Gallary
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ショートストーリー
2001
1月 3月 
日替わり落書き帳 
夏の思い出

ミミ 「ちょっと、あんたなに見てるのよ!」
カメ 「ん?夏に紅葉ちゃんと海に行ったときのビデオだけど。」
ミミ 「いつの間にそんなの撮ってたのよ!」
カメ 「せっかく来たのに写真の一枚もないのはかわいそうだとおもってな、ロボットカメラを飛ばしておいたんだ。」
ミミ 「・・・紅葉さん。」
カメ 「もしかしてまだ怒ってるのか?いいかげんに許してやれよ。」
ミミ 「そうよね。あんたは嬉しいでしょうよ?あんな可愛い女の子にキスしてもらって、”好きです”って言われたんだから。」
カメ 「ばかだなあんなの本気なわけないだろ。ちょっとした悪戯に決まってるだろ.」
ミミ 「・・・こいつ本当に・・・」
カメ 「なんだよ。」
ミミ 「なんでもない。」
カメ 「?」
ミミ 「で?紅葉さんには送ってあげたの?」
カメ 「ああ。キャプチャーしてデータ化して送った。凄く喜んでたぞ.」
ミミ 「それはよかったわね。」
カメ 「しかし、今年のおまえの水着は良かったよな。」
ミミ 「そう?」
カメ 「ん。まあ今までのも別に似合ってないわけじゃなかったんだが、今年のはスポーティーな感じで安心して見られた。」
ミミ 「ふーん。」
カメ 「あっ、でも今映ってるけど、このときに紅葉ちゃんがしみじみ言ってたんだが」
ミミ 「?」
カメ

「”私の擬体は男性のお相手をするために作られたものなのにミミさんのほうが色っぽいですね”って。」

ミミ 「色っぽいって・・・」
カメ 「やっぱり内面的なもんだいかなとかなんとかいってたな。」
ミミ 「・・・あんたはどう思う?」
カメ 「ん〜?そうだな。たしかに紅葉ちゃんに比べれば色っぽいかな.紅葉ちゃんはどことなく子供っぽい雰囲気があったから、どっちかと言うと可愛いって感じだったから。」
ミミ 「たしかにね。」
カメ 「・・・」
ミミ 「なによ、じっとひとのこと見て。」
カメ 「いや・・・いまきがついたんだがおまえなんだか去年より・・・」
ミミ 「なに?」
カメ 「いや・・・なんでもない。」
ミミ 「へんなの。さ、いつまでも色ボケオヤジみたいにひとの水着映像見てないで、ゲームでもして遊びましょ。」
”パタパタパタ・・・”
カメ 「色ボケオヤジが、う〜たしかにミミの奴が女っぽくなっなとかおもうようじゃな。」
ミミ 「ほら、カメ早く!」
カメ 「お〜!今いく。」
  ”ドタドタドタ バタン”