1998年7月の日記


7月1日

歯医者に行く。先々週、神経を抜いた奥歯に薬突っ込まれる。来週にはかぶせられるということで、上の奥歯は完了。だけど、下の奥歯の穴に食べ物が詰まってしょうがないんだけど(-_-;)
Windows World Expo開催。ほんとは泊りがけで見に行くつもりだったのだけれど、こんな状態では無理だ。 フジ「ショムニ」最終回。朝から出演者がテレビでまくり。局内ではあまり期待されていなかったようで、前宣伝とかほとんどなかったのに、視聴率がよかったらしい。慌てて宣伝に走るフジテレビの慌てぶりが哀愁を誘う。なんにせよ、コミックス原作のドラマが受け入れられたのはいいことだ。でも、コミックスの方だと、主役は京野ことみが演じた君塚だけど、江角マキコが主役扱いだもんなぁ。それに君塚もコミックスのイメージだと高橋由美子の方が近いんだけどなぁ。顎から首の線が(^^;最終回はコミックスとは違って、次に繋がる終わり方。秋にスペシャルを放送するのはフジテレビの十八番芸か。


7月2日

夕方からHOMEPC編集部。月に一度の小川範子さんへのレクチャーの日だ。これでWindows World Expoの泊りがけ見学を諦めたんだけどね。本題はそれほど時間がかからなかったのに、雑談で盛り上がり、終わったら8時近くだ。
帰宅してからはスキャナ大活躍。

■今日読み終わった本


7月3日

寝ないまま、幕張へ。Windows World Expoである。全体的な印象は、やや小ぶりになったかな?という感じ。2年前に比べると、通路やらバックヤード部分が大きくなっている。中小企業の参加も少なくなって、怪しげなブースもあんまりないし。去年あれだけ大きなブースを出していたジャストシステムも、「一太郎Lite」しか前面にだすものがないので、ちょっと小さくなっている。
マイクロソフトがWindows98で盛り上げている中、火花を散らしていたのがB5サイズ以下のミニノート。SONYのVAIOが売れ行き好調なのを見て、NEC、シャープ、東芝がB5薄型パソコンに参入したかと思ったら、SONYは参考出品ながら、「新コンセプトVAIO」で東芝のLibrettoに対抗していた。この「新コンセプトVAIO」には、蓋の部分にCCDカメラが搭載されていて、静止画の取り込みが可能になっている。デジタルカメラをくっつけた感じで、処理とかすごく楽になるだろうけれど・・・自分では買うことはないだろうな。

NEC Lavie Sharp SONY VAIO GX SONY 新コンセプトマシン

子供は触っちゃ、ダ・メ♪


7月4日

朝の10時に火災報知器の点検。先日、3階のどこかのアホが、火災報知器を誤作動させたためだろう。それにしても迷惑な話。起きたついでに桜木町に出て下調べを兼ねてランチ。ついでのついでにランドマークタワーの展望台やらクイーンズタウンを散策する。ハードロックカフェでお茶して、帰宅。夕飯は焼き肉である。
日本発の火星探査ロケットが無事打ち上げ成功。なんたって、固体燃料ロケットである。日本は敗戦によって液体燃料ロケットエンジンの開発が禁止されていたからね、固体燃料による姿勢制御技術は世界一なのである。

■今日読み終わった本

あの「ぼくら」シリーズの薫君ももう36歳・・・。って俺と変わらないじゃないかっ。「猫目石」以来、お久しぶりである。それにしても、マスコミの描かれ方はすごいなぁ。でもいまだからこそ、だろうなぁ。結婚問題で渦中にあった直後なら、もっと違った形になっただろうね。

7月5日

法事である。このクソ暑い中、午前中から電車に乗らないといけない。とはいえ、朝方までパソコンに向かっていたため、3時間だけ横になっただけ。ふらふらの状態で、国府津まで。寺に着くと三男を除いて全員集まっていた。弟の息子にも始めて会う。同じ「ひろちゃん」なので、他人とは思えない。って、他人じゃないけど。前の法事が長引いたため、ちょっと遅れて本堂に移動。読経を聞き、焼香をあげる。親父が孫を気にしている姿は、爺さんそのもの。まったくなんだかなぁ。あれだけ尖がっていた弟も、マイホームパパになってるし。(マイホームじゃないけど)読経が終わって、墓を参る。暑い。で、お寺で食事。お寺、お寺と書いているが、今の住職は従兄弟だし、前の住職は叔父さんだし、お寺というより親戚の家なのだった。だから気兼ねなし。腹が膨れたら急に眠くなって、横になる。2時半に起きて、へろへろ帰宅。と思ったら、結構混んでる。あ、平塚の七夕祭りか。なんだか嫌な予感が・・・。案の丈、平塚のホームは大混雑。座ることができたものの、子連れだらけでワヤクチャ。なんとか横浜まで辿り着く。なんだかとても疲れてしまった。


7月6日

仕事に明け暮れ外出しなかった・・・。


7月7日

さぁさぁのはぁさぁらさらぁぁ〜。浅原君、誕生日おめでとう。というわけで、お空の上でも<おりひめ・ひこぼし>が出会った。といっても人工衛星だが。世界初の人工衛星のドッキング実験が成功。ニュースでは「2万5千キロものスピードでドッキングするなんて・・」なんて口調でしたが、問題になるのは相対速度の制御だろ。詳しく知りたい人は、「おりひめひこぼしワールド」を見るべし。
午後から歯医者さん。麻酔を打たれる。治療してもらったところが腫れる。7時からHOME PCの一周年パーティーなのだが・・・。仕事もあるし・・・結局すっぽかしてしまう。ごめんね、福山さん。


7月8日

暑い・・・。


7月9日

午後から専用線工事が入る。また、ケーブルが増えてしまったが、快適さには引きかえられない。15分程度で工事は終了、意外と簡単だね。開通は明日からの予定。


7月10日

都合により専用線を利用できず。ケーブルがないだけなんだけど(^^;うーん、買いに行く時間がぁ・・・。
最近では、完全に昼夜が逆転した生活を送っているのだが、こういうときは、本当に電話というものが悪魔の道具に思えてくる。人の都合を無視して電話を掛けてこないで欲しい。午前中に睡眠を貪る人種もいるのだ。電子メールのありがたさがつくづく身にしみて判るのだった。
「パソコン批評」を買う。特集は「Windows 95の恩恵と業界の衰退」。Windows 98の出荷前に振りかえってみようという趣旨なのであろうが・・・どうにもこうにも後ろ向き過ぎる内容、しかも陳腐。いまさらWindows 95フィーバーが躍らされただけだったとか、そんなことが何になるというのだろう?記事の中には「機能的な面から見ればその機能はマックOSと大差なく(一部及んでいない個所もあろう)」とか言ってるし。お互いさまだっちゅーの。そうかマックOSって、マルチタスク・マルチスレッドの32bitOSだったのか!とか思っちゃいますよ。どっちもどっちだって、他の雑誌でもさんざん書かれていることでしょーが。Windows 95の遍歴を並べて、現在の業界の衰退をマイクロソフト社のせいにしているところなんか、悪意を持っているとしか思えない。「パソコン批評」が標榜している中立性が失われている。VANな人(といっても洋服のブランドではなく、PC-VANのことだよ)の原稿なんか、特徴のないハードウェアばかりになったことまでマイクロソフトのせいにしちゃうんだもんなぁ。驚き。「2001年宇宙の旅」からの意味不明な引用も止めて欲しい。あの映画のリアリティは、パンアメリカンのシャトルによってもたらされるのではなく、緻密な設定によるものなのだから。


7月11日

WindowsWorld編集部に行こうかと思っていたのだが、一段落ついたらもう4時半ですよ。途中で「EudoraPro 4.0」が届いたせいもあるんだけど。EudoraProといえば、初期値でHTML文書形式で送信するようになってるじゃないか。Outlook Express やNetscape Messengerと一緒だ。アラートが出るだけマシか?もう、飯田橋までは行けないので、横浜に出て、10Base-Tのケーブルやらなんやらといろいろ購入する。


7月12日

午後から起きて仕事。夕方、美紀が来て一緒に桜木町へ。駅についたら、大混乱してる。理由は、京浜急行が人身事故で停まっているためであった。人の波をかき分けて、ランドマークプラザの料理屋へ。ここで美紀のお母さんと会うのである。緊張するってば。でも、お母さんは京浜急行の事故で遅れて来たのだった。


7月13日

先週の日記には書き忘れたが、ちゃんと選挙には行ってきたのだ。自分で確定申告するようになって、選挙に行かなきゃ行けないという気持ちがすごく大きくなっている。サラリーマンでも自分で確定申告するようになれば、もっと投票率が上がっただろうに。それはともかく、選挙速報が日を跨いで放送されてる。各社当確予想数が違うのが御愛敬。自民大敗を確認して就寝。自分の投票した人は落選しちゃったんだけどねぇ・・・。
午前8時半に起きる。(電話で起こしてもらった)専用線の方は、プロキシ経由でブラウズできるところまで行った。
午前中にIDGに着く。打ち合わせとレビューマシンの確認。午後5時前に編集部を出る。帰宅途中、東急ストアで買い物をしている時に美紀から携帯。夕飯の材料を買って、帰宅する。で、夕飯は「ピリカラ豚とキャベツの炒め物」。ちっとトウバンジャンを入れすぎたか。
明け方、IDGにメールして寝る。

■今日読み終わった本


7月14日

午後に起きて、今日もIDGへ。
10時過ぎに帰宅して、原稿を書く。1本挙げて、メールで送信。


7月15日

夕方美紀が来る。ネットサーフィンして遊ばせる。


7月16日

起きてから2本分の原稿を送る。


7月17日

Xeroxが電子ペーパーを開発した。紙のように自由に変形する薄いディスプレイのようなものだ。将来は、カラー表示やなぞるだけで表示を変更させることもできるようになるということ。もうひとつ、コンパックからは指紋承認システムを2万円以下で発売するというニュースが。
夕飯は駅前の焼き肉屋。日本料理屋さんがちょっと高そうだったので、ひよった(^^;。


7月18日

渋谷で「ゴジラ」。日本のゴジラとは別物と考えれば、まぁおもしろい方でしょう。生物なのに執念深いとことかあったけど。
買い物して・・・と思ったのだが、美紀の体調が思わしくなく、そのまま帰宅する。口の中に口内炎ができた。栄養のバランスが悪いのか、体調が悪いのか。やばいなぁ。原稿あるのに、進まない。


7月19日

ううむ、風邪がうつったか。夜中に汗だくになって起きてしまった。お昼過ぎに美紀が来たけど、お互い苦しそうで、3時には帰る。頭が働かないから原稿が進まない。
夕方、SOWが来る。その頃にはなんとか体調を持ち直す。SOWには「ダブルキャスト」をプレイしてもらう。坂口家に連絡して、酒盛り。体調悪いのを酒で紛らわそうと、久しぶりにビール→水割りで酔っ払う。結局、朝の3時過ぎに帰宅。


7月20日

午後7時半過ぎに坂口氏宅へ。SFオンラインな人々と横浜港の花火を鑑賞する。結構離れているはずだけど、山の上なので奇麗に見える。ただし打ち上げ花火だけ。花火が終わった後、ジンギスカン。流石に北海道のひつじの肉は柔らかい。いやしかし、2日続けてアルコールを吸収してしまった。いかんなぁ。終電間際の人もいるので、0時前に坂口氏宅を辞す。お土産にとうもろこしを4本貰った。
帰ってから仕事したです。


7月21日

午前中に川添さんから原稿アオリの電話。今日いっぱいは待ってくれるという。でーっと、冷や汗をかきながら書き上げる。


7月22日

明け方にようやく原稿を仕上げてメールで送信する。
寝ればいいのに、月曜日にめるへんめーかー女史から借りたゲームをインストールしてプレイ開始してしまう。お昼も近くなったので、3時間ほど寝るつもりで横になる。気が付けば、あーた。6時ざんす。今日訪問するはずだったWindowsWorld編集部に電話して明日にずらす。こんな時に限って、早寝をしてしまう。6時間くらいしか起きていないじゃないか。不規則この上ない。


7月23日

6時に起床するも、洗濯やら掃除やら、いろいろやっていたらお昼近くになってしまった。午後になってWindowsWorld編集部に到着。今月分のSONYのVAIOコンポと来月分のPanasonicのLet's note aceに触る。
飯田橋から秋葉原による。そういえば、Windows98の発売は二日後であった。そんなことは気にもとめず、LDを買い込む。エコエコアザラクIII(劇場版)、超機動伝説ダイナギガ(1)、ウルトラセブン「地球より永遠に」、勇者王ガオガイガー(12)、新世紀エヴァンゲリオン(12)、怪奇大作戦BEST HALF BOX SERECTION 2。それにしても、これで6万円近く散在したことになる。儲けるのは大変だけど、使うのはあっという間だなぁ。

■今日読み終わった本

赤い激流といえば、山口百恵主演の「赤いシリーズ」の・・・って古いか。

7月24日

起きてから歯医者。「心臓、血圧大丈夫ですか?」という問いかけの途中で、麻酔注射の針が刺さっているという、恐ろしい歯医者だ。麻酔の後、ガリガリと削られてから歯形を取られる。上顎の歯形を取られている最中に、唾液が気管に入って咽る。涎がダラダラと垂れるけど、口を閉められない地獄。うう、けっしてマゾではないことを再確認した。(してどうする)


7月25日

渋谷に出て「ポケットモンスター」。夏休みなので子供連ればかり。午後1時の回だったので、比較的空いていた。「ピカチュウの夏休み」では、子供が意外なところで笑うのがおもしろかった。やっぱり子供の視点は違うんだなぁ。「ミューツーの逆襲」の方は一転シリアス。子供たちがピカチュウが「ミューツーボール」から必死で逃げるシーンでは、一緒になって応援していたのが印象的。クライマックスのピカチュウの悲しい電撃シーンでは、ふたりで泣いてしまいましたとさ。でも、最後のアレはないだろう。ミュウとミュウツーを出してしまったから、ああしないといけないとは思うけど。


7月26日

あついなぁ。
「ウルトラセブン 地球より永遠に」を見る。ガッツ星人登場。セブン、あっさりやられてしまいます。いいんでしょうか?
「超機動伝説ダイナギガ」を見る。意外とジャリズムがうまいでやんの。でも、絵柄といい、ストーリーといい、どっかで見たような気がするぞ(^^;。これ、ほんとに2巻で終わるのだろうか。


7月27日

セガCMの湯川専務シリーズ第二弾放送中。しかし専務が白昼夢みるような会社でいいのか?>セガ。
それにしても気分の悪くなる事件だ。カレー青酸混入事件。最初は食中毒と思われたために、病院や保健所、警察の初動が遅れてしまったそうだ。それよりも、小さなコミュニティでの犯罪ということが問題だろうね。


7月28日

テレビでは、カレー事件が大々的に取り上げられている。小渕新内閣の話も霞んでいる。

■今日読み終わった本


7月29日

亀田の「ごぼうっぷり」。鶏ゴボウ味のスナックだ。結構イケル。早速、冬樹玲氏にメールする。


7月30日

すごかった、雷。2度停電になって、おかげで仕事もパァ。無停電電源入れていないのがいけないんだけど。でも、雷は嫌いじゃない。

■今日読み終わった本


7月31日

お昼に原宿。インターネットカフェで、小川範子さんのインタビュー&写真撮影。というわけで、撮影風景のスナップ。当然、バストアップの画像も撮ったけど、それは公開しないよ〜。

撮影風景その1
撮影風景その2

帰宅してから、原稿を書き上げる。なんといっても、もう締め切り過ぎているのだった。(私のせいじゃないけど)FAX & 電子メールで原稿を送る。
冬樹氏から返信メール。すでにごぼうっぷりは食べているとのこと。その他、「とまとっぷり」というのもあるらしい。なんだかくやしい。


前の日記の読む日々是口実のページに戻る次の日記を読む
Copyright Hiroyuki Mizuno