過去の構成(2000.1.28現在)

●第一号機<静穏君>

最初は1998.2.6に通販で購入した浜松のシステムワークスというショップブランドのマシン(Power Master A5011)。その後、すべてのパーツを入れ替えたが、2台運用を始めることにして、新しいパーツは新しいケースで組み立て、こちらはほとんど元に戻している。

パーツ 購入価格 原産国 購入日 コメント
ミドルタワーケース(ATX)型番等不明 10,000 TIWAN? 98.2.6 これは失敗。頑丈だけがとりえ。フロントがあけにくいが最大の欠点。
電源:PC POWER & COOLING SILENCER 275ATX(270W) 16,000 USA 98.2.6 最初はぜんぜん知らずに選択したのだが、あとで聞けば静穏電源で有名だった。高いけど、確かに静かでほとんど無音。このおかげで静穏マシンが可能となった。
マザー:Asus TX97-X 22,000 TIWAN 98.2.6 当時の定番。BXが出ていなかったのでやむなき選択だった。付属のLDCMは温度管理等に便利だが、FDやHDがおかしくなり何度も悩まされ、今は使用していない。
SDRAM 64MB 28,000 JAPAN 98.2.6 メモリーも高かったですね。
CPU:Pentium MMX233 43,000 ? 98.2.6 当時はPenU300がすでに出ていたが、今考えると高いよね。発熱も結構あるので静穏マシン用としてもあまりよくない。
ビデオカード:Canopus Power Window 128P/4V 31,800 JAPAN 98.2.6 初代のRIVA128。むしろ付属のビデオキャプチャのクローズドキャプションが魅力だった。しかしRIVA128はもう力不足。フルカラーの最大解像度1152*864というがきついし、2Dの画質も(好みはあるが)ATI RAGE(2号機)の方がよい。でも2台同時使用でまず知ったのが画質の違い。RIVAは濃くどんより、ATIは淡白だがくっきり。こうなるとMatroxを試したくなる。3Dはほとんどやっていない。
CD-ROM: Toshiba XM-6202B 32倍速ATAPI 14,000 JAPAN 98.2.6 とりたてて特徴はない。静かなほうか。
FD: SAFRONIC DS-34A 4,900 CHINA 98.2.6 一応、3モード。一度完全に使えなくなり、壊れたと思ってTOMCAT(2号機)のを導入したが、後でもう一度組み立てたら、動いた。捨てなくて良かった。
マウス:Logitechパイロットマウス(PS/2) 1,800 CHINA 98.2.6 マウスはロジテック(日本ではロジクール)と決めている。安くてかつ使いやすい。
サウンドカード:Sound Blaster AWE64 14,800 Singapore 98.2.6 Linuxで使えるということなので大事にしようと思う。唯一のISA。
LAN:3com 3C905-J-TX 4,980 USA 99.5.27 2台同時運用のため導入したLANカード。もっと安いのがあったけど定番のものにしたのだが、Linuxで使えないという。
HD: IBM DJNA351520 15.2GB AT66 5400rpm 14,800 Philipines 99.9.21 HDは相性問題もあったのでIBMと決めている。昔は他メーカーに比べ高かったが今はそうでもない。最初のDHEA34330 4.3GBが\30,800だったのを考えるとずいぶん安くなったものだ(PC98時代に初めて購入した今はなきICMの20MBが8万円だった)。IBMのHDは4台あるが、やっぱり最新のものが静穏(これを狙ってあえて低速のものにした)。TXマザーが8.4GBまでしか認識しないのを、IBM提供のDISK MANAGERというツールで無理やり認識させて使っている。このフォーマットの速さはすごかった15GBが3秒!残念なことにFAT32とFAT16の混在ができなかったので、パーティションが8つ!これはこれで得した気分だが・・・。
Smart Drive 6,480 JAPAN 99.10.3 これはなにかというと、HDの静穏化の箱。HDをこの箱に入れて5インチベイに装着する。この箱、内側にポロンゴムが貼り付けてあり、放熱のためアルミ製という代物。音の三大敵は電源とCPUFANとHD。IBMのHDは回転音が静かなんだけど、アクセス時のゴリゴリって言う音はやっぱりある。これを消すのがこの装置。これで完全に音がなくなる。興味のある方は、PC無音化計画へ。
CPUFAN:SANYO SAN ACE (109P5412H2016) 12V 0.06A 3,000? JAPAN 99.1頃 なぜCPUファンが最後かというと、これが静穏化で1番苦労したから。電源が静かだったPC POWER & COOLINGのCPU-COOL Z1というのを個人輸入したり($19と安いけどDHLだったから送料$35!)、SANYO SAN ACEの新型(オウルテック販売の0.06A 109X6512H2016 このFANはバリエーションがいっぱいあって区別がつかない)を購入したりしたが、前に何気なくに買ったこれが一番静かだった。問題は、CPUに取り付けると共振と風きり音でうるさくなること。それがなんとその日によって違う!やはり究極の静穏化には、FANレスしかない。そうなるとCPUが問題。悩みはまだまだ続く。

まとめると、こんな感じ。必要最低限というのが分かると思う。(これならいっそMicroATXでもいいかもしれない→ひそかに3台目を模索している。もちろん、そのとき1台はLinux!)

PCI1 ビデオカード 5インチベイ1 CD−ROM
PCI2 LANカード 5インチベイ2 HD(Smart Drive)
PCI3 空き 5インチベイ3 空き
PCI4 空き 3.5インチベイ1 FD
ISA サウンドカード 3.5インチベイ2 空き
シャドウ1 空き
シャドウ2 空き

●第二号機<メディア君>
第一号機を徐々にアップグレートしていき、知らない間に組み立ったマシン。外部記憶装置類がいっぱいなので<メディア君>。FANもいっぱいついてて、ものすごい音。騒音君と呼んでもいい。

パーツ 購入価格 原産国 購入日 コメント
ミドルタワーケースATX: Windy MT-PRO2000,電源:Seventeam ST-301 HR 300W, CASEFAN 2個 34,500 JAPAN 99.5.28 なにをもって2号機といえばいいか。CPUか?やっぱりケースなんだよね。同じCPUはもともと1号機に入っていたんだし。で、これ総アルミの全身ヒートシンクでケース市場に殴りこみをかけた星野金属の最初の製品。それまでケースは似たり寄ったりだったが、総アルミ製というのは効きましたね。何より軽いし、意外に頑丈。メンテもラクチンで気軽に中を開けられる。ただ、防音面だけは不利で静穏マシン用には使えない。これは割り切りだ。
CPU Cerelon300A 7,480 MALAY 99.7.10 もうこれは定番で、450MHzにクロックアップして使っています。でもCPUが1万円を切るなんて、面白い時代になったもんだ。ちなみにPPGAのSL36A L9251089。
マザー:Aopen AX6B REV:1.1 - TIWAN 99.4. 値段がないのは、先輩からの譲り物のため。Celeron300とセットで\10,000をお礼しました。でもこれが悪魔の囁きだったんだよな。
ゲタ:POWER LEAP PL-PU 2,980 TIWAN 99.7.10 Socket370→Slot1への変換アダプタ。Aopenの純正品はないので、この種の製品をたくさん出しているメーカーだから大丈夫と思ってエイヤッで買う。あたりまえのように動いてほっと一息。
CPUFAN:WINDY WFAN-34P/C 2ball 12V 5000回転 3,200
(-13%)
? 99.7.11 これは小さい割に強力。
SDRAM 128MB PC100 L=2 14,800 ? 99.5.1 メモリー価格の乱高下はすさまじかった。ちょうど2万円から下降していた頃に購入したのだが、その後一気に1万円を切り、秋に上昇に転じまた2万円を超えた。
ビデオ:ATI XPERT128 16MB AGP 11,980 USA 99.5.20 とにかくDVDをみたくてDVDに力を入れているATIを選択したが、色調やメリハリが好みで気に入ってしまった。3Dゲームをやらないなら安くてお勧めです。しかし、ドライバーの更新が全然ない。ドライバ 4.11.6216。関連情報はATI Mach64 Fan Pageが便利。
MO:Logitec LMO-D643SK (Fujitsu MCB3064SS)640MB/4,300rpm/SCSI2 58,900 ? 98.4.25
99.4.12
MOは、富士通とオリンパスとコニカの3社の寡占だが、これは富士通の高速仕様。OEMでロジテックのほかに、富士通パーソナル、アイオーデータが製品化していたが、FAT32のフォーマットをサポートしていたのはロジテックだけだった(メールで問い合わせた結果)。この辺がOEMの面白いところ。で、このMO、1年間でメディアが挿入不能という故障をしてしまう。幸いぎりぎり保証期間内だったので、無償修理をしてもらったが、中身を調べてみたらシリアル番号が変わっており丸ごと交換したみたい。ロジテックさんも大盤振る舞いするものだ。
CD-ROM:Plextor PX-32TSi 32倍速/SCSI2 16,800 JAPAN 98.11.7 CDの吸出しがどうしてもうまくいかず購入したSCSI版。さすが評判のPlextor(シナノケンシ)、安定している。付属の吸出しソフトも秀逸。こういう中小企業はいっぱい出てきてほしい。ただし音は爆音!
DVD-ROM:DVS DSR-520H 5.2倍速/ATPI 13,999
(-3%)
Korea 99.4.27 DVSは米国のベンチャーで韓国に生産拠点をもっている。デジタル出力をもちUltra DMA/33対応でフェーズ1のDVDというのは他になかった。ちなみにフェーズ1というのはDVDのリージョンコードをドライブ側ではチェックしないもの。つまりこれしDVD再生ソフトとの組み合わせで米国産のDVDも観ることができる。ただし、たまにメディアを認識しないことがあり、安定性に不安。フェーズ1などの情報はDVDエンサイクロペディアが便利。
CD-R/RW:RICOH MP7040S-ED 29,800 JAPAN 99.8.7 だいぶ安くなったので購入したもの、MOがあるのでそうは使わないが、あるとやっぱり便利。ここのサポートは充実。
SCSIカード:Adaptec AHA-2910B/J97EZKIT 12,799
(-3%)
? 98.4.25 SCSI2用のBIOSなしの廉価版。Adaptecは高いけど、これは保証料と割り切るしかない。
サウンドカード:Labway Xwave5000 J8X 2,780 TIWAN 99.5.14 YAMAHAのチップYMF724を搭載した、廉価なサウンドカードだが、音質はピカイチ。雑音が一切ない。デジタル出力があり、ソフトMIDIのSYG50も付属していてお買い得。サウンドカードはサウンドブラスターの独占が崩れ、競争でものすごく安くなった。YMF724を使ったサウンドカードは多く出ているが、かなり音質が違う。そのあたりはYMF724 FANWIDE NETWORKに詳しい。
LAN:3com 3C905B-J-TX Singapore 1号機のものの後継機種。Wake up  LANが追加されているが、さすがに使わない。
HD: IBM DJNA370910
9.12GB AT66 7200rpm
23,980 Hungary 99.5.28 これは高速回転。流石に速い(ような気がする)。
HD: IBM DPTA372050
20.5GB AT66 7200rpm
19,499
(-3%
-3,000)
Philippines 99.12.28 上と同じく高速回転。先ほど5,400rpmのものと取り替えたばかり。流石に速くなった(気がする)。値段と購入日付を比べてみてください。この価格の下がりようはすごいよね。7ヶ月で1MBあたり35%。3分の1にさがっている。
FD:TOMCAT TC-FD35M-3B1(MITSUMI D353T5) 5,480 ? 98.9.30 3モードだから高かった。

まとめるとこんな感じ。この他にUSB接続のものもあるので、ほとんど目一杯。ちなみにシャドウ3/4とあるのは、ケースの底のHDを格納する場所。ただし、IDEは線が届かないのでSCSIかIDE-RAIDカード用だろう。

AGP ビデオカード 5インチベイ1 DVD-ROM SCSI#0 CD-ROM
PCI1 SCSI 5インチベイ2 CD-ROM #1 CD-R/RW
PCI2 LANカード 5インチベイ3 CD-R/RW #2 MO
PCI3 なし 3.5インチベイ1 MO #3
PCI4 サウンドカード 3.5インチベイ2 FD #4
ISA なし シャドウ1 HD #5 外付け用
シャドウ1 HD #6
シャドウ3/4 なし #7 SCSIカード


●外付け機器

パーツ 購入価格 原産国 購入日 コメント
ディスプレイ:NANAO FlexScan E67F 19インチ 138,000 JAPAN 98.2.6 1号機と同時に購入したもの。ディスプレイには気を使ったので大満足。19インチが出たばかりでNANAOの19インチ最初の製品なので値段が高いのは仕方ない。これはシャドウマスク方式で日立製のブラウン管と聞く。いろいろ見て回って一番好みの画質だった。ちらつき一切なく、ぎらぎらしていない点がポイント。D-SUBとBNCの2系統の入力があるので、2台のパソコンを切り替え機なしで使っている。それにしてもNANAO(七尾市)といいCanopus(神戸市)といい、I-Oデータ(金沢市)、ロジテック(伊那市、マウスの会社の方じゃないよ)、シナノケンシ(上田市)、WINDY星野金属(太田市)と、地方の中小企業はいい仕事している。
カードリーダー:
CSK・エレクトロニクス(旧亜土)(T-Zone) Flashmate-USB
9,800 TIWAN 99.7.10 ファイルの持ち運びには、1MBだったらFDやメール、100MBを超えるとMOということになるが、実際には2MBとか10MBのファイルを持ち運びたいということが多い。そんなとき便利なのがPCカードのフラッシュカードで、ノートパソコンなら互換性の問題はまずない。ところがPCカードをデスクトップで使いたいとき昔は困ったものだった。カードドックというISAやPCI接続に使うものは存在したが、IRQはいっぱい消費するわ、そう頻繁に使うものでもないのにベイを占領するわ、互換性の問題が頻出するわで、導入には二の足を踏んでいた。そんなおりに登場したのがPCカードでもモデムとかLANカードには使えないが(デスクトップでそんなの使わないよ)、フラッシュカードの読み書きだけできるカードリーダ。パラレルボード接続のものから登場し(プリンタとの交換が面倒)、つづいてUSB接続のものが登場し始めた。これは、秋葉原で最初に見つけたUSBカードリーダーでコンパクトフラッシュだけでなくスマートメディアにも対応している優れもので重宝している。
コンパクトフラッシュ:ハギワラシスコム
32MB
9,800
(-13%)
99.7.11 上記リーダで使用。売り場になく探し回った挙句、デジカメコーナーに置いてあった。フラッシュカードは、いまやデジカメの付属品なんだな。
キーボード:FILCO(ダイヤテック) FKB-112JU USB 8,800
(-13%)
TIWAN 98.10.22 ヒューマンインターフェース重視派として、キーボードには拘りたいのだが、なかなかいいのがない。机に19インチディスプレイを置いているので、場所が狭くどうしてもコンパクトなキーボードとなり選択肢が狭まる。そんな中で、見つけたのがこれで、小さくて、キータッチもよい。メカニカルキーボードといって、深くしっかり打つタイプ。ただし、USBにしたのは失敗。DOSやセイフモード時に認識しないので、そのたびにPS/2キーボートと取り替える羽目になってしまっている。


●お蔵入りパーツ
様々な事情から、待機状態あるいは廃棄状態となっているもの

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マウス:Genius NetScroll OPTICAL 5,200 CHINA 99.12.27 マイクロソフトが出したボールのない光学式マウスの、他メーカー製第1号(秋葉原で)。台湾のKYE Systemsというマウス中心のメーカーのようだ。マイクロソフトの光学式は9.800円して、形も大きすぎて私の手になじまないため、飛びついたのだが・・・。トラブル日記で詳報。
サウンドカード:DCS S817 3,180 TIWAN 98.11.7 YMF727チップ。一応Webで情報を集め、Acerの子会社だしドライバーも更新されているし大丈夫だろうと思ったが、とんだ食わせ物。雑音だらけ。あとで知ったYMF724 FANで、YMF727最悪のカードと評されていた。Webは公式ページだけ見ていたんじゃ駄目ということを痛感。これはあまりに悪くて妹にもくれてやれない(妹へのプレゼント機顛末記間もなくアップします)。


LAST MODIFIED Tuesday, 15-Feb-2000 01:07:40 JST