FreeBSD X Window System のソフト紹介

Last Update (1999/08/31 01:04:50)

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FreeBSD X Window System のソフト紹介

ja-kterm-6.2.0.tgz FreeBSD 2.2.5R 〜
jp-kterm-6.2.0.tgz FreeBSD 2.2.1R
kterm-6.1.0.tgz FreeBSD 2.1.0R 〜 2.1.5R
漢字対応ターミナル kterm。
X Window System 上で漢字を表示できるコンソールを開くために使う。 xtermの上位互換なので、日本人ならxtermの代わりにktermを利用しよう。

kterm上で、バックログ(?)を実現するために、~/.Xresources に下記の記述を追加している。

KTerm*scrollBar:	true
KTerm*saveLines:	400
	

kterm上で、X Input Method (Windows95で言うところの IME, DOS では FEPと呼ばれていたものと同じものらしい。漢字などを入力するためのもの)を利用するためには、下記のように設定を行う。

  1. kinput2 をインストールする。
    kinput2 を参照して欲しい。
  2. kinput2 & として kinput2 を起動する。
    ~/.xinitrc などに kinput2 & などと記述しておくと良いだろう。
  3. ~/.Xresources に下記の記述を追加する。
    KTerm*international:	True
    KTerm*inputMethod:	kinput2
    KTerm*preeditType:	OverTheSpot
    KTerm*openIm:		true
    	    
  4. X Window System にリソースファイルの変更を反映させる。
    X Window System を一度終了するか、xrdb -merge ~/.Xresources と入力する。
  5. kterm上で、SHIFT + スペース を押すと漢字変換を開始する。

ちなみに、私はkterm上で日本語14ドットフォント(要町フォント)を利用するため、下記のような設定を ~/.Xresourcesに書いている。

KTerm*VT100*fontList:	-*-fixed-medium-r-normal--12-*
KTerm*VT100*font:	-misc-fixed-medium-r-semicondensed--13-120-75-75-c-60-iso8859-1
KTerm*VT100*romanKanaFont:	-mnkaname-fixed-medium-r-normal--12-110-75-75-c-60-jisx0201.1976-0
KTerm*VT100*kanjiFont:	-mnkaname-fixed-medium-r-normal--12-110-75-75-c-120-jisx0208.1983-0
KTerm*VT100*boldFontList:	-*-fixed-bold-r-normal--12-*
KTerm*VT100*boldFont:		-*-fixed-bold-r-normal--12-*-iso8859-1
KTerm*VT100*romanKanaBoldFont:	-*-fixed-bold-r-normal--12-*-jisx0201.1976-0
KTerm*VT100*kanjiBoldFont:	-*-fixed-bold-r-normal--12-*-jisx0208.1983-0
	
要町フォントの入手方法などについては、小さいフォントを使うには を参照して欲しい。
The FVWM-95 home page (in English)
fvwm95-2.0.43a.tgz FreeBSD 2.2.1R
ウィンドウマネージャー fvwm バージョン2のWindows95風味版。
X Window System のウィンドウ管理を行うプログラムの一つなのだが、Windows95みたいな操作性と画面が面白い。
pkg_addしたあとの設定は以下のように行う。
  1. cp /usr/X11R6/lib/X11/fvwm95/system.fvwm95rc ~/.fvwm95rc として、設定ファイルを自分のホームディレクトリにコピーする。
  2. .fvwm95rcファイルを編集する。
    PixmapPath /usr/include/X11/pixmaps/:/usr/local/mini-icons/ IconPath /usr/include/X11/bitmaps/:/usr/local/icons/
    となっている部分を、下記のように変更する。
    PixmapPath /usr/X11R6/icons/ IconPath /usr/X11R6/icons/
    これでアイコンが表示され、スタートボタンも利用できるようになる。
ただ、ALT+TABを押した時の動作(Prev Focus, Next Focus)が最後にフォーカスがあった二つのウィンドウの間でしか移動しないので、Win95でALT+TABを連打していた人には違和感があると思う。 パッケージファイルにはマニュアルが入っていなかったので、詳細は不明である...。
fvwm95-2.0.41f.tgz FreeBSD 2.1.5R/2.1.6R/2.1.7R
ウィンドウマネージャー fvwm バージョン2のWindows95風味版。 X Window System のウィンドウ管理を行うプログラムの一つなのだが、もろにWindows95みたいな操作性と画面が面白い。
pkg_addしたあと、
cp /usr/X11R6/lib/X11/fvwm95-2/system.fvwmrc ~/.fvwm2rc95
	
として、設定ファイルを自分のホームディレクトリにコピーしてから起動しないと非常に寂しい画面になってしまうので注意。
現在、fvwm95は激しくバージョンアップされているので、man fvwm95-2 としても詳細な説明は得られないことが多い。 以下、私が ~/.fvwm2rc95 の記述を変更している部分を簡単に紹介する。
  1. アイコンファイルの位置の変更
    上述の方法でコピーしたfvwm95の設定ファイルのままでは、アイコンファイルの位置の指定が異なっており、ミニアイコンが表示されない。 そこで、下記のアイコンファイルがあるディレクトリを指定している部分
    ModulePath /usr/X11R6/lib/X11/fvwm95-2/
    PixmapPath /usr/include/X11/pixmaps/:/usr/local/mini-icons/
    IconPath   /usr/include/X11/bitmaps/:/usr/local/icons/
    	    
    を、以下のように変更する。
    ModulePath /usr/X11R6/lib/X11/fvwm95-2/
    PixmapPath /usr/X11R6/lib/X11/fvwm95-2/mini-icons/
    IconPath   /usr/X11R6/lib/X11/fvwm95-2/icons/
    	    
    これで、タスクバー上にミニアイコンが表示されるはずだ。
  2. ウィンドウフォーカスの指定方法
    Windows95風な指定が基本だが、他にもいろいろとある。 下に挙げた設定のうち、好きなものを一つ指定する。
    1. Style "*" ClickToFocus
      デフォルトで指定されているWindows95風な設定。 マウスでクリックしたウィンドウにフォーカスが移動する。
    2. Style "*" MouseFocus
      fvwm風な設定。 マウスがウィンドウ上を通過した時点でフォーカスが移動する。 背景の上にマウスカーソルが移動すると、背景にフォーカスが移動する。
    3. Style "*" SloppyFocus
      twm風な設定。 マウスがウィンドウ上を通過した時点でフォーカスが移動する。 こちらの指定の場合は、背景の上にマウスカーソルが移動しても背景にはフォーカスが移動しない。
  3. 仮想デスクトップ画面のスクロール設定
    ずるずるとマウスを動かした分だけ仮想画面にスクロールしたい場合には、下記のように設定することもできる。
    DeskTopSize 3x2
    EdgeScroll 5 5
    EdgeResistance 0 30
    	    
    EdgeScroolやEdgeResistanceの項目の詳細は man fvwm95-2 で表示されるので、参照してほしい。
  4. Ctrl + ESCでStart Menu表示
    Key Escape      A       C       WindowList
    	    
    のところを、
    Key Escape      A       C       Menu "StartMenu"
    	    
    のように変更すると、Ctrl+ESCキーでStart Menuを出すことができる。 これで一層Win95ライクにすることができる。
the Official FVWM Homepage (in English)
fvwm-1.24r.tgz FreeBSD 2.1.0R 〜 2.1.5R
ウィンドウマネージャー fvwm。 X Window System のウィンドウ管理を行うプログラムの一つなのだが、派手な画面とWindowsライクな操作性が私の好みである。 本当は、Motifのmwmライクな外観と操作性らしいのだが、いかんせん私はMotifをほとんど見た事がないのだった。 twmに飽きたら、試してみる価値はある。 fvwmには、fvwm95と呼ばれるWindows95に似た外観を持つ別バージョンもある。 FreeBSD 2.1.5Rの場合は、インストール直後の状態で ~root/.fvwmrc が存在するので、これを自分流にカスタマイズすれば良いだろう。
qvwm's page (old)
qvwm's page (new)
qvwm 作者さんのページ。
アイコンデータへのリンクもある。

qvwmはWindows95風ウィンドウマネージャーの決定版とも言えるソフトだ。 作者が日本人なので、日本語のウィンドウタイトル表示にも対応している。
fvwm95よりもさらにWindows95ライクなウィンドウマネージャーに仕上っているので、興味のある人はインストールしてみよう。

qvwm-1.0b10a.tgz FreeBSD 2.2.7R
qvwm-1.0b6.tgz FreeBSD 2.2.1R
Windows95風なウィンドウマネージャーの決定版。
作者が日本人なので、日本語のウィンドウタイトル表示にも対応している。
fvwm95よりもさらにWindows95ライクなウィンドウマネージャーに仕上っているので、興味のある人はインストールしてみよう。 ちなみに、FreeBSD 2.1.5R〜2.1.7Rだとg++のバージョンが古くてqvwmのコンパイルができなかった。
FreeBSD 2.2.1Rではパッケージとして qvwm 1.0b6 が含まれている。
FreeBSD 2.2.6R以降では、qvwmのパッケージをpkg_addした直後から日本語ウィンドウタイトル表示が可能になった。
pkg_add した後の設定は下記の通り。
  1. cp /usr/X11R6/lib/X11/qvwm/system.qvwmrc ~/.qvwmrc として設定ファイルをホームディレクトリにコピーする。
  2. .qvwmrc ファイルを好みにあわせて編集する。
ALT-TABの動作もWin95と同じなので、ALT-TABを連打している私にとっては便利なウィンドウマネージャーである。
余談だが、FreeBSD 2.2.5R以前のqvwmのパッケージで日本語ウィンドウタイトルが表示できなかった理由は、xpg4ライブラリ(ロケール設定をおこなうライブラリ)がリンクされていないのが原因らしい。 FreeBSD 2.2.5R以前の場合、/usr/share/locale以下の設定ファイルが足りなかったという問題もあったので、qvwmのパッケージ内部でxpg4ライブラリをリンクしていなかったとのこと。
xfm-1.3.2 FreeBSD 2.2.2R
X window system 上で動作する ファイルマネージャープログラム xfm。
pkg_add後、
  1. cp -rp /usr/X11R6/lib/X11/xfm/dot.xfm ~/.xfm
として、デフォルトの設定ファイル群をホームディレクトリにコピーしてからxfmを起動すると良い。 その後、~/.xfmというディレクトリ内部にある設定ファイルをカスタマイズすることになる。
xfmでは、デフォルトのエディタとして emacs が指定されている。 しかし、私はエディタとしてmuleを使っているので、~/.Xresources ファイルに
Xfm*defaultEditor:	mule
	
という記述を追加している。
sxplorer の作者さんのホームページ
X window system 上で動作する explorer風ファイルマネージャープログラム sxplorer が置いてある。 sxplorer の最新バージョン 1.0 がある。
kinput2-2.0.4.tgz FreeBSD 2.2.7R
kinput2-2.0.1.tgz FreeBSD 2.1.0R 〜 2.1.5R (under constructing)
X上のアプリケーションで、漢字入力を可能にするソフト。
kinput2は、アプリケーション単体では漢字入力できないアプリケーションを補助して漢字入力を可能にするソフトで、使われる時は以下のような流れになっている。 設定方法は、以下のようになる。
  1. pkg_add後に、環境変数の設定を行う。
    cshを使っているならば.cshrcに
    setenv XMODIFIERS @im=kinput2
    	    
    shを使っているならば.profileに
    XMODIFIERS="@im=kinput2" ; export XMODIFIERS
    	    
    を追加する。
  2. Xのリソースファイル ~./Xresources に、kinput2の設定を書き込む。
    まず最初にkinput2に、使っているかな漢字変換サーバプログラムを指定する必要がある。 指定方法はコマンドラインのオプションとして記述する方法(kinput2 -canna -cannaserver localhostなど)もあるが、ここでは X のリソースファイル ~./Xresources に記述する方法を紹介する。 かな漢字変換サーバプログラムとしてCannaを使っている場合には、 ~./Xresources に
    Kinput2*conversionEngine:	canna
    Kinput2*cannahost:	localhost
    	    
    を追加しよう。 Wnnを使っている場合は、各自で man kinput2 として調べてみて欲しい。(^^;)。
  3. Xのリソースファイル ~/.Xresources に、かな漢字変換に対応させたいアプリケーションのリソース設定を行う。
    以下、xeditというエディタで漢字入力を可能にする例で説明する。
    Xedit*international:	True
    Xedit*inputMethod:	kinput2
    Xedit*preeditType:	OverTheSpot
    	    
  4. 追加した環境変数とXのリソースファイルに記入した変更を有効にする
    一番キー入力数が少ない方法は(多分)リブートすることだ。 しかし、時間がかかるのが嫌な時は以下のように入力しても良い。
    . ~/.profile (shの場合)
    source ~/.cshrc (cshの場合)
    xrdb -merge ~./Xresources
    	    
  5. 使ってみる
    kinput2 &
    xedit testfile &
    	    
    とすると、xeditというエディタが起動するので、SHIFT + スペースキーを押して、なにか入力してみよう。 日本語入力が可能になっているはずだ。

    なお、FreeBSD 2.2.1R では、上記のように設定しても「Warning: we can not open any input method」というメッセージが出力されて日本語入力ができなかった。 現在調査中である。

http://www.lesstif.org/
Motifライクなフリーの開発環境(?)のlesstifのページ
私もよく知らないのだが、X window system用のプログラムを書くには、通常X tool kitと呼ばれるライブラリ(libXt)や、アテナヴィジット(Atena wigit?)と呼ばれるライブラリ(libXaw)が使われている。 しかし、これらのライブラリでは、古風なウィンドウアイテム(スクロールバーとか)しか定義されておらず、恰好の良いアプリケーションを作成するには、自分でウィンドウアイテムを作成する必要があった。
Motifは市販のソフトウェアで、画面周辺を今風に恰好良くするウィンドウマネージャーと、さまざまなウィンドウアイテムが利用できるライブラリを持ち、GUIによる開発環境も備えているという優れ物である。 しかし、貧乏人には買えないという欠点があった。 (それほど高い物でもないが...。) UNIXの世界では、フリーソフトの配布する際にはソースコードアーカイブを配布するのが慣わしであるが、Motifのライブラリを使って作成されたプログラムは、Motifのライブラリを持っている人にしかコンパイルできないのだ。 そこで、Motif互換のライブラリを持つフリーなライブラリとして、lesstifが作成されている。
最新版はlesstif-0.81である。
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