2009/02/01 ニコニコ技術部「あの楽器」東京ミーティング
参加のきっかけ
元曲 Innocence
の存在はずいぶん前から知っていました。
ピアプロにもあります
いい曲だと思ったので、通勤電車で聴くための mp3 プレーヤーにも入れて、今でもよく聴いてます。
(VOCALOID曲を聴くために初めて買った mp3 プレーヤーだったりしますw)
Innocence ...ってタイトルが注目されにくくて埋もれないかな...って、正直ちょっと心配していました。
そんな中、2008年の年末、「あの楽器」のリクエストが。
最初は様子を見ていたが...反応する技術部員が続出しているようだ。
そういえば、以前こんなことがあったなぁ...:
- 2008年9月、「オトダスト」に参加したときにポータブル楽器ブームを実感
- 2008年夏、ぼくがはちゅねミクのネギ振りうちわを投稿した頃に「小型化戦争」「単純化戦争」などで
盛り上がったニコニコ技術部
「あの楽器」には、この2つの要素が両方含まれている。
しかも、初音ミクの「本職」ともいえる「音楽」への回帰、
そして「萌え」化したアキバ系の電子技術への回帰...。
これは何かブームになりそうな予感!
ふと思った。Innocence を
ぼくが作った MIDI Chord Helper で
そのまま弾いてみたら「あの楽器」風になるのではないかと。
さっそく試して投稿してみた(ぼくはいったい正月から何やってんだか...w)
...うゎっ、今まで見たことないくらい再生数が伸びてる!!
そして、再生数、マイリスト数が、自分の投稿動画のトップになった(遅ればせながら2/5、コメント数99:タイ記録)。かなり好評だったようです。
2000再生を超えたのはこれが初めて。ブログ記事や動画でもピックアップされていました。
と思ったら、3連休の真ん中に「あの楽器」名古屋ミーティングが。
...でも名古屋はちょっと遠いので動画で見た。楽しそう。近くでもやらないかな...と思っていたら
今度はアキバの近くで「あの楽器」東京ミーティング開催決定!
これはぜひ行きたい!というわけで飛びついてしまいましたw
参加してみた
朝弱いし遠いので...とか Wiki でつぶやいたけど、片道1時間半なんて首都圏じゃ普通なのかな...。
どうにか 11:00 頃に到着。
10分枠で発表してきました。時刻は 14:00 ぐらい。
前半:理論編・後半:ソフト編
理論編は、いわば「音楽理論のツボ」の短縮版です。
素数でできた周波数の倍率を組み合わせて、コード、音階、調とダイアトニックコードが
できる様子をホワイトボードで説明。
ソフト編は、持ってきたノートPCからスクリーンに映して、
MIDI Chord Helper + MIDI Yoke + VSTHost + Synth1
の組み合わせで鳴らして、コードダイアグラム表示や編集機能、自動作曲機能のデモを行ってみました。
理論編はちょっと難しかったかな...。
とりあえず、計算によって鍵盤模様ができたときに「おぉー」という声は聞こえましたw
みなさんのプレゼンテーションを見て思ったのですが、
やはり、ぼくも20分枠を取って、資料作って、ネタ系の話をもうちょっと取り入れても
よかったかなぁ...って思いました。
そういう意味でプレゼンの参考になりました(こっちの技術も見習わなくては...)。
最終的にはあのコード配列がとても参考になった、という方が多くいたようでうれしかったです。
打ち上げでも話の続きで盛り上がりました。 楽しかったです! 参加されたみなさんお疲れ様でした。
遠いので...とかつぶやいた私よりも、もっと遠くから新幹線で来ている人が多いのにちょっとびっくりw
▼発表と展示の光景を撮影してきました


▼断片的なスナップ集が投稿されました。年齢層の幅広さを実感できますw
関連ブログ記事・ニュース記事
プレゼン動画
資料
▼帰宅後、真っ先に目に入ったのがこの光景。

出発時には普通モードだったはずの初音ミクが、いつの間にか「はちゅねミク」に変身していました...www
もっと「あの楽器」っぽくしてみた
MIDI Chord Helper のその後
そしてついに...自分も作ってみた
MTM03 ニコニコ技術部ブースに遊びに行ってきたとき、オープンソース・ハードウェアを入手。
これで自分も「あの楽器」製作を目指してみたものの...結局こうなった。
詳細はこちら → MIDI Chord Helper ハードウェア計画
- 要素技術としては共通するものがあるので、ぜひ参考にどうぞ。
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