときには買いにこよう。
ビデオって、2万円も出せば買えるようになっちゃったんだねぇ・・・。私が買ったβプロ、HF-9000なんか、店員割引で安くしてもらったのにそれでも23万だったのに。一ヶ月分以上のバイト代が消えたのでよく覚えている。今でも、高級機は高いんだろうけどさ。

あー、もー、MS-IMEの辞書の馬鹿さ加減にはほとほと参った。誤変換が多すぎる。いっそのこと乗りかえるか・・・昔は(PC-9800を使っていた頃は)ATOKを使っていたのだが、Windows版はインターフェースのデザインがイマイチなので、わざわざ購入する気になれない。うーん。
ATOKといえば、「JW太郎」から「一太郎V3」まで使っていたのだが、バージョンアップのお知らせがなぜか送られてこなくて、それきり使っていない。


5月25日

暑い。ホントに5月か?お昼は渋谷に出て、神代氏とお好み焼きを食す。堺三保氏や添野氏らとともに、「スターウォーズ」の初日を見るためにL.Aに行ったおみやげを貰う。ダース・モールのマウスパッドとライトセーバー型ボールペン。それに「余ったから」とスターウォーズ版レゴの小さい人形。食事の後、東急プラザの5階の本屋で、「インターネット検索術」が並んでいるのを発見。神代氏がさっそく購入してくれる。持つべきものは友人である。
神代氏と別れて、恵比寿に出てマッサージ。怪しげなマッサージではなく、ちゃんとした奴ね。両肩が痛くて痛くて仕方がないのだ。上腕二頭筋の下の筋肉が凝っているといわれた。やたら激しく揉まれたので、マッサージ中は地獄だ。でも、おかげで少し軽くなったようだ。

夜になって、先週購入したAtermワイヤレスセットをセッティングする。意外にスムーズに設置完了。これが当たり前なのだろうが、トラブルひとつもないとやや拍子抜け。因果な体質になってしまったものよのう。DSUとNTT-TEのMN128が余ってしまった。どうしよう。
それにしても、リムネットのサーバーにファイルをFTPしても、反映されるのにタイムラグがあるのはなぜ?他のサーバーではない現象。キャッシュとかもクリアしているのに。


5月26日

お昼ご飯を食べていたら、根本佳子さんから電話。あら電話とは珍しい、と思ったら関さんの連絡先が知りたいということだったので、メールアドレスを教えてあげる。

とりあえず、土曜日打ち合わせた内容の原稿を1本(というか2P)書いてみて、キャプチャ画面と一緒に畑農さんにメール。すぐさまお電話で、アドバイスをいただく。思った以上に軽いノリでOKということなので、もっと軽くしよう。
編集者にもいろいろいて、畑農さんは「誉めて伸ばす」タイプ。逆は「叱って伸ばす」タイプだが、どっちがいいとは言いきれない。ライターにもよるし、そのライターでも気分によったりするのだ。
変更した原稿と追加の2Pをメールする。あと、何ページだっけ?

同居人のiMacにインストールされているInternet Explorerだと、私のページの見え方が違う。CSSに対応していないのか、Mac版のIEは・・・。


5月27日

メッツの「PhotoCrew」が届く。「PaintShopPro」からのバージョンアップ?だ。PSPの販売がメッツからP&Aに移ったのは、恐らくライセンス料で折り合わなかったのだろうが(あくまで想像。)、ユーザーに混乱を招いているのは事実だ。ともかく、PSPからPhotoCrewへの移行は高くない(GIFアニメツールのついたEX版で\5,050。)ので、まぁ良心的かな、と。ただPSPの方は、Ver.5以前のPSPユーザーであっても\10,000もの出費を強いるというのはどうかと思う。ユーザーリストを持っていないわけだから、企業の心理としては判らないではないが、日本語版開発をメッツに委託し販売も任せてしまった時点で、それは判っていたはず。契約でユーザーリストをシェアするか、販売だけはP&Aまたは日本法人を作って行うべきだったろう。

象徴的なニュースがいくつか。著作権絡みでエニックスなどが中古ソフト販売店を訴えていた裁判で、「ユーザーが自分で操作できるゲームは、映画ではない」として、メーカーがこれまで主張してきた頒布権を見とめない判決を下した。確かに、新作が中古ショップに並んでしまえば、その分新作の売上が減って、ゲームの開発が難しくなるのは理解できる。しかし一方で、中古ソフト市場によってゲーム市場が活性化しているのもまた現実。だけど、どちらもいわゆるクソゲーを考慮に入れていないのはおかしいよね。メーカー側も中古ソフトは認めない、というなら、ユーザーがクソゲーだと思ったり、バグがあったソフトはすべて返品に応じなければおかしいと思うのだが。結局、レンタルビデオやレンタルCDのように、中古販売が可能になるまでの期間が双方の業界団体間で取り交わされる、てなところで落ち着くんではないかな。
もうひとつ、著作権に絡んでMP3の音楽データをインターネットで配信していた会社員(18歳だから名前はでない)が逮捕された。改正された著作権法が適応されたのだ。始末に終えないのが「違法だとは知っていた」と言っていること。
セガが任天堂などにゲーム供給と報じていたが、例のアレ、「サクラ大戦GB」のことですな。ファミ通のレポートでは、ドリームキャストと連携させるのが条件と書いてあったが、どうなることやら。

AtermIW60HSのデータポートにThinkPadを接続してユーティリティのキャプチャをしようと思ったら、うまくうごがない。接続しているはずのAtermが認識されないのだ。いろいろと調べてみて、通信ケーブルを交換してみたら、ちゃんと認識する。ゲーブルが悪かったのね、って、このあいだのMN128SOHOのトラブルももしかしてこのケーブルのせい?


5月28日

メールで原稿を送信してから、外出。夕方からオレンジソフトのKちゃんの送別会なのだ。彼女とは長い付き合いで、オレンジソフトへの就職を紹介したのも私だったから、欠席するわけにはいかないでしょう。会社辞めてどうするのかと思ったら、1年ほどイギリスに行ってくるのだそうな。まぁ、若いうちだからね。

■今日読み終えた本■
蘭剣 からくり乱し
菊地秀行
カッパ・ノベルズ 762円(税別)ISBN4-534-07321-2


5月29日

朝起きたら左目がおかしい。なんだかごみがついたような感じだが、いくら洗っても落ちない。ぼやけてみにくいったらありゃしない。月曜日は病院に行くので、ついでに眼科にも行ってこよう。(しかし、これが不幸の始まりであったとは、神ならぬ身の知る由もなかった・・・来週につづく。)


5月30日

月曜日に近所でオープンした「ドンキホーテ」のことが、フジの「スーパーナイト」で特集されていた。どこに何があるか判らない、あのディスプレイは、客に衝動買いさせるためのものだったのか・・・。


5月31日

朝一番で市民病院。眼科の予約を入れて眼科で待つ。しかしこの時点で20人待ち。受け付けしたのが8:30で、内科の予約が9:30.こりゃ内科が先だなと思い、眼科の受付に断って内科に移動。ところが、主治医の先生が院内の巡回で脚止めを食って、大幅に遅れる。診察が始まったのが、10:30過ぎ。血液検査の結果は、まだ血糖値は人より高いものの、他の数値は問題なし。「低血糖症状が頻繁に出る」と訴えたら、薬を1段階軽いものに変えてくれた。あーひと安心、ということで眼科へ移動。まず視力の検査。左目は、ぼーーーっとぼやけてしまって、ほとんど視力なし。近くはよく見えるんだけどね。右の視力も12月の検査からガタ落ちと言われた。うーん、眼鏡新調するか、などと考えていると、眼底検査のために瞳孔を開かせる目薬をうたれる。別に痛くないのだが、効き目が悪いらしく、2度も打たれた。で、左目の状況を説明し、眼底を検査してもらうと、「うーん、出血してるねぇ」「え?」で、眼底写真を撮られる。モニターに映った自分の眼底写真を見せられて、説明してくれるのだが、先生、私ほとんど見えません。とほほ。まぁ、そんなことでいろいろと話を聞いているうちに入院決定
まぁ通院でも処置できないことはないのだが、費用の面とかいろいろ諸般の事情で一週間程度入院することとなった。それにしても、ショパンが"事情"というタイトルの曲を作っていたら面白かったのに。

ショパン2

閑話休題。入院して行うのは、眼底の余計な血管をレーザーで焼ききる治療だ。片目で2000発のレーザーを打ち込むのだが、1日700発が限度だそうな。現在出血中の左眼は、時間が経てば重力の影響で血液が網膜から落ちて回復するとのことなので、それを待ってレーザーということらしい。
とりあえず、入院の申し込みだけして、帰宅しようと病院を出ると、午後1時の狂暴な日差しが目に突き刺さり、地下鉄の駅まで歩くつもりだったボクの気持ちをなえさせた。バスを待つ列に並びながら、ボクの頭の中では植木等が踊りながら歌っていた。「うったレーザーァ2000ぱつぅぅ〜」


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