1999年3月の日記

3月1日

厚生省が「ドナーカードの普及に努める」と発表しているけど、やり方を変えれば簡単なこと。自動車免許にドナーカードの機能を持たせればいいのだ。免許の取得時や更新時に、臓器提供の意思を確認して本人確認の元免許に印を付けるなりシールを貼るなり穴を空けるなりすればいい。5年あれば、免許を持っている人すべての意思が確認できるでしょ。免許の人口じゃ少ないとか管轄が違うというなら、健康保険書でもいいよね。クレジットカードとかキャッシュカードなんかもいんじゃない?ドナー登録しておくと手数料が安くなるとかさ。
現在のドナーカードだってさ、自分で記入するから記入ミスや記入漏れがあるんだから、記入したものを送ってやるくらいのサービスしろよ>厚生省。もちろんインターネットのフォーム機能を使って意思を確認すると。全国の保健所・区役所でもドナーカードの発行機を置いて、簡単な操作で意思を確認したカードを発行するとか、いろいろやりようはあるでしょーに。


3月2日

女房と駅前を歩いてゐると、前の階段を昇つてゐる女子高生に気が付いた。
『押へて隠すくらいなら、短いスカート穿かねばよいのにね。』
私の言葉に、女房殿はこう云つた。
『さふいふことを云ふのは、おぢさんの証拠である。』
なにを云つているのだ、素直な感想を述べただけである。まつたく・・・。
まあ、女の生といふものは、そんなものなのであらうな、と妙に納得した朝であつた。

大方の予想通り、プレイステーションの時期モデルの発表があった。DVDの採用や上位互換(今のプレステのソフトも動く)も実現されるようだ。驚くのはポートの仕様。USBにIEEE1394、通信ポートはPCカード対応。ということは、USB対応のジョイスティックやらデジタルビデオカメラやらLANによるインターネット接続やらいろいろ考えられるなぁ。すごい、すごいぞ>SCEI。とかいって、実際に発売されるまではわからないんですけど。価格も数万円としかされていないし。まぁ、5万円以内なら買うかな。


3月3日

ひな祭り。実家に居たときは男所帯だったので関係なく、独り暮しでももちろん縁遠いイベント。そういえば、飲み屋ではひな祭りはイベントだったなぁ・・・。


3月4日

原稿を書く


3月5日

原稿をひたすら書く。でも終わらない。
ちまたでは、『だんご3兄弟』が流行らしい。テレビで散々やっている。CMプランナーの佐藤さん、『I.Q.』作ったから「マルチプランナー」なのか。しかし、繰り返しのマジックである。「ばざーるでござーる」とおんなじ手法だ。タンゴだからいいのかも。同じ繰り返しでも、フーガだったらどうなっていたろう?
「およげ!たいやきくん」がヒットした時には、不況から脱出したということで、「だんご3兄弟」もヒットすれば、もしかしたら不況脱出するかも?なんて憶測が飛んでいるが、そんな簡単なものなのか?>経済ってやつ。


3月6日

午後から渋谷に出て、神代創御一行様と合流して、『ガメラ3 邪神(イリス)覚醒』を観る。ストーリーは伝奇的な味付けをしたのが、却って失敗だと思うなぁ。特に山崎千里はなんのために出てきたのか判らない。出すならもっと明確な色付け、例えば、会議の席上でガメラ殲滅論をぶちあげるとか、そうすれば、ギャオス側の人間なんだってことがはっきりしたんじゃないでしょーか。まぁ、シナリオについては、いろんな話しを聞いてしまったので、という理由もあるな。でも、特撮はすごい。パンフレットにも樋口特技監督が書いていたが、毎週クオリティの高い特撮番組をやっている状況下で、わざわざ映画館に足を運んでみたくなるような特撮というレベルにするのは大変だったろう。実際そのレベルにはなっているとおもうし。京都駅や渋谷のミニチュアワークなんかはね、すごいなって思うんですよ。それだけに、CGIだけの空中戦が、なにやってんだか良くわからない、動き回っているだけで迫力がないシーンになってしまったのは残念。
映画館を出てビックカメラへ。ブルーベリーカラーのiMacが納期5週間だって。ユーザーばかにしとんのか>Apple。しかたなく、同居人から頼まれた「Final Fantasy VIII」を買って帰る。
帰ってから仕事。同居人はFF8を始める。うるさい。いや、ゲームじゃなくて同居人が。


3月7日

忙しい時に限ってやりたいことがたくさん出てくる。ページの改装とかさ。暇になったら、あれもしよう、これもしようと思うんだけど、その時には結局何もしないんだよな。などと、御託を並べていないで、さっさと仕事を片付けよう。トホホ。


3月8日

本も読めない、ゲームもできない、掃除も片付けもできない。そんでもって仕事も進まない・・・いかんよなぁ。やらなきゃいけないことはたくさんあるんだけど・・・あれ?ちょっと前にもこんなこと書いたような気がする。デジャ・ヴュ?それともショックによる一時的な記憶の混乱?「よぉ、カール。ご主人様はどうした?」


3月9日

通販で頼んだ食器棚が届く。独身時代から数えて10年以上も使っている小さな食器棚をリプレースしてみる。ごちゃごちゃしていた食器棚周りが、一気にすっきりした。あまった食器棚たちは、もったいないから納戸で文庫本棚にしよう。問題は、いつ納戸の整理にかかれるか、だ。


3月10日

なんとか原稿に終わりが見えたか。面倒なのが控えているんだが。


3月11日

通販で頼んでいた、棚その他が届く。主に同居人用。「ポケットモンスター」を見た後、二人で組み立てる。部屋の中がすっきりした。これで少しは人を呼べる環境になった気がする。それにしても、一気に10万円近い買い物をしたわけで。がんばらないとね。


3月12日

久しぶりのおでかけ。午後からインプレスで打ち合わせ。その後、飯田橋に出てPC WORLD編集部に品物を渡して、九段下の駅で「きんのくわがた社」の富永さんと待ち合わせ。いや、有益な打ち合わせでした。きんのくわがた社で打ち合わせして、家に帰りついたのが9時。なんだか慌しかったなぁ。本当は、秋葉原にもよりたかったんだけど。

■今日読み終わった本■
グイン・サーガ(64)
ゴーラの僭王
栗本薫 ハヤカワ文庫 500円(税別)ISBN4-15-030610-9


3月13日

ハムスターのポール君がやたらと元気。どうやら発情期らしい。もうお年寄りだし、このまま子孫を残さずに逝ってしまうのも可哀想だけど、子供が生まれても里親が見つからないと大変だし。ちなみにポール君は♂(オス)です。


3月14日

駅前のジョナサンでふたりで朝食。えらい眠い。原稿を遅くまで書くようになってしまって、再び、生活のリズムが狂い出しているのだろう。そうはいっても、基本的に夜型の人間なんだよなぁ。
そういえば、確定申告の締め切りが明日まで、とやにわに書類をひっぱりだし、確定申告書と格闘しはじめる。もっとはやくからやっておけば・・・できたらやってるって。去年の申告後、税務署から必要経費の内訳を聞かれたりしたので、今年はしっかりと記入する。結局、6時間もかかってしまった・・・。


3月15日

確定申告の締切日。朝から税務署へ行く。私は近いので面倒ではないが、遠くからくる人は大変だろう。始業の30分前に税務署に着いたが、すでに50人以上並んでいた。仕方がないので並ぶ。本を持ってくればよかったと思いながらも、つらつらと税金のことなど考える。一昨年年に引き続き、去年は収入は少なかったうえに、医療費が10万円以上かかったので、納める税金も少ない。というか、ライターは出版社から原稿料を貰うとき、その一割を源泉徴収されるので、毎年のごとく返ってくるわけだ。しかし、源泉徴収されていなければ、それだけの分を貯金に回すなりすれば少しぐらいは利子がついたのではないか?うーん、でもそうしたら税金払わない奴が増えるぞな。税金を払うのはいいのよ、税金の使われ方にも気を配るようになるし。ちゃんと公平に徴税されているのであれば、ね。考えているうちに受付が始まった。去年は1階だったのが、3階になってる。(エレベータを使って横着すると、階段に連なった列に並びなおすためにまた降りることになるのだよ)と慌てるおっさんたちを尻目に、申請を済ませる。書くのは大変なのに、渡すのは簡単・・・って、時間があれば郵便でもいいんだよねぇ。
うーん、ダイナミックHTMLも勉強しなくちゃいけないかな?知識はNetscape Navigatorのレイヤーくらいまでなのだけど。ああっ。時間がないっ。


3月16日

昼過ぎに宅配便が届く。通販で頼んでいたワイドチェストだ。自分の衣装は少ないんだけど、同居人のは凄い量。もはや何枚なんて数え方じゃなくて、カタマリですな、かたまり。本人は、これでも少ない方だというけれど、だったら、独り暮しの女性なんか、湾ルームに住めないじゃないか。まぁ、それはともかく、私の方も和服をしまう箪笥が欲しかったんで、購入したわけだ。ところが、夜になってセッティングしてみると、奥行きがなくて和服がしまえない。しまったっ!テレビショッピングの桐箪笥にしておけばよかった・・・。
ソフトバンクの「PC WEEK」がリニューアルして7月から書店売りの雑誌になるそうだ。それに合わせて週間の「PC WEEK」の配信は4月頭で終了ということらしい。当然、「PC WEEK Wier」も中止なんだろうなぁ。


3月17日

夕方、TK事務所からTEL。夜、神代創からTEL。うちはパソコン駆込み寺かい。まぁいいけど。
インターネットのショッピングモール「J-Mall」で「iMac」を買う。同居人の誕生日のプレゼントだ。前からの約束なんで仕方がないが、通帳の残高が・・・。


3月18日

午後からお出かけ。といっても打ち合わせで、両方ともWWW関係だ。ほ、本業が・・・。
飯田橋で打ち合わせした後、新宿で打ち合わせ。4月中には立ち上げたいなぁ。おもしろいものが出来そうなので、乞うご期待。夕食にお寿司をご馳走になる。

■今日読み終わった本■
魔界都市ブルース6(童夢の章)
菊地秀行 ノン・ノベル 781円(税別)ISBN4-396-20648-8


3月19日

仕事。ひぃぃ。終わらない。一部では、お花見の話で盛り上がっている。それまでに時間を作れるのだろうか。


3月20日

「iMac」が届く。ビックカメラで5週間かかると言われたブルーベリーカラーのiMac。さすがキヤノン販売。Appleとのパイプが違うぜぇ。という訳で、これが同居人への誕生日プレゼントである。誕生日に間に合ってよかった。私のパソコンに並べて設置する。Ethernetのケーブルをルーターに繋いで、インターネットの設定するとウェブページのブラウズはできるようになった。でも決して簡単ではないよ。分厚いマニュアルはついていないけど、オンラインマニュアルになってるだけで、AT互換機と変わらない。iMacもPCなのだよ。うん。
届いたばかりのiMacを放っておいて(本当に放り投げる訳ではない)渋谷に映画を見に行く。家族サービス(ってふたりだけども)である。渋東シネタワーで『パッチ・アダムス』を見る。サンタモニカの映画館でもやっていたけど、やっぱり日本語の字幕があったほうがいいなと思って、あっちでは見なかったのでした。いや、良い映画です。しんみりさせて笑わせる。パッチ・アダムス役のロビン・ウィリアムスのオーバーアクションにちょっと抵抗を感じたけど、アメリカ人にしてみればあれでも大袈裟じゃないんだろうな。うん。前の席にいた白人男性の反応がなかなか面白かった。


3月21日

椅子が届く。こちらも「J-Mall」で購入したものだが、仕事がらみ。ちょっとでかくて高いのを買ってしまったと少し後悔しています。しかたないけど。
自分のページをMacで表示してみる。やっぱりそうかぁ。同じWindowsでもIEとNetscapeじゃ見え方が違うんだから、仕方がないとはいうものの。先週の日記のフォントは確信犯だけどね。やっぱりできるだけ同じイメージで見てもらえるようにしないとなぁ。
夜寝る前に原稿をメールで送る。よーしあと少し。


3月22日

同居人はゲーム、私は仕事。


3月23日

寝るときになって、日本海で不審船を発見して威嚇射撃をしたというニュースが飛び込んでくる。某国のスパイ船なんて、これまでにもたくさん来ているだろうに。何故もっと早くこうした対応をしなかったのだろう。私は平和主義者ではあるけれど、自分の家族が危険に晒されるなら、自衛は当然と思っている。


3月24日

不審な船は結局逃亡する。現行法の範囲では、ミサイル打ち込む訳にもいかないんだろうけど、こういう時のために投網で捕まえるとか、海面を一瞬にして凍らせるとかいったテクノロジーを開発していて欲しいものだ。税金使ってるんだからさ。この際、ニセウルトラマンでも可。
今回の事件は、ガイドライン法案が背後に見え隠れするのがちょっといやだけど、政府はちゃんとすばやい対応ができることを証明してしまった訳だから、今後、同じようなことが起きてモタモタするわけには行かないでしょ。ガツンとやらなきゃ、ガツンと。
TBS「ここが変だよ日本人」、外国人にガツンと言ってやるスペシャル。以前は、特番でやっていたけど、去年からレギュラーで放送している。おもしろいからほとんど欠かさず見ているけど、テレビ見ながらこっちも同居人と激論してしまったりして、ちょっと困ったことでもあるのだ。特に今回は、日本人か外国についていろいろ言うところもあって、「時間にルーズ」とか「泥棒が多い」とか、そうだよなぁ、と納得する反面、そうやって日本を美化するのってナショナリズムなんじゃないかなと反省したりもするわけだ。何行か前に不審船をやっつけろ見たいなこといってるのにねぇ。


3月25日

気持ち的にはひと段落、ってまだ終わってないけど。
某国の不審船といい、コソボの空爆といい、なんだかキナ臭くなってきたなぁ。そういえば、某MLで「火事派」と「地震派」という話題が出ている。え?何の話かって?学校行きたくない時に火事で学校が燃えて欲しいのが「火事派」、地震で潰れて欲しいのが「地震派」である。もちろん、学校はあるもののメタファーですが、職業上の秘密なので教えられません。


3月26日

午後に新宿で、田澤さんにインタビュー。本当はメールでインタビューしたんだけど、うまくいかなかったので、田澤さんが東京に出てくるタイミングでインタビューしたのだった。ちょうど、こっちに来てくれる用事があったので助かった。インタビュー記事は、今書いている単行本に掲載される予定。それにしても、4,5年ぶりにあったお会いした田澤さんは、少しふっくらとしたようす。女性は出産すると体重が増えるというからね。でも健康的でおかわりなく。不健康で痩せた自分とは対照的だぁねぇ。(^_^;)//
新宿に出たついでに、アメリカ旅行の時パァになったスマートカードを買い足す。2MBと4MBのは持ってるけど、容量少なすぎて役に立たない。というわけで16MB。32MBまで行くとちょっとオーバースペックだよなぁと思う。他にソフトとか買おうと思っていたが、見つからず断念する。サクラヤで見た『パーフェクトグレード ザクII』にはかなり心が揺れたけど。(エヴァのパーフェクトモデルもまだ手を付けていないのに・・・)
テレ東「彼氏彼女の事情」が終了。うーん、原作に追いついちゃったからなぁ。それにしてももう2クールくらいやって、話に決着をつけて欲しかったものよ。
同居人の友人が泊まりに来る。他人の目があると、同居人は主婦らしく振舞うので楽だ。殴らないし。

■今日読み終わった本■
宇宙英雄ローダン・シリーズ(248)
辺境のジュクラ艦隊DIE FLOTTE DER CLANS

クナイフェル&フォルツHans Knifel & William Volts
渡辺広佐/訳 ハヤカワ文庫 500円(税別)ISBN4-15-011264-9


3月27日

『秀丸』のバージョン3.0がアップされた。早速ダウンロードして試す。HTMLタグやURLの色表示など、いろいろと積極的にやっている。それでいて、軽快な動作は変わらないんだからすごいね。HTMLを秀丸でガリガリ書いているので、とても助かる。
同居人は友人と「ロフト・プラス1」へ行った。駅まで二人を送った後に、床屋へ行く。この間とはまた別のトコ。「刈り上げないでね」といったのに、私のレベルでは刈り上げである。しくしく。あぁ、どこかにいい床屋はいないものか。少ない髪を多く見せたり、薄いトコを濃く見せるテクニックを持った床屋さんは。
iMacを買ったことで、同居人のホームページ魂が燃え上がる。とりあえず、ハムスターのデジカメ画像の寄りぬきをページにしてはあるのだけれど(非公開)、同居人が作りたがっているしなぁ・・と思ったら、そういえば、NIFTYのホームページサービス使ってないやと思いつき、そちらを同居人に貸してあげることにする。メールアカウントも追加するかな。それでもあーた従量制だったころに比べりゃ、安いもんですよ。


3月28日

寒いぞ。薄着で外出した自分も悪いんだけど。
夕方、ひらひら夫妻がやってくる。チョロ嬢(ジャンガリアン・ハムスター♀1歳)とうちのポール君(ジャンガリアン・ハムスター♂3歳)のお見合いのためだ。早速、お見合いさせてみる。結果は、ポール君の負け。って、負けてどうする?しばらく観察していていたが、仲は一向に進行する気配なし。チョロちゃんは、ヂーヂー鳴いて威嚇するばかり。メスの発情期は4日おきということなので、しばらくチョロちゃんを預かって様子を見ることになる。子供が生まれるといいんだけどなぁ。そーいった期待を込めて、今から『里親募集』しておきます。ジャンガリアン・ハムスターを育ててみたい人は、メールください。うちの子の子供たちなので、かわいいに決まっています。ええ、そうですとも。
初めて2匹を一緒にしてみて、ハムスターが鳴くところと、腹を上に向けて降参のポーズをするところを見た。かわいい。けど、何かに似てる気がする。なんだろう?と考えて気が付いた。「帰ってきたウルトラマン」に出てきた怪獣『ベムスター』である。「ウルトラブレスレッド」が出てくるエピソードなので、覚えている人も多いはず。あの、ひらべったい感じがそっくりなのだ。名前も似てるしね。もしかしたら、怪獣のデザイナーさんがハムスターを飼っていて、「BEM」(Big Eye Monster)+「ハムスター」で「ベムスター」に・・・。


3月29日

ちょろちゃん ←お嫁さんにやってきた平塚家の「ちょろ」ちゃん。
 ひまわりの種を豊富に貰っているせいか、ややぽっちゃりタイプ。体重を計ったら47g。人間の手を見ると、ダッシュで登って来るとこが可愛い。
藁の下に潜るのが好きらしい。

同居人が帰ってきてから、すぐにホームセンターへ行く。巣材やら餌やら新しいハムスターボールやらを買い込む。帰ってきて、二匹が起きたところでお見合いさせてみる。しかし、失敗。昨日よりは興奮せず、近くまで寄るんだけどちょろちゃんが「ヂッ!ヂッ!」と威嚇を止めない。仕方がないので、ちょろちゃんは自分のゲージに戻す。しかし、うちのポール君は、普段はあんなに活発なのに、メスの臭いを嗅いだだけで目はトロンとするわ、動きは緩慢になるわ、口あけてボケェとするわ、もーメロメロだ。


3月30日

夕方になって、ふと見ると二匹とも起きていたので、3度目のチャレンジだ。ちょろちゃん、最初に少し「ヂヂッ」と鳴いたきり、逆にポール君の臭いを嗅いだりして。おお今日はいけるかも。とりあえず、巣箱にしている衣装ケースのふたを取り、よく観察できるように床に置く。しばらくすると、二人で仲良く寄り添ったりして。
それにしても、ちょろちゃんは潜るのが好きだ。巣の中・・いや下か、巣の下を縦横無尽にほじくり返し、すっかり平らだった地形が変化してしまった。
同居人は、飲んでから帰って来たので遅かった。それでも、というかそれだからか(ハムスターは夜行性だもんね)二匹で仲良く餌を食べているところを目撃して感激している。どうでもいいけど、酒くせーぞ。
これでめでたくちょろちゃんが御懐妊ということになれば、ゲージじゃなくてちょっと広い巣箱を作らなくちゃね。


3月31日

電子メールを介して広がるウィルス「Melissa」(メリッサ)が、PC系のメールマガジンはもちろん昨日の「ニュース23」などでも取り上げられている。最近、Wordのファイルを受信することがあるので、ちょっと心配。とりあえずワクチンソフトだけでも入手しておこう。
「デジタルCAPA」の原稿を電子メールで送る。
衣装ケース改造用品を買おうとホームセンターに行ったら、年中無休のはずなのに棚卸でお休み。仕方がないので、ちょろちゃんが安心して出産できるためのスペースを作るために納戸を整理する。それにしても気が早い。この位仕事も早いといいのにね(自爆)
夜まで巣箱を分けていたが、もしかしたら妊娠していないかも知れないという可能性に気付き、再び同じ巣箱へ移す。ちょろちゃんの気性が荒くなって、ポール君を拒否し始めたら妊娠の兆候らしい。ふむふむ。観察していると、ポール君の巣に潜り込むちょろちゃん。なんだ、仲いいじゃねぇか。


前の日記の読む日々是口実のページに戻る次の日記を読む
Copyright Hiroyuki Mizuno