ここからは実際に各種 OS を以下の手順でインストールしていきます。 この順番には意味があるので、この通りでない場合はうまくいかないかもしれ ません。
以降の説明は新品のハードディスクに、あるいは何らかの OS が入っているハー ドディスクの内容を全て破棄して、新たに各 OS をインストールする例です。 ハードディスクのパーティションを作成、削除するツールとして fdisk を使用 しますが、環境によってはその前にパーティションを移動するツールが必要にな ります。
Windows95/98 がインストール済みで、しかもパーティションが1つだけのパソ コンの場合、FIPS.EXE という DOS 上で実行するユーティリティを使ってパーテ ィションを分割することができます。FIPS.EXE は大概の Linux ディストリビュ ーション・パッケージに入っています。FIPS.EXE は使い方を誤ると危険なツール です。現時点での最新版:バージョン 2.0 からは Windows95 の FAT32 に対応 しています。このバージョンに付属のドキュメントを翻訳したものが Linux JF (Japanese FAQ) プロジェクトにあるので、よく読んで理解してから使いましょう。
http://www.linux.or.jp/JF/JFdocs/FIPS20.html
(FIPS 2.0 用。HTML形式)
http://www.linux.or.jp/JF/JFdocs/FIPS20.txt
(FIPS 2.0用。EUC、テキスト形式)
また使用例などを色々な人がホームページで紹介しています。 インターネットで FIPS というキーワードで検索してみるのもよいと思います。
(注) FIPS 2.0 で分割できるのは 8.4GB までの領域です。
これもパーティションを分割、移動するための DOS 上で使用するツールです。 矢印キーで操作するので分り易いです。2TB(2048GB) まで対応しています。 FIPS と同様に使い方を誤ると危険なツールです。 [現在、version 1.32 のドキュメントを翻訳中です]