ひとりごと


お題

水槽選びのジレンマ


大きな水槽、小さな水槽、大きな水槽、小さな水槽・・・。

・・・悩みます。

小型=敷居が低い
大型=敷居が高い

これが

小型=難しい
大型=楽

と解ってくれれば、このページの役割は終了。
なかなか初心者は知らないことなんだな。

「絶対にダメ」は言い過ぎなのか!?
飼育道具のページでは絶対にダメって感じであえて書いてるんですが、もちろん小型水槽の魅力というのもなかなか惹かれるものはあります。
現に、私も最初の海水水槽は36cmの小型水槽でした・・・。

修羅の道、36cm水槽
標準の21W小型照明は暗かったので45cm用インバータ式を無理矢理乗せる。この製品なら例外的にお勧め。
なんか水槽内が閑散としてますが、既に90cm立ち上げ中でライブロックを持って行かれてます。プロテインスキマーもはぎ取られ、外掛けフィルターでその場しのぎ。

なにより自分自身が小型ゆえにそれまで敬遠していた海水魚の世界へ踏み込みやすかったのも事実。
小さい水槽でのハゼとエビの共生観察などはなかなか面白いものでした。

同時に、小型水槽の問題ってのにも真っ正面からぶつかりました。
とにかく状態の把握とその維持に対し、手間がかかること、それ故失敗が多いことです。実は一度全滅させてます。これはショックでした。
もちろん失敗から学ぶことも多いわけで、私自身も今に至っているわけですが、失敗から挫折だけ学んでそれっきりになってしまう可能性もありました。やめようかなぁ〜と悩んだものです。

そこで一念発起、大型水槽を導入する決意をしたのは今にして思えば正解だったと思っています。

もちろん、全く問題なく今に至っているわけではありませんが、小型の時に比べれば遥に楽に楽しんでいます。
難しい飼育をやり遂げる達成感はたしかに小型水槽は大きいと思います。しかし、それはある意味マニアックな世界。もっと気負わずに楽しむ方法があるわけで、なにも最初からイバラの道を歩むこともないでげしょ、ってことですよ。

大型水槽で醍醐味を味わって、なお深く楽しみたいなら小型水槽に手を出せばいいと思う。

敷居が低いからと安易に始めてしまうのがそもそも問題だと思うのですが、簡単だと思って小型水槽地獄に填ったら、熱帯魚なんて嫌になる。これ、まちがいない。

その辺を承知の上で覚悟を決めて小型水槽に挑むのであれば、挑むのもまた良し。
ま、ただそれだけなんだと思うんですよね。わかってりゃいい。

なんにしても初心者という言葉を免罪符にして欲しくはないと思うわけです。
何しろ相手は生き物ですから、「失敗しちゃった、アッハッハ〜♪」では困るし、「失敗を繰り返して学ぶんだぁ〜!!」と開き直ってもいかんなぁ、とは思うわけです。

そのへん、よ〜く考えて決めて下さい。

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