1998年11月の日記


11月1日

午後10時になって、坂口氏からカラオケのお誘い。うーん、誘惑に弱いのだ。いそいとと出かけて、3時過ぎまで歌う。どマイナーな曲とかあって、うれしいぞ>X2000。
5時まで坂口氏宅で時間を潰して、帰宅。どこに行ったんだろう、規則正しい生活は。


11月2日

思っていた以上に原稿にてこずる・・・って、カラオケ行った自分が悪いんだけどさ。
またiMacのCMの話。「今までなぜパソコンはベージュばっかりなんだ?」とか問い掛けてますけど・・・別の色もあったじゃないか。ノートパソコンなんて、黒やら銀やらブルーやら。ピンクっつーのもあるなぁ。デスクトップだって、黒やら青もあるし、どうもこのCM製作会社はリサーチ不足だなぁ。


11月3日

賃貸の審査は無事クリア。
横浜ベイスターズの優勝パレードで混雑する中、午後両親がくる。パソコンを実家に持っていくためだ。とりあえず本体とモニタ、カラープリンタを持っていき、設置する。いろいろと足りないものがあるので、時間ができたら持っていくことにしよう。


11月4日

とりあえず出来上がったところまでの原稿を、メールで送る。


11月5日

午後1時からTDKでインタビュー。HOMEPCの福山さんが、過労で倒れてしまったらしい。道理でアオリの電話がないわけだ。インタビュー相手の坂内さんは、西川さんや尾花さんとも知り合いだとうことが判明。雑談を交えて、1時間ちょっとで終了。TDK近くのラーメン屋で遅い昼飯。ちょっと醤油の味が濃いかなぁ。それとも自分の舌が薄味になれてしまったのか。
美紀が来たので、夕飯はおでんにする。ひさしぶりなので、うまい。やっぱり冬は鍋でしょ。生野菜高いし。


11月6日

午後4時に歯医者。今回で終わりかと思ったら、もう1ヶ所見つかる。しくしく。いつになったら終わるのか。
特集分の原稿とインタビュー記事を仕上げてメールで送信。


11月7日

渋谷に「踊る大走査線」を見に行く。TVもそうだったけど、至る所に映画のパロディが。アレまで「羊たちの沈黙」に持っていくための伏線だったとは。


11月8日

「PC World」12月号届く。シコシコとお仕事。
夜、地震がある。引越しのために積み重ねておいた小説が、大きな音をたてて崩れ落ちる。はぁ。


11月9日

何を思ったか、トップページのリニューアル&リンクページのリニューアルに手を染める。リンクページは途中まで作っていたものを仕上げただけで、しかもまだ完全ではない。トップページは、実作業2時間程度かな。クイックアクセス風なダウンメニューとかも付けようかな?と思ったけど、それほどコンテンツがないのでやめ。
iMacのCMネタ弟3弾。今度は「メールアドレスくらい持ってないと恥ずかしいよ」ってなことで、iMacなら簡単にインターネットに繋げて、メールアドレスも持てる、というないようだ。ちょっと待て。それじゃなにかい、iMacを買うとメールアドレスが付いてくるってのかい。ほぉ、そりゃぁオトクだね。で、どこのメールサーバーなんだい?プロバイダはどこだい?というように勘違いしないとも限らない。前にも書いたけど、このCM作ってる奴、知識なさすぎ。言っておくけど、私は決してMacintoshやiMacが嫌いなわけじゃないのよ。でも、嘘はいかんよ、嘘は。


11月10日

クーピーがクレヨンの『はだいろ』の名称を『ペイルオレンジ』に変更するそうだ。肌の色ははだいろだけではない、差別につながるということらしいが・・・神経質になりすぎの感がなきにしもあらず。『はだいろ』は、日本人の肌の色なのであって、差別にはならないと思うんだが。それとも、最近の若者の肌の色を考慮してのことなのだろうか(^_^;)?
なんだか自民党と公明党の商品券配布案がかたまったらしい。なに、ふるさとクーポンだぁ?で、15歳以下とお年よりに配るだぁ?バカヤロー!税金納めていないガキに金やってどうするっ!選挙権が生まれる3年後を期待しているのか?こうなったら横山ホットブラザーズに国会に行ってもらって、「お〜ま〜え〜は〜あ〜ほ〜か〜」のノコギリ演奏をやってもらいたい。それにしても、政治家は「ふるさと」って言葉が好きだねぇ。ふるさと=田舎っていうイメージしかないんだけど。ちなみに私の故郷は東京・品川。うーむ、あまりにイメージとかけ離れている。
あまりにもつまらないドラマ「ソムリエ」。「王様のレストラン」のパクリとしか思えないストーリーは陳腐で、原作コミックのイメージだいなし。唯一、菅野美穂のヤな女が、すっげーヤな女になっててすごいなと思う。あれが地だったらやだな。
ビデオで撮っておいた「ウルトラマンガイア」を見る。冬樹玲氏が日記でクレームを付けていた「ファイターの最高高度に気をつけろ」という台詞だけど、あれはあれでいいんじゃないかと思うな。つまり、リパルサーリフトって反重力の一種らしいから、ある程度の重力が必要で、その限界が成層圏くらいになっている、と。それで高度に気をつけないと、そのまま飛び出してお星様になっちゃうよーん、ということではないだろうか。それにしても、石橋ケイが、なんだか明るい役だ。ティガで彼氏が幽霊になっちゃうわ、ダイナでもそれを引きずってるわ、で暗くなってたのに。カクレンジャーにゲスト出演した以来ではないだろうか?


11月11日

電池の日。下駄の日。そのほかいくつかの記念日になっている。記念日の特異日かも。来年は、平成11年11月11日とかいって、騒ぐんだろうな。
インプレスに原稿をメールで送信。


11月12日

淀川長治さん逝く。テレビ朝日では、死の2日前に収録した画像を見せていたが、すごく痩せていて別人のようだ。淀川さんの通夜に参加した小森のおばちゃまの車椅子姿も痛々しい。こうした個性あふれる人達がいなくなってしまうのは、とても寂しい。


11月13日

PDAにバーコードリーダーと携帯電話をつないで、本のバーコードをスキャンすると、インターネットを検索してもっとも安く販売している店を見つけ出し、そこから本を注文することができる、という技術が開発されたらしい。電話だけでも可能になるらしい。将来は、バーコードがついている商品なら、なんでも検索できると。日本では、書籍は再販制度の対象だから価格が安くならない(一部除く)けど、家電製品とかソフトとか検索できたらいいかも。


11月14日

引越業者が見積もりにくる。引越まで時間がないことと意外と安く済みそうなこと、なにより面倒なので決めてしまう。アート引越センターである。インターネットから申し込んだので、基本料金が1割引。午後からの作業プランにしたので、これも割り引き。廃棄するものも割り引きしてもらった。前回の恵比寿→横浜から比べると、わずか5km圏内なので約半額。来週から本格的に荷造り開始だな。


11月15日

午前3時過ぎに、原稿をインプレスに送る。
消費税分をカットしたセールが人気を呼んでいるらしい。でも、自由党がいうように消費税をなくしても、こうはいかないだろうな。消費税分を損しているという気持ちがあるから、この機会に買っておこうということ。消費税をなくしてもこれだけ売れないと思うよ。

■今日読み終わった本

麻衣子たちに助けを求めた女性が教われ重傷を負う。彼女が麻衣子に依頼したかったことを辿るうち、琵琶湖にあるクルーザーに行きつく。しかし、接近する台風の中、すでにマリー号は出航した後だった。そして、マリー号から消えた3人。マリー・セレストの再現か?そして2年前の事件とは?


11月16日

ATM(自動支払機)に通帳喰われる
11月16日、横浜市在住の水野寛之さん(35)が、駅前のATMで振込みを行おうとしたところ、突然ATMが取り扱い中止となった。インターフォンで銀行に連絡したが、キャッシュカードのみ返却され、通帳はそのまま機械の中に取り残されてしまった。約20分後、無事通帳は戻ったが、水野さんは「朝からびっくりしました。このまま通帳がなくなってしまうかと思いましたよ。」と語っていた。
夕方、アート引越センターからダンボールが届く。早速、梱包開始。小さいほうに本を詰めたが、えらく重い。こんなんでいいのか?運ぶのは私じゃないからいいのか。梱包していると、古本屋さんが来る。ダンボール6箱分の本が、わずか5千円あまり。コミックスは回転がいいので高いが、文庫、とくにコバルトやソノラマは安いとのこと。また新書もいずれ文庫が出るので安いと。こんなことなら、インターネット上で本のリサイクルグループを作ったほうがよかったなぁ。

11月17日

 日テレの火曜サスペンス劇場「警視庁鑑識班6」を少しだけ見る。ナイフに残った元素のスペクトルから電話線を切ったことが判るなんてすごいなぁと思いつつ、犯人がゲームのプログラマで、殺した相手を「リセットすればいい」なんてステレオタイプな発言。


11月18日

 午後1時にCAPA編集部@五反田。お久しぶりの佐々木さんと打ち合わせだ。引越しも控えているというのに、結構タイトなスケジュール。
恵比寿に出て散髪。刈り上げるな、といったのに刈り上げやがって>床屋。近所の床屋を探そう。


11月19日

 午前中は、市民病院。採血して、薬を貰う。
 中川の不動産屋に行って、新しい部屋の鍵を貰う。夜は美紀が来たので鍋をする。冷蔵庫の整理を兼ねている・・・はずが、いろいろと買ってくるんだものなぁ。親の心子知らずって感じ。親じゃないけど。
 ちょっとだけ、新しい部屋を覗いてみる。家具の配置とか考えたりして。
 夜、TBSでクリントン大統領が視聴者と語った。town meeting というらしい、こうした小集会で政治家が有権者と語る場は、アメリカでは当たり前に行われているそうだ。テレビだけじゃないのね。日本は首相を直接選出するわけじゃないから、小渕さんは国民のことなどどうでもいいのだろうけど、それにしてもリーダーとしての貫禄がこうも違うとなさけなくなる。筑紫哲也さんもいっていたが、小淵さんにもこうした対話の場を持ってもらいたいものだ。特に若い連中と。


11月20日

 朝方、佐々木さんにメール。あぁ、また生活パターンが狂ってきた。やばいよなぁ・・・。
 午後、銀行→郵便局と回った後、歯医者に行く。やったー!終わった!長いながぁ〜い治療がやっと終わった。但し、歯磨きをきちんとするようにという警告付きではある。ちゃんとやっているんだけどなぁ>歯磨き。
 荷物の片づけが進まない。
 ドラフトで、横浜高校の松坂投手の交渉権を西武が獲得。本人が横浜に行きたいと言っているんだから、西武や日ハムは邪魔しているだけ、大人気ないったら。どうしても、ドラフトって、人身売買の印象がぬぐえない。未成年だから判断できないということで、逆指名権がないということらしいが、子どもだって人格があるんだし自分で判断できることもあるだろうに。いっそのこと、未成年はドラフトから外してスカウトなし、テスト入団だけにするとかね。
 ニュース23では、昨日のクリントン大統領との対談の裏側をレポートしていた。これって、TBS側から申し込んだんだろうなぁやっぱり。だとしたら、他の放送局はくやしいだろうね。今度アメリカ大統領が来たときは、どこが取るか今から水面下で争いが始まっていたりして。


11月21日

明日はお引越し。江戸っ子風に言うと、おしっこし(そんなわけない)。PC関連は、日曜日に梱包しようと思っていたが、荷物が多いので今日やってしまうことに。使用している配線だけで、ダンボールいっぱいになってしまうのも考え物だ。


11月22日

朝から梱包。美紀が手伝いに来てくれているので、台所関係を任せる。引越し屋は、午後からの予定なので、余裕ぶっこいて梱包していたら、間に合わなかった。搬出している最中にも梱包は続く。搬出が始まった時点で、美紀に新居で待ってもらったのも敗因のひとつであろう。それでも、2時過ぎから搬出を開始して、4時にはスッカラカンになる。荷物がないと広いよね。
金庫を手で持って、新居へ移動。といっても直線距離で5kmほどなのだ。だからトラックよりも速く着いてしまう。後は、搬入。わずか1時間足らずであったが、終了した頃には、外は真っ暗。とりあえず、必要なものから開梱して行く。まずテレビ(^_^;)。配線してスイッチを入れると、すごく映りが良い。今までのところが、谷間だったので、まともに映るのがTBSとフジだけだったからなぁ。これだけでも引っ越した甲斐があったというもの。7時頃に坂口夫妻が来る。わざわ電灯を届けてくれたのだった。せっかくなので、4人で近くの焼肉屋へ夕飯を食べに行く。骨まで食べられるサンゲタンで体が暖まる。
3人が帰った後、一人でせっせと片付けをする。まだ先は見えない。


11月23日

とりあえず台所のものから片付け始める。
夕方、前日に引き続き、坂口夫妻が来訪。カーテンを届けてくれる。オーダーメイドで作ったカーテンだが、今の家では使えないものだそうだ。なんとありがたいことか。ところが、カーテンに取りつけようとすると、引っ掛ける部品が足りない。なんで?仕方がないので、近くのホームセンターに買い物に行く。ついでにいろいろと買い込む。夫妻は、猫のノミ取りシートを買っていた。


11月24日

日々は淡々と過ぎていく。荷物は片付かない。パソコンも箱に入ったままだ。トホホ。電話が26日まで不通なのが痛い。手続きは早めにね>自分。本や資料をしまうために、棚の必要性を痛感。


11月25日

なんとか人の住む部屋になったので、今日は秋葉原へ買い出し。お約束のLDは、「チェンジ!真ゲッターロボ」(2)と「機動戦士ガンダム弟08MS小隊」(9)。
TRFのYUKIさんに頼まれていたThinkPadのリカバリのため、T-ZONEのPC DOCKへ行く。しかし、リカバリに2週間から1ヶ月かかるとのことなので、諦めて自分でやることにする。そのほか、PC切り替え器や細細したものを購入する。こたつも買って、12/1に配送してもらうことにする。新しいTAやハブは、今回は見送り。


11月26日

午前中にNTTの工事が入る。116で転居届をしたときには、工事はないといっていたのに、しかも予告なしに。ISDNのデメリットといえるのかな。午後になって、NTTから電話があって「工事が入ります」って、おいおい、もう終わっているよ。その電話で話しているんじゃないか。
TAからパソコンのある部屋まで、8mほどの距離をケーブルでつなぐ。よくあったな、こんな長いモジュラーケーブル。ま、これでとりあえずメールは見れる。案の定、メールは溜まっていた。でも、まだ仕事ができる状態じゃないっす(;_;)


11月27日

片付けたダンボール箱が山積である。来週には、引き取ってもらう予定。
役所に転居届けと保険の住所変更を出す。帰りに警察によって住所変更しようとしたら、現在の住所を証明するものがなくって、諦める。


11月28日

予定していたことが、ドタキャンになったので、買い出しに出る。新横浜の篠原口にあるPC DEPOTから地下鉄で横浜に出る。ソフマップでIBMの20倍速CD-ROMドライブ、MD用のインクリボン、PS用「ポポローグ」を買う。東急ハンズでは、棚を二つ購入する。うーん、貯金がどんどん減っている。年を越せるのだろうか?仕事もしてないし。やばいなぁ。やばいっす。


11月29日

レンタカー(バン)を借りて、美紀の家へ。6時出発のつもりが、寝坊して10時出発。横横で、渋滞に巻き込まれる。予定通りに出ていたら、事故に巻き込まれていたかも。
1時間ちょっとで到着。すぐに荷物の積み込みにかかる。いくら家族と一軒家に暮らしていたとはいえ、荷物多過ぎ。バンにいっぱい積み込んで、一路新居へ戻る。その間、ずーっと、手に持ったハムスターの心配ばかりしている美紀であった。
ホームセンターで買ったミニ台車を使って、荷物を搬入。和室と納戸がいっぱいになる。ここでもハムスター優先らしい。なんだかなぁ。


11月30日

朝、市民病院へ。新横浜から市営地下鉄を使って行ってみる。地下鉄の駅からは距離がある上、ほとんど登りだ。まぁ健康のためだと思って歩きましょ。先先週の採血の結果は良好で、次の検診は3ヶ月後となる。でも完治することはないのだった。トホホ。
次の予定まで時間があったので、一度自宅に帰って昼食を食べる。同居人は、昨日運び忘れたものを取りに実家へ。私は、五反田のデジタルCAPA編集部へ行く。編集部の片隅を借りてプリンタの評価を行うが、いろいろと時間がかかってしまい、明日に持ち越し。


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Copyright Hiroyuki Mizuno