1998年3月の日記


3月1日

もう3月、と思ったらいきなり雪。でも、雪なのに外出。ちゃんと「カブタック」の最終回は観た。外へ出たら、雪よりも風が強くて寒い手がかじかむ。で、渋谷。昼飯食って、「スポーン」、と思ったら金・土・日だけ上映時間が違ってやんの。1時間暇をつぶして劇場へ。LDで観た時よりも、CGも比較的観れる。小さい画面でちゃちく見えたのは、ディティールがはっきりしなかったせいか。まぁ、魔界の王のグラフィックスはどうしようもないけどね。なぜ、LDで観た時、こき下ろした「スポーン」をわざわざ映画館へ見に行ったかは内緒。
帰宅してNHK-BS「未来科学への招待」を観る。ジリアン・アンダーソンが案内役のSFと科学技術の紹介番組だ。「アウトロースター」で使っていた、直接目にレーザーを照射して情報を網膜に表示するシステムも、この番組で紹介されていたと思う。あれ?C|netだったっけな?まぁいいや。今回は4回目で月から恒星間までの旅行についてがテーマ。アーサー・C・クラークやレイ・ブラッドベリ、L・フォワードなんかが出演している。月ロケットの歴史やらダイダロス計画、火星のテラフォーミングなどの話しも。アルテミス協会って、日本に支部はないのかな?
冬樹氏の日記を見たら、「沸騰ポットの蓋にプラスティックを使うのは構造欠陥では?」というような内容が書いてあった。思わず「それは違う」という余計なメールを出す。熱に依る変形率が金属より小さいプラスティックはたくさんあるのだ。ポリエチレン系とか。どうも、構造とか欠陥とか聞くと、エンジニア魂(そんなものあるのか)が刺激されちゃうのよねー。


3月2日

HomePCに原稿と画面キャプチャをメールで送る。ひさびさの仕事だ。でも、ほかの仕事がない・・・そろそろヤバイぞ。

■今日読み終わった本


3月3日

お昼にHomePC編集部で小川範子さんに会う。今月から小川さんが受講生になるという設定なのだ。ファンが作った彼女のオフィシャルサイトがあるというので、接続してみると、これが繋がらない。私のページは見れるのになぜ?ちなみに小川範子オフィシャルサイトはここ
虎ノ門の編集部から新橋駅まで歩いて秋葉原へ向かう。歩き回って、エプソンのフラットベッドスキャナGT-9500を\69,000(税別)で購入。選んだ理由は、電源SWが前にあるから。置き場所を考えると、SWが後ろにあるのは困るのだ。例によって石丸ソフトワンでLDとCDを購入する。LDは、「ガオガイガー(8)」、「魔界転生(1)」、「機動戦士ガンダム/第08MS小隊(8)」、「カイト」の4枚。CDは、「ベルセルク」のサウンド・トラックとTWO-MIXの「FANTASYIX NEXT」。ついでにPS用の「Neo ATLAS」も買う。あー、仕事がないのにこんなに買い物していいのだろうか。ま、なんとかなるでしょ。
パソコン批評4月号が出ていたので買う。第一特集はソフトウェアの価格についてだ。ソフトウェアの価格については、いろいろと考えもあるのだが、バンドルがソフトウェアメーカーの首を自ら絞めることになる、というのは、アルプス時代から言い続けてきたこと。目先の利益だけ考えてもだめだよってこと。第二特集は、なぜパソコンが売れなくなったか。内容は、ほぼ肯けるものだが、p58,59の「限界の見えたパソコン」という記事には笑ってしまった。コンピュータに関わる仕事をしていても「未だに紙による文書のやりとりがほとんどだ」って、おい、どこの話だ?私もコンピュータ関連の仕事してるけど、契約書ぐらいだぞ、紙の文書は。あ、あと源泉徴収証書。どうもずれてるような気がしてならない。そこまでパソコンを貶める必要があるのかね?同時にマスコミが煽り過ぎだとも書いてあるが、過去の反省ばかりで「じゃ、なにすりゃいいの?」という点に触れていないのが残念。購入者をもっと賢くするためにこそ雑誌はあるべき、と私は思うのだけれど。


3月4日

映画の日。映画を観に行こうと思っていたのだが・・・。で、なにをやっていたかというと、昨日買った「Neo ATRAS」なのだった。うーん。


3月5日

GT-9500届く。しかし、設置は行なわず「Neo ATRAS」、ってこんな生活でいいのかぁぁぁぁ(^^;//


3月6日

午後1時にHomePC編集部で打ち合わせ。緊急の仕事。8日の3時までって、2日しかないじゃんか。まぁ、なんとかなるか。その足で、溜池山王経由飯田橋。IDGで打ち合わせ。こっちも締め切りがタイト。うう、急に忙しくなる。ここで三菱が家庭用パソコンから撤退、ビジネスユースに力を入れるらしい。薄型ノートパソコンPedionの廉価版も出るとかいう噂。
ここまで出てきたので、市ヶ谷に寄って書籍編集部を訪問。くだらない話をした後、畑農さん、安藤さんとイタリアン。ごちそうさまでした。
セガがスケルトン・サターンを発売するらしい。うーん、すでに持ってるしなぁ。もっと、クリアな材質だったら買ってしまったかもしれない。
もうひとつ。何やら風営法でインターネットのアダルトコンテンツを制限しようとしているらしい。ダンス教室が風営法の対象になっていた、というのも笑えるが、警察はプロバイダに圧力をかけてアダルトコンテンツをなくそうとしている。なにを考えているんだか?プロバイダがすべてのユーザーを24時間監視するなんて不可能だし、海外のプロバイダを使ったら範囲外でしょう。取り締まるなら、警察はそれなりの手段を提供する必要があるね。日本のアダルトサイトを検索するシステムとか。できるわけないか。


3月7日

起きてパラリンピックを観ようと思ったら、なに?どこも中継していないじゃないか!なにやってんだ、テレビ局!特にNHK!おまえら視聴率関係ないんだから、オリンピックと同じように放送せんかいっ!わしは、Vリーグやサッカーよりもパラリンピックが観たいんじゃ。
通販で買った棚が届く。華原の朋ちゃんも使っている奴だ、といっても判らないか(^^;。すかすかのワイヤーでできてる奴だ。気分転換に組み立てる。お、重い。しかも、本来置こうと思ったところから離れている場所で組み立てたから悲惨だ。
何の気なしに検索したら、母校・東海大学のページが。しっかり、航空宇宙学科のページもある。コンテンツの内容はまだまだだけどね。
原稿の合間をぬって、棚をセッティングする。ビデオケーブルやらスピーカーやらぐちゃぐちゃである。いろいろ動かして、スキャナの場所も確保。そんなことの前に仕事しろ>オレ。あぁ、SCSIケーブル買ってこなくちゃ。手元にあったのは、ハーフピッチのとSCSI-2タイプので、GT-9500には使えないのだった。明日、原稿書き上げた後に買いに行こう。
昨日書いた風営法の話だが、Q2サイトの撲滅が目的なら判らなくないでもない。(どっちだ?)だが、アクセスポイントだけ日本に置いて、サイトは海外というパターンの場合はどうなるのだろう?


3月8日

徹夜して原稿あげて、10時前にメールして寝る。
午後になって起きたら、編プロさんから電話。インターネットだとトラブルからって、NIFのメールで送ったのに、まずそっちを確認してくれよぅ。そしたら、NIFメールも受信できないとかで、NIFとインターネットでデータを再送する。うーむ、出かけなくてよかった。しばらく連絡がなかったので、横浜へ買い出し。なんで余計なものまで買ってしまうのだろう?しかもゲーム機のセレクタなんか。ついでに夕飯を食べて本屋を廻って帰宅。暗闇に留守録のランプが・・・嫌な予感。「文字数が足りないので追加してください。」的中。とっとと書き上げてメール。すると・・・また電話。私のところは関係ないと思っていたコラムもある事が判り、再度原稿書き。結局メールしたのは0時を廻っていたのだった。

■今日読み終わった本

私より一回り年上の風見さんの最新作。これで100冊をこえたんだってさ。でもなぁ、渋民のあたりでがけ崩れ、国道も通行止めになるって設定は、むりがありまっせ。だって、盆地だもの、崩れるようながけはないし、線路と国道4号線は随分離れているのよ。それに国道が通れなくなっても脇道はたくさんあるし。国道が通行止めになったくらいで、移動方法がなくなるなんて、どんな田舎がと思っているんでしょ(^^;それに、足跡のトリック。「金田一少年の事件簿」でもつかってたと思うけど、男が女の靴を履いて、しかも相手をおぶりながら移動するっていうのは無理があるんじゃない?第一、はけないでしょう。

3月9日

起きて、メールの確認をしようとしたら、ダイヤルアップしない・・・げげっ!10時間も回線つなぎっぱなしだった!TK氏じゃあるまいし。寝る前に確認しなかったのがいけなかったんだけどね。パソコン連続稼動させているのも善し悪しだね。
昨日買ったSCSIケーブルが短かったので、再度購入しに行く。が、こんどはコネクタ形状を間違える。なにやってんだか>おれ。


3月10日

うわさのイスラエル製うそ発見ソフト「Truster」がすでに発売されていたのね。興味はあるが、洒落で買うにはちと高い気がする。
少年による刃物を使った犯罪がなんだか急に表面化してきている。「少年ナイフ」はいい迷惑だろう。


3月11日

お昼前に携帯にかかった電話で起こされる。2本続けて。しかも後の奴は間違い電話だ。ナンバーディスプレイ対応の電話機だったら、相手先が判ったのにね。
大蔵省やら日銀やら、影で悪いことしてた連中が捕まってる。まぁ、氷山の一角だろうけど。自分が3流大学出身だからそう思うわけではないが、エリートなんていってる奴らにゃろくな奴いないね。自分で意識しなくてもエリート意識がチラチラ見えちゃうと、こっちは友達と思っているのに、もしかしたら相手はそう思っていないのではないかと考えてしまう。
原稿をIDGにメール。今回はキャプチャがないから楽・・・ではなく、ネタがないのでつらいのだった。

■今日読み終わった本

ローダン達との戦闘で死んだタシュカルに代わり、秘密警察長官ギンコラシュが新タシュカルとなった。新タシュカルは、着任直後から自分に対立する不穏分子を粛正し始めた。恐怖政治が始まったのだ。一方、転送機によって飛ばされたローダン一行は、そこが宇宙ステーションであることを知る。だが、そこには前タシュカルが集めた凶暴な怪物達もいた。果たしてローダン達の脱出はなるか?

3月12日

午後からIDGで打ち合わせ。帰宅してから書いた原稿を電子メールで送って完了。
やっとこさ、確定申告の準備を始める。


3月13日

午前中に税務署に出向いて確定申告を済ます。昼食を摂った後、新宿に向かう。新宿ピカデリー3で「PERFECT BLUE」。どうせ人なんて来ていないだろうと、油断したのが大間違い。50席程度の狭い劇場の上に、ならんどるではないか。しまった、学生は春休みだったかっ。学生は勉強してろー!などと考えつつ、素直に並ぶ。しっかり立ち見だった。しかも狭い!スクリーンも小さい。やはりR指定だからか。R指定になったのは、レイプシーン(ただし劇中劇で)とヘアヌード写真集のシーンがあるからか。ドラマとしては、しっかり考えられたサイコスリラーになっていて○。クオリティも高いし。大勢の人に観て欲しいな。
渋谷に出て、ビッグカメラでお買い物。時間が合ったので、エルミタージュで「長靴をはいた猫」と「銀河鉄道999〜エターナル・ファンダジー」を観る。「長靴をはいた猫」は、リバイバル。大スクリーンで観るのはこれが2度目だけど、結構忘れている。もちろん、「びっくりしたにゃ、びっくりしたにゃ、びっくりした、びっくりした、びっくりしたにゃ」という主題歌は覚えていたぞ。後半の塔での魔王の対決は、意外とこの辺が「カリオストロの城」の原点ではないかと感じた。「銀河鉄道999・・・」は、前作から1年後という設定だが、鉄朗の顔が松本零士の原作に近く(つまりブ男に)なっている。999号のシーンの多くがCGになっているが、なぜCGにしなければならないのか不思議。はっきりいって、物語は結末を見ていないし、ファン以外は観に行かない方が無難でしょう。ラスト近くでハーロックのアルカディア号、クイーン・エメラルダスの船が出てくるのは予測できるとして、あのシルエットは・・・ヤマトだ。うう、映像化権を松本氏が買い取ったという話は聞いていたが。来年公開予定の続編にも登場するのだろうか?映画には関係ないが、本編の前に THE ALFEE のプロモーションビデオを流すのは止めた方がいいと思うが。

■今日読み終わった本


3月14日

午後から有楽町に出て、「007/トゥモロー・ネバー・ダイ」を観る。さすが初日。劇場前に人が並んでいる。「スターシップ・トゥルーパーズ」の予告編が観れたのでラッキー。本編はこれまでの007映画のパターン、アクション&ユーモア、を踏襲した内容で満足。ピアーズ・ブロスナンがいい。内容をけなす人もいるが「ムーンレイカー」なんかよりは、ずーっといい。


3月15日

寝て起きて何もしなかった。やばいっす。

■今日読み終わった本


3月16日

3時に世界文化社。富士通から借りたポジフィルムを届けるだけ。ついでに「マルチメディア子ども大図鑑」の打ち上げの日程を決める。E氏は今魚の図鑑の追い込みで忙しい(著者はカンズメ状態)らしく、たまたま届いたアンケートはがきを観て、そうそうにお暇する。帰る途中で渋谷で買い物。

■今日読み終わった本

「さかさまの塔」からマリウスを助け出したグインは、憔悴しきったマリウスをリー・リン・フェイ率いる青鱶団に託し、シルヴィア救出のために鬼面の塔へ向かう。鬼面の塔を囲むように広がる妖魔の森で、グラチウスの幻術に取り込まれたグインの前でグラチウスが語った《暗黒魔道師連合》結成の理由とは?
おひょー、解説が堺三保氏だぁ。

3月17日

ジパング発見!って、「ネオ・アトラス」の話ですけど。仕事でちょっと中断していたのだけれど。
夕食を食べに外に出たら、ちらほらと雪が降ってくる。

■今日読み終わった本


3月18日

70億以上の負債をかかえて、コンパイルが倒産(和議申請)。急に社員を増やしたことと銀行の貸し渋りが原因となっているが、ゲームメーカー本来のゲームの開発ではなく、キャラクターに頼った商品展開やコマーシャルに力を入れたのが悪かったのではないかと個人的には感じる。だって、「ぷよぷよ」関連ばっかりだもんなぁ。ビジネスソフトだって、中尾彬と川島なお美を使った派手なCMだったけど、意味不明だったし。ゲームじゃないんだからビジネスソフトはポイントを紹介していかなきゃ。


3月19日

すごい風だ。
それにしても「万能文化猫娘」も「異次元の世界エルハザード」もなぜか観る気力が起きない。製作者の一人よがりというか、すでに前作やらOVAやらを観ていることを前提にしているところがどうも合わない。その点、「ビースト・ウォーズ」や「晴れ時々ぶた」は面白いぞ。


3月20日

70億円で和議申請する会社もあれば、ディリバティブで1050億も損失だして平気な会社も。平気じゃないか。
サッカー籤。ギャンブル性よりも「利権を貪る輩」の存在が問題でしょ。文部省の天下り先の特殊法人が、くじ販売の選定やら売り上げやらを独占する。もうけようと手薬煉引いているんだろうなぁ、きっと。それにしても、相撲や野球でもくじが作られていたとは知らなかった。でも「サッカー籤はギャンブルだから子供に悪影響を与える」っつーのは変だ。悪影響を受けるような子供は、もっと楽しいことやってるよ。自分の金を使わないでね。
夜になって、呼び出しを食らう。新横浜駅前で3人で午前4時半までカラオケ。一応、ミスチルの「ニシエヒガシエ」とかSMAPの「夜空ノムコウ」(なんだかカタカナが多いな)にチャレンジ。「ニシエヒガシエ」は、歌ってみると歌いやすいのでレパートリーに入れるとしよう。さすがに4時間もカラオケしていると、フォークソングからアニメまで幅広く、って、アニソンがメインなんですけどー。「セガサターン、シロ!」が入っていたので、思わず歌ってしまったぜい。


3月21日

ということで、カラオケで夜明かししてしまった後は、昼ごろちょっと横になろうと布団に入ったら、睡魔に勝てず6時まで寝てしまう。あぁ・・・なんてぇ、生活だ。
「ウルトラマンダイナ」に翠玲が科学者役で出演。おお、バイバイブルー(意味不明)


3月22日

もう、昼夜逆転。起きたら「あるある大辞典」のエンディング近くだものなぁ。
子どもの犯罪がどーのこーのいうまえに、大人のモラルをなんとかしなさい。大人が悪いから子どもが真似するんじゃないか。そう、犯罪を犯すような子どもは、何も考えていないのだ、ただ、マネをしているだけなのだ。何も判らずに。つーか、17・8の連中を子供というのは抵抗あるよね。少年法で守られている、というだけで、大人と変わらん。それはともかく、大人だよ、おじさん、おばさん。まずは、信号を守るくらいのことはやってくれ。おれは免許をとってから、信号は守ることにしているぞ。(できるだけ、だが)


3月23日

珍しく午前中から渋谷に出て、「ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ」。会場は子供連れの家族でいっぱい。劇場の大きさはそれほどでもないが、このくらいはいれば十分ペイするのではないでしょーか。でも、おかあさん、子供の名前を大声で呼ぶのは止めましょう。肝心の本編の内容は、ティガのラスト3話を受ける形で「人の本質は光りなんだ」ということを、コンパクトにまとめた感じ。悪くはないです。特撮も遠景から寄っていって、ガッツイーグルコクピット内の隊員を見せるなど、(当たり前だけど)テレビに比べて気合入ってます。杉本彩の演技がいっちゃってます。ただ、旧ガッツのメンバーの登場は、取ってつけたようで不必要でしょう。第一、ダイゴが出てこないのでは意味がない。まぁ、V6とのスケジュールが合わなかったか、ギャラの問題なんでしょうが。あぁ、子供の夢を壊すようなことを>自分。同時上映の「ウルトラニャン2」、まさか続編ができるとは。脚本は會川昇。「旅がらすのドラ」なんてキャラを登場させて、浪花節入ってますが、子供にはわかんないでしょう(^^;ちなみに、今度の相手はカラスですが、実際のカラスはユリカモメに生存圏を侵されつつあるそうです。一番のひろいものは、SPEED主演の映画「アンドロメディア」の予告編だったりして。予告編といえば、中井貴一主演の「ラブ・レター」の予告編もやっていたが、この間クランクインしてGWに公開って、あまりにも製作期間が短くないか?ダラダラ撮れとは言わないが、日本映画が面白くないのはこのへんに理由があるのかも。
映画の後、ビッグカメラでフジフィルムの「FinePix700」を購入。購入のポイントは、小さくて持ち運びが便利だったこと、メガピクセルだったこと、オートフォーカスだったこと、液晶だけでなく光学系ファインダがあること。ちょっと高かったけど、ちょうどデジカメが欲しかったし。オリンパスの「C-1400L」もよかったんだけど、大きくて持ち運びにくい点でパス。光学ズームは必要性を感じなかった。実売価格としては、両機とも同じくらい。
恵比寿に出て、Mr.クラフトマンでお買い物。袋の中にパンフが入っていて、通信販売でトラぶったのでクレーム窓口を作ったというお知らせ。(実も蓋もない言い方だな)恵比寿に出たついでに、「猫の手」でクイック・マッサージ30分。気持ちよくて寝てしまう。


3月24日

先週届いていた Windows 98 プレビュープログラムを導入する。そういえば、今日はアカデミー賞の発表日。インストールしながら中継を見る。オープニングのビリー・クリスタルがいろいろな映画を繋ぎあわせたパロディが最高。特にケイト・ウィンスレットの真似は傑作。それにしても「タイタニック」が、オスカー総なめって感じですな。ケイト・ウィンスレットは主演女優賞を取れなかったけど。ロビン・ウィリアムがシリアスな演技で助演男優賞。授賞式後のアメリカの映画評論家の「アカデミーは、差別主義」というコメントに納得。たしかに「アミスタッド」とか無視されているしねぇ。
肝心のWindows 98は、見た目にもあまり変化なし。特にIE4をインストールしていると。とりあえず、インストールも問題なくクリア。終了までの予定時間が表示されるのは親切だが、再起動が多くなってる。当然ブートセクタを書き換えるので、それを検知するウィルスソフトを導入しているとトラブるでしょう。


3月25日

朝方いくつかメールを出す。
FinePix700のサンプル画像を撮りに、桜木町に出る。いざ、ランドマークタワーを撮ろうとしたら、動作せず(;_;)なぜ?しかたがないので帰宅する。FinePix700にAC電源を付けると動作する。で、AC電源を外してみると・・・ちゃんと動く・・・。そういえば、「めざましテレビ」の占いで「トラブルが起こるけど、すぐ解決」ってなことを言っていたが。これが解決か(;_;)?
ご多聞に漏れず番組改変期のスペシャル番組で、フジの「アニメソング トップ40」を見る。ただし、集中してみるのではなくて、ザッピングしてだけど。なぜかこうした番組は恥ずかしいのだ。(冬樹玲風)司会やゲストはともかく、製作者の熱意が感じられないからだろう。アニメソングになぜ「ウルトラマンティガ」や「仮面ライダー」が入るのだ?KinkiKidsの「Kissからはじまるミステリー」に至っては、実写版の「金田一少年の事件簿」じゃねーか。こうした細かいところが気になるんだよね、年取ると。ランキングの内容にも不満あるし。なぜ「サザエさん」がトップなんだよ?佐々木功や影山ヒロノブなどのオリジナルシンガーをゲストに呼ぶのは評価できるけど、なぜ1コーラス?フルコーラス歌わせろー!(アンラッキー後藤風)1回限りの番組だと思って、お手軽に作るなっ!他局の番組だって、ちゃんと交渉して素材をもらってこい!
しかし、なんだあの終わり方は>ビーストウォーズ!あんな中途半端でいいのか?


3月26日

近くの漢方薬局で漢方を買う。以前から続いている足の痛みを直すためだ。足の経絡をたどると、もうひとつ調子悪いところと繋がっていることが判明。恐るべし、東洋医学!
渋谷に出て、ビッグカメラでフラッシュパスと4Mのスマートメディアを購入。2Mじゃやっぱりすくないでしょー。
午後1時からHomePC編集部で打ち合わせ。FinePixを見せびらかす。
新橋から秋葉原に出る。いつものようにLDを購入。「ガオガイガー(9)」と「魔界転生 地獄編第二歌」。T-ZONEのアウトレットで、PentiumProの200Hzを搭載したPCが125,000円つーのに、心惹かれるが諦める。


3月27日

東大で卒業式があり、学長が東大卒の官僚を批判したとマスコミが取り上げているが、その中で「東大の世界でのランクは変わらないのだから」と卒業生を激励したという。なんかなぁ、学長自ら「東大は特別」って意識がありありと判って不快。こうした意識が官僚や政治家の腐敗に繋がっているってことを理解していない。さて、今年の卒業生からは、何人逮捕されることやら。


3月28日

夕方から中学・高校の頃の友人と飲む。高校時代から通っているバーで待ち合わせるが、いいだしっぺが来ない。他のお客もいなかったので、ママさんと昔話。もう20年も経つのに、ママさんはあいかわらず奇麗だった。ちょっと太ったけど。1時間遅れて2人、仕事帰りの1名が来て、10時頃4人が揃う。1年ぶりだけど、近況はあまり話さずくだらない話で盛り上がる。
買ったばかりのFinePix700を持っていったのだが、5枚ほど撮影したところで電源が入らなくなる。フラッシュは使ったが、こんな程度で電池が切れるか?SyberShotといい、デジカメの電源にはついていない。とほほ。
午後2時過ぎまで飲み、解散。すでに電車はないので、実家で寝る。


3月29日

8時過ぎに目が覚めてしまう。ぼーっとしながらも、自宅に帰る。ちと、昨日は飲みすぎたようで、体がだるく食欲もない。なんだか1日無駄にした感じ。いかんなぁ。お酒は注意して飲みましょう。
FinePixの方は、AC電源を接続しても電源が入らない。つまり、故障だ。ついてない。明日にでも修理に出さなくちゃ。

■今日読み終わった本

21世紀、サハラ工科大学で開発されたジーヴァトロン。時空を超えて別の世界と地球を繋ぐこの装置は、壁にぶち当たっていた技術の進歩を再び蘇らせるものだった。しかし、実験中ある世界へと接続したまま、ジーヴァトロンの帰還装置が故障してしまった。学内の派閥争いに巻き込まれ、一旦はジーヴァトロンプロジェクトから外されていた物理学者デニスが呼び戻され、未知の世界へ赴き帰還装置の修理を行なうこととなった。だが、その世界はわれわれ地球人にとっては信じがたい奇妙な法則、プラクティス効果の支配する世界だった!
映画「ポストマン」の公開のおかげで、絶版状態だったこの本が再版されたのは喜ぶべき事だ。「サン・ダイバー」や「知性化戦争」とはことなる、やや軽目のファンタジーなのだが、ちゃんと物理的解説がなされているところがブリンらしいということか。地球の文化を使って危機を乗り切る後半がおもしろい。

3月30日

朝6時に起床。でも7時間寝てるんだよ。早く起きたので、掃除や洗濯を片づける。FimePixの修理に行こうかと思っていたが、原稿があったので今日はパスだ。でもいい天気。


3月31日

HomePCの原稿をメールで送信。昼食のついでに渋谷に出る。ビッグカメラでFinPix700の修理、というか初期不良で交換してくれる。そのままビルを出ようとして、何気なく見ると「マウスハント」の上映時間にぴったりだった。ビッグカメラの入っているビルには、東映系の劇場がふたつ入っている。そのままチケットを買って「マウスハント」を観る。CGが多いのかな?と思っていたら、パンフレットによるとほとんどが実際のねずみが演技しているそうだ。なんと、空缶のベッドに潜り込むところも!たしかに、ドアップにはアニマトロニクス、水に追われるといった危険なシーンはCGIが使われているとすれば、ほとんどは実際のねずみなわけだ。ストーリーはまぁ、そつがない、といったところか。最後の1発ネタ、といえなくもないが、男の2人組みが繰り広げるドタバタというパターンは、ハリウッドにもたくさんあるからね。なんとなく「ホーム・アローン」を彷彿とさせる。あれよりは「痛く」ないけど。(絶対、保健所の検査には通らないぞ)ちなみにドリームワークスの作品で、日本では「アミスタッド」が先に公開されてしまったので3本目となるが、本当は2本目。
渋谷から飯田橋へ。お堀の桜がきれい。WindowsWorld編集部で打ち合わせ&データ受け取り。結局、8時を過ぎてしまう。

■今日読み終わった本


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